BTO各社でRTX3080搭載ゲーミングPCの販売が終了してきています。
RTX3070Tiを検討するか、RTX4070の検討となります。
RTX3070Ti搭載のPCはこちらの記事で紹介。RTX4070はこちらの記事で紹介しています。
- RTX 3080はどれぐらいの性能があるの?
- ゲームのfpsがどれぐらい出るか、具体的に知りたい。
こんな疑問を解決するために、RTX 3080でFPSやRPGゲームのベンチマークを計測しました。
平均値と最低値だけでなく、ゲーム中のfps変動をグラフにしています。
平均値が高くても、低いfpsが続く場所が多ければ意味がありません。
モニターの解像度とグラフィック設定によってどのぐらい低いfpsが出ているかを確認し、プレイ環境を検討してください。
すぐにパソコンが見たい方はこちらからどうぞ
RTX 3080以外のグラボ別fps計測結果を知りたい方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
ベンチマーク計測方法
専用ベンチマークがあるゲームはベンチマークソフトで計測。
ベンチマークソフトが無いゲームは、実際にプレイしてfps計測をしています。
計測には、MSI AFTERBURNERというfps(フレームレート)やCPU温度を記録するソフトを使いました。
- OS:Windows 11 64ビット home
- CPU:Intel Core i5-12600KF(10コア/16スレッド 3.7GHz)
- グラボ:RTX 3080
Apex Legend
Apexはグラフィック設定を低くすれば、性能が低めのグラフィックボードでも快適に動かせるFPSゲームです。
Apexで一番多く遊ばれる、トリオ(3人パーティー)でゲームをしてfps計測をしました。
ゲーム内のグラフィック設定を一番軽くした低設定と、全てのグラフィック設定を高くした高設定で計測しています。
下記はfps計測結果のグラフです。
グラフは平均値です。ゲーム中のfps変動について、次の項目からそれぞれ説明をしていきます。
RTX 3080 フルHD(1920 x 1080)の結果
- 低設定:295fps(172fps)
- 高設定:211fps(154fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
フルHDで低設定のとき、ほぼ直線になりました。直線に見えますが250~300fpsの間を細かく上下している状態です。この状態から240fps制限をかけると張り付き状態になります。
使用しているモニターがフルHDで144Hzの場合、低設定で240fps張り付きが実現可能です。
RTX 3080 WQHD(2560 x 1440)の結果
- 低設定:263fps(188fps)
- 高設定:213fps(140fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
WQHDでは低設定、高設定で平均200fps超えをしています。
低設定なら144fps張り付きも実現可能なレベル。高設定でも若干144fpsを切る程度で、とても快適にプレイできます。
RTX 3080 4K(3840 x 2160)の結果
- 低設定:158fps(126fps)
- 高設定:127fps(76fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
4Kの低設定で平均160fps前後。高設定では平均で127fps前後が限界でした。撃ち合いのシーンでは70fps前後まで落ち込むことがあるので、グラフィック設定はできる限り低く設定することが望ましいでしょう。
Apexの設定内容やNVIDIAコントールパネルのグラフィック設定など、くわしい内容はこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
VALORANT
VALORANTは動作が軽いFPSゲームです。
モニター解像度が4K(3840 x 2160)、グラフィック品質を全て「高」にしても高いfpsを出すことができます。
■フルHD(1920 x 1080)
- 低設定 :300fps以上(254fps)
- 高設定 :300fps以上(272fps)
■WQHD(2560 x 1440)
- 低設定 :374fps(212fps)
- 高設定 :331fps(249fps)
■4K(3840 x 2160)
- 低設定:371fps(273fps)
- 高設定:287fps(199fps)
※平均値です。()内は最低fps。
RTX 3080 フルHD(1920 x 1080)の結果
フルHDの計測では常に200fps以上出ていました。平均値としても300fps以上になり、ゲーム中にカクツキや遅延を感じることは一切ありませんでした。
RTX 3080 WQHD(2560 x 1440)の結果
