「FX初心者にオススメのテクニカル分析は?」
「すぐに試せるテクニカル分析はないかな」
「手軽に売買シグナルを読む方法が知りたい」
といった悩みを持つ人はきっと多いはず。
テクニカル分析は数十種類以上あるので、難しそうだしやる意味あるの?と思ってしまいますよね。
取引判断にテクニカル分析を取り入れれば、上がるか下がるかの50%から勝率をアップさせて稼ぎやすくなる効果がありますよ。
ただ全部覚える必要はなく、トレンド系とオシレーター系を最低ひとつずつ覚えればOKです。
正しいエントリーができれば、勝率が上がるだけでなく、損切り幅も少なくてすみます。
テクニカル分析を活用できれば、エントリー精度が上がり、その分稼げる可能性もアップするので、まずはやり方を覚えましょう!
今回は初心者でもすぐに使えるテクニカル分析のやり方を詳しく解説します。
2つ以上の根拠を組み合わせて予測の精度をアップさせる方法や、簡単に売買シグナルがわかる最強ツールも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
- FXのテクニカル分析は意味ないのか?
- 3種類のテクニカル分析を使おう
- トレンド系テクニカル分析2選
- オシレーター系テクニカル分析2選
- チャートパターン分析2選
- 最強に相性が良いテクニカル分析の組み合わせ
- 売買シグナルを自動で知らせてくれる最強ツール
- テクニカル分析を活用する3つのコツ
- テクニカル分析の勉強におすすめの本3選
- テクニカル分析が捗る分析ツールが使えるFX会社
FXのテクニカル分析は意味ないのか?
FXのテクニカル分析には意味があります。
なぜなら分析すれば相場予測に根拠が付き、勝率アップにつながるからです。
分析をしないと純粋に上がるか下がるかの確率は50%ですが、分析によって勝率を60%、70%にすることができますよ。
取引毎の損切り幅をせばめるほど、勝率はシビアになってくる。
つまり、テクニカル分析で予測精度を上げることが大切になってくることを覚えよう。
3種類のテクニカル分析を使おう
テクニカル分析にはチャートパターン、トレンド系インジケーター、オシレーター系インジケーターの3種類があります。
チャートパターン | チャートの形状を分析 | |
インジケーター | トレンド系 | 相場の流れや方向性を分析 |
インジケーター | オシレーター系 | 相場の過熱感(買われ過ぎor売られ過ぎ)を分析 |
それぞれ分析できる内容が異なるので、複数の方法を組み合わせた方が根拠が強くなって勝率がアップします。
具体的なテクニカル指標の読み方や、相性が良い組み合わせは後ほど解説しますね。
テクニカル分析は多くの人が意識するポイントの見極めにあるよ。
だからメジャーなテクニカル分析を身につけるのが大事なんだね。
オススメのトレンド系テクニカル分析2選
初心者でも上昇・下落のサインを読みやすくてオススメのトレンド系インジケーターは次の2つです。
①移動平均線
②ボリンジャーバンド
サインの探し方・読み方をわかりやすく解説しますね。
移動平均線
移動平均線は設定した期間のローソク足の終値の平均値を線で結んだインジケーターです。
相場の方向感をつかむことができ、多くのトレーダーが使っています。
設定は短期5日、長期20日が有名なので、他のトレーダーと同じ条件を使って勝率アップを狙いましょう。
多くのトレーダーが使っている設定にするのがおすすめなのね!
移動平均線は短期線が長期線を上に抜けたら「ゴールデンクロス」と呼ばれ、上昇のサインなので買いエントリーします。
逆に短期線が長期線を下に抜けたら「デッドクロス」と呼ばれ、下落のサインなので売りエントリーです。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは移動平均線を中心に上限3本ずつ標準偏差を引いたインジケーターです。
標準偏差とは統計学の考え方で、為替レートがどのくらいばらけているかを表します。
ボリンジャーバンドではバンドの形やローソク足との位置関係を見て、トレンドの方向や値動きの激しさをつかみます。
エクスパンション(バンドが縮んでいる状態から上下に広がること)が発生して、ローソク足が+2σに達したら買いエントリーしましょう。
逆にエクスパンション後にローソク足が-2σに達したら下落のサインなので売りエントリーです。
オススメのオシレーター系テクニカル分析2選
オシレーター系は相場の売られ過ぎ・買われ過ぎがわかるインジケーターです。
下記2つのインジケーターの使い方を見ていきましょう。
①MACD
②RSI
MACD
MACDは「マックディー」と読み、短期と中長期の移動平均線の差をグラフにした指標です。
図の青い線(MACD線)と赤い線(シグナル線)の傾きや位置関係から、トレンドの勢いや転換のタイミングを判断できます。
移動平均線よりサインが出るのが早いので、いち早く値動きを予測して利益を狙いたい人にオススメだよ。
MACD線がシグナル線を上に抜けたらゴールデンクロスとなり、上昇が見込まれるので買いエントリーします。
一方、MACD線がシグナル線を下に抜けたらデッドクロスで、下落の可能性が高いので売りエントリーしましょう。
RSI
RSIは「相対力指数」と呼ばれ、相場の過熱感がわかるインジケーターです。
0〜100%の間で変動し、70%以上は買われ過ぎのため反落すると判断して売りエントリーします。
30%以下なら売られすぎのため反発すると判断して買いエントリーです。
ただし、強いトレンドが発生しているような要注意だ!
70を超えたり、30を割り込むような推移が続くようなこともあるぞ!
