「仮想通貨のデイトレードを始めてみたい」
「口座開設から取引するまでの始め方が知りたい」
「月5万円稼ぐ方法を知りたい」
これらの悩みを解決する記事を用意しました。
仮想通貨のデイトレードは、1日で取引を完結する投資手法です。
仮想通貨デイトレードは365日24時間いつでも取引ができるので、会社員の方でも終業後からでもトレードが可能ですよ。
この記事を読み終えれば、デイトレードを始めるための準備が整い、失敗しないためのコツがわかります。
ぜひ最後まで読んで、知識を深めてくださいね。
仮想通貨のデイトレードとは?
仮想通貨のデイトレードとは、その日のうちにすべての取引を終え、翌日に持ち越さない投資手法です。
たとえば、2024年4月24日の11時にビットコインが値上がりすると予想し、10,000円分購入しました。
その後、予想通りビットコインの価格が上がり、購入したビットコインをその日の14時に売却しました。
この取引により、ビットコインは7%値上がりし、購入額の10,000円が11,700円になり、1,700円の利益がでました。
このように、1日の間に1〜複数回の取引を行い、利益を積み重ねる投資手法をデイトレードと言います。
デイトレードは他の投資手法と比較して、損失リスクを軽減したり、資金効率を向上させたりできます。
仮想通貨デイトレードに必須の基礎知識
初心者が仮想通貨のデイトレードをやるうえで、知っておくべき基礎知識をお伝えします。
基礎知識を知らずにデイトレードを始めると、不利な取引をして損をしてしまうリスクが高くなってしまいます。
以下が知っておくべき基礎知識です。
- レバレッジ取引
- 買値と売値
- スプレッド
- 取引手数料
- 空売り
これらの基礎知識を1つずつ詳しく解説しましょう。
レバレッジ取引
※レバレッジのイメージ画像があると伝わりやすいです。
仮想通貨デイトレードは、レバレッジ取引で効率よく投資できる仕組みがあります。
レバレッジ取引とは、仮想通貨取引所に預けた証拠金を担保にして、預けた証拠金の2倍の金額で取引できる仕組みです。
たとえば、100万円の資金をレバレッジ2倍で利用して取引した場合、200万円分の取引が可能です。
1コイン100万円の価格のAコインを1枚購入し、その価格が110万円に値上がりした場合、通常10万円の利益ですが、レバレッジ2倍の場合は20万円の利益がでます。
レバレッジ取引は小さな価格変動からでも、大きな利益を得られるチャンスがあります。
デイトレードに慣れてきたら、レバレッジをかけて取引してみましょう。
買値と売値
買値は購入時の価格、売値は売却時の価格を指します。
購入時の価格と売却時の価格は、同じ時点でそれぞれ異なります。
下の画像は2024年4月22日の仮想通貨取引所、GMOコインの販売所での売値と買値です。
買値と売値は市場の供給と需要によって決まるため、時間によって変動します。
また、仮想通貨取引所ごとに若干の違いがあります。
スプレッド
スプレッドとは買値と売値の価格差を指します。
下の画像は2024年4月27日のGMOコイン暗号資産FX、ビットコインのスプレッドです。
買値が10,034,506円、売値が10,000,446円と34,060円の価格差があります。
スプレッドは仮想通貨取引所ごとに異なります。
ポイントは、スプレッドの狭い仮想通貨取引所を活用することです。
取引手数料
取引手数料は、取引所で売買する際に発生する手数料をいいます。
仮想通貨デイトレードは1日に複数回取引を行うので、取引手数料を加味して取引を行うのが重要です。
たとえば、取引手数料が0.05%で100万円のビットコインを売買した場合、手数料は500円です。
上記の取引を1日5回行うと手数料が2,500円かかります。
自身が取引をする仮想通貨取引所の手数料を加味して取引を行いましょう。
後ほど、オススメの取引所を紹介しますね。
空売り(ショート)
空売りとは、価格の下落を予測して利益を出す投資手法です。
空売りは、仮想通貨取引所から仮想通貨を借りて売り、価格が下がった後に買い戻して返却する方法です。
たとえば、ビットコインを1枚10,000円で借りて売ります。
その後、ビットコインの価格が8,000円に下がった場合、8,000円で1枚買い戻して返します。
この取引により、2,000円の利益がでました。
しかし、もしビットコインの価格が12,000円に値上がりしてしまった場合は、12,000円で買い戻す必要があり、2,000円の損失が発生します。
このように、空売りは高く売って安く買い戻し、差額分の利益を得る方法であり、市場が下落する際に利益を得る手段として有効です。
【仮想通貨デイトレード5つのメリット】他の投資スタイルと比べた場合
デイトレードには長期トレードに比べて5つのメリットがあります。
- 365日24時間取引可能
- 価格変動率が高い
- 資金効率がよい
- 1日でトレードが終わる
- 経験値がたまりやすい
次に、これらのメリットを詳しく説明していきます。
365日24時間取引可能
