「カフェにあるフリーWi-Fiは安全?」
「無料だけど危険性はないの?」
「フリーWi-Fiを安全に使う方法は?」
当記事は、このような疑問にお答えします!
ふらっと立ち寄ったカフェで携帯を使うときにフリーWi-Fiを使うことがありますよね。
通信速度制限を回避するために無料Wi-Fiを探し求めていました!無料なので、ついつい接続してしまいますよね。
ただ、フリーWi-Fiには個人情報が洩れる可能性やスマホの乗っ取りなどのトラブルに合う可能性があります。
そこで当記事では、なぜフリーWi-Fiが危ないのか?
そして、どうすれば安全に使用できるかを紹介します!
この記事を読み終わった後は、快適にフリーWi-Fiを安全に使用できます。
・フリーWi-Fiは危険か?
・危険なフリーWi-Fiを見分けるには?
・フリーWi-Fiを安全に使う方法は?
フリーWi-Fiの定義は?
あまり考えずに使用しているけど、危ないの?
カフェやファミレス等、色々な場所で使えるフリーWi-Fiですが安全なのでしょうか?
まずは簡単にフリーWi-Fiについて紹介していきます。
フリーWi-Fiとは?
フリーWi-Fiとは、カフェやレストランや空港などで提供されているWi-Fiスポットのことです。スマホやタブレットで接続すれば誰でも無料でインターネット通信が行えるものです。
フリーWiFiは正式には「公共無線LAN」を指します。
携帯電話会社の月々のプランではデータの容量の上限が決まっているので、上限を超えるとデータ通信制限がかかってしまうことも多くあります。フリーWi-Fiだと、データ通信料に影響がでませんのでデータを節約できます。
通信制限が厳しい時に、本当に助かるよね!
フリーWi-Fiの種類は?
フリーWi-Fiにはいくつか種類があり、利用方法や利用条件が異なります。簡単に説明した表がこちら!
種類 | 説明 |
携帯電話会社のWi-Fi | Softbankやドコモ、auが提供するWi-Fi、アクセススポットが分かるアプリなど有 |
コンビニの Wi-Fi | ローソンやファミマで使用可能(セブンイレブンは廃止) |
店舗独自の Wi-Fi | カフェやレストラン、個人経営のお店など、壁やポップに情報が掲示されている |
自治体Wi-Fi | 総務省が推進しており、防災や観光時に利用可能 |
FON | 世界最大のWi-Fiのコミュニティ、会員登録が必要 |
FREESPOT | FREESPOTのSSID「‘freespot’ =SecurityPassword」に接続し、パスワードに「freespot」と入力すると使用可能に、幅広い場所で提供 |
フリーWi-Fiは危ない?危険な理由を説明!
フリーWi-Fiは、移動中や待ち時間に便利なツールとして利用されており、情報の共有やコミュニケーション手段として重要な役割を果たしていますよね。
しかし、フリーWi-Fiを利用する際には潜在的なリスクが存在することを認識する必要があります。
例えば、公共のWi-Fiネットワークは一般にセキュリティが低く、ネットワーク上の通信が傍受される可能性があります。クレジットカードの情報や個人のプライバシーが漏洩する危険性も考えられます。
順にリスクを説明していきますね。
情報漏洩のリスクがある
フリーWi-Fiを利用する際の主な危険性の一つは、パケット傍受による情報漏洩のリスクです。
フリーWi-Fiは一般に公衆のネットワークであり、他の利用者と同じネットワーク上に接続されます。
このため、ネットワーク上を流れるデータは基本的には暗号化されずに送受信されます。
悪意のある第三者が同じネットワークに接続し、パケット傍受という手法を使ってデータを盗み見することが可能です。
例えば、ユーザーがカフェでフリーWi-Fiを利用してオンラインショッピングを行う場合、クレジットカード番号や個人情報が送信される危険性があります。
このようなデータが暗号化されていない場合、傍受者によって容易に盗まれる可能性があります。
フリーWi-Fi使用中に個人情報を入力するのは避けよう!
