ビットフライヤーの出金方法を知りたいな。
手数料や反映時間はどのくらい?
このような悩みを解決します。
ビットフライヤーで利益を得ることができたら出金手続きを完了させたいですよね。
本記事ではビットフライヤーで日本円と暗号資産を出金する方法について解説をしていきます。
スマホとPCそれぞれ解説をしていますね。
ビットフライヤーの口座開設を検討中の方は、以下の記事が参考になります。
ビットフライヤーの出金手数料
はじめに出金時の手数料がどのくらいかかるのか説明していきます。
日本円の出金手数料
日本円の出金手数料とは、暗号資産を売却して日本円に換金した後に手持ちの銀行口座へ出金する際にかかる手数料のことです。
①三井住友銀行か否か②出金する金額で料金が異なります。
出金金額 | 銀行口座 | |
---|---|---|
三井住友銀行 | 三井住友銀行以外 | |
3万円未満 | 220円 | 550円 |
3万円以上 | 440円 | 770円 |
日本円を出金する時には、条件に応じて220円〜770円の手数料がかかりますよ。
暗号資産の送金手数料
続いて暗号資産の送金手数料を見ていきましょう。
暗号資産の送金手数料とは、ビットフライヤーからコインチェックなどの他の取引所に暗号資産を送金する際に発生する手数料のことです。
主要な暗号通貨の送金手数料を以下にまとめました。
暗号資産 | 送金手数料 |
---|---|
ビットコイン (BTC) | 0.0004 BTC |
イーサリアム (ETH) | 0.005 ETH |
リップル (XRP) | 無料 |
暗号資産の手数料は通貨によってかかるものとかからないものがあります。
ビットコインやイーサリアムは手数料を取られてしまいますが、リップルでは無料です。
他の暗号資産取引所との比較
ビットフライヤーの各種手数料が分かったところで、他の主要な取引所との比較をしてみましょう。
項目 | ビットフライヤー | コインチェック | GMOコイン |
---|---|---|---|
日本円 出金手数料 | 220円〜770円 | 407円 | 無料 |
ビットコイン 送金手数料 | 0.0004 BTC | 0.0005〜0.016 BTC | 無料 |
イーサリアム 送金手数料 | 0.005 ETH | 0.005〜0.16 ETH | 無料 |
リップル 送金手数料 | 無料 | 0.15 XRP | 無料 |
手残り | ○ | △ | ◎ |
ビットフライヤーはコインチェックと比較すると手残りは多くなりますね。
GMOコインは日本円の出金手数料や暗号資産の送金手数料が全て無料な取引所です。
出金や送金の取引が多い方には最適な取引所なので、普段使いにオススメになります。
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手数料を抑えるコツ
ビットフライヤーで日本円の出金手数料を抑えるには、三井住友銀行に出金を行うことです。
さらに1回のまとめて実施することで、手残りは多くなります。
もし今後も暗号資産の取引が多い方は出金や送金手数料が無料な『GMOコイン』の開設を検討されてみてください。
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ビットフライヤーの出金反映時間
次に出金手続きを完了した場合にどのくらいで反映がされているかまとめてみました。
- 日本円の反映時間
- 暗号資産の反映時間
日本円の反映時間
日本円を銀行口座へ出金した際に要する時間は下表の通りです。
申請日 | 反映時間 |
---|---|
平日の14時30分より前 | 原則、当日または翌営業日中※1 |
平日の14時30分以降 | 原則、翌営業日または翌々営業日中※1 |
土日、祝日 | 翌営業日 |
平日は14時30分をさかいに反映が完了する時間が異なることが分かります。
暗号資産の反映時間
他の取引所などへ暗号資産を送金する時に要する時間は決まってはいません。
暗号資産の送金はブロックチェーン上で承認処理が実施されるので、ビットフライヤー側で反映時間をコントロールできないためです。
承認の処理が混み合っていない場合は、数分で処理が完了される時もあれば、時間がかかる場合は数日を要してしまう場合もあります。
ビットフライヤーで日本円を出金する方法
ビットフライヤーで日本円を出金する方法を説明していきます。
PC、スマホでそれぞれの操作画面で解説を進めますね。
PCで出金する方法
ビットフライヤーのログイン画面からログインを行い、左側のメニューから『入出金』を選択してください。
画面を下にスクロールしていき『出金』のタブから『銀行口座を登録する』をクリックしましょう。
画面の案内に従い出金先の銀行口座を登録します。
登録が完了すると銀行の口座が表示されるのでクリックしてください。
出金画面に移動するので出金額を入力して申請を完了させましょう。
スマホアプリで出金する方法
続いてスマホアプリから出金をする方法です。
出金先の銀行口座の登録はアプリからはできないので、ブラウザから登録を行います。
ビットフライヤーのログイン画面からログインを行い、メニューから『入出金』を選択してください。
下にスクロールをしていき出金タブから『銀行口座を登録する』をタップしてください。
銀行口座の登録画面に移動するので案内にしたがって登録を完了させてください。
銀行口座が登録できたらアプリから操作が可能です。
アプリのインストールがまだの方は済ませておきましょう。
アプリを開いたら『入出金』を選択してください。
日本円のタブを選択して下にスクロールしていき『銀行口座へのご出金』をタップしてください。
出金金額を入力して申請を完了させましょう。
出金の手続き自体はアプリの方が操作が簡単でした。
以上がスマホアプリから日本円を出金する手順でした。
ビットフライヤーで暗号資産を出金する方法
暗号資産を他の取引所へ出金をする手順を解説していきます。
PCで送金する方法
ビットフライヤーのログイン画面からログインを行い、メニューから『入出金』を選択してください。
下にスクロールをしていき送金を行いたい暗号資産をクリックして『送付』から『アドレスを登録する』をクリックしてください。
登録したアドレス宛にメールが送信されます。
二段階認証を完了させてください。
登録したい送金先の情報を入力していきます。
ラベルは後から分かるように任意で表記を行います。
ビットコインのアドレスをコピーして『次へ』をクリックしてください。
以下のように項目を選択していき『追加する』をクリックしてください。
送付先のアドレスが追加されました。追加されたコインチェックをクリックしてください。
次の画面で送金数量を入力すれば手続きは完了です。
スマホアプリで送金する方法
スマホアプリで送金する方法を説明していきます。
例としてコインチェックへビットコインを送金する場合で説明していきますね!