仮想通貨取引は365日24時間取引できるのが、メリットの1つです。
他の多くの金融市場が特定の時間帯にのみ開いているのに対し、仮想通貨市場は休日も含めて24時間取引が可能です。
取引可能時間 | |
仮想通貨 | 24時間365日 |
株 | 平日の9時から15時 |
FX | 月曜7時前後から土曜6時前後まで |
平日は仕事で忙しいサラリーマンの方でも、仕事後や土日に仮想通貨の取引を行えます。
時間の制約を受けずに取引が行えるため、大きなメリットと言えます。
1日の価格変動率が高い
仮想通貨市場は1日の価格変動率が高いので、デイトレードに適しています。
なぜなら、数時間の間で10%の価格変動が起こる場合があり、短時間で高いリターンを狙えるからです。
下の画像は2024年2月28日6時と2024年2月29日2時の間の値動きです。
画像引用元:CoinGecko
上のチャートでは、ビットコインの価格が56,737ドルから62,496ドルまで上昇しました。
この20時間での価格上昇は約11%です。
もし10万円分のビットコインを購入していた場合、約1万1千円の利益が得られます。
資金効率がよい
仮想通貨デイトレードでは、資金を効率的に使用できます。
なぜなら、デイトレードは一日のうちに資金を回転させられるため、同じ資金を繰り返し利用して収益を上げることが可能だからです。
これにより、長期保有に比べて資金の利用効率が高まります。
たとえば、ビットコインの価格が「昨日は5万円上がり、今日は5万円下がった」とします。
ビットコインを買って長期投資で持っていた場合、この2日間では含み益は増減せず、実質的な利益は0円です。
しかし、デイトレードの場合、昨日の価格上昇で利益を確定し今日の価格下落前に売却すれば、実際に利益を得られます。
デイトレードではトレード技術を駆使して、短期間で資金を増やせる可能性があります。
1日でトレードが終わる
デイトレードはその日のうちに取引を終えるため、寝ている間の市場の急激な変動に影響されず、安心して休めます。
これにより、計画的で安心感を持って取引を行えます。
市場が翌日大きく変動したとしても、前日の取引による損失のリスクがないため、精神的な負担が軽減されます。
経験値がたまりやすい
デイトレードは取引の経験を積むのに適した手法です。
なぜなら、毎日多くの取引機会があるからです。
デイトレードは、短期間でさまざまなチャート状況に対応する経験を積めるので、トレーダーとしての技術や能力を向上させられます。
【仮想通貨デイトレードの3つのデメリット】
仮想通貨デイトレードは、3つのデメリットがあります。
- 取引コストが高くなる
- 価格の急変動がある
- 1日中チャートを気にしないといけない
これらを詳しく説明しますね。
取引コストが高くなる
仮想通貨デイトレードのデメリットの1つは、取引コストが高くなることです。
デイトレードは一日に何度も取引を繰り返すため、利益が少ない場合には手数料の合計が利益を上回ってしまうときがあります。
たとえば、取引ごとに0.2%の手数料がかかる場合、10万円の取引を行うと一回あたり200円の手数料です。
この取引を一日に10回行うと、手数料だけで合計2,000円が必要になります。
また、先ほど説明したスプレッドもコストに加わるため、手数料とスプレッドを考慮して取引しましょう。
価格の急変動がある
仮想通貨の価格は1日の中で激しく変動するため、高い利益を得る可能性がある一方で、大きな損失を出すリスクも伴います。
たとえば、ビットコインの価格が数時間に10%ほど変動する場合があり、予想に反して下落した場合、大きな損失を出す可能性があります。
デイトレードを行う際は、設定した価格まで下がったら自動で売却されるシステムがあるので活用しましょう。
また、余剰資金内で投資をするのを心がけましょう。
1日中チャートを気にしないといけない
デイトレードでは、常にチャートの動きを監視する必要があるため、精神的な負担が大きくなる可能性があります。
長時間チャートを見続けるので、ストレスが蓄積し、眼の疲れや睡眠不足によって健康を損ねる場合があります。
無理のない範囲でデイトレードを行えば、精神的・身体的な負担を最小限に抑えられるので、計画的にスケジュールを立て取引を行いましょう。
デイトレードを始める前に
実際にデイトレードを始める前に、必要な準備と練習方法をご紹介します。
効果的に取引を行うために、以下のステップを踏んで準備を整えましょう。
・デモトレードで練習しよう
・仮想通貨取引所で口座開設しよう
これらを詳しく説明します。
デモトレードで練習しよう
初心者は、実際の取引を始める前にデモトレードで練習を行ってから本番に挑みましょう。
実際の市場の動きや傾向がわかり、本番での失敗を減らせる可能性が上がります。
デモトレードでは実際の資金を使わずに市場の動きを体験できるため、リスクなしでトレーディングスキルを向上させられます。
2024年5月現在、国内の仮想通貨取引所でデモトレードサービスを提供しているところはありません。
