↑Youtube動画では、新たにベンチマークを取り直しています。
NVIDIA Geforce RTX 4090が2022年10月12日に発売されました。
今回、INNO3D GEFORCE RTX 4090 X3 OCを店頭で購入することができたので、実際に使ってレビューします。
使った感想は「とにかくすごい!」の一言。
やっと4K高画質でゲームができるようになったなという感想。
RTX 4090のスペックやゲーム別のベンチマーク、使って感じたデメリット・メリットを紹介します。
>>すぐにRTX 4090搭載のゲーミングPCが見たい方はこちらから。
RTX 4090の性能をゲーム別ベンチマーク
専用のベンチマークが無いゲームは、実際にゲームプレイをして計測しています。
ゲームプレイ中のfps計測にはMSI AFTERBURNERというfps(フレームレート)やCPU温度を記録するソフトを使っています。
Apex Legends
FPSゲームの中で処理負荷の低いApex。
RTX 4090では4Kの高設定でも平均200fps以上出すことでき、相手とのfps差で撃ち負けたという言い訳ができなくなります。
テルミットなどエフェクトが多く表示されるシーンではfpsの落ち込みがありますが、画面のカクつきを感じることは無く、非常にスムーズなゲームプレイが可能です。
■フルHD(1920 x 1080)
- 低:298fps(253fps、132W)
- 高:287fps(178fps、167W)
■WQHD(2560 x 1440)
- 低:298fps(297fps、175W)
- 高:279fps(179fps、221W)
■4K(3840 x 2160)
- 低:275fps(207fps、278W)
- 高:213fps(159fps、306W)
※平均値です。()内は最低fpsと平均消費電力です。
RTX 4090は4Kでも快適にプレイできます。火花や煙のエフェクトが表示されると若干fpsが落ちますが、まったく気にせずプレイ可能。ApexをプレイするモニターがWQHD以下なら、RTX 4090はオーバースペックです。
モニターがフルHDやWQHDを使うなら、RTX 3060 TiやRTX 3070でも十分快適にプレイできます。
RTX 3060 TiやRTX 3070のfps計測結果はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてください。
FF14
FF14は処理が軽めのMMOゲームです。
4KでもRTX 3080があれば快適にプレイが可能です。
FF14 | RTX 3080 | 標準RTX 4090 | 標準RTX 3080 | 高画質高画質 RTX 4090 |
---|---|---|---|---|
フルHD | 非常に快適 35871 | 32606 | 非常に快適非常に快適 29924 | 29987 | 非常に快適
WQHD | 非常に快適 33150 | 32285 | 非常に快適非常に快適 25294 | 30021 | 非常に快適
4K | 非常に快適 24597 | 31776 | 非常に快適非常に快適 16184 | 25084 | 非常に快適
どの解像度、画質設定でも非常に快適にプレイが可能です。
FF14をプレイするなら、RTX 4090はオーバースペックですね。
モニターの解像度によってはRTX 4060Tiなど、グレードを下げても十分快適です。
RTX 4060Tiのベンチマークを、こちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
Cyberpunk 2077
PCゲームの中では最重量級のCyberPunk 2077。
4Kのレイトレーシング ウルトラで平均100fpsを超えています。
最高画質のゲームを4Kでプレイできる環境は、現状RTX 4090しかないと言えるでしょう。
RTX 4090の結果 | フルHD 1920 x 1080 | WQHD 2560 x 1440 | 4K 3840 x 2160 |
---|---|---|---|
低 (レイトレ無) | 平均:157.84 最低:97.05 最大:206.75 | 平均:157.08 最低:87.28 最大:206.91 | 平均:157.61 最低:79.42 最大:210.19 |
中 (レイトレ無) | 平均:157.67 最低:93.92 最大:208.32 | 平均:157.33 最低:75.87 最大:209.00 | 平均:157.67 最低:84.42 最大:202.67 |
高 (レイトレ無) | 平均:152.60 最低:90.82 最大:197.83 | 平均:151.92 最低:84.32 最大:195.24 | 平均:139.50 最低:83.67 最大:185.92 |
ウルトラ (レイトレ無) | 平均:154.09 最低:61.74 最大:196.09 | 平均:150.82 最低:65.37 最大:196.00 | 平均:86.27 最低:65.75 最大:129.60 |
レイトレーシング:低 | 平均:146.99 最低:74.77 最大:195.58 | 平均:143.24 最低:87.88 最大:188.15 | 平均:118.90 最低:88.79 最大:175.59 |
