【フルHDに最適】RTX4060Ti搭載のおすすめゲーミングPC 初心者にもわかりやすく解説

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この記事では、NVIDIA GeForce RTX4060Ti搭載のゲーミングPCを紹介します。

RTX4060Tiを初心者に選んでほしい理由や、どんな性能を持っているかをベンチマーク結果と共に解説しています。

ゲーミングPCを探している方は、この記事を参考に、RTX4060Ti搭載のゲーミングPCを選んでください。

この記事でわかること
  • RTX4060Tiがどんな人におすすめか
  • 初心者にRTX4060Tiを選んでほしい理由
  • RTX4060Tiがどのぐらいの性能か
  • RTX4060Ti搭載のおすすめゲーミングPC
目次(見たいところからチェック!)

RTX4060Ti搭載PCがおすすめな人

MSI RTX4060Ti 8GB
RTX4060Ti グラフィックボード
  • ゲーミングPC初心者
  • フルHDモニターを使う人
  • フルHDでガチプレイしたい人
  • 高フレームレート(144fps以上)でゲームをしたい人
  • 20万円以内でゲーミングPCを買いたい人

RTX4060TiはフルHD(1920×1080)をターゲットにしています。

特に相性が良いのはフルHDの144Hzモニターで、モニター性能を最大限発揮させることができます。

20万円以内で購入できるPCが多く、予算を抑えたい人にも最適です。

初心者には、性能が高めのRTX4060Ti搭載PCがおすすめです。

初心者の方にRTX4060Ti搭載PCを選んでほしい理由

ゲーミングPC初心者には、ある程度性能が高いPCの購入をおすすめします。

初心者だからと言って安くて性能が低いPCを買ってしまうと、処理が遅かったり、モタモタした動作で満足にゲームやPC作業ができないからです。

PCの知識があれば、多少性能が低くても各箇所の調整で対応できます。

しかし、初心者は調整の仕方がわからず、イライラしながらPCを操作することになります。

これらの問題を解決するには、性能が高く安定して動作するPCを使うことが重要です。

RTX4060Ti搭載のPCは、フルHDでかなり快適に動作します。

初心者だからこそ、RTX4060Ti搭載のPCを選んでください。

ナオ

高価な買い物だから、失敗しないようにしないとね!

RTX4060Tiの基本仕様

RTX4060Tiの仕様をサクッと紹介します。参考として先代のRTX3060Tiの仕様も並べました。

RTX4060TiRTX3060Ti(参考)
CUDAコア数43524864
ブーストクロック2540 MHz1670 MHz
ベースクロック2310 MHz1410 MHz
メモリタイプ8GB GDDR68GB GDDR6X
メモリスピード18Gbps14 Gbps
メモリバス幅128-bit256-bit
メモリ帯域幅 288 GB/s448 GB/s
L2キャッシュ32MB4MB
レイトレーシングコア第3世代第2世代
Tensorコア第4世代第3世代
DLSSDLSS 3DLSS 2
ポートHDMI 2.1 x1
DisplayPort 1.4a x3
HDMI 2.1 x1
DisplayPort 1.4a x3
最大消費電力160W200W
推奨電源容量550W600W

RTX3060TiからRTX4060Ti(8GB)にどのような進化があったかまとめると以下のようになります。

  • ブーストクロックが52%アップ。
  • ベースクロックは62%アップ。
  • メモリバス幅が50%ダウン。
  • メモリ帯域幅は35%ダウン。
  • L2キャッシュが32MBに大幅増量。
  • DLSS 3にバージョンアップ。
  • 消費電力が160Wに省電力化。(RTX3060Tiは200W)
DLSSの詳しい説明は、ここをクリック

DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAが開発したAIベースのレンダリング技術です。この技術は、低解像度の画像をAIを使って高解像度に変換し、ゲームのフレームレートを向上させることができます。

DLSSのメリット

  • 高解像度の映像を実現:低解像度でレンダリングした映像をAIが補完し、高解像度の映像を実現します。これにより、より美しいグラフィックを楽しむことができます。
  • フレームレートの向上:低解像度でレンダリングするため、GPUへの負荷が軽減され、フレームレートが向上します。これにより、よりスムーズなゲームプレイが可能です。
  • パフォーマンスの最適化:AIがリアルタイムで映像を補完するため、常に最適なパフォーマンスが発揮されます。

DLSSは、特に高解像度でのゲームプレイやリアルタイムレイトレーシングを行う際に効果を発揮し、より高品質な映像と快適なゲーム体験が得られます。

メモリバス幅、帯域幅がダウンしたことによる影響は、WQHD以上の解像度に弱くなることです。

その代わり、クロック数が大幅にアップしたことでフルHD性能は約15%高くなりました。

また、消費電力が40Wも低くなっており、大幅な省電力化を実現しています。

ナオ

RTX3060Tiより性能を高くし、フルHDに特化させた感じですね。

RTX4060Tiのゲーム性能

5つのゲームのベンチマークをまとめました。

ナオ

フルHD性能がとても高いRTX4060Tiの実力をご覧ください!

