20万円前後~25万円以下で買えるゲーミングPCについてまとめた記事です。
難しい説明はせず、サクッと読めるようにわかりやすくまとめました。
この価格帯に多いスペックの内容、メリット・デメリットや注意点をまとめているので、購入時の参考にしてください。
20万円~25万円以下で買えるゲーミングPCのスペック
20万円~25万円以下のゲーミングPCは、WQHD(2560×1440)をターゲットにしたGPUが搭載され、最新のゲームを快適にプレイできる性能を持っています。
メーカーによっては簡易水冷CPUクーラーが搭載されるため、冷却性能も高められます。
以下は一般的なスペックです。
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5-14400F か Intel Core i7-14700F |
AMD Ryzen 7 5700X | |
CPUクーラー | 空冷か水冷 |
GPU | Geforce RTX 4070 か Geforce RTX 4070 SUPER |
RAM | DDR4かDDR5の 16GBか32GB |
ストレージ | SSD 500GB~1TB |
PCケース | ミニタワーかミドルタワー |
CPUはミドルクラスのCore i5-14400FかCore i7-14700F、またはAMD Ryzen 7 5700Xが選択されることが多くなります。
この価格帯のゲーミングPCには、GPUにRTX 4070かRTX 4070 SUPERが搭載されます。
最近、RTX 4070搭載PCとRTX 4070 SUPER搭載PCの価格が同じぐらいになってきているため、選択するならRTX 4070 SUPER搭載PCを強くおすすめします。
RTX 4070 SUPER搭載PCの方が安いモデルもあります。よく確認してから購入してください。
20万円~25万円以下のゲーミングPCが得意なこと苦手なこと
この価格帯のPCで得意なこと、苦手なことは以下です。
得意なこと | フルHDゲームで240fps以上 WQHDゲームで100fps以上 実況配信 一般的なPC作業 動画制作 3DCG制作 AI画像の高速生成 |
苦手なこと | 4Kゲームプレイ 高解像度の最高画質ゲームプレイ 高解像度のレイトレーシング処理 大規模な3DCG制作 |
高フレームレートでゲームプレイ
多くの主流ゲームを高フレームレートでプレイ可能です。
フルHDでは240fps以上、WQHDでも100fps以上でプレイができます。
Apex LegendsやFORTNITEなどのFPSシューターゲームは、240fps以上でプレイが可能。
サイバーパンクやStarfieldのような重たいゲームでも100fps以上でプレイできます。
ゲーム | フルHD | WQHD |
---|---|---|
Apex Legends(低設定) | 298 fps | 288 fps |
FORTNITE(低設定) | 288 fps | 282 fps |
サイバーパンク2077(高設定) | 157 fps | 145 fps |
FF14 黄金のレガシー(標準) | 219 fps | 189 fps |
Starfield(高設定) | 127 fps | 109 fps |
RTX4070 SUPERなら、WQHDモニター性能を最大限に引き出すことができます。
実況配信(ストリーミング)
ゲームをプレイしながらTwitchやYouTubeでの実況配信が快適に行えます。
OBSでLIVE配信・WQHD解像度
上記画像のように、画面上にエフェクトが沢山表示されていても、240fps以上で快適にプレイができます。(通常時は298fps前後出ます)
また、NVIDIAのGPU(RTX4070など)で使えるNVENCエンコーディング(AV1)を配信設定で使用すると、これまでのMP4形式より高画質の配信が行えます。
クリエイティブ作業
Stable Diffusionのような画像生成AIや動画編集など、クリエイティブ作業も快適に行えます。
特にRTX 4070以上から画像生成AIの生成速度が速くなるため、トライアンドエラーが効率良く行えます。
画像生成AIの生成速度
業務向けクリエイティブ作業用としても性能が発揮できます!
