BTOショップ STORMを運営されているアイティシー様より、INNO3D GEFORCE RTX 4080 16GB ICHILL X3をお借りしましたので、実際に使ってレビューしました。
使った感想は「これで十分」。
WQHDまでならRTX 4090と大きな差が出ず、4Kで使っても快適なゲームプレイが可能。
RTX 4080で十分と思える性能が出ていました。
この記事では、RTX 4080のスペックやゲーム別のベンチマーク、デメリット・メリットを紹介します。
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RTX 4080のスペック
RTX 4080のスペックを3000番台のGPUと並べました。
RTX 4090 | RTX 4080 | RTX 3090 | RTX 3080 | RTX 3070 | |
---|---|---|---|---|---|
CUDAコア数 | 16384 | 9728 | 10496 | 8704 | 5888 |
ベースクロック | 2235 MHz | 2205 MHz | 1395 MHz | 1440 MHz | 1500 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2565 MHz | 1695 MHz | 1710 MHz | 1725 MHz |
メモリタイプ | 24GB GDDR6X | 16GB GDDR6X | 24GB GDDR6X | 10GB GDDR6X | 8GB GDDR6 |
メモリスピード | 21Gbps | 22.4Gbps | 19.5Gbps | 19 Gbps | 14 Gbps |
メモリバス幅 | 384-bit | 256-bit | 384-bit | 320-bit | 256-bit |
メモリ帯域幅 (GB/秒) | 1008 | 716 | 936 | 760 | 448 |
インターフェース | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 |
NVIDIA DLSS | DLSS3 | DLSS3 | DLSS2 | DLSS2 | DLSS2 |
最大消費電力 (W) | 450W | 320W | 350W | 320W | 220W |
システム電源容量 (W) | 850W | 750W | 750W | 750W | 650W |
補助電源コネクタ | 8-pin X3 または450W以上のPCIe Gen5 | 8-pin X3 または450W以上のPCIe Gen5 | 8-pin X2 | 8-pin X2 | 8-pin X2 |
サイズ | 336 x 145 x 60mm | 334 x 148 x 62mm | 300 x 112 x 60 mm | 294 x 112 x 60 mm | 294 x 112 x 60 mm |
ポート | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1, DisplayPort 1.4a x3 |
2022年12月相場 | 30万円前後 | 22万円前後 | 20万円前後 | 12万円前後 | 8万円前後 |
Amazon | RTX4090を見に行く | RTX4080を見に行く | RTX3090を見に行く | RTX3080を見に行く | RTX3070を見に行く |
TSUKUMO | ツクモを見に行く | ツクモを見に行く | ツクモを見に行く | ツクモを見に行く | ツクモを見に行く |
RTX 4080はRTX 3080の上位機種と考えられています。
CUDAコアの数はRTX 3080より11.7%増加。クロック数やメモリスピードはおおよそ50%強化されています。
ベース、ブーストクロックともに50%以上増加していますが、消費電力は320WでRTX 3080と変わらず。クロック数の増加量と消費電力は比例していません。
RTX 4080の最大消費電力が320W。使っているPCのグラボを乗せ換える時は電源容量が足りているか確認をしておきましょう。
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INNO3D GEFORCE RTX 4080 16GB ICHILL X3の外観と付属品
INNO3D GEFORCE RTX 4080 16GB ICHILL X3の外観や付属品の紹介です。
外観
INNO3D GEFORCE RTX 4080 16GB ICHILL X3の下面には冷却ファンが3機搭載されています。ファンの音は静かで、使用中に気になることはありません。
本体の上面は右側に放熱フィンが見えています。マザーボードに取り付けたときに、ここから排熱する仕組みになっています。
出力ポートはHDMI2.1が1つ、ディスプレイポート(DP)1.4aが3つ。
マルチモニターは最大4つまで出力可能。
側面はシンプル。GEFORCE RTXのロゴ、電源ケーブル差込口があります。
INNO3D GEFORCE RTX 4080 16GB ICHILL X3はICHILLのロゴが光るだけ。ファンや本体は光りません。