Apex Legends

Apex Legends メインイメージ
出典:Apex Legends

FPSゲームの中では処理負荷が低めのApex。

公平なベンチマークを取るために、訓練場で約3分間、走る・撃つ・ウルト使用などでフレームレートを計測しました。

Apexの訓練場
設定フルHD
1920×1080
WQHD
2560×1440
4K
3840×2160
低設定298 fps
(148)
275 fps
(95)
158 fps
(55)
高設定245 fps
(90)
175 fps
(56)
103 fps
(28)
()内は最低fps

フルHDで平均298fpsと高フレームレートが出ています。

バトル中にテルミットを大量に投げられたり、スモークやウルトが重なる特殊な状況になるとフレームレートは落ち込みますが、通常バトルではガチプレイが可能です。

ナオ

Apexは設定を低くしても、ゲーム中の体感はあまり変わらないので、低設定がオススメです!

FF14 黄金のレガシー

FF14 黄金のレガシー ベンチマークソフト
FF14 黄金のレガシー ベンチマークソフト

FF14は処理が軽めのMMOゲームです。

フルHDでは、高画質でも「非常に快適」となりました。

15000以上で「非常に快適」

設定フルHD
1920×1080
WQHD
2560×1440
4K
3840×2160
標準
画質
非常に快適
26944
(194fps)
非常に快適
19473
(135fps)
快適
10556
(71fps)

画質
非常に快適
21741
(155fps)
とても快適
14662
(105fps)
快適
10371
(69fps)
()内は平均fps

RTX 4060 TiはWQHDの標準画質まで「非常に快適」の判定になります。

FF14をフルHDでプレイするなら、RTX4060Tiがあれば十分であることがわかりますね。

ナオ

FF14は軽めのゲームなので、自由に画質調整しましょう。

サイバーパンク2077

Cyberpunk2077 メインイメージ

PCゲームの中では最重量級のサイバーパンク2077(Ver2.1)。

フレームレートはゲームに実装されているベンチマークで計測しました。

設定フルHD
1920×1080
WQHD
2560×1440
4K
3840×2160
128 fps101 fps52 fps
レイトレ
ウルトラ
73 fps61 fps36 fps
平均フレームレート

サイバーパンク2077は、60fps出れば快適にプレイできるゲームです。

フルHDはレイトレウルトラでも60fps以上出ていて、とても快適にプレイ可能です。

WQHD以上になると、少しモタツキが出ることがありますが、グラフィック設定を下げれば快適になります。

4Kはカクツキが多いため、プレイは非推奨です。

FG(フレームジェネレーション)の結果はここをクリック

RTX4000シリーズで使える、FGをオンにしてフレームレートを計測してみました。

CyberPunkのフレームジェネレーション

テストはWQHD解像度で行いました。

サイバーパンク2077でフレームジェネレーション
フレームジェネレーションをONにしてプレイ(左側)
レイトレ・ウルトラ平均 65fps
レイトレ・ウルトラ
FGオン
平均 78fps
WQHD解像度でテスト

フレームジェネレーションを使うと、15fps前後もフレームレートが上がります。

もう少しフレームレートがほしいと感じたときに使うと良いですね。

ナオ

サイバーパンク2077のレイトレはギラギラして目が痛いので、レイトレ無しのプレイがおすすめです。

FORTNITE

fortnite チャプター5

フォートナイト(チャプター5)はDirectX12で計測しました。

設定フルHD
1920×1080
WQHD
2560×1440
4K
3840×2160
最低240 fps225 fps148 fps
最高57 fps41 fps23 fps
DX12の平均フレームレート

RTX4060Tiで最低設定にすると、サクサクプレイが可能です。

ここまでフレームレートが出ていると、フルHDモニターの性能を最大限に発揮できますね。

あと、FORTNITEのDirectX12 最高設定はとても重たいので、設定を下げることをおすすめします。

最低設定がおすすめな理由

FORTNITEのグラフィック設定は最低設定がおすすめです。

設定を低くすることで高いフレームレートが出せ、さらに視認性が上がります。

設定を高くすると草木がリアルになりますが、敵が見えにくくなってしまいます。

フォートナイト 最低設定と最高設定の見え方

プロのeスポーツプレイヤーは最低設定かパフォーマンスモードでプレイされています。

画面のリアルさよりも、敵の見やすさやフレームレートを優先した最低設定でプレイしましょう。

ナオ

FORTNITEは低設定でも違和感なく遊べます。サクサクプレイのためにも、設定を下げることをおすすめします。

FORTNITEは、バトルの状況やマップによってフレームレートが大きく変化します。また、バージョンアップやドライバーバージョンの影響が大きいため、ここでの結果は参考としてご覧ください。

Starfield

Starfieldのロゴ

Starfieldは処理が重めのオープンワールドゲームです。

特に処理が重たい、「ニュー・アトランティス」の「MAST地区」でフレームレートを計測しました。

スターフィールド ゲーム画面
ニュー・アトランティス

今回はDLSSをオンにして計測しています。

設定フルHD
1920×1080
WQHD
2560×1440
4K
3840×2160
94 fps83 fps52 fps
ウルトラ73 fps62 fps45 fps
平均フレームレート

Starfieldは、60fps出ていれば快適にプレイできるゲームです。

フルHDでは、ウルトラ設定にしても60fps以上で快適にプレイ可能です。

ナオ

Starfieldクラスの重たいゲームが快適に動くRTX4060Tiはすごい!

