Call of Duty MW2が10月28日に発売されました。
Codは競技性の高いFPSゲームで一瞬で勝負が決まります。
フレームレートが低いと撃ち初めで負けてしまうこともあるので、フレームレートは100fps以上でプレイしたいですね。
Call of Duty MW2ではどのぐらいのスペックが必要なのか。ベータ版でどの程度fpsが出るかグラボ別に計測をしました。これから環境を作る人や現在の環境でどのぐらい動くのか知りたい人は参考にしてください。
- RTX 3060Tiのfps計測結果をリリース版に更新しました。
- RTX 3070のfps計測結果をリリース版に更新しました。
- RTX 3080のfps計測結果をリリース版に更新しました。
すぐにゲーミングPCを見たい方はこちらからどうぞ
- フルHDで平均130fps以上:RTX 3060Ti搭載ゲーミングPC
- フルHDで平均140fps以上:RTX 3070搭載ゲーミングPC
- フルHDで平均160fps以上:RTX 3080搭載ゲーミングPC
※平均値はフルHDの結果です。
※マップやモードによりfpsは上下しますので、参考値としてご覧ください。
Call of Duty MW2の推奨スペック
Cod MW2のPC版の要求スペックがColl of Dutyの公式サイトで公開されました。
画像が小さく、文字が見えにくいため以下の表にまとめました。
最低 | 推奨 | 競技用 | ウルトラ4K | |
---|---|---|---|---|
内容 | プレイに必要な最低要件。 | 全てのオプションを高に設定して ほとんどの状況で60fpsを出す ために必要なスペック。 | 高fpsでプレイするために 必要なスペック。競技向け。 | 4K解像度で高fpsを出す ために必要なスペック。 |
OS | Windows 10 64ビット | Windows 10 64ビット Windows 11 64ビット | Windows 10 64ビット Windows 11 64ビット | Windows 10 64ビット Windows 11 64ビット |
CPU | Intel Core i3-6100 Intel Core i5-2500K AMD RYZEN 3 1200 | Intel Core i5-6600K Intel Core i7-4770 AMD RYZEN 5 1400 | Intel Core i7-8700K AMD RYZEN 7 1800X | Intel Core i9-9900K AMD RYZEN 9 3900X |
メモリー | 8GB | 12GB | 16GB | 16GB |
容量 | 72GB | 72GB | 72GB | 72GB |
高解像度 テクスチャ容量 | 32GB | 32GB | 32GB | 32GB |
ビデオカード | NVIDIA Geforce GTX 960 AMD RADEON RX 470 | NVIDIA Geforce GTX 1060 AMD RADEON RX 580 | NVIDIA Geforce RTX 3060 Ti AMD RADEON RX 5700XT | NVIDIA Geforce RTX 3080 AMD RADEON RX 6800XT |
ビデオメモリー | 2GB | 4GB | 8GB | 10GB |
グラフィック ドライバー | NVIDIA:516.59 AMD:22.9.1 | NVIDIA:516.59 AMD:22.9.1 | NVIDIA:516.59 AMD:22.9.1 | NVIDIA:516.59 AMD:22.9.1 |
- 仕様は発売時の製品に対して有効であり、今後更新される可能性があります。
- すべての仕様には、ブロードバンド接続とDIRECTX12の互換性が必要です。
- ゲームのアップデートにより、追加のストレージ容量が必要になることがあります。
- 高解像度テクスチャ容量は、ストリーミングアセットのキャッシュに使用するディスク容量です。ゲーム内の設定でオフにできます。
- 現時点では、IntelかAMDのプロセッサのみサポートされています。
Core i5-12400とRTX 3060Ti以上がおすすめ
公式の発表で、ウルトラ 4KのCPUは「Intel Core i9-9900K」となっています。2018年発売のCPUで世代が古く、性能的には「Intel Core i5-12400」と大差がありません。
新しいゲーミングPCをお考えの方は、Intel Core i5-12400を基準に考えるとよいでしょう。
参考に、こちらの性能比較動画をご覧ください。
スペック表の競技用にあるとおり、高fpsを出すにはRTX 3060Ti以上が必要です。
グラフィックボードの性能がRTX 3060Tiより低くなればなるほど高fpsが出せなくなります。
一瞬で勝負が決まるCod MW2では高fpsが出せないと、不利な状況でプレイすることになってしまいます。
Call of Duty MW2をプレイするならCPUにIntel Core i5-12400以上、グラボはRTX 3060Ti以上をおすすめします。
ベータ版当時のスペック(ここを押すと開きます)
※下記は公式サイトで公開されたベータ版のスペックです。正式版のスペックが公開されたら更新します。
項目 | 公開ベータの必要スペック | 公開ベータの推奨スペック |
---|---|---|
OS | Windows 10 64ビット版 | Windows 10 64ビット版 |
CPU | Intel Core i5-3570 AMD Ryzen 5 1600X | Intel Core i7-4770K AMD Ryzen 7 1800X |
RAM | 8GB | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 960 AMD Radeon RX 470 | NVIDIA GeForce GTX 1060 AMD Radeon RX 580 |
ドライバー | NVIDIA: 516.79 AMD: 21.9.1 | NVIDIA: 516.79 AMD: 21.9.1 |
サウンド | DirectX互換 | DirectX互換 |
ストレージ | 25GB | 25GB |
解像度によるスペックまで公開されていないところを見ると、おそらくフルHDでのスペックと考えられます。
必要スペックは動作に必要な最低スペックのため、ゲームを快適にプレイするのは難しいと考えてよいでしょう。
推奨スペックで60fpsを目指していると思われますが、ゲーム内のグラフィック設定について記述が無いため、どの程度fpsが出るか不明です。