4Kや高負荷作業は苦手
4K(3840×2160)でグラフィック設定を高くしたり、レイトレーシングをオンにしたゲームプレイは、高いフレームレートが出せません。
大規模な3DCGやプロレベルのハイクオリティの動画編集は苦手な部類の作業です。
業務に使うようなハイクオリティなクリエイティブ作業は、CPU性能やメモリ使用量、GPU性能が求められるため、この価格帯のスペックでは処理に時間がかかる結果になります。
WQHD(2560×1440)までなら、ゲームや趣味レベルの動画編集などは全く問題ありません。
プロレベルでなければ十分な性能を持っているので、全く問題ありません。安心してください。
20万円~25万円以下で買えるゲーミングPCのメリット・デメリット
20万円~25万円以下で買えるゲーミングPCのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | |
---|---|
高いパフォーマンス | 最新のAAAタイトルを高画質でプレイできる性能です。ゲームによっては4K解像度でも快適にゲームが楽しめます。 |
冷却性能が高い | この価格帯から、多くのモデルがサイドフロー空冷やPCケースファンが搭載されます。メーカーによっては水冷CPUクーラーを採用しており、長時間の高負荷作業でも安定した動作を保ちます |
将来的な拡張性 | 一部のモデルはミドルタワーケースが採用されます。ケース内部のスペースやパーツの互換性により、将来的なアップグレードの幅が広がります。 |
デメリット | |
---|---|
価格が高くなる | 高性能である分、PC自体は高額になります。 |
サイズと重量が大きくなる | 高性能なパーツを搭載しているため、PC自体が大きく重くなることが多くなります。設置スペースが限られている場合には不便です。 |
消費電力 | 高性能なパーツは消費電力も高いため、電気代が増加する可能性があります。 |
デメリットもありますが、その分、高性能になります。ゲームやクリエイティブ、一般的な作業など、何でもこなせるPCスペックです。
20万円前後~25万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめ用途
20万円~25万円以下で買えるゲーミングPCは、フルHDでゲームをガチプレイしたい方や、WQHDモニターを使う方に最適です。
WEBページの閲覧やオフィス系ソフトの使用、動画鑑賞、音楽鑑賞などは、複数のアプリを同時に実行しても快適に使えます。
20万円~25万円以下で買えるゲーミングPCは、最初からスペックが高いため、しばらくパーツのアップグレードは不要です。
後からパーツのアップグレードを考える必要が無いので、高スペックPCを求める方にとって、将来的なコスパも高くなります。
この価格帯は、ゲームをガチプレイしたい人には最適のPCスペックがそろっています。
20万円~25万円以下で買えるおすすめゲーミングPC
RTX4070よりRTX4070 SUPERの方が性能が高いです。
RTX4070とRTX4070 SUPER搭載PCの価格が似てきているので、選択するならRTX4070 SUPER搭載PCを選ぶことをおすすめします。
商品名 | メーカー仕様 | ゲーム /配信 | デザイン | 静音性 | サポート | こんな人向け |
---|---|---|---|---|---|---|
おすすめNo1 充実サポート! NEXTGEAR JG-A7G7S 参考価格: 229,900円 | CPU:Ryzen 7 5700X CPUクーラー:水冷240mm グラボ:RTX4070 SUPER チップセット:B550 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR4 16GB 電源:750W BRONZE 送料無料 公式サイトを見る >>レビュー記事はこちら | 初心者も安心の充実サポート。 マウスコンピューターは、標準で3年保障。 365日24時間の電話サポートもしているので、 夜間に故障した場合もすぐに相談できます。 PCファンの音が若干大き目ですが、その分 冷却性能が高く、性能は大満足します。 | ||||
高コスパ FRGKB550 WS1105/NTK 参考価格: 208,800円 | CPU:Ryzen 7 5700X CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX4070 SUPER チップセット:B550 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR4 32GB 電源:750W GOLD 送料:2,200円~ 4,400円 公式サイトを見る | 価格を抑えられる。 とにかく価格を抑えたい人向け。 見た目やパーツにこだわりのない人に向いています。 その分、ある程度PCの知識があった方が良いでしょう。 | ||||
Ryzenモデル!GALLERIA XA7R-R47S 参考価格: 229,980円 | CPU:Ryzen 7 5700X CPUクーラー:サイドフロー空冷 グラボ:RTX4070 SUPER チップセット:B550 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR4 16GB 電源:750W BRONZE マイクラとXBOX Game Pass付属 送料3,300円。 公式サイトを見る | Ryzen搭載モデル。 早くPCが欲しい人向け。 ドスパラは最短翌日出荷で納期が早い。 すぐにPCが欲しい人は助かります。 実店舗もあるので、実際にPCを触ってから 購入をしても良いですね。 | ||||
高静音性重視! G-GEAR Aim 参考価格: 229,800 円 | CPU:Core i5-14500 CPUクーラー: サイドフロー空冷 グラボ:RTX4070 チップセット:B760 SSD:NVMe Gen4 1TB メモリ:DDR4 16GB 電源:750W 80PLUS GOLD 送料:2,200円 公式サイトを見る >>G-GEAR Aimの レビュー記事はこちら | 静音性が高くスタイリッシュ。 G-GEAR Aimは、とにかく静音性が高いPCです。 スタイリッシュな見た目で、どこに置いてもデザインがマッチします。 カスタマイズ性が高いので、お好みのPCが作れます。 | ||||
Core i7搭載! GALLERIA RM7C-R47 参考価格: 234,980円 | CPU:Core i7-14700F CPUクーラー: サイドフロー空冷 グラボ:RTX4070 チップセット:B760 SSD:NVMe 500GB メモリ:DDR5 16GB 電源:650W 80PLUS BRONZE マイクラとXBOX Game Pass付属 送料:3,300円 公式サイトを見る | Core i7搭載&早くPCが欲しい人向け。 ドスパラは最短翌日出荷で納期が早い。 すぐにPCが欲しい人は助かります。 実店舗もあるので、実際にPCを触ってから 購入をしても良いですね。 |
>>RTX4070とRTX4070 SUPERのゲーム別ベンチマークや性能比較は、こちらの記事で詳しく紹介しています。参考にしてください。
もう少しコストを抑えたい・・・そんな方はこちら
20万円を切るゲーミングPCは、主にフルHDがターゲットです。
GPUにRTX 4060かRTX 4060 Tiが搭載されたPCが多く、フルHDゲームが快適にプレイできます。
フルHDモニターを使うなら、少しコストを抑えたゲーミングPCでも十分活躍できますので、以下の記事をチェックしてみてください。
>>15万円~20万円以内で買えるゲーミングPCを、こちらの記事で紹介しています。
コメント