レイトレーシング:中 | 平均:118.00 最低:71.94 最大:152.53 | 平均:117.93 最低:69.67 最大:148.06 | 平均:94.68 最低:62.58 最大:124.89 |
レイトレーシング: ウルトラ | 平均:113.23 最低:71.77 最大:150.21 | 平均:112.08 最低:66.33 最大:144.85 | 平均:102.41 最低:71.85 最大:129.08 |
WQHDや4Kモニターを使う場合、RTX 4090にすることで最高画質で非常に高いフレームレートを出すことが可能になります。
Cod MW2
FPSゲームの中でも処理負荷の高いCod MW2。
RTX 3080とRTX 4090でどのぐらい差があるか計測をました。
フルHDでは平均30fpsのフレームレート向上が見られました。
解像度やグラフィック設定が上がるにつれフレームレートの向上幅が広くなり、4Kの低設定になると90fps前後の差が出てきました。
■フルHD(1920 x 1080)
- 最低:216fps(198fps、155W)
- 極限:183fps(160fps、223W)
■WQHD(2560 x 1440)
- 最低:207fps(186fps、197W)
- 極限:210fps(176fps、311W)
■4K(3840 x 2160)
- 最低:194fps(166fps、311W)
- 極限:132fps(109fps、358W)
- 極限+DLSSオン:223fps(188fps、274W)
※平均値です。()内は最低fpsと平均消費電力です。
フルHDやWQHDで144Hzモニターを使うなら、RTX 3080でも十分効果があります。
165Hz以上のモニターや4Kモニターを使ってプレイする場合、RTX 4090が圧倒的に有利になります。
Cod MW2をグラボ別にfps計測しています。詳細はこちらの記事をご覧ください。
FF15
FF15は処理負荷が高いRPGです。
4KではRTX 3080と比べ約2倍のスコアが出ており、RTX 4090はすべての画質と解像度で非常に快適と判断されています。
FF15 | RTX 3080 | 標準RTX 4090 | 標準RTX 3080 | 高画質高画質 RTX 4090 |
---|---|---|---|---|
フルHD | 非常に快適 21832 | 22362 | 非常に快適非常に快適 16902 | 20470 | 非常に快適
WQHD | 非常に快適 16678 | 22409 | 非常に快適非常に快適 13021 | 20325 | 非常に快適
4K | とても快適 9154 | 18486 | 非常に快適快適 7585 | 15026 | 非常に快適
フルHDの標準画質では、ほとんど差がありません。
WQHD、4Kと解像度が上がるにつれて徐々に差が出てきました。4Kモニターでプレイするなら、RTX 4090があると高画質でストレスなくプレイが可能です。
WQHDまでのモニターならRTX3080でも十分快適にプレイできます。
Stable Diffusionで画像生成
画像生成AIはGPUパワーを大量に使います。RTX 4090がどのぐらい生成速度を出せるか検証しました。
今回のテストで生成した画像はこちら。モデルにsupashymixを使用しています。
主に設定した部分(リンクはDL先) | |
---|---|
Stable Diffusion checkpoint | supashymix |
SD VAE | vae-ft-mse-840000-ema-pruned |
Sampling method | DPM++2M SDE Karras |
Hires.fix | オン |
Upscaler | 4x-UltraSharp |
Upscale by | 1~4でアップスケーリング |
Denoising strength | 0.5 |
Refiner | オフ |
Width | 512 |
Height | 768 |
Seed | 好きなイメージの値で固定 |
2048×3072サイズの生成時間
Hires.fixにあるUpscale byの値を「4」にして画像生成。
RTX4000シリーズの画像生成時間を並べると、RTX 4090が圧倒的に速いことがわかります。
4060 8GB | 4060 Ti 8GB | 4070 12GB | 4070 SUPER 12GB | 4070 Ti 12GB | 4080 16GB | 4090 24GB | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
生成時間 | NG | NG | 9分21秒8 | 8分20秒8 | 8分23秒5 | 5分32秒4 | 4分2秒3 |
メモリ使用量 | 8012 | 8124 | 11102 | 11107 | 11138 | 11190 | 18468 |
GPU温度 | NG | NG | 62.2 | 69.8 | 51.3 | 59.2 | 60.8 |