WQHDでも高いfpsを維持することができています。
購入フェーズ以外は200fps以上出ていたので、まったくストレスを感じることはありませんでした。
RTX 3080 4K(3840 x 2160)の結果
4K(3840 x 2160)とグラフィック品質が高設定にもかかわらず、ゲーム中は常に200fps以上出ており、処理落ちは一瞬たりとも感じませんでした。
VALORANTはグラフィックボードがRTX3080なら4K(3840 x 2160)でも超快適に遊べます。
VALORANTの推奨PCスペックや計測時の設定について、こちらの記事で紹介しています。
FORTNITE
フォートナイトはチャプター2以降、どんどん処理が重たくなってきました。高fpsを維持するには、グラフィック設定を下げる必要があります。
高設定の要件として、Nvidia GTX 1080(RTX3060同等)が指定されています。フォートナイトのfps計測をしましたが、144fps以上を出すにはグラフィック設定を下げる必要がありました。
RTX 3080 フルHD(1920 x 1080)の結果
- 低設定 :262fps(170fps)
- 中設定 :223fps(136fps)
- 高設定 :166fps(116fps)
- 最高設定:131fps(112fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
低設定だと240fps張り付きに近い結果が出せました。やはり最高設定は重たく、144fpsを狙うなら高設定以下でプレイすることが必要です。
RTX 3080 WQHD(2560 x 1440)の結果
WQHDでは中設定以下にすると、ほぼ144fps固定が実現できました。
高設定になると平均では130fps前後になりますが、上下が激しく100fps程度までは落ちるところが多くなってきます。より高いfpsにするためには、中設定~低設定でプレイすることを推奨します。
RTX 3080 4K(3840 x 2160)の結果
- 低設定:182fps(138fps)
- 中設定:137fps(121fps)
- 高設定:104fps(77fps)
- 最高設定:65fps(50fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
フォートナイトを4Kでプレイするなら、グラフィックは低設定が良いですね。
低設定にすると「3D解像度」が自動で下げられてしまうので、設定を100%に戻すことをお忘れなく。
フォートナイトのグラボ別fps計測結果や高fpsを出す設定はこちらの記事で詳しく紹介しています。
Call of Duty MW2
Call of Duty MW2は動作が重いFPSゲームです。
WQHDなら極限設定でも快適にプレイができました。4Kでプレイする場合、DLSSをオンにしてfpsを稼ぐ方がよさそうです。
RTX 3080 + フルHDの結果
- 最低:181fps(167fps)
- 極限:152fps(123fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
フルHDは最低、極限ともに快適です。
カクツキや遅延を感じることなくプレイができました。
RTX 3080 + WQHDの結果
- 最低:175fps(156fps)
- 極限:134fps(118fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
WQHDでもプレイは快適です。
最低設定なら144fps固定も実現可能。極限設定でも快適でした。
RTX 3080 + 4Kの結果
- 最低:108fps(99fps)
- 極限:86fps(68fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
RTX 3080では4Kでも最低設定なら100fps前後が出せていて、そこそこ快適にプレイすることができました。
4Kの極限設定は厳しいです。100fps以上に慣れているとカクツキを感じ、エイムに影響が出てきます。
競技性の高いFPSゲームなので、できるだけ高いfpsでプレイしたいですね。RTX 3080があれば、どの解像度でもグラフィック設定を調整すれば快適にプレイできます。
- フルHD:非常に快適にプレイできる。極限でも高いfpsが出せる。
- WQHD:最低設定は144fps固定が狙える。極限でも100fps以上でプレイ可能。
- 4K:最低なら快適にプレイ可能。fpsの安定を考えると解像度をWQHDに落とすことも検討。
Call of Duty: Vanguard
Call of Duty: Vanguardは動作が重いFPSゲームです。
RTX 3080と4K(3840 x 2160)ではグラフィックを低設定にしても144fpsを上回ることができませんでした。画面解像度を下げないと144fps以上だすことは不可能と言えます。