GTX 1060は2016年に登場したGPUで、今ではプレミア価格が付いてしまっています。古いグラフィックボードに使用されているGPUのため性能は低く、現在新たに手に入れる価値は無いと言えます。
Call of Duty MW2のfps計測結果
fps(フレームレート)計測結果は、平均値とゲーム中のfps変動値をまとめました。
- フルHDでならRTX 3060tiで高fpsが出せる。
- フルHDでもRTX 3080になると、よりfpsは安定する。
- 4KでプレイするならRTX 3080が必須レベル。
fpsの平均値が高くても、ゲーム中に何度も60fpsを下回るようではプレイに悪い影響が出てしまいます。平均値だけでなく、ゲーム中のfps変動を見ることがとても大切です。
fps計測条件
以下の4つのグラボでfps計測をしました。
- RTX 3060
- RTX 3060Ti
- RTX 3070
- RTX 3080
fps計測条件は以下です。
- fps計測にMSI AFTERBURNERを使用。
- ゲームモード:ドミネーション(バトル時間が長いため)
- 解像度:フルHD・WQHDで計測。3070と3080は4Kも計測。
- クオリティプリセット:最低と極限の2種類。
- レンダリング解像度:100に設定する。
- DLSS:オフ(fpsは上がるが画面がボケるため)
- FIDELITYFX CAS:オン(強さ100、視認性向上のため)
- モーションブラー系は全てオフ
- NVIDIA REFLEX低遅延:オン+ブースト
- 視野角105
※1:オン・デマンドテクスチャスリーミングはオフが推奨ですが、今回はプリセットの設定にしたがっています。
※2:マップやバトルの状況によってfps(フレームレート)は上下します。結果は参考値としてご覧ください。
Youtubeやfps計測結果を公開しているサイトで、グラフィック設定を「最低」にした結果が非常に高いfps結果が出ています。Cod MW2でグラフィック設定を最低にすると、レンダリング解像度が自動で50に設定されます。画面サイズが960×540に変更されるため、高fpsが出ますがボケボケの画像になり、プレイに支障が出てもおかしくありません。本記事では、レンダリング解像度を100に再設定してfps計測をしています。
RTX 3060のゲーム中fps変動
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:126fps(115fps)
- 極限:88fps(62fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:102fps(69fps)
- 極限:76fps(57fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 3060 フルHDの結果
RTX 3060 WQHDの結果
RTX 3060はフルHDの最低設定が推奨です。これ以上設定を上げたり、解像度を上げるとfpsが低くなってしまい、不利なバトルをすることになるでしょう。
多少画面がボケてもfpsを高く保つならDLSSをオンにすることも視野に入れることになります。
- フルHD:最低設定でプレイを推奨。
- WQHD:最低設定にしてもプレイは厳しい。
RTX 3060Tiのゲーム中fps変動
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:169fps(133fps)
- 極限:113fps(93fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:148fps(127fps)
- 極限:93fps(74fps)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:67fps(44fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 3060Ti フルHDの結果
RTX 3060Ti WQHDの結果
RTX 3060Ti 4Kの結果
ベータ版でfps計測をしたときは最低設定でも140fps出すのがやっとの状態でしたが、正式版で再計測をしたところ、全体的に高いfpsが出ていました。
RTX 3060TiでフルHDならグラフィック設定を高くしても100fps以上でプレイ可能です。
WQHDの最低設定でも平均で140fpsが出ていて快適に遊べるレベル。プレイ中にカクツキは感じませんでした。
さすがに4Kは難しい。平均60fps程度は出ていますが、明らかに画面のカクツキを感じます。
ゲーミングPCでCodをプレイするのに60fps以下で戦うのはデメリットしかありません。素直に解像度を下げましょう。
- フルHD:最低設定でプレイを推奨。
- WQHD:最低設定ならプレイ可能。
- 4K:最低設定もプレイは難しい。解像度を下げましょう。
RTX 3070のゲーム中fps変動
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:166fps(145fps)
- 極限:133fps(113fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:142fps(109fps)
- 極限:101fps(79fps)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:83fps(66fps)
- 極限:52fps(40fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 3070 フルHDの結果
RTX 3070 WQHDの結果
RTX 3070 4Kの結果
RTX 3070はフルHDなら高いfpsが維持できています。
WQHDでも最低設定なら遊べるレベルのfpsが出ていました。
4Kは最低ならギリギリ遊べますがおすすめはできません。よほどのことが無い限り、WQHD以下のプレイを推奨します。
- フルHD:極限設定でもプレイ可能。最低設定ならより高いfpsが出る。
- WQHD:最低設定なら十分プレイ可能。
- 4K:最低ならギリギリ遊べるがおすすめはできない。極限はfpsが低すぎてNGです。
ベータ版当時の計測結果(ここを押すと開きます)
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:148fps(137fps)
- 極限:142fps(105fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:138fps(124fps)