消費電力(W) | NG | NG | 163.8 | 177.8 | 173.5 | 232.6 | 303.4 |
1時間の生成回数目安 | NG | NG | 5回 | 5回 | 5回 | 8回 | 11回 |
画像生成AIの速度計測は、こちらの記事でくわしく解説しています。興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
3DMarkで性能を計測
3DMarkを使って各GPUの性能を計測しました。
RTX 3090の計測ができていませんが、3000番台とどれぐらい差があるか参考にしてください。
Speed Way
DirectX 12 Ultimateの性能をテストするベンチマークです。
RTX 3080と比べて約2倍のスコアが出ています。
Port Royal
リアルタイムレイトレーシングのパフォーマンステストです。
ここでもRTX 4090が圧倒的なスコアを出しています。
Time Spy
DirectX 12ベンチマークテストです。
Time SpyはWQHD(2560×1440)、Time Spy Extremeは4K(3840×2160)でテストします。
Fire Strike
Fire Strikeは高性能ゲーミングPCや、オーバークロックしたシステム用のDirectX 11ベンチマークです。
処理負荷が高くなるほどRTX 4090が能力を発揮しています。
DirectX Raytracing feature test
処理負荷の高いレイトレーシングのテスト。fps(フレームレート)で計測します。
RTX 3080と比べて、約3倍のfpsが出ています。もう別次元ですね。
NVIDIA DLSS feature test
NVIDIA DLSS 2のテスト。画質調整とAIでfpsを向上させる技術です。
XeSS同様に3000番台はfpsが約2倍になりますが、RTX 4090では1.16倍と伸び率は低めです。
DLSS 3のテスト
4000番台からDLSS 3に対応しています。
3DMarkでは4000番台のGPUが搭載されているとDLSS 3のテストが有効になります。
3DMarkのDLSS 3は4K解像度でテストを行います。
DLSS 3のテストの結果、fpsが約3倍と大幅に向上していました。
4Kの高解像度でDLSS 3を使った感想は、画像の劣化やボケを感じることが無く非常に快適なプレイができると感じました。
DLSS 3に対応したゲームはこれからどんどん増えてきます。DLSS 2に比べ画質も向上しており、4Kゲームプレイに強力なツールと言えます。
RTX 4090のスペック
RTX 4090のスペックを3000番台のGPUと並べました。
RTX 4090 | RTX 4080 | RTX 3090 | RTX 3080 | RTX 3070 | |
---|---|---|---|---|---|
CUDAコア数 | 16384 | 9728 | 10496 | 8704 | 5888 |
ベースクロック | 2235 MHz | 2205 MHz | 1395 MHz | 1440 MHz | 1500 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2565 MHz | 1695 MHz | 1710 MHz | 1725 MHz |
メモリタイプ | 24GB GDDR6X | 16GB GDDR6X | 24GB GDDR6X | 10GB GDDR6X | 8GB GDDR6 |
メモリスピード | 21Gbps | 22.4Gbps | 19.5Gbps | 19 Gbps | 14 Gbps |
メモリバス幅 | 384-bit | 256-bit | 384-bit | 320-bit | 256-bit |
メモリ帯域幅 (GB/秒) | 1008 | 716 | 936 | 760 | 448 |
インターフェース | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 |
NVIDIA DLSS | DLSS3 | DLSS3 | DLSS2 | DLSS2 | DLSS2 |
最大消費電力 (W) | 450W | 320W | 350W | 320W | 220W |
システム電源容量 (W) | 850W | 750W | 750W | 750W | 650W |
補助電源コネクタ | 8-pin X3 または450W以上のPCIe Gen5 | 8-pin X3 または450W以上のPCIe Gen5 | 8-pin X2 | 8-pin X2 | 8-pin X2 |
サイズ | 336 x 145 x 60mm | 334 x 148 x 62mm | 300 x 112 x 60 mm | 294 x 112 x 60 mm | 294 x 112 x 60 mm |
ポート | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1, DisplayPort 1.4a x3 |
2022年12月相場 | 30万円前後 | 22万円前後 | 20万円前後 | 10万円前後 | 8万円前後 |