RTX 3080 + フルHDの結果
- 低設定:216fps(180fps)
- 高設定:183fps(162fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
低設定でも240fpsには届きませんでした。今回の設定はプリセットの低設定なので、項目を極低にしていけばもっとfpsは稼げそうです。
RTX 3080 + WQHDの結果
- 低設定:187fps(152fps)
- 高設定:135fps(90fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
低設定であれば、ほぼ144fps固定に近い状態になります。マップや人数、エフェクトの状態によってfpsは上下しますが、プレイに大きな支障はないでしょう。
WQHDで高設定は厳しいですね。
Codのような素早く競技性の高いFPSでは144fps以上ほしいところ。高設定で低いところは90fps~100fpsに落ち込むため、低設定以下でプレイすることを推奨します。
RTX 3080 + 4Kの結果
- 低設定:127fps(115fps)
- 高設定:73fps(57fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
4Kの場合、低設定で平均127fpsと設定を下げても144fpsには到達できません。高設定になると60fpsすら怪しい状態になってしまいます。
Cod Vanguardが処理の重たいゲームであることがわかります。競技性の高いFPSゲームなので、できる限りグラフィック設定を下げてfpsを稼ぎながらプレイしないと、ちょっとした隙にやられてしまいそうです。
Cyberpunk 2077
2022年現在、発売されているPCゲームの中では最強クラスの重さを持つCyberpunk 2077。4KになるとRTX3080でも高fpsを維持するのは難しくなります。
ベンチマークで計測したfps結果詳細はこちら。みどり色の背景が快適にプレイできる箇所です。
※レイトレ無:レイトレーシング無し。数値の単位はfpsです。
グラフィック設定 | フルHD 1920 x 1080 | WQHD 2560 x 1440 | 4K 3840 x 2160 |
---|---|---|---|
低 (レイトレ無) | 平均:141.42 最低:66.53 最大:207.09 | 平均:137.22 最低:58.34 最大:205.88 | 平均:109.15 最低:48.81 最大:152.72 |
中 (レイトレ無) | 平均:135.07 最低:57.54 最大:203.42 | 平均:119.11 最低:58.50 最大:182.01 | 平均:95.39 最低:42.84 最大:125.50 |
高 (レイトレ無) | 平均:128.70 最低:59.16 最大:191.65 | 平均:96.20 最低:59.72 最大:133.68 | 平均:64.16 最低:52.30 最大:79.57 |
ウルトラ (レイトレ無) | 平均:126.58 最低:61.74 最大:196.09 | 平均:92.75 最低:64.45 最大:143.06 | 平均:44.84 最低:36.74 最大:62.74 |
レイトレーシング:低 | 平均:116.57 最低:61.83 最大:178.00 | 平均:99.43 最低:56.51 最大:138.90 | 平均:60.70 最低:44.97 最大:86.95 |
レイトレーシング:中 | 平均:87.21 最低:48.69 最大:115.13 | 平均:74.86 最低:49.77 最大:95.41 | 平均:46.73 最低:16.05 最大:72.70 |
レイトレーシング: ウルトラ | 平均:73.03 最低:31.20 最大:102.58 | 平均:64.32 最低:23.00 最大:64.24 | 平均:46.61 最低:17.56 最大:79.89 |
Cyberpunk 2077はFPS視点ですが内容はRPG。プレイヤー対プレイヤーの一瞬を争うようなゲームでは無いため、60fps以上あれば快適に遊べます。
レイトレーシングは処理が重たい割に見た目は気にならないぐらいの変化です。レイトレーシングはオフでいいですね。レイトレ無しの中設定か高設定で十分ナイトシティーの綺麗な街並みが楽しめます。
ベンチマークの結果を見ると、RTX3080でも4Kではパワー不足を感じます。解像度をWQHDに下げることでfps値が稼げますし、画質も綺麗なのでおすすめです。
モンスターハンターライズ
モンスターハンターライズのSteam版でfps計測をしました。もとはSwitch用ソフトなので、動作は軽いのかなと考えていましたが、設定を高くすると意外と負荷が高いゲームであることがわかります。