- 極限:114fps(86fps)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:88fps(52fps)
- 極限:67fps(47fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 3070 フルHDの結果
RTX 3070 WQHDの結果
RTX 3070 4Kの結果
RTX 3080のゲーム中fps変動
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:181fps(167fps)
- 極限:152fps(123fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:175fps(156fps)
- 極限:134fps(118fps)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:108fps(99fps)
- 極限:86fps(68fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 3080 フルHDの結果
RTX 3080 WQHDの結果
RTX 3080 4Kの結果
RTX 3080では4Kでも最低設定なら100fps前後が出せていて、そこそこ快適にプレイすることができました。
WQHDまでなら144fps固定も可能。RTX 3080があれば、どの解像度でもグラフィック設定を調整すれば快適にプレイできます。
RTX 3080のDLSS比較
- 画面解像度:4K(3840×2160)
- グラフィックプリセット:極限
- DLSSオフ:CAS 詳細100に設定
- DLSSオン:DLSSのタイプ「バランス」
ゲーム中にfpsは上下しますが、おおよそ20~40fps程度の向上がありました。
- フルHD:非常に快適にプレイできる。極限でも高いfpsが出せる。
- WQHD:最低設定は144fps固定が狙える。極限でも100fps以上でプレイ可能。
- 4K:最低なら快適にプレイ可能。fpsの安定を考えると解像度をWQHDに落とすことも検討。
ベータ版当時の計測結果(ここを押すと開きます)
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:176fps(146fps)
- 極限:166fps(143fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:172fps(164fps)
- 極限:145fps(116fps)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:107fps(93fps)
- 極限:86fps(72fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 3080 フルHDの結果(ベータ版)
RTX 3080 WQHDの結果(ベータ版)
RTX 3080 4Kの結果(ベータ版)
※RTX 3080 4K 最低の計測時間が短かいですが、一旦掲載します。
RTX 4090のゲーム中fps変動
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:216fps(198fps)
- 極限:183fps(160fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:207fps(186fps)
- 極限:210fps(176fps)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:194fps(166fps)
- 極限:132fps(109fps)
- 極限+DLSSオン:223fps(188fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 4090 フルHDの結果
RTX 4090 WQHDの結果
RTX 4090 4Kの結果
RTX 4090では4Kでも快適にプレイできました。グラフィック設定を極限にしても、ほとんど100fpsを切ることが無く遅延も感じません。
DLSSオン(バランス設定)にすると、80~100fpsフレームレートが上がりました。設定を間違えたかと思ってしまうほど向上するので驚きました。4Kは解像度が高いため、DLSS特有のボケは感じません。
RTX 4090は165HzモニターやWQHD以上のモニターを使っている人なら、とても快適な環境になります。
- フルHD:非常に快適にプレイできる。極限でも高いfpsが出せる。
- WQHD:非常に快適にプレイできる。極限でも高いfpsが出せる。
- 4K:極限にしても快適にプレイができる。DLSSをオンにすると平均200fpsを超えることがある。
RTX 4090のグラフィックボードをこちらの記事で紹介しています。
RTX 4070 Tiでもフレームレートの測定を行いました。結果はこちらの記事で紹介しています。
Cod MW2はRTX 3060Ti以上を推奨
実際にプレイをして計測した結果、グラボはRTX 3060Ti以上を推奨します。
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:169fps(133fps)
- 極限:113fps(96fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:148fps(127fps)
- 極限:93fps(74fps)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:67fps(44fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 3060Tiがあると、フルHDの最低設定で平均140fps前後の高いfpsが維持できます。
140fps出ていれば、バトル中のfps差によって撃ち負けたということは少なくなるでしょう。
フルHDモニターでもRTX 3080にすると非常に快適です。予算に余裕があるなら検討したいグラボです。
Cod MW2におすすめのゲーミングPC
Cod MW2では、グラフィックボードはRTX 3060Ti以上が必須と言って良いでしょう。
BTOメーカー各社より、RTX 3060以上が搭載されたコスパが良いゲーミングPCを紹介します。
RTX3060 搭載ゲーミングPC(設定次第でほとんどのゲームが快適!)
