軽くてバッテリー長持ちで操作しやすい。そんなゲーミングマウスをお探しではありませんか。
ワイヤレスのゲーミングマウスはバッテリーの持ちが悪かったり重たいものがあります。ゲーム中にバッテリー切れを起こしたり、重さで操作ミスをするとゲームの妨げになりますよね。
こんな問題を解決してくれるのがFnatic Gear BOLTシリーズ ゲーミングマウス。
軽くてバッテリー長持ちなゲーミングマウスを探している方は参考になりますので、ぜひ最後までご覧ください。
Fnatic Gear BOLTを1か月使って感じたこと
BOLTを使い始めて約1か月がたちました。
私自身、Cod MW2をプレイすることが多いのですが、BOLTを使いはじめて明らかにスコアが伸びていると感じます。
以下は最近の結果です。これまで、こんなに飛びぬけた結果を出せたことはほとんど無かったです。
今まで使っていたマウスは「マウスを操作している」感じがありましたが、Fnatic Gear BOLTに変えてから見たい方向を見る、撃ちたいときに撃つ感覚に変わりました。
「視点を変えたい→マウスを動かす→視点を変える」ではなく「視点を変えたい→視点を変える」感覚です。
手にフィットしていること、サイドボタンを含め操作ミスが減ったことにより、マウス操作を意識することが少なくなりました。
キャラクターコントロールがスムーズに行えるので、以前より明らかにスコアが上がったと感じます。
Fnatic Gear BOLT の特徴
Fnatic Gear BOLT ワイヤレスゲーミングマウスの主な特徴を紹介します。
- ワイヤレスなのに軽量で、長時間操作しても疲れない。
- 持ち方を選ばない、バランスの良い形状をしている。
- 軽い力で操作できるので、FPSシューター系ゲームに合っている。
- 専用ソフトでボタン機能割り当てやLEDカスタマイズで自分好みのマウスにできる。
- バッテリー長持ちで、1度充電したら1週間ぐらい使える。
持ち方を選ばない形状をしているので、手が大きい人、小さい人でもフィットします。
マウスソールの滑りが良く、素早い操作が必要なFPSシューター系のゲームに最適。
マウスの軽さと滑りの良さで、初動から遅れることがありません。
外出のときはノートパソコンとBluetooth接続(最長210時間)すれば、バッテリー切れの心配が無くなります。
BOLTを使い始めて14日目。1日平均約4時間、LEDオンで使用。バッテリーの残量が43%でした。まだまだ使えそうです。
BOLTの仕様と外観
製品名 | BOLT Black | BOLT White |
---|---|---|
センサー | PixArt PAW3370(オプティカル) | |
接続方式 | 2.4GHz Wireless、Bluetooth 5.1 | |
バッテリー持続時間 | 2.4GHz Wireless接続時:最大110時間(LED OFF) Bluetooth接続時:最大210時間(LED OFF) | |
ボタン数 | 6 | |
最大解像度 | 19,000dpi | |
ポーリングレート | 2.4GHz Wireless接続時:1,000Hz Bluetooth接続時:125Hz | |
トラッキング速度 | 400IPS | |
スイッチ | Kailh GM8.0(寿命8000万回) | |
オンボードメモリ | あり(プロファイル4つ) | |
LEDカラー | RGB(ホイール部のみ) | |
専用ソフト | Fnatic OP Software | |
マウスソール | PTFE(テフロン) | |
サイズ | 120.89×55.44×38.53mm | |
重量 | 67g | 69g |
カラー | ブラック | ホワイト |
型番 | MS0003-001 | MS0003-002 |
発売日 | 2022年 4月29日 | 2022年 4月29日 |
内容物
- BOLT ゲーミングマウス本体
- USB延長アダプター
- USBワイヤレスアダプター
- USB延長ケーブル(185cm)
- 交換用マウスソール(1mm)
※マウス本体に付いているマウスソールは0.8mm。交換用マウスソールは1mmです。
- クイックガイド
- 規制情報ガイド
BOLTの形状
BOLTは左右対称形状。ただし、サイドボタンが左側にしか付いていないので、右手用です。
前面にはUSB Type-Cが1つ。付属のUSBケーブルを接続して充電します。
