「ポルカドットのステーキング方法が知りたい!」
「ステーキングってどれくらい増えるの?」
「ステーキングするときの注意点は?」
これらの疑問を解決する記事を用意しました。
ポルカドットはステーキング利率が高く、人気のある暗号資産です。
この記事を読めば、ポルカドットの特徴が理解でき、そのうえでステーキングをするかどうかの判断ができます。
また、本記事はステーキングのやり方について画像を使い説明しているので、手順に沿って進めればステーキングができますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
暗号資産ポルカドットのステーキングとは?
ポルカドットとはブロックチェーンの名称で、ポルカドットには基軸通貨のDOTがあります。
そのDOTをステーキングすると、年利率に応じて毎月DOTが報酬でもらえる仕組みです。
※年利率は指標で、実際は年利率が毎月変動します。
ポルカドットの公式によると、41,881のアカウントがポルカドットのステーキングをしています。
ポルカドットのステーキング報酬率は平均で年間10%以上と高く、他のブロックチェーンのステーキング報酬率と比較して高い水準です。
次にポルカドットについて解説していきます。
ポルカドットとは?
ポルカドットは2016年にイーサリアムの共同創設者のGavin Wood氏を中心に立ち上げられた、ブロックチェーン技術を用いた分散型ネットワークです。
ブロックチェーン名 | Polkadot (ポルカドット) |
---|---|
通貨名 | DOT |
総発行枚数 | 無制限 |
時価総額 | 1.07兆円※2023/12時点 |
時価総額ランキング | 15位※2023/12時点 |
X(旧Twitter) | Xリンク |
公式サイト | 公式サイト |
ポルカドットが目指しているのは、従来の銀行や金融機関などの企業が個人情報を管理する仕組みではなく、一人ひとりが個々の情報を管理し、詐欺や不正のない取引が可能なネットワークの実現です。
さらに詳しいポルカドットの特徴は、記事後半で説明しています。
ステーキングとは?
ステーキングとは暗号資産の資産運用方法です。
ステーキングはバリデーターと呼ばれる取引の承認者にユーザーが暗号資産を預け入れ、バリデーターが得た運用益の一部をもらえます。
また、ステーキングで得た利益を元本にプラスして再投資すれば、複利効果も得られるので、優秀な資産運用方法です。
ポルカドットのステーキングは特定の取引所でDOTを保有するか、特定のサービスにDOT預けるとステーキングができます。
後ほどステーキング方法の説明をしていきますね。
【ステーキングが人気】ポルカドットは利率が高い!
ポルカドットは他の暗号資産よりステーキング利率が高く、人気があります。
比較例として国内取引所のSBI VCトレードが取り扱っている、暗号資産のステーキング利率を見てみましょう!
暗号資産名 | 利率 |
---|---|
ETH | 2.9% |
DOT | 12.7% |
ADA | 2.3% |
XTZ | 4.4% |
SOL | 5.5% |
AVAX | 6.5% |
OAS | 5.1% |
XDC | 5.3% |
ATOM | 15.6% |
上の表は2023年10月の各通貨のステーキング利率です。
表を見比べるとDOTのステーキングは高利率なのがわかりますね。
【一覧】ポルカドットのステーキング利率
ポルカドットは他の暗号資産のステーキングと比べて、高利率なのがわかりました。
またポルカドットはステーキング先によって、利率が異なります。
ポルカドットのステーキングサービスを行っている取引所のステーキング利率を下の表にまとめました。
取引所名 | 年利率 | |
---|---|---|
国内取引所 | GMOコイン | 〜7.8% |
国内取引所 | SBI VCトレード | ~12.7% |
海外取引所 | MEXC | ~5.0% |
海外取引所 | Gate.io | ~8.0% |
ポルカドット公式 | Polkadot{.js} extension | ~14.46% |
※2023/12月の時点の情報を掲載しています。
上の表を比較すると、SBI VCトレードのステーキングは高利率なのがわかります。
ポルカドットのステーキング方法は複数ある
前述したポルカドットのステーキング利率一覧からもわかるように、DOTのステーキング先は複数あり、ステーキング先によって利率が変わってきます。
ステーキング方法は大きく分けて3種類あり、下記のように分類できます。
・国内取引所
・海外取引所
・Polkadot{.js} extension
上記3種類のうち、どこを選べばいいか悩みますが、選ぶ基準があります。
それは「利回りが高い」「かんたんにステーキングができる」を基準に選ぶといいですよ!