メーカー 商品名 | 仕様 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|
送料無料! LEVEL M77M-134F-RBX | CPU:Core i5-13400F グラボ:RTX3060 チップセット:B760 SSD:500GB NVMe メモリ:DDR5 16GB 電源:700W (80PLUS BRONZE) 参考価格:145,800円 | 無料会員は送料無料。 | |
G-GEAR GA5J-C230/B3 | CPU:Core i5-13400F グラボ:RTX3060 チップセット:B660 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR4 16GB ドライブ:DL対応 DVDスーパーマルチ 電源:750W (80PLUS GOLD) 参考価格:147,800円 | 送料2,200円~4,400円。 |
LEVEL-M77M-134F-RBX
参考価格:145,800円
パソコン工房のLEVELシリーズ。電源が700Wあるので、将来のグラボアップグレードやSSDの増設など、問題なありません。LEVELのミニタワーはシンプルなデザインですが高級感があり、インテリアとしてお部屋においておけます。eスポーツにスポンサーとして参加しているLEVEL。ゲーミングPCのクオリティは高いです。
G-GEAR GA5J-C230/B3
参考価格:147,800 円
ケースの大きさと電源750Wが将来の拡張性を持っています。グラボのアップグレードやパーツの増設にも対応可能。DVDマルチドライブが標準搭載されているので、CDやDVDの視聴もできます。まずはコストを抑えてRTX3060からスタート。将来的にグラボ交換でアップグレード!が実現できるゲーミングPCです。
RTX3060 Ti 搭載ゲーミングPC(ほとんどのゲームが快適!)
メーカー 商品名 | 仕様 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|
会員は送料無料! パソコン工房 LEVEL-M77M 134F-SAX | CPU:Core i5-13400F グラボ:RTX3060Ti チップセット:B760 SSD:500GB NVMe メモリ:DDR4 16GB 電源:700W (80PLUS BRONZE) 参考価格:163,700円 | 送料2,200円。 沖縄・離島は 送料6,600円。 会員は送料無料。 |
LEVEL-M77M-134F-SAX
参考価格:163,700円
チップセットにB760、DDR4メモリー16GB、SSD 500GB NVMe Gen3と、コストを抑えた構成です。電源が700Wあるので、将来的にグラボのアップグレードにも対応。無料会員登録すると送料無料にるのは大きいですね。
RTX3070 搭載ゲーミングPC(高fpsで快適に遊ぶならこれ!)