マウスの先端から後方に向かって本体は高くなっていて、手を置いたとき自然にフィット。かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ち、どれも持ちやすい形状をしています。
マウスの中央部分は、上部から底面に向かって内側に入っていく形状です。
親指、薬指、小指で両サイドを挟んだ時、軽い力でもマウスがズレることを抑えられます。
ゲームプレイ中にマウスを持つ力を軽くできるので、クリック操作の制度を上げることができます。
裏面にBluetooth、電源OFF、2.4GHzワイヤレスの切替えスイッチ。真ん中にセンサーが付いています。
マウスソールに保護シートが付いているので、使う前に剥しましょう。
マウスソールの素材はテフロン(PTFE)。滑りが良く、どんなマウスパッドでも引っかかりが無い操作ができます。
ボタンは全部で6つ
- 左ボタン
- 右ボタン
左右ボタンの耐久性は8000万回。ボタンのどこを押してもカチカチと軽くクリックができます。手が小さい、指が短い人でも操作しやすいスイッチです。
- 前サイドボタン
- 後サイドボタン
サイドボタンは大き目で、1.5mmほど飛び出しています。押したときはコチコチと鈍い音。ボタン形状は大き目で押しやすく、適度な重さがあり操作ミスを起こしにくい感触です。
ボタンとボタンの間にしっかり隙間が作られているので、ボタンの押し間違いを起こしません。
- ホイールクリック
- DPI切替ボタン
ホイールクリックは浅めで深く押し込む必要はありません。クリックは少し固く感じますが、ホイールの回転操作とクリック操作が明確に分けられ、操作ミスが起こりにくくなります。
また、ホイールとDPI切替ボタンの間が広いので、間違ってDPIボタンを押してしまうミスは起こりません。
ホイールの飛び出し量は2.5mm程度。左右ボタンからホイールに移動する距離が短いので、素早くホイール操作に移行できます。FPSゲームなど、早い操作が必要なゲームではポイントが高いですね。
重さの実測
BOLTを実測したところ68.9gでした。
他のゲーミングマウスと比べると以下のようになります。
マウス | 名称 | 重さ |
---|---|---|
Fnatic BOLT | 69g | |
SteelSeries AEROX 3 | 68.4g | |
Razer Viper Ultimate | 74g | |
Logicool G PROワイヤレス | 80.6g | |
Logicool G703h | 95g |
ワイヤレスアダプター
ワイヤレスアダプターはUSB接続で使います。
PCとマウス操作する場所の距離が離れているときは、少しでも通信障害を取り除くために、付属のUSB延長ケーブルと延長アダプターを使います。
※延長ケーブルがUSB Type-C、ワイヤレスアダプターがUSB Type-Aです。間に挟む延長アダプターはType-CとType-Aの変換アダプターです。
ノートパソコンで使う場合は、ワイヤレスアダプターを直接差して使うとよいでしょう。アダプターの飛び出し量が約1cmありますが、邪魔になることはありません。
外出時にノートパソコンなどでBOTLを使うなら、Bluetooth接続がおすすめ。接続時間が最大210時間と長いので、バッテリー切れの心配がなくなります。
USB Type-Cケーブル
付属のUSBケーブルはType-C側が3つ又のような形になっています。
ケーブル部分は布のような素材。ケーブルは柔らかく自由に曲げられます。摩擦が少ないケーブルで、引っかかりや重さを感じないマウス操作が可能。
操作中にバッテリー切れを起こしても、USB接続すれば充電しながら操作ができます。
USB差込口が3つ又形状のおかげで、激しい操作でもケーブルが抜けにくく、USB端子も保護してくれます。
Fnatic OP Software
Fnatic OP Softwareを使うと、BOLT ワイヤレスゲーミングマウスのカスタマイズやファームウェアアップデートが可能です。
カスタマイズした設定はマウス本体のメモリー機能(最大4つ)に保存できるので、パソコンを変えてもマウスを同じ設定で使うことができます。
Fnatic OP Software
Fnatic OP Softwareを使って以下のようなカスタマイズできます。
- CPI(DPIとほぼ同じ意味)
- リフトオブディスタンス
- ポーリングレート
- デバウンスタイム
- LED設定
- キーバインド(キー設定)
説明書にはDPI(Dot Per Inch)と書かれていますが、ソフト上はCPI(Counts Per Inch)でした。最近はDPIが主流ですね。どちらも1インチ動かしたときの距離は同じなので、気にする必要はありません。