上記3つのうち海外取引所とPolkadot{.js} extensionは、ステーキングを開始するまでの手順が複雑で初心者にはオススメできません。
初心者にオススメのステーキング先はSBI VCトレード
DOTをステーキングするならSBI VCトレードがオススメです。
その理由は、他のステーキング先よりかんたんにステーキングができ、利回りが高いからです。
SBI VCトレードの過去のステーキング利率を下の表にまとめました。
2023年運用月 | SBI VCトレードのステーキング実績 | 手数料差し引き後運用年率 |
---|---|---|
4月 | 15.5% | 11.6% |
5月 | 17.4% | 13.1% |
6月 | 18.1% | 13.5% |
7月 | 17.3% | 13.0% |
8月 | 18.0% | 13.5% |
9月 | 17.8% | 13.3% |
10月 | 16.9% | 12.7% |
※2023年12月時点の情報を掲載しています。
実際のステーキング報酬は、手数料差し引き後の利率です。
4〜10月の手数料差し引き後の平均利率は12.95%なので、100万円分ステーキングしていたら約13万円増える計算です。
SBI VCトレードのステーキングは、SBI VCトレード内の自身の口座でDOTを保有するだけなので、かんたんにステーキングができますよ。
【SBI VCトレード】ステーキング初心者におすすめ!預けるだけで資産UP
【取引所】 取扱銘柄数 | 【取引所】 取引手数料 | 【販売所】 取扱銘柄数 |
7種類 | Maker:-0.01% Taker:0.05% | 24種類 |
送金手数料 | 出金手数料 | 口座開設 キャンペーン |
無料 | 無料 | 公式サイト |
- ステーキング初心者にオススメ!対象銘柄を預けるだけ
- 暗号資産の積立購入もできてリスク分散!
- WEB3ウォレットは日本円だけでNFT売買が可能&手数料無料
ステーキングを始めたいけれど、どこから手をつけていいか分からない初心者の方はSBI VCトレードがオススメです!
ステーキング実績(2024年7月)
【ステーキング年率推移】
暗号資産を預けるだけなので、複雑な操作や深い知識がなくてもステーキングに参加できます。
また、いま話題の暗号資産の積立購入もできるようになりました。
定期的に500円から積み立てられるので、リスクを抑えつつ暗号資産トレードを始めましょう!
ポルカドットを取り扱っている国内取引所【一覧】
ポルカドットは人気の暗号資産なので、多くの取引所で取り扱っています。
下記がDOTを購入できる国内取引所の一覧です。
- SBI VCトレード
- Coincheck
- bitFlyer
- DMM Bitcoin
- GMOコイン
- bitbank
- BITPOINT
- BitTrade
- CoinTrade
SBI VCトレードでステーキングをする方法
SBI VCトレードは、口座内にDOTを保有するだけステーキングができます。
実際に私もSBI VCトレードを使ってDOTをステーキングしてみました。
購入までの手順をまとめたので参考にしてくださいね。
まだSBI VCトレードの口座を持っていない方は、こちらから無料で口座開設できます。
それでは説明していきます。
「DOT」をタップします。
これで購入完了です。
あとは保有しているだけでステーキングされ、毎月DOTがもらえます。
ポルカドットのステーキングは最低いくらから?手数料は?