メーカー 商品名 | 仕様 | 価格 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
FRONTIER FRGH670/Q3 | CPU:Core i7-13700F グラボ:RTX3070 チップセット:H670 SSD:1TB NVMe メモリ:DDR4 32GB 電源:850W (80PLUS GOLD) | 242,800円 | 送料2200円~4400円。 |
FRONTIER FRGH670/Q3
参考価格:242,800円
チップセットにH670、DDR4 32GB、SSD 1TB NVMe。CPUクーラーにDeepcool AK400が採用されています。メモリが32GB搭載されているので配信や動画編集、画像加工など、クリエイティブ作業でも快適。電源が850Wあるので、パーツの増設やグラボアップデートにも対応できます。長く使えるゲーミングPCです。
RTX3080 搭載パソコン
各メーカーで販売終了しています。同等の性能なRTX4070を検討してください。
fps計測に使ったグラボ
計測に使ったグラボは以下の4種です。
グラボは番号が上がるほど消費電力も大きくなります。PCに搭載する電源容量も確認しておきましょう。
GEFORCE RTX 3060 | GEFORCE RTX 3060 Ti | Palit RTX3070 | Palit RTX3080 | |
---|---|---|---|---|
メーカー | INNO3D | MSI | Palit | Palit |
製品型番 | GEFORCE RTX 3060 TWIN X2 OC ※メーカーHPへリンク | GeForce RTX 3060 Ti VENTUS 2X 8G OCV1 LHR ※メーカーHPへリンク | Palit NE63070019P2-1041A ※メーカーHPへリンク | Palit NED3080019IA-132AA ※メーカーHPへリンク |
CUDAコア数 | 3584 | 4864 | 5888 | 8704 |
ブーストクロック | 1792 MHz | 1695 MHz | 1725 MHz | 1710 MHz |
メモリタイプ | 12GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 10GB GDDR6X |
メモリスピード | 15 Gbps | 14 Gbps | 14 Gbps | 19 Gbps |
メモリバス幅 | 192-bit | 256-bit | 256-bit | 320-bit |
インターフェース | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 |
消費電力 (W) | 170W | 200W | 220W | 320W |
補助電源コネクタ | 8-pin | 8-pin | 8-pin X2 | 8-pin X2 |
推奨電源容量 (W) | 550W | 600W | 650W | 750W |
ポート | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 |
Amazon | RTX3060を見に行く | RTX3060Tiを見に行く | RTX3070を見に行く | RTX3080を見に行く |
TSUKUMO | TSUKUMOを見に行く | TSUKUMOを見に行く | TSUKUMOを見に行く | TSUKUMOを見に行く |
プロが説明するグラフィック設定
Cod MW2のゲーム内設定は、Rush Gaming所属Gorouさんの説明を見るのがおすすめです。
eスポーツのプロとして活動されているGorouさんが、実際にプロが使うコントローラーの設定、グラフィック設定を詳しく解説されています。
Gorouさんの設定を基準に、自分なりに調整していくと良いでしょう。
PC版MW2の説明ですが、PS4・PS5・XBOXでも同じ部分があるので参考になります。
Rush GamingのGorouさんはグラボにRTX 3080を使われているようです。
Cod MW2のFAQ
- Cod MW2はグラボなしのPCで遊べる?
-
グラボなしPCでは遊べません。Cod MW2はグラボ必須のゲームです。
- Cod MW2におすすめのグラボは?
-
公式の競技用設定にあるとおり、RTX 3060Ti以上がおすすめです。RTX 3060以下のグラボでも遊ぶことはできますが、まんぞくできるパフォーマンスが出せなくなってきます。
- Cod MW2で144fps以上出すにはどのグラボが必要?
-
フルHDの場合、RTX 3060ti以上でグラフィック設定を最低にすれば144fps出せます。
さらに、グラフィック設定にあるDLSSを使用すれば、180fps前後までパフォーマンスが向上します。
デメリットとして、ボヤっとした画質になるため、遠くの敵がわかりにくくなります。
Cod MW2で画面がチラつくときの対処法
安定ドライバーがリリースされるまで、公式の推奨ドライバー「516.59」をインストールしておきましょう。
516.59でもクラッシュは発生しましたが、画面のチラつきは解消されます。
ドライバーのダウングレードは、NVIDIA公式サイトの手動検索からドライバーをダウンロード。
ダウンロードしたファイルからドライバーの上書きインストールができます。
fps計測に使ったゲーミングPCの紹介
本記事の計測で使っているのは、BTOパソコン専門ショップSTORMのゲーミングPCです。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows 11 64ビット home |
CPU | Intel Core i5-12600KF(10コア/16スレッド 3.7GHz) |
CPUクーラー | 水冷式クーラー(MSI) |
メモリ | 16GB |
マザーボード | PRO B660-A DDR4(MSI) |
GPU(グラボ) | Nvidia GeForce RTX 3060 / GDDR6 12GB |
SSD | M.2 Gen3 500GB |
電源 | 850W (80PLUS Gold) |
備考 | マザーボードのM.2スロットは2つ。両方Gen4対応です。 |
型番 | STORM PG-WG12(販売終了しています) |
ゲームメインならCPUはCore i5で問題ありません。実況配信や重たい動画編集をするならCore i7とメモリを32GBにすると良いでしょう。
BTOパソコンショップSTORMのゲーミングPCは基本的に850W(80PLUS Gold)の電源を搭載しています。
将来、PCパーツの増設やグレードアップをするときも、電源容量が足りない!と言ったことになりにくい容量で助かります。
もし、モニターの解像度がWQHD(2560×1440)以上の場合はRTX 3070以上を選択することをおすすめします。
STORMのことをもっと詳しく知りたい方は、STORM(ストーム)のでレビューと評判も参考にしてください。
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