LEDはカラーや明るさ、エフェクトスピードが変えられます。ホイールを軽く光らせる程度でカスタマイズ性は高くありません。
メインで使う5つのキーに機能が割り当てできます。DPI切替ボタンにはキー設定が割り当てできないところは残念でした。
一部の設定変更は本体でもできる
DPIの数値やLEDの明るさなど、一部の機能は本体だけで変更が可能です。
ただ、クイックガイドを見てわかるように操作がややこしい。素直に専用ソフトで設定した方が早いです。
ファームウェアアップデート
マウスのファームウェアアップデートはFnatic OP Softwareを使って行います。
マウスを接続した状態でFnatic OP Softwareを起動。
ファームウェアアップデートができるときは「アップデートするには、マウス本体とUSBワイヤレスアダプターを個別にPC接続してね」とメッセージがでます。
「Upgrade」ボタンをクリックすれば、アップデートが開始されます。
BOLT ワイヤレスゲーミングマウスのメリット・デメリット
- 69gと軽く、長時間使っても疲れない。
- ワイヤレス接続で最大110時間のバッテリー持ち。
- 1度充電すれば1週間は使える長寿命。
- フィット感がよく、マウスを持つ力は軽くてOK
- ホイールの重さが良く、操作ミスしにくい。
- DPI切替ボタンにボタン機能割り当てができない
- LEDが1つしかないので、いろいろ光らせたい人は物足りないかも。
- サイドボタンのデザインが少しモッサリしている。
- 表面がサラサラなので、人によっては滑るように感じるかも。
Fnatic Gear BOLTの一番残念なところはDPI切替ボタンに、ボタン機能割り当てができないところ。
それ以外は問題と言えるところがほとんどありません。
重さはちょうどよく、バッテリーの持ちがいい。サイドボタンのデザインは少しモッサリしているが押しやすく、全体的にフィット感もいい。
LEDがホイール部分1カ所で、光らせるパターンも多くありません。LEDの光方もそれほど綺麗ではないので、ゲーミングデバイスでキラキラ光らせたい人は物足りなさを感じるかもしれないです。
全体的に誤操作しにくい形状で、長時間でも使いやすいワイヤレスゲーミングマウスです。
Fnaticはeスポーツブランドです
Fnatic(フナティック)は2004年にイギリスで設立されたeスポーツブランドです。
- リーグ・オブ・レジェンド
- VALORANT
- Apex Legends
- CS:GO
- FIFA
- レインボーシックス シージ
たくさんのeスポーツに参加をしており、多くのチャンピオンシップを獲得。所属するプロ選手、クリエーターは2020年に1億時間を超えるエンターテイメントコンテンツを創り出しています。
Fnaticは東京にもオフィスがあり、ヨーロッパだけでなくアジアでの活動にも力を入れています。
たくさんのゲーミングギアをeスポーツプレイヤーやユーザーと共に開発しています。
マウスパッドの開発も行っており、JETシリーズは摩擦が少なく素早い操作に最適なゲーミングマウスパッド。FPSゲームに最適なJET マウスパッドのレビューしているので、参考にしてください。
BOLTは軽くて長時間戦えるゲーミングマウスです
Fnaic Gear BOLT ワイヤレスゲーミングマウスの特徴をおさらいです。
- ワイヤレスなのに軽量で、長時間操作しても疲れない。
- 持ち方を選ばない、バランスの良い形状をしている。
- 軽い力で操作できるので、FPSシューター系ゲームに合っている。
- 専用ソフトでボタン機能割り当てやLEDカスタマイズで自分好みのマウスにできる。
- バッテリー長持ちで、1度充電したら1週間ぐらい使える。
BOLTは、軽量で操作がしやすいワイヤレスゲーミングマウスです。
ボタン機能割り当てやリフトオフディスタンスも変えられるので、自分好みのマウスにカスタマイズできます。
ホールド感が良く、ボタンは操作ミスをしにくい形状なので、初心者からベテランまで幅広く使えます。
特にApexやVALORANT、CodなどFPSシューター系のゲームに相性がよいです。軽くて操作感がよく、長時間戦いたい方は、満足できるゲーミングマウスです。
JET マウスパッドとBOLTを組み合わせると操作感バツグンです。摩擦の少ないマウスパッドをお探しの方は、こちらのレビュー記事を参考にしてください。
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