LEDの色はマザーボードメーカーが出しているLEDカラー制御ソフトで、色を変えたりレインボーの色変化をさせたりすることができます。
ロゴを光らせるには付属の電源ケーブルでグラボとマザーボードを接続する必要があります。
LEDを光らせなくてもいいよという人は電源ケーブルを外してしまって問題ありません。
12VHPWRの電源コネクタ。グラボに付属しているケーブルを使用して電源と接続します。(付属品で説明)
グラボをマザーボードに取り付けた画像。グラボ本体がとても大きいことがわかります。
付属品
INNO3D iCHILL RTX4080の付属品は以下。
- 12VHPWR 電源ケーブルアダプター
- グラボのロゴLED用電源ケーブル
- グラボのサポート用ステイ
12VHPWR電源ケーブルは3又にわかれていて、電源のPCIeに接続したケーブル3本と接続します。
気を付ける点は、PCIeケーブル1本に対し電源の差込口は1カ所使用すること。2分岐した1本のPCIeケーブルで2本分の接続をしないようにしましょう。
ケーブルをグラボに差し込んだとき、カチッといった感触が弱くどこまで差し込めているかわかりにくいです。
電源ケーブルは奥までしっかり差し込んで、目視でも確認してください。
RTX 4080搭載のグラボは、今まで発売されていたグラボより本体のサイズや重さがとても大きくなりました。
RTX 4080搭載のグラボを使うときは、以下の点を確認しておきましょう。
- PCケースに入るかサイズの確認。
- 電源容量が足りているか確認。
- 電源のPCIeが3つ空いているか確認。
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RTX 4080のゲーム別ベンチマーク
ゲーム別にベンチマークを計測しました。
専用のベンチマークが無いゲームは、実際にゲームをプレイして計測しています。
ゲームプレイ中のfps計測にはMSI AFTERBURNERというfps(フレームレート)やCPU温度を記録するソフトを使っています。
Apex Legends
FPSゲームの中で処理負荷の低いApex。WQHDまでならRTX 3060 TiやRTX 3070でも快適にプレイ可能です。
テルミットなどエフェクトが多く表示されるシーンではfpsの落ち込みがありますが、画面がカクつくほどではありません。
RTX 4080では4Kの高設定でも平均144fps以上出すことでき、打ち合いの時にカクついて負けたということが無くなります。
■フルHD(1920 x 1080)
- 低:298fps(295fps、129W)
- 高:283fps(204fps、177W)
■WQHD(2560 x 1440)
- 低:291fps(232fps、160W)
- 高:278fps(205fps、231W)
■4K(3840 x 2160)
- 低:267fps(177fps、254W)
- 高:171fps(114fps、274W)
※平均値です。()内は最低fpsと平均消費電力です。
RTX 4080は4Kでも快適です。火花や煙のエフェクトが表示されると若干fpsが落ちますが、まったく気にせずプレイ可能。ApexをプレイするモニターがWQHD以下ならオーバースペックです。
モニターがフルHDやWQHDを使うなら、RTX 3060 TiやRTX 3070でも十分快適にプレイできます。
RTX 3060 TiやRTX 3070のfps計測結果はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてください。
Cod MW2
FPSゲームの中でも処理負荷の高いCod MW2。
RTX 4080と他のグラボでどのぐらい差があるか計測をました。
フルHDではRTX 3080より平均30fpsのフレームレート向上が見られました。
フルHDやWQHDの最低設定ではGPU使用率が60%~75%までしか上がらず、余裕を持っている様子。4KになるとGPU使用率99%に上がり、本気を出してきます。
Cod MW2は処理負荷の高いFPSゲームですが、4Kの極限設定でもRTX 4080であれば平均120fpsを出すことができました。
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:212fps(195fps、122W)
- 極限:183fps(159fps、193W)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:204fps(189fps、198W)
- 極限:185fps(155fps、260W)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:178fps(144fps、276W)
- 極限:122fps(89fps、297W)
- 極限+DLSSオン:223fps(188fps、274W)
※平均値です。()内は最低fpsと平均消費電力です。
フルHDやWQHDモニターを使うなら、RTX 3080でも十分フレームレートが出せます。
165Hz以上のモニターや4Kモニターを使ってプレイする場合、RTX 4080が圧倒的に有利です。