Amazon | RTX4090を見に行く | RTX4080を見に行く | RTX3090を見に行く | RTX3080を見に行く | RTX3070を見に行く |
TSUKUMO | ツクモを見に行く | ツクモを見に行く | ツクモを見に行く | ツクモを見に行く | ツクモを見に行く |
CUDAコアの数はRTX 3090から56%増加。RTX 3080と比べると88%増加しています。
ベース、ブーストクロックともに50%以上増加していますが、消費電力は29%アップとクロック数の増加量と比例はしていません。
RTX 4090の最大消費電力が450Wとかなり大きな電力消費になっているため、使っているPCのグラボを乗せ換える時は電源容量が足りているか確認が必要です。
>>すぐにRTX 4090搭載のゲーミングPCが見たい方はこちらから。
INNO3D GEFORCE RTX 4090 X3 OCの外観と付属品
INNO3D GEFORCE RTX 4090 X3 OCは驚くほどに本体が大きい。
取り付け後はVGAサポートが必須です。
RTX 3080と本体の大きさ比較もしていますので参考にしてください。
外観
INNO3D GEFORCE RTX 4090 X3 OCの下面に冷却ファンが3機搭載されています。オープンフレームPCで使ってみましたが、ファンの音は静かで気になりませんでした。
本体と冷却ファンのINNO3Dロゴの部分に保護シートが貼り付けられています。グラボ使用前にすべて剝がしてしまいましょう。
本体の上面は右側に放熱フィンが見えています。マザーボードに取り付けたときに、ここから排熱する仕組みになっています。
出力ポートはHDMI2.1が1つ、ディスプレイポート(DP)1.4aが3つ。マルチモニターは最大4つまで出力可能。
本体重量は約1.8Kgとかなり重たい。コネクタとブラケットのネジ止めが画像の本体左側に集中しているので、マザーボードのコネクタにかかる重量負荷が高いのではないかと思われます。
ちなみにRTX 3080は約1.2Kg。大幅に重さが増加しています。
側面はシンプル。INNO 3DとGEFORCE RTXのロゴ、電源ケーブル差込口があります。
INNO3D GEFORCE RTX 4090 X3 OCはINNO 3Dのロゴが白く光るだけ。ファンや本体は光りません。
12VHPWRの電源コネクタ。グラボに付属しているケーブルを使用して電源と接続します。(付属品で説明)
グラボをマザーボードに取り付けた画像。グラボ本体がとても大きいことがわかります。
付属品
INNO3D GEFORCE RTX 4090 X3 OCの付属品は、電源ケーブルアダプターと簡単な英語冊子が1冊のみです。
電源ケーブルは3又にわかれていて、電源のPCIeに接続したケーブル3本と接続します。
この時気を付ける点は、PCIeケーブル1本に対し電源の差込口は1カ所使用すること。2分岐した1本のPCIeケーブルで2本分の接続にしないようにしましょう。
ケーブルをグラボに差し込んだとき、カチッといった感触が弱くどこまで差し込めているかわかりにくいです。
電源ケーブルを奥までしっかり差し込んで、目視でも確認するようにしましょう。
RTX 4090搭載のグラボは、今まで発売されていたグラボより本体のサイズや重さがとても大きくなりました。
RTX 4090搭載のグラボを使うときは、以下の点を確認しておきましょう。
- PCケースに入るかサイズの確認。
- 電源容量が足りているか確認。
- 電源のPCIeが3つ空いているか確認。
>>RTX 4090搭載のゲーミングPCが見たい方はこちらから。
RTX 3080と大きさの比較
RTX 4090とRTX 3080で大きさの比較をしてみました。
RTX 3080が登場した当時、グラボでかい!重たい!と思っていました。
RTX 4090の大きさを目の当たりにすると、RTX 3080は可愛いな~と思えてきます。
RTX 4090のメリット・デメリット
RTX 4090のメリットとデメリットをまとめました。
RTX 4090のメリット
- 他のGPUを圧倒するゲーミング性能。
- 4Kで144fpsが実現可能。
- 240Hz以上のモニターが有効活用できる。
- DLSS3の性能が高く、レイトレーシングを有効にしても高fpsが出せる。
- 処理負荷が上がってもGPU温度は低く抑えられている。
RTX 4090のデメリット
- 価格が高い。(30万円前後)
- 本体が大きいため、小さいPCケースに入らない可能性がある。
- 容量が大きめの電源が必要になる。(1000W推奨)
- 電源ケーブルの発火問題が怖い。
※電源ケーブルをしっかり差し込めば問題は起こりません。
やはり価格が高い点がネックですね。
価格は高いですが他の追従をゆるさない圧倒的な性能で、満足度は非常に高くなります。グラボ自体は他のPCへの移植も可能なので、ハイエンドグラボを持って長期間使うというのも有りですね。
RTX 4090搭載のゲーミングPC
RTX 4090搭載のゲーミングPCの紹介です。
各社、価格とパーツ構成が違うので参考にしてください。
メーカー 商品名 | 仕様 | 備考 |
---|---|---|