ポルカドットのステーキング最低額は、取引所によって異なりますが、ほとんどの取引所は安価でステーキングが可能です。
たとえば、SBI VCトレードでは0.0001DOTからステーキングが可能です。
2023/12月現在の1DOTの価格は900円なので、0.09円からステーキングができますよ。
ポルカドットの価格・チャート
DOTの現在の価格とチャートを見ていきましょう。
現在の価格・時価総額(日本円)
現在のチャート(リアルタイム)
ポルカドットの将来性
ポルカドットは将来性があると私は思っています。
なぜなら次の3つ点からも分かるように、有用性が高く、今後の暗号資産市場の発展とともに成長する可能性が高いからです。
・異なるブロックチェーン同士を繋げられる
・スケーラビリティ問題が起きにくい
・セキュリティ維持能力が高い
異なるブロックチェーンを繋げられるポルカドットは、データの共有が容易で運用幅が広がり需要が高まっています。
また、スケーラビリティ問題が起きにくくスムーズな送金と手数料の安さがユーザーにとって魅力的です。
さらにポルカドットはネットワークセキュリティが強いので、不正取引が起きません。
これらの理由からユーザーの強い支持を得ており、将来性をさらに高めていくと予想します。
スケーラビリティ問題とは
スケーラビリティ問題とは、取引量が多くなり過ぎた場合に起きるネットワーク負荷の増大によって、取引処理の遅延が起きることです。
取引処理の遅延が起こると、送金が遅れたり取引手数料が高騰したりしてしまいます。
1年間ステーキングしたときの利益はどれくらい?
SBI VCトレードでポルカドットを1,000DOT分、1年間ステーキングをしたときの利益を計算してみました。
・2023/12月現在の1DOTの価格=983円
・SBI VCトレードの手数料=ステーキング利率の25%
直近7か月の平均利率は16%なので、手数料の25%を引くと、実際にもらえるステーキング利率は12%です。
これらをふまえて1,000DOT(983,000円分)を年利率12%でステーキングします。
1000DOT×0.12%=120DOT
年間120DOT(117,960円)がステーキング報酬でもらえる計算です。
毎月に換算すると、120DOT÷12か月=10DOTなので、約9,800円相当のDOTが毎月報酬でもらえる計算です。
下のサイトからステーキングのシミュレーションができるので、気になる人は試算してみましょう!
ポルカドット3つの特徴
ポルカドットには以下のような特徴があります。
- 異なるブロックチェーン同士を繋げられる
- スケーラビリティ問題が起きにくい
- セキュリティ維持能力が高い
1つずつ詳しく見ていきましょう。
異なるブロックチェーン同士を繋げられる
ポルカドットは、異なるブロックチェーン同士を繋げられる特徴があります。
通常のブロックチェーン同士は、独自の規格や仕組みを持っており互換性がないため、データや資産を共有できないのが現状です。
しかし、ポルカドットに接続するとデータや資産を相互に共有したり運用したりできます。
たとえば、異なる金融機関の銀行間で送金ができるのと同様に、ブロックチェーン間でのデータ共有が可能です。
これにより、孤立していたブロックチェーン間のデータ共有が可能になり、利便性の高いブロックチェーンの構築ができます。
スケーラビリティ問題が起きにくい
ポルカドットは、スケーラビリティ問題が起きにくい仕組みになっています。
スケーラビリティ問題とは、暗号資産の取引量が多くなり過ぎたときに発生する、取引の遅延や手数料が高騰する問題のことです。
ポルカドットがスケーラビリティ問題に強い理由は、ポルカドットがパラチェーンと呼ばれる並列型のブロックチェーンと相互に繋がっているからです。
これにより、取引量を分散化して処理速度の低下やネットワークの過負荷といった問題が発生しにくいようにしています。
1秒間にできる取引件数を比較してみます。
取引処理件数 | |
---|---|
ビットコイン | 約7件 |
イーサリアム | 15~30件 |
ポルカドット | 1,000件以上 |
ポルカドットは今後、パラチェーンが追加されるにつれ、取引処理速度が1秒間に100万件以上になるとされています。
取引遅延や手数料の高騰が発生しにくいのは、ポルカドットの将来性にも繋がりますね。
セキュリティ維持能力が高い
ポルカドットは他のブロックチェーンに比べ、セキュリティ維持能力が高いです。