何も考えずにカフェでクレカの情報入れてたな・・・
フィッシング詐欺のリスクがある
フィッシング詐欺は、詐欺者が正規の組織やサービスになりすまして、個人情報やパスワードを騙し取ろうとする手法です。
フリーWi-Fiでは、通信内容が暗号化されずに送受信されるため、フィッシング詐欺の標的になりやすい環境となっています。
例えば、カフェでフリーWi-Fiに接続し、銀行のウェブサイトにアクセスする場合を考えてみましょう。
詐欺者は、同じカフェのWi-Fiネットワークに接続していることを利用し、偽の銀行のウェブサイトを用意します。そして、フリーWi-Fiのネットワーク経由で通信しているユーザーの情報を盗み出すために、偽の銀行のログインページを表示します。
ユーザーは、フリーWi-Fiに接続していることから安心感を抱き、自分の銀行アカウントにログインしようとするかもしれません。しかし、実際には偽の銀行のウェブサイトにログインしてしまい、詐欺者に個人情報やパスワードを渡してしまうことになります。
このように、フリーWi-Fiの危険性とフィッシング詐欺は密接に関連しています。
フリーWi-Fiを利用する際には、自身がアクセスしているウェブサイトが本物であるかどうかを確認することが重要です。
URLの正確な入力や、正規のアプリを使用することなど、正規の組織やサービスの公式チャンネルを通じてアクセスすることが安全です。
位置情報がばれるリスク
危険なフリーWi-Fiを通して侵入されると、GPS機能で位置情報を取得されるおそれがあります。
自分の位置情報がばれるリスクがあり、ストーカーや脅迫などの被害にあう可能性が高まります。
コメダ珈琲のフリーWi-Fiにも注意事項が記載されている
みんなが大好き「コメダ珈琲店」のフリーWi-Fiにもこのような記載があります。
無線LANのセキュリティについて言及されています。上記で紹介したようなリスクがあるため、後ほど紹介する「VPN」やセキュリティが高い有料の無線LANサービスを利用することを推奨しています。
フリーWi-Fi提供者自身もセキュリティへの不安があることから、VPNなどのサービスを推奨しているんだね!
VPNは正式に認められているセキュリティ対策だね!
危ないフリーWi-Fiとは?見分け方を紹介
危ないフリーWi-Fiってどうすれば分かるの?
ここでは、特に危険なフリーWi-Fiと見分け方を紹介します。
普段、フリーWi-Fiを頻繁に利用する人は必見です!
野良Wi-Fiとは?
野良Wi-Fiとは、「提供元が不明なフリーWi-Fi」です。
例えば「(誰かの名前の)Wi-Fi名」「(意味不明な文字列の)Wi-Fi名」などは、企業やカフェなどが提供している公式なものではなく、他の誰かが提供している可能性が高いですね。
単純に設定のミスでWi-Fiを無料で開放しているだけなら、まだ問題ありませんが悪意がありWi-Fiを開放しているケースがあります。
ここでは、そのWi-Fiを「野良Wi-Fi」と定義します。
野良Wi-Fiには、このようなリスクが存在します。
そういえば、勝手に不明なWi-Fiに接続されたことがあったな…
それは危険だね!スマホのWi-Fi自動接続はオフにしよう!
SSLサイトであるか確認する
SSLとは、主にウェブサイトから情報を送信する際に、情報を暗号化する為に利用をします。
SSLサイトはアドレスの最初が「https」から始まっています。
アクセスするとアドレスに鍵マークが出るので確認しやすいと思います!
SSL非対応サイトは「安全ではありません」と表示されますので、確認してみましょう!
パスワードが必要なフリーWi-Fiのみを使用する
これが一番簡単で、野良Wi-Fiなど危険なフリーWi-Fiを割ける方法ですね。
Wi-Fiが暗号化されており、パスワードが必要なWi-Fiを利用することをおすすめします!
この方法が一番簡単だね!
Wi-Fiの名称に注意する
野良Wi-Fiで騙そうとする場合、カフェなどのフリーWi-Fiに似た名称を用いてくるケースが多いです。
また野良Wi-Fiは、一般的なネットワークとは異なる命名規則を持つことがあります。たとえば、「Free_WiFi」や「Official_Network」といった一般的な名称も怪しいケースが多いので注意しましょう。
SSLやパスワードが必要なフリーWi-Fiかを確認しつつ、安全なフリーWi-Fiは基本的に施設名やブランド名を含むことが多いので、それらのネットワークを利用する方が安全です。
フリーWi-Fiは危ない?についてのみんなの口コミ
危ない野良フリーWi-Fiの存在や、見分け方をご紹介しました。
ここでは、実際のフリーWi-Fiの安全性についての口コミを紹介します。
野良フリーWi-Fiについて
こちらは、店の名前を語った「野良フリーWi-Fi」について、危険性をつぶやいていますね!