『出金』から『外部ビットコインアドレス登録』をタップしてください。
登録したアドレス宛にメールが送信されます。コインチェックからアドレスを取得して必要情報を記載していきます。ラベルは任意で決めることができますが後から区別がつくようにコインチェックと記入しました。
『お客様本人』から『国内取引所』を選択します。
内容を確認して『保存』をタップしましょう。
これでアドレスの登録が完了しました…!
コインチェックを選択して出金数量を入力します。
最後に『出金』をタップすれば手続きは完了です。
スマホアプリで暗号資産を送金する手順は以上になります。
ビットフライヤーで出金できない理由
ビットフライヤーで出金ができない理由は以下の通りです。
- 残高が不足している
- 平日の14時半以降に申請をしている
- 土日に出金を申請している
- 出金/送金の制限を受けている
- トラベルルールによる問題
順番に解説をしていきます!
残高が不足している
ビットフライヤーでは日本円を出金する時に手数料が220円〜770円かかります。
手数料未満の場合は残高不足で出金をすることができません。
暗号資産の場合でも同じです。
手数料を確認してそれ以上の残高があるか確認をしてみてください。
平日の14時半以降に申請をしている
平日の14時半以降に日本円の出金をした場合は、原則、翌営業日または翌々営業日中の処理となります。
当日中には反映されない可能性が高いので14時半以降の場合は少し待つようにしましょう。
土日に出金を申請している
土日に出金をした場合は、反映されるのは翌営業日になります。
例えば土曜に出金申請をした場合、次の営業日が月曜日の場合は月曜日に反映がされます。
出金/送金の制限を受けている
ビットフライヤーへ日本円を入金した時に、ペイジーまたはコンビニから実施をした場合はセキュリティ向上のため入金額相当の資産の移動は制限を受けます。
これは筆者も盲点でした…!
具体的には7日間(168時間)の制限がかかります。
制限がある間は日本円の出金や暗号資産の送金も制限されるので、7日間(168時間)が過ぎるのを待つしかありません。
トラベルルールによる問題
最後は2023年6月にトラベルルールが導入された原因も考えられます。
トラベルルールとは暗号資産のテロ資金供与などの不正利用を防止するために導入がされた制度です。
ユーザーは暗号資産を受け取った際に送金元の情報を入力することが必要になりました。
それ自体には問題はないのですが、トラベルルールに対応するために導入した通知システムが異なる場合、現状は暗号資産の相互送金を行うことができません。
国内の暗号資産取引所では「TRUST」と「Sygna」のいずれかが導入されています。
TRUST導入
・コインチェック
・ビットフライヤー
Sygna導入
・GMOコイン
・BitTrade
・bitbank
例えば、ビットフライヤーからBitTradeへは送金ができないということです!
ビットフライヤーに関するよくある質問
ビットフライヤーの操作方法でよくある質問をまとめました。
- ビットコインを日本円にする方法は?
ビットコインを日本円にする方法は?
ビットコインを日本円にする方法を解説します。
操作が容易なスマホアプリで説明をしていきますね。
ホームメニューから取引所のタブを選択して『現物(BTC/JPY)』をタップしてください。
販売所・取引所・Lightningの違い
販売所はビットフライヤーと売買を行う取引方法で、取引所やLightningはユーザー間で取引を行う方法です。
取引所とLightningの取引方法自体は同じですが、取引所はビットコインのみでLightningはそれ以外の通貨の取り扱いがあります。
取引所は初心者向けでLightningはプロ向けの取引所の位置付けです。
今回は手数料を抑えられ操作がより簡単な「取引所」を選択しています。
『売る』を選択してください。
成行から売却したい数量を入力して『売り注文へ進む』をタップしてください。
『売り注文を出す』をタップすれば注文は完了です。
指値注文は売却する価格も設定する必要があるので、より簡単な成行で注文を行いました。
ビットフライヤーの出金方法まとめ
この記事ではビットフライヤーの出金方法について解説をしました。
日本円を銀行口座へ出金をする際には手数料が発生して、出金先の口座や金額により異なることが分かりました。
暗号資産を送金する時の手数料の説明を行い、他社との比較は以下の通りです。
項目 | ビットフライヤー | コインチェック | GMOコイン |
---|---|---|---|
日本円 出金手数料 | 220円〜770円 | 407円 | 無料 |
ビットコイン 送金手数料 | 0.0004 BTC | 0.0005〜0.016 BTC | 無料 |
イーサリアム 送金手数料 | 0.005 ETH | 0.005〜0.16 ETH | 無料 |
リップル 送金手数料 | 無料 | 0.15 XRP | 無料 |
手残り | ○ | △ | ◎ |
日本円の出金金額についてはできるだけ安い方法で出金を行うもしくは出金/送金手数料が無料な「GMOコイン」を導入することで今後もお得に取引ができますよ。
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以上、ビットフライヤーの出金方法に関する記事でした。