「個人事業主向けクレジットカードの選び方を知りたい」
「ビジネスカードではなく、個人カードではダメなの?」
「お得なカードで個人事業を始めたい」
これらの悩みを解決します。
結論からいうと、個人事業主は個人カードの方がお得です。
個人事業主は必ずビジネスカードを使わないといけない決まりはありません。
年会費が安く、ポイント還元率の高い個人カードがオススメです。
この記事では、なぜ個人事業主は個人カードがオススメなのかを解説していきます。
あなたに最適なクレジットカード選びのポイントもお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 個人事業主にオススメの個人カード
- 個人事業主が個人カードを使うメリット
- ビジネスカードと個人カードの違い
- 個人事業主に最適なクレジットカードを選ぶポイント
- 個人カードを事業で利用する注意点
個人事業主向けオススメの個人カード3選
個人事業主にオススメしたいカードを3つ紹介します。
今回選んだポイントは以下の4つです。
- 年会費無料でコストを抑えられる
- 還元率が高いのでポイントが貯まりやすい
- 専用アプリがあり明細を簡単に確認できる
- 会計ソフトに連携できる
どれを選んでも個人事業に支障はありませんよ。
ポイントが貯まりやすい店舗に違いがあるので、注目してくださいね。
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年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険 |
5,500円 年間100万円利用で翌年以降永年無料※3 | 0.5~7%※ | 海外・国内旅行傷害保険 最高2,000万円 ショッピング保険 最高300万円 |
発行スピード | 申込可能年齢 | 貯まるポイント |
最短10秒※2 (オンライン発行) | 満18歳以上 ※ご本人に安定継続収入のある方(高校生は除く) | Vポイント |
追加可能カード | 電子マネー | 公式サイト |
ETCカード 家族カード | iD(専用)、PiTaPa WAON、Apple Pay Google Pay | 公式サイト |
- 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元※1
- 最短10秒でカード番号が即時発行※2
- 年間100万円の利用で翌年以降ずーっと年会費無料※3
※注釈
※1
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
- 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
- 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
- 通常のポイントを含みます。
- ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
- Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※2
・即時発行ができない場合があります。
※3
・年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
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11,000円 | 海外・国内旅行傷害保険 最高5,000万円 ショッピング保険 最高300万円 | 国内34空港 海外1,300か所以上 |
還元率 | 申込可能年齢 | 国際ブランド |
1.0% | 満20歳以上 | JCB Visa Mastercard American Express |
追加可能カード | 電子マネー | 公式サイト |
ETCカード 家族カード | 楽天Edy | 公式サイト |
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なぜ個人事業主に個人カードがオススメなのか
個人事業主に個人カードがオススメな理由は3つあります。
- 年会費が安い
- ポイント還元率が高い
- 必要な機能が揃っている
ビジネスカードではなくなぜ個人カードを選ぶのか、解説していきますね。
年会費が安い
1つめの理由は個人カードの方が年会費が安いからです。
個人事業主になりたての頃はコストはできるだけ抑えたいですよね?
法人カードは年会費が1万円以上するので個人カードの方がおすすめなんです。
たとえば、楽天カードなら個人カードは年会費無料だけど法人カードは年間1万円以上かかりますよ。
ポイント還元率が高い
個人カードはポイント還元率が高いのも魅力です。
個人カードの還元率は1.0%以上が多く、10万円支払うと1,000ポイント獲得できます。
還元率の高いカードがあれば、貯めたポイントで経費削減を図れますよ。
必要な機能が揃っている
個人カードでも業務に支障が出ることはまずありません。
ECサイトでも支払いできるし、機能が制限されることもないからです。
特に、会計ソフトへ紐づけしたい人も多いと思いますが、問題なく会計freeeやマネーフォワードで個人カードは使えます。
以上の機能が揃っているので個人カードは個人事業主におススメです。
個人事業主がクレジットカードを使うメリットとは?
個人事業主がクレジットカードを使うメリットは2つです。
- 経費を簡単に可視化できる
- 会計ソフトと連携して経理業務を効率化できる
現金払いでは得られないクレジットカードのメリットを活かしてくださいね。
経費を簡単に可視化できる
クレジットカードで支払いすればお金の流れを簡単に可視化できます。
現金払いだとレシートを1枚ずつ見ないといけません。
しかし、クレジットカードであれば毎月の明細で、いつ、どこで、どれくらい使ったかすぐ把握できますよ。
たとえば、楽天カードなら楽天カードアプリを連携すれば利用後にアプリ上で利用先と金額をスグに確認できます。
アプリで完結できると時短効果が抜群だぞ
会計ソフトの作業を効率化できる
会計ソフトとクレジットカードを連携させると自動で帳簿をつけてくれます。
手作業での入力は面倒くさく、ミスもでやすいです。
クレジットカードを利用すれば、ストレスなく確定申告の準備ができます。
会計freeeを例にすると、クレジットカードを連携させておくだけで明細を自動読み込みし、自動で仕分けしてくれます。
確定申告が劇的に楽になるわよ!!
