AdGuardって危険なの?
AdGuard VPNは問題なく使える?
AdGuardは広告ブロック業界でもかなり有名なソフトウェアです。
ネット上ではその危険性についてさまざまな憶測が飛んでいますが、
なぜ危険だと言われているのか、現在もまだ危険性はあるのかなど、正直わからないことが多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、AdGuardが危険だと言われる理由と実際の安全性について詳しく解説します。
AdGuardを使いたいけれど、悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
AdGuardに危険性はある?
結論から言うと、2024年現在AdGuardに危険性はありません。
AdGuardを実際に利用しているユーザーの口コミや運営会社の対策などから危険性の少ないソフトウェアであることがわかります。
とはいえ、現在に至るまでセキュリティ面に問題がなかったわけではありません…
以下でAdGuardが危険だと言われる理由と安全だと言われる理由、それぞれの主張について紹介します。
AdGuardが危険だと言われる理由
AdGuardが危険だと言われる理由は以下の通りです。
- もともとはロシアで作られたから
- 過去にハッキング被害に遭っているから
- 脆弱性が発見されたから
それぞれの理由について、以下で詳しく解説します。
①もともとはロシアで作られたから
AdGuardはAdGuard Software Limitedという会社によって開発されていますが、この会社はもともとロシアに本社を構えていました。
現在はキプロス共和国に本社を移していますが、ロシア製の製品ということや経営陣や開発者にロシア人が多いことから危険性を疑う方も少なくありません。
なんでロシア製だと危険なの……?
それは、ロシアにはキルネットやダークサイドなどのハッカー集団が存在するからです。
事実、キルネットは2022年9月6日に発生した名古屋港管理組合や政府の電子総合窓口「e-Gov」、地方ポータルシステムの「eLTAX(エルタックス)」にハッキング攻撃を仕掛けたと犯行声明を出しており、危険なハッカー集団であることが認知されています。
また、ロシア軍によるウクライナ侵略もロシア製のイメージダウンに繋がっているようですね。
②過去にハッキング被害に遭っているから
AdGuardは過去、ハッキング被害に遭っています。
ハッキング攻撃を受けたことは、AdGuardの公式Xにて以下の通り発表されました。
”Today we detected an attack towards AdGuard servers, we believe that attackers were able to access some of the accounts. As a precautionary measure, we have reset passwords to all AdGuard accounts,(本日、AdGuard サーバーに対する攻撃が検出されました。攻撃者は一部のアカウントにアクセスできたと考えられます。予防措置として、すべての AdGuard アカウントのパスワードをリセットしました。)”(出典:AdGuard公式X)
ハッキングを受けたのは2018年9月21日ですが、ハッキングによってすべてのアカウントのパスワードをリセットする羽目になり、ユーザーにとっての不安要素は多く残る結果となりました。
一度ハッキングされたってことは、ハッキングをするメリットがあったってことだもんね……
③脆弱性が発見されたから
AdGuardは2021年の調査にて脆弱性が発見され、情報が取得される恐れがあると指摘されています。
調査結果の概要では
“AdGuard には、過度な認証試行の不適切な制限に関する脆弱性が存在します。”
と評価されているため、AdGuardの利用が危険だと感じるユーザーも多かったでしょう。
とはいえ、この脆弱性はすぐに解決され、今現在ではまったく問題なく動作しています。
AdGuardが安全な理由
AdGuardに危険性がなく、安全だと言える理由は以下の通りです。
- 世界で7,000万インストールを記録しているから
- 24時間365日で日本語サポートに対応しているから
- ユーザーからの口コミ評判が良いから
- 近年ハッキング被害は発生していないから
それぞれの理由について、以下で詳しく解説します。
①世界で7,000万インストールを記録しているから
2024年1月現在、AdGuardは世界で7,000万人以上のユーザーに利用されています。
(※参照:AdGuard公式サイト)
AdGuardの運営方法や機能に危険性があるのであれば、他社製品に乗り換えるユーザーも多いはず。
そんな中年々インストール数を増やし続けているということは、信頼できるソフトであると多くの国で認められているためです。
人気な証拠だね!
②24時間365日で日本語サポートに対応しているから
AdGuardは24時間365日体制で日本語サポートを実施しているため、AdGuardで何かトラブルが発生した場合でも迅速に対応してもらうことができます。
また、AdGuardの公式X(旧Twitter)では日本語での発信も行っているため、最新情報を逃すこともありません。
③ユーザーからの口コミ評判が良いから
AdGuardはさまざまなサイトで利用者からの口コミ評判が寄せられていますが、以下の通り軒並み高評価となっています。
- AdGuard公式サイト:4.7/5
- Amazon:4.1/5
- Trustpilot:4.3/5
- 楽天市場:3.89/5
- Apple:4.4/5
- GooglePlay:3.7/5
このように、さまざまなサイトで高評価を獲得してることから、多くの人が安心して使える優れたソフトであると判断できます。
口コミの低評価の投稿に目を向けても、セキュリティや脆弱性について問題があると書き込まれたものはなかったため、利用者が心配になることはないのでしょう。
近年ハッキング被害は発生していないから
先ほどもお伝えした通り、AdGuardは2019年にハッキングの被害に遭っていますが、それ以降は一度もハッキング被害に遭っていないため、しっかりとセキュリティ対策されていることがわかります。
2021年には脆弱性が発見されましたが、ハッキングされることなく問題解決していますし、迅速な対応は信頼できるものであると言えるでしょう。
まとめ
本記事では、AdGuardが危険だと言われる理由と安全だと言える理由について詳しく解説しました。
AdGuardは世界中で使用されているソフトウェアですので、しっかりとセキュリティ対策が取られており、現在は危険性のない安心して利用できるソフトウェアだといえます。
またAdguardにはセキュリティソフトだけでなくVPN製品もありますが、安全性に問題はなさそうです。
AdguardVPNの詳細が知りたい方はこちらをご覧くださいね!
ぜひ本記事を参考にしてAdGuard製品を活用してみてくださいね。