モンスターハンターは60fps以上出ていれば快適に遊べます。RTX3080なら4Kの高設定で60fps以上出ているので、とても快適にプレイができました。
RTX 3080 フルHD(1920 x 1080)の結果
- 低設定 :187fps(166fps)
- 中設定 :165fps(150fps)
- 高設定 :146fps(114fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
フルHDモニターであれば高設定でも高めのfpsを出すことができます。より144fpsで安定させたい場合は中設定を使うとよいでしょう。
RTX3080のWQHD(2560 x 1440)の結果
- 低設定 :178fps(158fps)
- 中設定 :156fps(134fps)
- 高設定 :118fps(98fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
WQHD解像度では高設定で平均118fpsと、フルHDと変わりがありませんでした。
中、低設定でもフルHDとほとんど変わらず、誤差と言っていいぐらいの結果でした。
高設定でも90fps以上出ているので、モンスターハンターライズは快適に遊べました。
RTX 3080 + 4Kの結果
- 低設定 :181fps(161fps)
- 中設定 :165fps(138fps)
- 高設定 :93fps(88fps)
※平均値です。()内はプレイ中の最低値。
結果を見ると、フルHDモニターなら高設定でも十分高fpsが出せます。4Kモニターの高設定でも60fpsを余裕で上回るので快適にプレイできますが、144fpsを狙うなら中設定に下げるとよいでしょう。
意外とグラフィック負荷の高いゲームなので、高fpsを狙うなら中設定で極端に画質を落とさないようにする方がよさそうです。
RTX 3080以外のグラボ別fps計測結果や、高画質で高fpsを維持するためのグラフィック設定をこちらの記事で公開しています。特にフルHDモニターを使われる人は参考になります。
RTX 3070とRTX 3080の比較
この記事でベンチマーク計測をしているグラフィックボードRTX 3080の仕様です。
参考としてRTX 3070の仕様も並べました。
RTX3080とRTX3070のベンチマーク差は15%~20%ほど。ゲームによって違いの出やすさはありますが、モニターがフルHD(1920×1080)であれば大きな差が出にくくなります。4Kモニターを使うならRTX 3080の方が有利な結果が得られます。
Palit RTX3080 | Palit RTX3070 | |
---|---|---|
メーカー | Palit | Palit |
製品型番 | Palit NED3080019IA-132AA ※メーカーHPへリンク | Palit NE63070019P2-1041A ※メーカーHPへリンク |
CUDAコア数 | 8704 | 5888 |
ブーストクロック | 1710 MHz | 1725 MHz |
メモリタイプ | 10GB GDDR6X | 8GB GDDR6 |
メモリスピード | 19 Gbps | 14 Gbps |
メモリバス幅 | 320-bit | 256-bit |
インターフェース | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 |
消費電力 (W) | 320W | 220W |
補助電源コネクタ | 8-pin X2 | 8-pin X2 |
推奨電源容量 (W) | 750W | 650W |
サイズ | 294 x 112 x 60 mm | 294 x 112 x 60 mm |
ポート | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 |
Amazon | RTX3080を見に行く | RTX3070を見に行く |
TSUKUMO | TSUKUMOを見に行く | TSUKUMOを見に行く |
RTX 3080搭載のおすすめのゲーミングパソコンを紹介
グラフィックボードRTX 3080が搭載されたゲーミングPCはほとんどのゲームが快適に遊べます。(ゲームの設定やモニターの解像度にもよります)
特にWQHDや4Kモニターを使用される方で高fpsを出したい方は、RTX3080を検討すると良いでしょう。
RTX 3080の性能があれば、買って失敗した!ということにはなりません。
BTOパソコンショップ各社から、RTX 3080搭載ゲーミングPCを紹介します。
■CPUの性能参考表(ここをクリックすると開きます)
メーカー | CPU名称 | スレッドと動作周波数 | 世代 | GPU | OC |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i7-13700F | 16コア24スレッド 定格2.10GHz | 13世代 | 非搭載 | 非対応 |