14世代CPU! 最短翌日発送! GALLERIA ZA7C-R49 | CPU:Core i7-14700KF CPUクーラー:水冷 DEEPCOOL GAMMAXX L240 V2 240mm グラボ:RTX4090 チップセット:Z790 SSD:NVMe Gen4 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:1000W 80PLUS GOLD 参考価格:599,980円 公式サイトを見る | 送料3,300円。 沖縄・離島は 送料6,600円。 |
Core i9搭載! LEVEL R779-LC149KF-XL3X | CPU:Core i9-14900KF CPUクーラー:水冷クーラー 360mm グラボ:RTX4090 チップセット:Z790 SSD:NVMe Gen4 1TB メモリ:DDR5 16GB 電源:1000W 80PLUS PLATINUM 参考価格:579,800円 公式サイトを見る | 会員送料無料 |
超ハイエンドPC! G-Tune FZ-I9G90 | CPU:Core i9-14900KF CPUクーラー: 簡易水冷 360mm グラボ:RTX4090 チップセット:Z760 SSD:NVMe 2TB メモリ:DDR5 64GB 電源:1200W 80PLUS PLUTINUM 参考価格:709,800円 公式サイトを見る | 別途送料2,200円。 |
GALLERIA ZA7C-R49
参考価格:599,980円
チップセットにZ790、DDR5メモリー、SSD 1TB NVMe Gen4。CPUクーラーに水冷式DEEPCOOL GAMMAXX L240 V2を搭載。
フルHDから4Kまで非常に快適な環境です。14世代 Core i7とRTX4090で他を寄せ付けない圧倒的なベンチマークを実現しています。最短翌日出荷と納期が早です。
LEVEL-R779-LC149KF-XL3X
参考価格:579,800円
Core i9-14900KF、チップセットにZ790、DDR5メモリー、SSD 1TB NVMe Gen4、水冷CPUクーラーは360mmが採用されていて、冷却性能はバッチリ。パーツと価格のバランスが良いPCです。
パソコン工房は24時間電話サポートをしているので、夜間のトラブルやPCに詳しくない人でも安心。
無料会員登録で送料(2,200円)が無料になります。
G-Tune FZ-I9G90
参考価格:709,800円
CPUは14世代Core i9-14900KF、チップセットにZ7Z90、DDR5メモリー64GB、SSD 2TB NVMe。DVDドライブ付きです。
CPUクーラーは簡易水冷360mmが採用されており、冷却効果を極限まで高めています。
ゲームだけでなく、画像生成AIやクリエイティブ作業など業務用として使える超ハイエンドPCです。
RTX 4090で特に注意が必要な3つのポイント
RTX 4090のグラフィックボードを使うとき、以下の3点は注意が必要です。
- 電源ケーブルは奥までしっかり差込む。
- PCケースに入るか、サイズの確認をする。
- グラフィックボードのサポートステイを使う。
①電源ケーブルは奥までしっかり差込む
RTX 4090が発売されて少したったころ、グラボから発火したというニュースでざわつきました。
NVIDIAやグラボメーカーが調査を行ったところ、電源ケーブルがしっかり差し込まれていないことが原因と発表。電源ケーブルを斜めに差し込んだり、奥まで差さずに使うと発火する可能性があるとのことです。(ソース:NVIDIA)
12VHPWRの電源ケーブルは、奥まで差し込んだときにカチッと音が鳴るわけでもなく、手の感覚もあまりありません。
ケーブルが奥まで差さっているか、しっかり目視で確認する必要があるので注意してください。
②PCケースに入るか、サイズの確認をする
今回使用しているINNO3D GEFORCE RTX 4090 X3 OCは本体が大きいです。
- 長さ336mm
- 幅145mm(+ケーブルの飛び出し)
- 高さ60mm
PCケースのサイズによってはグラボが入らないことがあるので、確認が必要です。
グラボを取り付けるとき、簡易水冷CPUクーラーのラジエーターやPCケースファンに当たってしまうことがあります。パーツの取り付け順も考えておきましょう。
本体の横幅が145mm。これに加えケーブルの飛び出し分が必要になります。
グラボの発火問題もあるため、電源のコネクタ部分に負荷はかけたくないですね。
横幅に余裕があるPCケースを準備するか、サイドパネルを外すなどの対策が必要です。
③グラフィックボードのサポートステイを使う
メーカーによってはグラボを支えるサポートが付いているものもあるようですが、INNO 3Dのグラボにはついていません。
マザーボードへの重量負荷を緩和するために、VGAサポートステイ(グラボを支える棒)を使うことをおすすめします。
グラボを下から支えるVGAサポートを使うとき、取り付け位置に注意が必要です。
グラボを取り付けるとファンが下向きになるため、ファンが止まっていることに気づかないことがあります。
VGAサポートを取り付けたとき、ファンに当たっていないか確認しましょう。
RTX 4090のFAQ
- RTX 4090の発売日は?