オススメのチャートパターン分析2選
チャートパターンとは、将来の値動きを視覚的に予測しやすいチャートの形状のことです。
次の2つは特に有名なので、チャートがアルファベットの「M」や「W」に似た形になっていたら、チャンスを狙ってみましょう。
①ダブルトップ
②ヘッドアンドショルダー
ダブルトップ(トリプルトップ)
ダブルトップは2つの山が続いた後に、ネックラインを割り込んで下降トレンドに転じるパターンです。
3つの山が続く場合はトリプルトップと呼びます。
ネックラインを下に抜けたら下落のサインなので、売りエントリーで利益を狙います。
ダブルボトム(トリプルボトム)
下方向に山が2つできるパターンはダブルボトムと呼ばれ、トレンドが下落から上昇に転じるサインと判断します。
同様に3つの山がある場合はトリプルボトムと呼ばれます。
ネックラインを上に抜けたポイントが買いエントリーのチャンスです。
山が続いたからと言って必ずトレンド転換する訳じゃない。
ネックラインを抜けてすぐにエントリーするのではなく、押し目(反発)を待つと勝率があがるぞ。
ヘッドアンドショルダー
ヘッドアンドショルダートップ
ヘッドアンドショルダートップとは、3つの山がヘッド(頭)と左右対称のショルダー(肩)に見えるチャートパターンです。
3つ目の山のネックラインを下に割り込んだら下降トレンドになる可能性が高いので、売りエントリーします。
ヘッドアンドショルダートップボトム
ヘッドアンドショルダーボトムは、3つの山が下方向に発生したパターンです。
3つ目の山のネックラインを上に抜けたら上昇トレンドになりやすいので、買いエントリーしましょう。
ヘッドアンドショルダーは特に注目されるチャートパターンになってるよ。
特に上位足で見られる時には要チェックだよ!
最強に相性が良いテクニカル分析の組み合わせ
相性が良い組み合わせとして、ボリンジャーバンドとMACDを組み合わせた手法を紹介します。
トレンド系とオシレーター系でお互いの弱点を補うことで勝率を高めることができます。
【分析手順】
- ボリンジャーバンドのエクスパンション(広がり)を確認
- MACDのゴールデンorデッドクロスを確認
- クロスした方向の2σを抜けたら抜けた方向に沿ってエントリー
テクニカル分析を活用する3つのコツ
テクニカル分析のコツは次の3つです。
①簡単なものからやってみる
②2つ以上のテクニカル分析を組み合わせる
③ファンダメンタルズ分析も使う
複雑な分析をしなくても勝率は上げられるので、簡単なものからはじめてみましょう。
簡単なものからやってみる
まずは簡単なものからはじめてみましょう。
テクニカル分析ができるという自信をつけるのが大事です。
慣れてくると他のテクニカル分析への抵抗感が薄れ、勝ちやすい手法をどんどん自分から探せるようになります。
チャートパターンならダブルトップ、インジケーターなら移動平均線が簡単なので初心者にもオススメです。
FXトレードで一番大事なことは、「習うより慣れろ」なんだね。
特に初心者の内はやってみることでしか理解できないことも多いので、苦手意識を持たずにまずはトライしてみよう!
2つ以上のテクニカル分析を組み合わせる
2つ以上のテクニカル分析を組み合わせましょう。
複数のサインが重なるほど予測の精度が上がるからです。
特に分析内容が異なるトレンド系とオシレーター系の組み合わせは相性が良いです。
慣れてきたらチャートパターンや、次で紹介するファンダメンタルズ分析を組み合わせればより勝率アップが期待できますよ。
ファンダメンタルズ分析も使う
3つ目のコツはファンダメンタルズ分析を行うことです。
ファンダメンタルズとは、各国の政治・経済情勢など為替の動向に影響を与える情報を指します。
例えば毎月第一金曜日に発表されるアメリカの雇用統計は、アメリカ経済の先行きを予測する重要な指標として多くの投資家が注目しています。
こういった情報はテクニカル分析では考慮できないので、取引している通貨ペアに関係する経済指標は必ずチェックしましょう。
テクニカル分析の勉強におすすめの本3選
テクニカル分析のいろはを身につけるには、読書がおすすめです。
体系的なFXの知識を整理してから、テクニカル分析について学ぶことで、理解が深まるからです。
インジケーターの使い方だけ分かっても、効果的な分析にはならないわ。
FXの仕組みから実践の基礎まで理解すると、テクニカル分析にはプラスになること間違いなし!
以下の3つの本は、初心者がトレードに挑むための知識がわかりやすくまとめられていますので、勉強のとっかかりにおすすめです。
テクニカル分析が捗る分析ツールが使えるFX会社3選
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まとめ
FXのテクニカル分析を行えば相場予測に根拠が備わるので、上がるか下がるかの予測を50%より勝率を高めることができます。
外為どっとコムのお天気シグナルを使えば、売買シグナルが簡単にわかるので効率的に相場予測を立てられますよ。
最後にもう一度、内容のおさらいです。
・勝率を50%以上に上げるにはテクニカル分析が必須
・トレンド系とオシレーター系の組み合わせが強い
・分析ツールを使えば効率的に売買シグナルがわかる
テクニカル分析はトレンド系とオシレーター系を合わせて数十種類以上あると言われていて、その組み合わせ方はほぼ無限にあります。
もちろんそれら全てを覚える必要はないので、使いやすそうなものを2~3種類選んで組み合わせてみましょう。
FXのテクニカル分析のよくあるQ&A
- FXチャート分析のおすすめは?
-
トレンド系の指標とオシレーター系の指標を組み合わせた分析がオススメです。
例えば、移動平均線とRSIなどです。
- FXの買いサインは?
-
チャートが「ダブルボトム」「トリプルボトム」を形成したら買いサインです。