Intel | Core i7-12700K | 12コア20スレッド 定格3.60GHz | 12世代 | 内臓 | 対応 |
Intel | Core i7-12700F | 12コア20スレッド 定格2.10GHz | 12世代 | 非搭載 | 非対応 |
Intel | Core i7-12700 | 12コア20スレッド 定格2.10GHz | 12世代 | 内臓 | 非対応 |
Intel | Core i7-11700F | 8コア16スレッド 格2.5GHz | 11世代 | 非搭載 | 非対応 |
Intel | Core i5-13400F | 10コア16スレッド 定格2.5GHz | 13世代 | 非搭載 | 非対応 |
Intel | Core i5-12600KF | 10コア16スレッド 定格3.7GHz | 12世代 | 非搭載 | 対応 |
Intel | Core i5-12400 | 6コア12スレッド 定格2.5GHz | 12世代 | 内臓 | 非対応 |
AMD | Ryzen 5 5600X | 6コア12スレッド 定格3.7GHz | 第4世代 | 非搭載 | 対応 |
AMD | Ryzen 5 5600G | 6コア12スレッド 定格3.9GHz | 第4世代 | 内臓 | 対応 |
AMD | Ryzen 5 3600 | 6コア12スレッド 定格3.6GHz | 第3世代 | 非搭載 | 対応 |
■チップセットの比較(ここをクリックすると開きます)
チップセット仕様 | Z690 | H670 | B660 |
---|---|---|---|
ソケット | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 |
CPU OC | |||
メモリOC | |||
対応メモリ | DDR4/DDR5 | DDR4/DDR5 | DDR4/DDR5 |
CPU PCIe 5.0レーン | 1x16/2x8 | 1x16/2x8 | 1x16 |
CPU PCIe 4.0レーン NVMe | 1x4 | 1x4 | 1x4 |
DMI 4.0レーン | 8 | 8 | 4 |
PCIe 3.0 レーン | 16 | 12 | 8 |
PCIe 4.0 レーン | 12 | 12 | 8 |
USB3 (20Gbps) | 4 | 2 | 2 |
USB3 (10Gbps) | 10 | 4 | 4 |
USB3 (5Gbps) | 10 | 8 | 6 |
USB2.0 | 14 | 14 | 12 |
SATA | 8 | 8 | 4 |
性能は、Z690 > H670 > B660 の順で高い。
Core i7とRTX3070の組み合わせ以上はH670やZ690が採用されることが一般的。
Core i5とRTX3060Ti以下であればB660で十分な性能を発揮できます。
■紹介しているゲーミングPCの選定基準(ここをクリックすると開きます)
- CPUはIntel Core i5 11世代以上。
- グラボはRTX3060以上。
- 電源容量が十分かどうか。
- チップセットはB660でも問題ない。
- ケースはミドルタワー以上。
- メモリースロットは4つが理想。
①CPUはCore i5以上
Intel Core i5 11世代以上が理想。可能な限り12世代にしたいところですが、11世代でも問題なくゲームをプレイすることができます。動画編集や配信をする場合、Core i7にするとより安定させることができます。
②チップセットはB660で十分な性能
B660はコスパが一番良いチップセットです。目的がゲームをすることであれば、B660で全く問題ありません。H670やZ690のように上位のチップセットもありますが、RTX3070まではB660でOKです。(オーバークロックしない前提)
③グラフィックボードはRTX3060以上
安いゲーミングPCだとグラボがGTX 1650やGTX1660 SUPERあたりが出てきます(10万~15万前後)。これらのGPUでもゲームはプレイできますが、ゲームによっては100fps出すことが難しくなります。特にFPSゲームをする場合、高fpsがでる方が有利になるので、可能な限りグラボがRTX3060以上が搭載されたゲーミングPCをおすすめしています。
④電源容量が十分かどうか
グラフィックボードにRTX3060以上をおすすめしていますが、グレードが上がるにつれ推奨電源容量が大きくなります。気を付けたいのは、NVIDIAが発表している推奨電源容量を下回るゲーミングPCがあること。スペックを見るとき、電源容量の優先度は低く見られがちですが、容量が足りているか、将来の拡張性はあるかも含めて見ておく必要があります。
⑤ケースはミドルタワー以上