海外の仮想通貨取引所「MEXC」では無料でデモトレードを提供しています。
日本語対応で扱いやすいので、利用するのをオススメします。
仮想通貨取引所で口座開設しよう
デイトレードを始めるためには、仮想通貨取引所での口座開設が必要です。
選ぶ取引所によって提供サービスや手数料、スプレッドなどが異なります。
次に初心者にオススメの仮想通貨取引所を紹介します。
ド初心者にオススメの仮想通貨取引所2選
デイトレードを始める際に選ぶべき、オススメの取引所2つを紹介します。
上記の取引所は、手数料の安さとスプレッドの狭さが特徴の取引所です。
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【取引所】 取扱通貨数 | BTC取引高※ | 【取引所】 取引手数料 |
23種類 | 149 BTC | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
送金手数料 | 出金手数料 | 口座開設 キャンペーン |
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【取引所】 取扱通貨数 | BTC取引高 (24H※1) | 【取引所】 取引手数料 |
38種類 | 168BTC | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
【販売所】 取扱通貨数 | レバレッジ取引 (取扱通貨数) | 口座開設 キャンペーン |
38種類 | レバレッジ取引不可 | 1,000円プレゼント 開設後に1万円以上の入金で GET |
※1 2024/08/13時点CoinMarketCap調べ
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- 現物取引の取り扱い「銘柄数」国内No.1(2024年8月現在、国内暗号資産交換業者のWEBサイト調べ)
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国内の仮想通貨取引所では最も銘柄の取り扱いが多い38種類。メジャー通貨だけでなくマイナー通貨を買いたい人にも絶対オススメの取引所です。
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デイトレードに最適な仮想通貨取引所の特徴
デイトレードに最適な仮想通貨取引所の特徴を紹介します。
特徴は以下のとおりです。
- 取引所と販売所がある
- 取引コストが安い
これらを見ていきましょう。
取引所がある
デイトレードを始める際には、取引所が設置されている仮想通貨取引所を選びましょう。
多くの仮想通貨取引所は販売所と取引所の両方を提供しています。
主な違いは、販売所では仮想通貨取引所が直接販売するのに対し、取引所ではユーザー間での直接の売買が行われる点です。
販売所で購入する場合、買値と売値の価格差が大きくオススメできません。
取引所は、買値と売値の価格差が小さいので、デイトレードには取引所を利用するようにしましょう。
取引コストが安い
デイトレードでは、取引コストが安い取引所を選びましょう。
なぜなら、頻繁に取引を行うデイトレーダーにとって、取引ごとのコスト削減が直接的な利益向上につながるからです。
たとえば、取引手数料が0.1%と0.3%の仮想通貨取引所がある場合、0.1%の方が明らかに有利です。
100万円の取引を100回行った場合、0.1%では合計10万円、0.3%では合計30万円の手数料がかかります。
この差は、長期間で見ると大きな差となり、利益に直結します。
GMOコインでビットコインを買って売るまでの手順
GMOコインの公式サイトにアクセスし、「新規登録」ボタンをクリックしてアカウントを作成します。
必要な情報(メールアドレス、パスワードなど)を入力し、本人確認の手続きを完了させてください。
ログイン後、ダッシュボードまたは「資金管理」セクションから入金を選び、指定された銀行口座に日本円を入金します。
GMOコインでは、クイック入金も利用可能ですので、すぐに取引を開始できます。
入金が完了したら取引画面に移動し「買い」オプションを選択してビットコインを購入します。
市場価格で購入する場合は「成行注文」を選択し、特定の価格を設定して購入する場合は「指値注文」を選びます。
購入したいビットコインの数量を入力し「購入確定」ボタンをクリックします。
ビットコインを売りたいときは、取引画面に戻り、「売り」オプションを選択します。
成行注文または指値注文を用いて、売りたいビットコインの数量を入力し「売却確定」ボタンをクリックして取引を完了させます。
ビットコインの売却が完了した後、売却で得た日本円を銀行口座に出金できます。
「資金管理」から出金を選び、出金額と出金先の銀行口座情報を入力して出金手続きを行います。
デイトレードにはどんな銘柄が向いているのか?