ポルカドットはセキュリティに重点を置いて設計されており、取引の不正を防ぐための役割を持つ人たちが取引の承認作業に携わっているからです。
役割は4種類あります。
・バリデーター
・コレーター
・ノミネーター
・フィッシャーマン
具体的に説明すると、バリデーターは不正取引の検証をしブロックの生成しており、フィッシャーマンはバリデーターが不正行為をしていないか監視する役割を担っています。
コレーターはパラチェーンと呼ばれるポルカドットの並列型のブロックチェーンの取引データを収集し、バリデーターに伝達する役割を持ち、ノミネーターは自身の保有するDOTをバリデーターにステーキングをしています。
また、バリデーターに不正があるとバリデーターのステーキングしているDOTが没収される仕組みがあるので、不正の抑制に繋がっているんです。
このように、4種類の役割がそれぞれ利害関係を構築し、ポルカドットのセキュリティが守られています。
ポルカドットをステーキングするデメリット
ポルカドットのステーキングはメリットがある一方で、デメリットがあります。
このデメリットは、暗号資産のステーキング全般に言えることです。
ステーキングをする前に、これから紹介するデメリットを理解しておきましょう。
【デメリット】ロックアップ期間中はDOTを引き出せない
海外取引所やPolkadot{.js} extensionでステーキングをすると、ロックアップ期間が設けられ、その期間中はDOTが引き出せません。
たとえば、DOTが引き出せない状態でDOTの価格が下落してしまった場合、損をしてしまいます。
また、価格が上昇したタイミングでDOTを売りたいと思っても売れないので、引き出せないのはデメリットと言えます。
ロックアップ期間はステーキング先ごとに異なるので、海外取引所やPolkadot{.js} extensionでステーキングする際は、ロックアップ期間を確認してからステーキングをしましょう。
一方で、SBI VCトレードとGMOコインのステーキングサービスはロックアップ期間がなく、いつでもDOTが引き出せるので、オススメのステーキング先です。
【リスク】価格暴落の可能性がある
DOTのステーキングで年利を稼いでいても、DOT自体の価格が暴落すると損をしてしまいます。
たとえば、年利率10%で1000DOTをステーキングした場合、年間100DOTもらえる計算です。
このとき、1DOTが1,000円の場合、年間10万円の利益が出ます。
しかし、ステーキング後に価格が暴落して、1DOTが500円になってしまった場合、本来元金と合わせた110万円の価値があるDOTが半分の55万円になってしまいます。
暗号資産は価格変動が大きいので、暴落のリスクを理解し余剰資金でステーキングをしましょう。
ポルカドットステーキングのまとめ
この記事ではポルカドットのステーキングについて解説してきました。
最後に 重要なポイントをおさらいしていきましょう!
・ポルカドットの基軸通貨はDOT
・ポルカドットのステーキングは高利率!
・ポルカドットのステーキング先は複数ある
・初心者にオススメのステーキング先はSBI VCトレード
・ポルカドットは0.0001DOTからステーキングが可能
ポルカドットは人気のある暗号資産で、将来性が期待されています。
ポルカドットは高利率でかんたんにステーキングができるので、ぜひこの機会にステーキングを始めてみてはいかがですか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事があなたの役にたったのなら幸いです。
ポルカドットステーキングのよくある質問
- ポルカドットのステーキングはどこでできますか?
-
ステーキング先は大きく分けて3種類あり、下記のように分類できます。
- 国内取引所
- 海外取引所
- Polkadot{.js} extension
上記の中で最もオススメのステーキング先は国内取引所です。
- ポルカドットのステーキングは最低いくらからできますか?
-
ポルカドットのステーキング最低額は取引所によって異なりますが、ほとんどの取引所では安価でステーキングができます。
たとえば、SBI VCトレードでは0.0001DOTからステーキングが可能です。
- ステーキングのデメリットを教えてください。
-
ステーキングのデメリットは下記の通りです。
- DOTを引き出せない場合がある
- 価格暴落の可能性がある
上記を理解してステーキングをしましょう。