別の記事でCod MW2をRTX 3000番台のグラボ別にfps計測しています。詳細はこちらの記事をご覧ください。
Cyberpunk 2077
PCゲームの中では最重量級のCyberPunk 2077。
4Kのレイトレーシング ウルトラで平均80fpsを超えています。
最高画質のゲームを4Kでプレイできる環境は、現状RTX 4000番台しかないでしょう。
RTX 4080の結果 | フルHD 1920 x 1080 | WQHD 2560 x 1440 | 4K 3840 x 2160 |
---|---|---|---|
低 (レイトレ無) | 平均:162.55 最低:93.76 最大:212.22 | 平均:162.62 最低:85.53 最大:214.73 | 平均:162.14 最低:81.53 最大:216.18 |
中 (レイトレ無) | 平均:161.78 最低:90.16 最大:212.86 | 平均:162.43 最低:76.43 最大:213.59 | 平均:161.08 最低:91.92 最大:215.46 |
高 (レイトレ無) | 平均:156.34 最低:80.09 最大:211.84 | 平均:156.71 最低:88.70 最大:206.60 | 平均:111.43 最低:83.76 最大:160.54 |
ウルトラ (レイトレ無) | 平均:157.61 最低:90.85 最大:205.36 | 平均:146.63 最低:85.90 最大:201.15 | 平均:72.07 最低:57.36 最大:108.92 |
レイトレーシング:低 | 平均:148.27 最低:75.96 最大:200.03 | 平均:147.29 最低:81.94 最大:196.84 | 平均:101.36 最低:73.86 最大:144.23 |
レイトレーシング:中 | 平均:121.68 最低:72.01 最大:157.27 | 平均:118.28 最低:70.83 最大:161.43 | 平均:77.91 最低:65.84 最大:102.61 |
レイトレーシング: ウルトラ | 平均:116.53 最低:68.08 最大:156.97 | 平均:115.45 最低:78.19 最大:154.31 | 平均:82.49 最低:60.99 最大:113.50 |
WQHDや4Kモニターを使う場合、RTX 4080にすることで非常に高いフレームレートを出すことが可能です。レイトレーシングを使っても60fps以上出せるので、快適にゲームプレイができます。
FF14
FF14は処理が軽めのMMOゲームです。
4KでもRTX 3080があれば快適にプレイが可能です。
FF14 | RTX 3080 | 標準RTX 4080 | 標準RTX 3080 | 高画質高画質 RTX 4080 |
---|---|---|---|---|
フルHD | 非常に快適 35871 | 31112 | 非常に快適非常に快適 29924 | 27894 | 非常に快適
WQHD | 非常に快適 33150 | 28801 | 非常に快適非常に快適 25294 | 27165 | 非常に快適
4K | 非常に快適 24597 | 30676 | 非常に快適非常に快適 16184 | 20754 | 非常に快適
どの解像度、画質設定でも非常に快適にプレイが可能です。
FF14をプレイするなら、RTX 4080はオーバースペックと言ってよいでしょう。
モニターの解像度によってはRTX 3060Tiなど、グレードを下げても十分快適です。
RTX 3060Tiのベンチマークを、こちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
FF15
FF15は処理負荷が高いRPGです。
RTX 4080のベンチマークは4K高画質以外、非常に快適の判定。
高い解像度のモニターでも快適なゲームプレイが可能です。
FF15 | RTX 3080 | 標準RTX 4080 | 標準RTX 3080 | 高画質高画質 RTX 4080 |
---|---|---|---|---|
フルHD | 非常に快適 21832 | 22234 | 非常に快適非常に快適 16902 | 20227 | 非常に快適
WQHD | 非常に快適 16678 | 22266 | 非常に快適非常に快適 13021 | 18885 | 非常に快適
4K | とても快適 9154 | 13656 | 非常に快適快適 7585 | 11537 | とても快適
フルHDの標準画質では、ほとんど差がありません。
WQHD、4Kと解像度が上がるにつれて徐々に差が出てきました。4Kモニターでプレイするなら、RTX 4080があると高画質でストレスなくプレイが可能です。
3DMarkのベンチマーク結果
3DMarkを使ってベンチマークを計測しました。
3000番台とどれぐらい差があるか参考にしてください。
Speed Way
DirectX 12 Ultimateの性能をテストするベンチマークです。
RTX 3080と比べて約1.5倍のスコアが出ています。
Port Royal
リアルタイムレイトレーシングのパフォーマンステストです。
ここでもRTX 4090にはおよびませんが、3000番台に比べて圧倒的なスコアを出しています。
Time Spy