仮想通貨デイトレードには、デイトレード向きの銘柄とそうでない銘柄が存在します。
以下がデイトレードに向いている通貨の特徴です。
・高い流動性を持つ銘柄
・値動きの幅が大きい銘柄
これらの特徴について詳しく見ていきましょう。
高い流動性を持つ銘柄
デイトレードには、高い流動性を持つ銘柄が向いています。
流動性が高いとは、多くの買い手と売り手が存在し、取引がスムーズに成立する状態を指します。
たとえば、ビットコインやイーサリアムは1日の取引量が多いため、売買が頻繁に行われており、流動性が高いです。
また、流動性が高い通貨はスプレッドが狭くなるため、取引コストが低減されます。
デイトレードは1日の取引量が多い銘柄で行いましょう。
値動き幅が大きい銘柄
デイトレードには、値動きの幅の大きい銘柄が適しています。
なぜなら、値動きの幅が大きい通貨は短時間で高い利益を得られる可能性があるからです。
反対に値動き幅が小さい通貨は、1日の値動きが少なく利益を得にくくなってしまいます。
オススメの銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」です。
デイトレードに必要な資金は?
デイトレードに必要な資金は、目標によって大きく異なります。
【毎月5万円稼ぎたい場合】
毎月5万円稼ぎたい場合、必要な資金は100万円です。
月に5万円の利益を目指す場合、年間で60万円の利益を達成する必要があります。
毎月平均して5%の利益を生み出さないといけません。
したがって、初期投資として100万円を用意することで、毎月5万円の利益を得る目標を達成する可能性が高まります。
ただし100万円分の取引を一度で行わず、最初は100万円を小分けにして投資をして徐々に投資金額を大きくしていきましょう。
デイトレードで失敗を少なくする5つのコツ
デイトレードで失敗を少なくするためのコツを紹介します。
- 損切りルールを事前に決めておく
- すべての資金を一度に使わない
- 経験者の情報発信を学ぶ
- 手数料も損益計算にいれよう
- レバレッジは1倍で取引しよう
これらのコツを活用して、失敗のリスクを減らしましょう。
損切りルールを事前に決めておく
損切りルールを決めておき、不測の市場変動があった際には思い切って損切をしましょう。
損切りとはさらなる損失を防ぐために見切りをつけて損を覚悟で決済する行為です。
損切りルールを徹底すると、大きな損失を避けられるので資金を守れます。
たとえば、損切りを行わない場合、さらなる価格の下落により損失が拡大する可能性があります。
また、決めたルールを守らないで感情で投資を行うと、それはギャンブルと同じです。
損切りルールを決めて、資産を守りましょう。
すべての資金を一度に使わない
デイトレードをするための資金は、一度に全額を使わないようにしましょう。
すべての資金を一度に投入して取引を行った場合を想定してみましょう。
市場の予期せぬ動きにより、その取引で大損失が出てしまった場合、すべての資金を失い一時的にトレードから離れざるを得なくなります。
たとえば、取引口座に100,000円ある場合、そのすべてを1つのトレードに投資するのではなく、20,000円を5回の取引にわけてトレードをすれば、1つの取引で損失が出たとしても他の取引で回復するチャンスがあります。
リスク管理をして、持続可能なトレードを心がけましょう。
経験者の情報発信から学ぶ
経験者の情報発信を学ぶのは、デイトレードでの成功への近道です。
経験者は多くの試行錯誤と失敗を経験をしています。
そのため、初心者が犯しがちな間違いを避け、効率的に取引を行っています。
成功したトレーダーのブログやSNSを定期的にチェックし、どのように市場を分析し、どのタイミングで取引を行っているかを学びましょう。
これにより、具体的な戦略や市場の見方を理解でき、トレード技術の向上につながります。
手数料も損益計算にいれよう
デイトレードを行う際には、手数料を損益計算に含めて取引をしましょう。
デイトレードのような頻繁な取引を行う場合、小さな手数料でも積もり積もると大きな金額になってしまいます。
たとえば、一日に10回の取引を行い、取引ごとに100円の手数料がかかると想定しましょう。