ビジネスカードと個人カードの違い
個人カードとビジネスカードの違いを表で見てみましょう。
年会費と還元率に注目してください。
カード名 | 楽天カード (一般カード) | アメリカン・エキスプレス ビジネスカード |
---|---|---|
名義 | 個人名義 | 事業主名義 |
年会費 | 無料 | 13,200円 |
還元率 | 1.0% | 0.5~1% |
利用限度額 | 100万円 | 一律上限なし |
連携可能な会計ソフト | freee・弥生 | freee・弥生 |
ビジネスカードは事業をしやすいように利用限度額が高いので審査が厳しいです。
個人カードとビジネスカードどちらも機能は変わらないわよ。
あなたの事業規模や内容によってはビジネスカードの方がいい場合もあります。
ビジネスカードを利用した方がいい人
ビジネスカードを利用した方がいいのは月100万円以上の支払いがある事業規模の方です。
ビジネスカードは利用限度額が個人カードより高いからです。
たとえば、せどり事業で仕入れが多くなると、利用限度額が10~100万円では足りない人もいるでしょう。
また、クレジットカード登録を事業名でしかできない取引先もあるため、使途によってビジネスカードを検討してみましょう。
個人事業主に最適なクレジットカードを選ぶポイント
あなたに最適なクレジットカードを選ぶポイントは3つです。
- 年会費無料
- 高還元率やポイントアップ
- 会計ソフトに対応
最適なカードを選べるように解説するので、ついてきてくださいね!
年会費無料
個人事業を始めたばかりだと年会費が負担になります。
コストを抑えて事業に集中できるように年会費無料のクレジットカードを選びましょう。
年会費無料でも十分な機能があるから心配ないね
高還元率やポイントアップ
クレジットカード会社によっては、特定の支出に対してポイント還元率が高くなる特典があります。
あなたの事業でよく使うショップがポイントアップ対象になっていれば、経費削減に役立ちますよ。
楽天市場を良く使うならポイントが倍になる「楽天カード」みたいに決めればいいのね。
会計ソフトに対応
多くのクレジットカードに対応していますが、すべてのカードを登録できるわけではありません。
事前にあなたの使う会計ソフトに対応しているのか調べておきましょう。
会計ソフトに対応しているオススメカードが知りたい方はコチラ
クレジットカードの申し込み手順
クレジットカードの申し込みに必要なものは3つです。
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
- 銀行口座(引き落とし口座)
- 年収証明書類(入会審査時に必要になる場合があります)
上記3つを用意して以下の流れで申し込みします。
申し込みしたいクレジットカード会社のサイトへアクセスして申し込みします。
個人情報を記入します。記入ミスがないように気をつけましょう。
クレジットカード会社による審査です。
この際に年収証明書が必要になる場合があります。
年収証明書として以下3つの書類を使えます。
【収入証明書類の例】
・源泉徴収票
・確定申告書
・納税通知書
審査に通るとクレジットカードが手元に届きます。
クレジットカードの審査に通りやすくするコツ
クレジットカードの審査に通りやすくするコツは2つです。
- 利用限度額を低く設定する
- 申し込みは1社ずつ行う
利用限度額を低く設定する
クレジットカードの審査に通りやすくするコツ1つ目は利用限度額を低く設定することです。
利用限度額が高くなるほどクレジットカード会社は未払い時のリスクが高くなるため、審査が厳しくなりやすいです。
そのため、利用限度額を低くしておくことで審査のハードルを下げやすくなります。
申し込みは1社ずつ行う
短期間に複数のクレジットカードを申し込む「多重申し込み」はNGです。
なぜなら、複数申し込んでいることも信用情報に載るからです。
複数申し込みしていると、審査で多重債務や自己破産の可能性があると疑われ、審査に通りにくくなります。
信用情報に傷がつくと今後の審査にも影響が出るので、必ず1社ずつ審査を受けましょう。
もし審査に通らなかったらデビットカードがオススメ
クレジットカードの審査に通らなければ「デビットカード」にする手もあります。
会計ソフトに連携できるデビットカードもあり、クレジットカード同様にポイント還元や保険がついているカードもあります。
クレジットカード | ・翌月以降の支払日にまとめて利用額が引き落とされる ・審査が必ずある |
デビットカード | ・購入と同時に指定の口座から購入代金が引き落とされる ・審査がない |
ただ、デビットカードは銀行口座の残高までしか使えない点には注意が必要です。
デビットカードを利用しながら事業の売り上げを伸ばしてから、再度クレジットカードに申し込みしてみましょう。
個人カードを事業で利用する注意点
個人カードを事業で使うときは、プライベートの支払いと別にしましょう。
会計ソフトで仕分けする際に、複雑で面倒な作業になるためです。
仕分けを間違えて申告漏れがあれば、経費計上できなくなり損してしまいます。
クレジットカードを2枚持ちして、プライベートと事業を分けておけば確定申告の準備も楽になりますよ。
まとめ お得で便利な個人カードで個人事業をスタートしよう
個人事業主は年会費が無料で機能も揃っている個人カードがオススメです。
事業規模が大きくなって利用限度額を高くしたくなったら、ビジネスカードにするといいですよ。
最後にもう一度、内容をおさらいしましょう。
- 個人事業主は年会費無料でポイント還元率の高い個人カードを選ぶ
- クレジットカードを事業で使うと経費業務や管理が楽になる
- 必ずプライベート用と事業用で2枚用意する
- JCBカードWと楽天カード、三井住友カード ゴールド(NL)がおすすめ
クレジットカードは事務処理の簡易化だけでなく、ポイント還元や特典の恩恵も大きいです。
クレジットカードを上手に使って、個人事業を頑張ってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
個人事業主にオススメのクレジットカードでよくあるQ&A
- 個人事業主のクレジットカードは個人用カードじゃダメですか?
-
個人用カードでもOKです。必ずビジネスカードにする必要はありません。
- 個人事業主が個人用カードを使う注意点は何ですか?
-
事業とプライベートの支払いが混ざっていると、確定申告の準備が大変になります。
2枚クレジットカードを用意して分けておきましょう。 - 個人事業主がクレジットカードを使うメリットとは何ですか?
-
クレジットカードを使うと個人事業主がしなければいけない雑務が簡単になります。
①経費を簡単に可視化できる
②会計ソフトの作業を効率化できる
現金での支払いは避けて、できるだけクレジットカードで支払うようにしましょう。