DirectX 12ベンチマークテストです。
Time SpyはWQHD(2560×1440)、Time Spy Extremeは4K(3840×2160)でテストします。
Fire Strike
Fire Strikeは高性能ゲーミングPCや、オーバークロックしたシステム用のDirectX 11ベンチマークです。
処理負荷が高くなるほどRTX 4080が能力を発揮しています。
DirectX Raytracing feature test
処理負荷の高いレイトレーシングのテスト。fps(フレームレート)で計測します。
RTX 3080と比べて、約2倍のfpsが出ています。
4000番台は別次元のGPUと言ってよいでしょう。
NVIDIA DLSS feature test
NVIDIA DLSS 2のテスト。画質調整とAIでfpsを向上させる技術です。
XeSS同様に3000番台はfpsが約2倍に伸びますが、RTX 4080では1.53倍の伸び率でした。
DLSS 3のテスト
以下はDLSS 3のテスト結果。4000番台からDLSS 3に対応しています。
3DMarkのDLSS 3は4K解像度でテストを行います。
DLSS 3のテストの結果、fpsが約3倍と大幅に向上していました。
4Kの高解像度でDLSS 3を使った感想は、画像の劣化やボケを感じることが無く非常に快適なプレイができると感じました。
DLSS 3に対応したゲームはこれからどんどん増えてきます。DLSS 2に比べ画質も向上しており、4Kゲームプレイに強力なツールになりますね。
RTX 4080のメリット・デメリット
RTX 4080のメリットとデメリットをまとめました。
RTX 4080のメリット
- ゲームによっては4Kで144fpsが実現可能。
- 165Hz以上のモニターが有効活用できる。
- DLSS3の性能が高く、レイトレーシングを有効にしても高fpsが出せる。
- 処理負荷が上がってもGPU温度は低く抑えられている。
RTX 4080のデメリット
- 価格が高い。(22万円前後)
- 本体が大きいため、小さいPCケースに入らない可能性がある。
- 電源ケーブルの発火問題が怖い。
※電源ケーブルをしっかり差し込めば問題は起こりません。
価格が高い点が気になるところ。
もっと価格が下がって、多くの方が使えるようになることを願います。
RTX 4080搭載のゲーミングPC
RTX 4080搭載のゲーミングPCの紹介です。
各社、価格とパーツ構成が違うので参考にしてください。
メーカー 商品名 | 仕様 | 備考 |
---|---|---|
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RTX4080グラボ検索
RTX 4080で特に注意が必要な3つのポイント
RTX 4080のグラフィックボードを使うとき、以下の3点は注意が必要です。
- 電源ケーブルは奥までしっかり差込む。
- PCケースに入るか、サイズの確認をする。
- グラフィックボードのサポートステイを使う。
※一部、RTX4090搭載のグラボ画像を使用しています。
①電源ケーブルは奥までしっかり差込む
RTX 4090が発売されて少したったころ、グラボから発火したというニュースでざわつきました。
発火はRTX 4090だけでなく、RTX4080でも起こりえる問題です。
NVIDIAやグラボメーカーが調査を行ったところ、電源ケーブルがしっかり差し込まれていないことが原因と発表。電源ケーブルを斜めに差し込んだり、奥まで差さずに使うと発火する可能性があるとのことです。(ソース:NVIDIA)
12VHPWRの電源ケーブルは、奥まで差し込んだときにカチッと音が鳴るわけでもなく、手の感覚もあまりありません。
ケーブルが奥まで差さっているか、しっかり目視で確認する必要があるので注意してください。
②PCケースに入るか、サイズの確認をする
RTX4080が搭載されているグラボは本体が大きいです。
- 長さ334mm
- 幅148mm(+ケーブルの飛び出し)
- 高さ62mm
PCケースのサイズによってはグラボが入らないことがあるので、確認が必要です。
グラボを取り付けるとき、簡易水冷CPUクーラーのラジエーターやPCケースファンに当たってしまうことがあります。パーツの取り付け順も考えておきましょう。
本体の横幅が約145mm。これに加えケーブルの飛び出し分が必要になります。
グラボの発火問題もあるため、電源のコネクタ部分に負荷はかけたくないですね。
横幅に余裕があるPCケースを準備するか、サイドパネルを外すなどの対策が必要です。
③グラフィックボードのサポートステイを使う
メーカーによってはグラボを支えるサポートが付いているものもあるようですが、INNO 3Dのグラボにはついていません。
マザーボードへの重量負荷を緩和するために、VGAサポートステイ(グラボを支える棒)を使うことをおすすめします。
グラボを下から支えるVGAサポートを使うとき、取り付け位置に注意が必要です。
グラボを取り付けるとファンが下向きになるため、ファンが止まっていることに気づかないことがあります。
VGAサポートを取り付けたとき、ファンに当たっていないか確認しましょう。
RTX 4080のFAQ
- RTX 4080の発売日は?