この場合、一日だけで1,000円の手数料が発生します。
仮に月20日間取引を行うと、手数料だけで20,000円になります。
そのため、手数料も損益計算にいれて取引しましょう。
レバレッジは1倍で取引しよう
デイトレードに慣れるまでは、レバレッジは1倍で取引しましょう。
レバレッジを使用すると少ない資金で大きな取引ができますが、利益も損失もリスクが増大してしまいます。
たとえば、10万円を2倍のレバレッジで取引した場合、実質20万円分の取引が可能です。
この状態で市場が10%動けば、2万円の損失または利益が発生します。
最初は少額で取引をし、経験を重ねて慣れてからレバレッジをかけて取引をしましょう。
仮想通貨デイトレードに向かない人
仮想通貨デイトレードには向き不向きがあります。
仮想通貨デイトレードに向かない人の特徴を以下にまとめました。
- 必要な時間を確保できない人
- 決めた取引ルールを守れない人
必要な時間を確保できない人や、一度決めた取引ルールを守れない人には、仮想通貨デイトレードを推奨できません。
時間を確保できない場合、市場の急変に対応できず、損失を回避するのが難しくなります。
また、取引ルールを守れないと、一貫した投資戦略を持たずに感情に流されやすくなり、投資がギャンブル化してしまう危険があります。
デイトレードで年間20万円以上の利益がでたら税金の支払いが必須
仮想通貨デイトレードで年間20万円以上の利益がでた場合、その利益に対して税金の支払いが必要です。
仮想通貨の利益は「雑所得」として分類され、雑所得の年間合計利益が20万円を超える場合、確定申告が必要になります。
たとえば、その年の1月1日から12月31日の間に25万円の利益をデイトレードで得た場合、得た利益から20万円を超える5万円に対して所得税が課税されます。
利益は取引にかかったコストは含めないため、純利益に対して20万円以上儲けた場合に確定申告が必要です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
仮想通貨デイトレードのまとめ
この記事では、仮想通貨のデイトレードについて詳しく説明してきました。
最後に重要なポイントをおさらいしていきましょう。
・デイトレードとは1日で取引を完結する投資手法
・仮想通貨デイトレードは365日24時間取引可能
・デモトレードで練習してから本番に挑もう
・初心者にオススメの取引所はGMOコインかbitbankから選ぼう
・決めた取引ルールを必ず守って取引をしよう
仮想通貨デイトレードは1日で取引を完結するため、初心者にオススメの投資手法です。
決めたルールを守り、余剰資金で取引をしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの役に立ったのなら幸いです。
仮想通貨デイトレードのよくある質問
- デイトレードをやるうえで、知っておくべき基礎知識を教えてください。
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初心者が仮想通貨のデイトレードをやるうえで、知っておくべき基礎知識をお伝えします。
以下が知っておくべき基礎知識です。- レバレッジ取引
- 買値と売値
- スプレッド
- 取引手数料
- 空売り
これらの知識を理解してデイトレードに挑みましょう。
- デイトレードを始める前にやっておいた方がいいことはありますか?
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実際の取引を始める前に、デモトレードで練習してから挑みましょう。
- 失敗を少なくするコツを教えてください。
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デイトレードで失敗を少なくするためのコツを5つ紹介します。
- 損切りルールを事前に決めておく
- すべての資金を一度に使わない
- 経験者の情報発信を学ぶ
- 手数料も損益計算にいれよう
- レバレッジは1倍で取引しよう
これらのコツを活用して、失敗のリスクを減らしましょう。