非常に悪質ですね。
こちらは、テレビでも紹介された「フリーWi-Fi」の危険性についての口コミです。
鍵(パスワード)がかかっていない暗号化されていないフリーWi-FIは要注意です。
情報が抜き取られるリスクについて
危険性があるフリーWi-Fiがなぜ?こんなにも広まっているのか?について疑問をいだいています。
VPNでフリーWi-Fiを安全に使用できる理由は?
そんな危険性のあるフリーWi-Fiですが、「VPN」を使用すると安全に使うことが可能です。
なぜ?VPN使用で安全に使えるかを紹介します。
VPNとは?なぜ安全にWi-Fiが使えるのか
VPNは、インターネット接続を暗号化し、トラフィックを安全なトンネル経由で送信する技術です。これにより、VPNを使用すると、フリーWi-Fiを利用している間にデータが盗まれるリスクを軽減できます。
VPNを使用すると、ユーザーのIPアドレスが隠され、代わりにVPNサーバーのIPアドレスが表示されます。これにより、ユーザーの位置情報やオンラインアクティビティを追跡される可能性が減ります。
VPNに接続することで、あなたのデータは暗号化され、盗聴やデータの改ざんから守られます。これにより、個人情報や取引の詳細などの機密性の高い情報が保護され、安心して作業を続けることができます。
仕事や旅行で海外で副業する人もVPNを使えば安全だね!
VPNの仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にして下さい!
フリーWi-Fi提供者もVPN利用を推奨
よくカフェやレストランでフリーWi-Fiをお店と提携して提供しているNTTBPからの警告写真です。
フリーWi-Fi提供者も「VPN」を利用してWi-Fiを接続するように推奨していますね。
このように、フリーWi-Fiは誰でも簡便に使えるようにしている代わりにセキュリティ面に不安が残ります。
VPNを利用するか、有料のWi-Fiを使うことを推奨しています。
よくフリーWi-Fiを使うから、今度から無料VPNを接続してからフリーWi-Fiを使おう~
1つ注意点が!無料VPNもリスクがあることよ。
無料VPNはリスクもある
VPNには有料VPNと無料VPNサービスがあります。
無料VPNと有料VPNを比べると、以下のように無料VPNはデメリットがあります。
無料VPNを使用して、フリーWi-FIを使用することのリスクについての口コミを紹介します。
無料VPNのリスクについて紹介しているつぶやきですね。
無料のフリーWi-Fiのように無料であるがゆえに、リスクがあることが分かります。
無料VPNについて詳しく知りたい方はこちらを参考にして下さい!
【必見!】2023年7月度版 筆者おすすめのVPN
ここでは、VPNで出来ることや2023年度版の筆者おすすめのVPNを紹介します!
無料VPNのセキュリティ面が心配な人は、有料VPNをおすすめします。
VPNは、安全にフリーWi-Fiに接続できるだけでなく様々な利点がありますよ。
VPNで出来ることは?
VPNはフリーWi-Fiを安全に使用するだけじゃないの?
VPNには実はたくさん用途があるよ!
VPN活用法
- カフェなどの公共wifiを安全に使用する(海外旅行でも使えるよ!)
- アメリカでしか見れないNBC放送を見る(英語学習に便利!)
- 海外でTiverを視聴する
- ゲーム内のラグを減らす
- ジブリを動画サービスで視聴する(日本のサービスではみれないんです^^;)
- youtubeプレミアムをより安い価格で使用する
- より安く飛行機や宿を予約する
- 仮想通貨のハッキング対策として使用する
- 海外でXサーバーを使用して、ブログを書く!
海外で日本の動画を見る方法を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください!
有料のVPNは費用はかかるけど、セキュリティや機能などを比べると断然おすすめ!