ミドルタワー参考サイズ:幅200mm前後・高さ420mm~490mm・奥行420~520mm
ケースサイズが小さいと、大型のグラフィックボードや大型CPUクーラーが入らないことがあります。基本はミドルタワー以上で選ぶことをおすすめします。
⑥メモリースロットは4つが理想
メモリースロットとは、メモリーを差し込む場所のことです。4つあれば4枚メモリーを刺すことができます。中には2枚までしか刺せないPCがあり、増設するには追加ではなく差し替ることにな
BTO各社でRTX3080搭載ゲーミングPCの販売が終了してきています。
同等の性能で消費電力が少ないRTX4070の検討をしてみてください。
メーカー 商品名 | 仕様 | 価格 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ドスパラ GALLERIA XA7C-R38 | ※ドスパラ販売終了 CPU:Core i7-13700F グラボ:RTX3080 チップセット:B760 SSD:NVMe Gen3 1TB メモリ:DDR4 16GB(8GBx2) 電源:750W (80PLUS GOLD) | 別途送料3,300円必要。 離島は6,600円。 | ||
STORM PG-PD12 | ※STORM販売終了 CPU:Core i7-12700 グラボ:RTX3080 チップセット:Z690 SSD:NVMe Gen4 1TB メモリ:DDR5 16GB(8GBx2) 電源:1200W (80PLUS GOLD) | 別途送料2,200円必要。 | ||
ツクモ G-GEAR GA7J-F221/ZB2 | CPU:Core i7-12400F グラボ:RTX3080 チップセット:Z690 SSD:1TB NVMe メモリ:DDR4 32GB 電源:750W (80PLUS GOLD) DL対応 DVDスーパーマルチ ※グラボをカスタマイズ | 283,000円 | 別途送料2,200円~4,400円必要。 |
ハイエンドゲーミングPC!RTX3080搭載パソコンはこちら!
予算に余裕があるならRTX 4070 Tiも検討してみてください
フルHDやWQHDのモニターを使う方で、予算に余裕があるならRTX 4070 Tiも検討してみてください。
RTX 3090より性能が高く、消費電力は抑えられたGPUです。
RTX 4070 Tiのレビューとベンチマークを、こちらの記事で紹介しています。
FPS計測とベンチマークに使ったゲーミングパソコン
ナオのゲーミングデバイスはBTOパソコン専門ショップSTORMのゲーミングPCを使っています。
グラフィックボードのみ差し替えてベンチマークの計測をしました。
PCのスペック紹介をしますので参考にしてください。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows 11 64ビット home |
CPU | Intel Core i5-12600KF(10コア/16スレッド 3.7GHz) |
CPUクーラー | 水冷式クーラー(MSI) |
メモリ | 16GB |
マザーボード | PRO B660-A DDR4(MSI) |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3060 |
SSD | M.2 Gen3 500GB |
電源 | 850W (80PLUS Gold) |
備考 | マザーボードのM.2スロットは2つあります。両方Gen4です。 |
型番 | STORM PG-WG12 |
BTOパソコンではドスパラやマウスコンピューターが有名ですが、STORMの方がコスパが良い製品が多くあります。
STORMのゲーミングパソコンは基本的に850W (80PLUS Gold)の電源が搭載されている特徴があり、他社と比較してもパーツ構成のコストパフォーマンスが高いゲーミングパソコンを販売しています。
STORMは知名度が高くありませんが、メールの返事も早く丁寧な対応をしてくれます。
納品書と保証書、ケーブル類やネジは納品されますが、各パーツの箱や説明書は付属しません。パソコンが全くの初心者の方は不安に感じるかもしれませんが、基本的なセットアップは全て完了した状態で納品されるので届いたその日からパソコンを使うことができます。
どうしても不安という方は、ドスパラやマウスコンピューターを検討すると良いでしょう。
説明書が無くても大丈夫!という方は、コスパの高いSTORMを検討してみてください。
モニターは以下を使用しています。
- 使用モニター:JAPANNEXT 28インチゲーミングモニター 4K
- 概要:28インチ 4K(3840 x 2160) リフレッシュレート144Hz
BTOパソコンショップの紹介もしていますので、参考にしてください。
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