-
2022年10月12日です。
- RTX 4090の大きさは?
-
NVIDIA公式HPのスペックでは長さ304mm、幅137mm、高さ61mm。
INNO3D GEFORCE RTX 4090 X3 OCは、長さ336mm、幅146、高さ60mm。
メーカーによって本体サイズが違ってくるので、確認が必要です。
- RTX 4090の消費電力は?
-
最大消費電力は450W。アイドル状態で50W前後です。
ゲームプレイ中は350W前後で動作することが多くありました。
最大限負荷がかかるシーンで400W付近まで到達しました。
高い負荷がかからない無い限り、長時間450Wで稼働することはありません。
- RTX 4090から発火したと聞いたけど大丈夫?
-
実際使い続けていますが、今のところトラブルはありません。
公式からは電源ケーブルの差込が不十分が原因と発表がありました。
電源ケーブルをしっかり差し込めば問題は回避できます。
ベンチマークを計測したPCの紹介
この記事で紹介しているベンチマークを計測しているPC環境の紹介です。
PCパーツ | パーツ詳細 |
---|---|
CPU | Core i5-13600KF |
CPUクーラー | Thermaltake TH360 ARGB Sync 360mm |
CPUグリス | シミオシ OC Master SMZ-01R |
メモリ | クルーシャル DDR5-4800 16GBx2 |
マザーボード | GIGABYTE Z690 UD AX Rev. 1.0 |
SSD | CORSAIR M.2 SSD 2021モデル MP600シリーズ 1TB CSSD-F1000GBMP600R2 |
グラフィックボード | GeForce RTX 4090 |
OS | Windows11 |
電源 | CORSAIR RM1000e 1000W |
PCケース | 長尾製作所 オープンフレーム ver.ATX |
VGAサポート | 長尾製作所 VGAサポートステイLマグネット式 |
PCケースファン | なし |
RTX 4090とCore i5-13600KFではボトルネックの心配が出てきそうですが、Core i5のまま計測しています。
ゲームメインならCore i5で十分な性能を持っていることの証明と、グレードの高いCPUを使った場合はこの記事のベンチマーク結果を最低保証と考えられるからです。
RTX 4090搭載のゲーミングPCを考えるときは、ここで紹介しているPCパーツを参考に構成を考えてみてください。
パーツの予算や自作PCの組み立てについて、こちらの記事で詳しく解説をしています。
>>13世代CPUで組み上げる自作PC パーツ別の予算案をまとめました
RTX 4090は一度使うと離れられないグラボです
RTX 4090はWQHDや4Kなど、高解像度で高い威力を発揮します。
Cod MW2のような処理負荷の高いゲームでも4Kで平均140fpsを超える結果となりました。処理負荷の高いCyberPunk2077でもDLSSを有効にすることで高fpsを出す事ができます。
やっと4K高画質でスムーズにゲームプレイができる環境ができた、という印象です。
最大消費電力が450Wと電源容量に注意が必要ですが、その分ゲーミング性能も高くなっており満足いく結果が得られるでしょう。
2022年12月現在、価格が30万円前後と非常に高額ですが、一度RTX 4090を使うと離れられないほど高性能を体感できます。
もし、WQHDモニターしか使わないという人はRTX 4070 Tiを検討してみるとよいでしょう。
RTX 4070 Tiが搭載されたグラボのベンチマークをこちらの記事で公開しています。
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