StableDiffusion AI画像生成

GPU処理速度に大きな影響があるAI画像生成のStable Diffusionでテストをしました。

実際に生成した画像

画像生成時間の結果はこちら。(バーが短いほど速い)

スクロールできます
Stable DiffusionをRTX4060Tiで生成
Stable DiffusionをRTX4060Tiで生成
Stable DiffusionをRTX4060Tiで生成
Stable DiffusionをRTX4060Tiで生成

512×768の画像生成で約8秒でした。

たった8秒でこのような画像が生成できるのは素晴らしいと思いませんか?

RTX4060Tiは、生成AIの入門機として十分の性能だと言えます。

大きな解像度の画像生成をするには

RTX4060Ti 8BG版は、1536×2304サイズまで画像生成ができました。

2048×2048ピクセル以上の画像生成をする場合、RTX 4060 TiはVRAM不足で画像生成できません。

これ以上の大きなサイズの画像生成をするなら、RTX4060Ti 16GB版かRTX4070 SUPER以上が必要になります。

ナオ

これからは、画像や動画でAIが活用されます。快適な環境を準備するには最適のPCですね。

RTX4060Ti搭載のおすすめゲーミングPC

RTX4060Ti搭載のおすすめゲーミングPC一覧です。

どれがいいか迷ったら、高コスパのNEXTGEAR JG-A7G6Tをおすすめします。水冷CPUクーラーや3年保障など、初心者でも安心です。

スクロールできます
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仕様ゲーム
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送料:2,200円~ 4,400円
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RTX4060Tiグラボ検索

RTX4060TiのFAQ

RTX4060Tiは8GBと16GBどっちがいい?

基本的にフルHDならVRAMは8GBで十分です。

もし、クリエイティブ作業などでVRAMを多く使う場合はRTX4070 SUPER以上を検討した方が処理速度的にも満足できます。

RTX4060TiのPCを選ぶときは、8GB版で検討してください。

いろんなメーカーのグラボがあるけど、どれがいいの?

RTX4060Ti搭載のグラボはたくさんあって迷いますよね。

しかし、どのメーカーのグラボでも、性能に大きな差はありません。

気を付ける点は、ファンの数です。

ファンの数が多いほど冷却性能高く、静音性にも優れます。

RTX4060Tiはファンが2つあれば十分冷やせるのでおすすめです。

RTX4060搭載PCはダメ?

RTX4060搭載PCがダメと言うことはありません。

ただ、最近は処理が重たいゲームが出てきているため、グラフィック設定によっては快適にプレイできない可能性があります。

  • 2Dゲームのような軽いゲームしか遊ばない
  • どんなゲームでもグラフィック設定は最低でしか遊ばない
  • カジュアルプレイで十分楽しめる
  • 性能より、少しでもコストを抑えたい。

このような方ならRTX4060で問題ありません。

>>RTX4060の性能をこちらの記事で紹介しています。参考にしてください。

筆者のPC購入失敗談

筆者は、先代のRTX3060搭載PCを購入しました。

いざゲームを遊ぶとフレームレートが出せず、2週間でRTX3060Tiに載せ替えた経験があります。

ウィッチャー3でグラフィック設定を高くすると、50fps程度しか出なかったです。

RTX3060Tiにすると、常に60fps以上出せてとても快適にプレイできました。

ナオ

最初からRTX3060Tiにしておけば、無駄にお金を使わなくてよかったのにと後悔しましたね。。。

読者の方にはこのような失敗をしてほしくないため、筆者は初心者でも最初からRTX4060Tiをおすすめしています。

もっと性能が高いPCがほしい場合

  • WQHDモニターを使う方
  • FPSゲームなどで、フレームレートを落としたくない方
  • AI画像生成で生成速度を求める方
  • もっと性能が高いPCが欲しい方

このような方は、RTX4070 SUPER搭載PCを検討してください。

RTX4070 SUPERは全てがレベルアップしており、フルHDはもちろん、WQHDでもサクサク動作します。

価格は高くなりますが、その分満足度も高くなることは間違いありません。

RTX4070 SUPERの性能とゲーミングPCを、こちらの記事で紹介しています。より高性能なPCを求める方はチェックしてみてください。

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