-
2022年11月16日です。
- RTX 4080搭載グラフィックボードの大きさは?
-
NVIDIA公式HPのスペックでは長さ304mm、幅137mm、高さ61mm。
この記事で紹介したINNO3D GEFORCE RTX 4080 16GB ICHILL X3は、長さ334mm、幅148、高さ62mmです。
メーカーによって本体の大きさは違ってくるので、確認が必要です。
- RTX 4080の消費電力は?
-
最大消費電力は320W。アイドル状態で50W前後でした。
ゲームプレイ中は200W前後で動作することが多くあり、最大限負荷がかかるシーンで300W付近まで到達しています。
高い負荷がかからない無い限り、長時間320Wで稼働することはありません。
ベンチマークを計測したPCの紹介
この記事で紹介しているベンチマークを計測しているPC環境の紹介です。
PCパーツ | パーツ詳細 |
---|---|
CPU | Core i5-13600KF |
CPUクーラー | Thermaltake TH360 ARGB Sync 360mm |
CPUグリス | シミオシ OC Master SMZ-01R |
メモリ | クルーシャル DDR5-4800 16GBx2 |
マザーボード | GIGABYTE Z690 UD AX Rev. 1.0 |
SSD | CORSAIR M.2 SSD 2021モデル MP600シリーズ 1TB CSSD-F1000GBMP600R2 |
グラフィックボード | GeForce RTX 4080 |
OS | Windows11 |
電源 | CORSAIR RM1000e 1000W |
PCケース | 長尾製作所 オープンフレーム ver.ATX |
VGAサポート | 長尾製作所 VGAサポートステイLマグネット式 |
PCケースファン | なし |
RTX 4080とCore i5-13600KFではボトルネックの心配が出てきそうですが、Core i5のまま計測しています。
CPUをCore i7-13700KやCore i9-13900Kにした場合、この記事で紹介しているベンチマーク結果を下回ることは考えにくいからです。
RTX 4080搭載のゲーミングPCを考えるときは、ここで紹介したPCパーツを参考に構成を考えてみてください。
パーツの予算や自作PCの組み立てについて、こちらの記事で詳しく解説をしています。
>>13世代CPUで組み上げる自作PC パーツ別の予算案をまとめました
RTX 4080は4Kも快適にプレイできました
RTX 4080はWQHDや4Kなど、高解像度で高い威力を発揮します。
Cod MW2のような処理負荷の高いゲームでも4Kで平均140fpsを超える結果となりました。処理負荷の高いCyberPunk2077でもDLSSを有効にすることで高fpsを出す事ができます。
やっと4K高画質でスムーズにゲームプレイができる環境ができた、という印象です。
2022年12月現在、RTX 4080の価格が22万円前後と非常に高額ですが、総合的に満足できます。
特にWQHDモニターをお使いの方なら、とても満足できるでしょう。
4Kモニターを使っていて、グラフィックをすべて高設定にしたい方はRTX 4090の検討をおすすめします。
RTX 4090のベンチマークや仕様の解説は、こちらの記事をごらんください。
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