おすすめのVPN比較表
MillenVPN | NordVPN | Surfshark | |
---|---|---|---|
価格 | ◎ | ◎ | 〇 |
スピード | ◯ | ◎ | △ |
接続可能国数 | ◯ | ◯ | ◎ |
接続可能デバイス数 | 10台 | 6台 | 無制限 | 返金保証 | あり※1ヶ月以上のプランのみ | あり | あり | 広告ブロック機能 | × | あり | あり | ポイント | 中国から接続しやすい | 世界No.1シェア | 接続可能台数無制限で皆とシェアできる | その他 | 日本公式サイト【MillenVPN】
|
日本公式サイト 【NordVPN】 |
Millen VPN
詳細はこちら
公式HP | MillenVPN |
ポイント | ・日本のVPN ・オプションサービス「millen VPN Native OpenConnect」を利用可能。 →中国などアクセス制限が厳しい国でも制限されにくい |
価格 | 5つの選べるプラン(※は30日返金保証あり) ①2年:360円/月※ ②1年:540円/月※ ③1ヶ月:1,360円/月※ ④7日:580円/7日 ⑤15日:980円/日 |
返金保証 | あり(1ヶ月以上のプランのみ) |
サーバー設置国 | 52カ国 |
サーバー数 | 1,300台以上 |
使用可能デバイス数 | 10台 |
容量制限 | なし |
ノーログ | あり |
まずご紹介したいのがMillen VPNです。
(2024年度9月度現在:キャンペーン中!)
日本の基準をクリアして販売されているのでセキュリティ等の面も安心です。
無料のオプションサービスに「millen VPN Native OpenConnect」があり、アクセス制限が厳しい国からの接続に特化しています。
中国に旅行や仕事で行く方には嬉しいポイントではないでしょうか。
またMillen VPNでは7日,15日と短めの契約期間を選べます。
ただし全額返金保証の対象になるのは1ヶ月からですので、お試しで使いたい方は注意してくださいね。
・安心安全の国産VPNを使ってみたい方!
・中国など、規制が厳しい国でVPNを使いたい方!
Nord VPN
続いてのおすすめはNordVPNです。
NordVPNの魅力は接続の速さで、独自のプロトコル「NordLynx」により高速接続を実現しています。
その他全てのプランにマルウェア保護や広告ブロックの機能があり、セキュリティUPにもはたらく優れものです。
各プランの違いを次にまとめますので、参考にしてくださいね。
全てに共通 | マルウェア保護、トラッカー広告ブロッカー |
コンプリートプラン、プラスプランにあり | 情報漏洩スキャナー、パスワード管理アプリ |
コンプリートプランにのみあり | 1TBのストレージ、次世代ファイルの暗号化 |
・通信速度が速いVPNを使いたい方!
・広告ブロック機能も一緒に試したい方!
Surfshark
詳細はこちら
公式HP | 【SurfShark】 |
価格 | 24ヶ月:333円/月 12ヶ月:556円/月 1ヶ月:1805円/月 豊富な暗号資産決済 |
返金保証 | 全てのプランで30日の返金保証あり |
サーバー設置国数 | 100カ国 |
サーバー数 | 3200台以上のサーバー |
使用可能デバイス数 | 無制限 |
容量制限 | なし |
ノーログポリシ | あり |
最後の有料版VPNのおすすめはSurfsharkです。
こちらの一番の特徴はVPNの接続台数に制限がないこと。
他のサービスではみられない特徴です。
またNordVPNと同様、マルウェア回避、広告ブロック機能もついています。
一番長期のプランだと他の製品より月額料金が安いので、長く、安く使いたい方におすすめです。
・様々なデバイスでVPNを使いたい方!
・広告ブロック機能も一緒に試したい方!
有料といっても意外と安いんですね!
そうだね、セキュリティ面や他にVPNで出来ることがたくさんあることもポイントだね!
まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございました!
「カフェのフリーWi-Fiは危ない?無料Wi-Fiを安全に使う方法」について紹介しました。
記事を簡単にまとめます。
カフェやレストランでフリーWi-Fiを使用する人は、注意してくださいね。
悪意ある第3者がいることを頭の片隅に入れて置き、安全なフリーWi-Fiに接続することをおすすめします。
安全なフリーWi-Fiを選ぶのが難しいやめんどくさい、セキュリティはしっかり保ちたいという方は、VPNを使うことをおすすめします。