- SBI証券のゼロ革命について知りたい!
- 売買手数料0円の条件や手続きを教えて!
- 新NISAで米国株式や海外ETFの手数料が0円になるの?
投資歴18年でFP2級のちょくです。
僕はSBI証券を18年利用していますが、過去最高の革命で驚きました。
SBI証券では2023年9月30日(土)から、ゼロ革命を開始しました。
ゼロ革命は、国内株式の売買手数料が0円になる革命です。
この記事は、SBI証券のゼロ革命の詳細や、手数料無料の条件や手続きの方法などを解説しています。
ゼロ革命で新NISAの米国株式&海外ETFの売買手数料も0円になるので、新NISAをSBI証券で利用するか悩んでいる人は検討してみてくださいね。
今すぐ新NISA口座を開設したい方は「新NISAの正しい始め方(SBI証券)」も参考にしてくださいね。
この記事からわかること
著者の利用している三井住友カードとOlive
三井住友カードは10年以上前からずっと利用しています。
Oliveは2023年から利用を始めました。
著者が口座開設している証券会社
- SBI証券
- マネックス証券
- 楽天証券
- 松井証券
- SMBC日興証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 大和証券
- auカブコム証券
- 岡三証券
著者の投資先と投資資産の状況
筆者は新NISAと通常口座のどちらもSBI証券をメイン利用しています。
2023年までは投資信託+成長株に投資していましたが売却して、2024年から投資信託+高配当株銘柄への分散投資に切り替えました。
この記事はあくまでも情報提供を目的としたものであり、その手法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。
本記事に含まれる情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性、完全性、有用性を保証するものではありません。
情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任を負いません。
投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。
【新NISAにもお得】SBI証券のゼロ革命とは
SBI証券の「ゼロ革命」は、2023年9月30日(土)から開始しました。
国内株式の売買手数料がゼロになる革命です。
2024年1月からはじまる新NISAでは、米国株式と海外ETFの売買手数料がゼロになります。
SBI証券ユーザーにはうれしい革命です。
SBI証券のゼロ革命のポイント
SBI証券のゼロ革命のポイントは4つあります。
- 国内株式の売買手数料0円
- 単元未満株も売買手数料が0円
- 売買手数料0円の条件は電子交付に切り替えるだけ
- 2024年からの新NISAで米国株式&海外ETFの売買手数料0円
- 「米ドル/円」の為替手数料無料化
4つのポイントを押さえておきましょう。
国内株式の売買手数料0円
スタンダードプランを利用していた人が
無料条件を達成した場合の売買手数料(税込み)
1回の約定代金 | これまで | これから |
---|---|---|
5万円まで | 55円 | 0円 |
10万円まで | 99円 | |
20万円まで | 115円 | |
50万円まで | 275円 | |
100万円まで | 535円 | |
150万円まで | 640円 | |
3,000万円まで | 1,013円 | |
3,000万円超 | 1,070円 |
SBI証券では、ゼロ革命が開始して国内株式の売買手数料0円になりました。
SBI証券のインターネットコースでは、スタンダードプラン・アクティブプランという2つの手数料プランがあります。
ゼロ革命の開始によって、スタンダードプラン・アクティブプランどちらも条件を満たすことで、約定代金に関わらず売買手数料が0円です。
条件についてはポイントの3つ目で解説するよ。
手数料が0円になるのは前代未聞の革命ですね。
単元未満株も売買手数料が0円
証券会社 | 売買手数料率 (税込) | 往復コスト (参考価格5千円) |
---|---|---|
売買手数料0円 | ・0円 | |
・買付手数料0円 ・売却手数料0.55%(最低手数料52円) | 52円 | |
※スプレッド0.22% | ・売買手数料0円22円 | |
・売買手数料0.55%(最低手数料52円) | 104円 | |
・売買手数料0.55%(最低手数料なし) | 55円 |
2023年12月1日の調査時点
SBI証券では単元未満株も売買手数料が0円になります。
単元未満株の売買手数料が完全無料なのは、大手ネット証券の中でSBI証券だけです。
単元未満株で取引をしたい人は、SBI証券を利用しましょう。
他の証券会社は売買手数料やスプレッド、往復コストなどがかかるわ。
単位未満株をするならSBI証券が1番お得だね!
売買手数料0円の条件は電子交付に切り替えるだけ
売買手数料0円の条件は、下記の①~③の取引報告書や各種交付書面をすべて郵送から電子交付に切り替えるだけです。
- 円貨建・米株信用の各種報告書
- 外貨建(米株信用を除く)の各種報告書
- 特定口座年間取引報告書
郵送から電子交付に切り替える方法を解説しますね。
SBI証券にログインして「口座管理」→「電子交付書面」→「電子交付サービス(電子交付書面閲覧サービス)」画面の下記画面赤枠内の「電子交付に変更」ボタンをクリックしましょう。
下記画面表示に切り替わっていれば、電子交付サービスの申込が完了です。
メールアドレスを未登録の人は、電子交付サービスを利用できないわ。
先にメールアドレスの登録をしておいてね。
2024年からの新NISAで米国株式&海外ETFの売買手数料0円
NISA取引における取引手数料の有無(現行NISAと新NISAの比較)
銘柄種別 | 取引 | 2023年までのNISA取引 | 2024年からのNISA取引 |
---|---|---|---|
米国個別株 (ADR含む) | 買付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし | |
米国ETF | 買付 | 取引手数料なし | 取引手数料なし |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし | |
その他8カ国 個別株 | 買付 | 取引手数料あり | 取引手数料あり |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料あり | |
中国・韓国 ETF | 買付 | 取引手数料なし | 取引手数料なし |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし | |
シンガポール ETF | 買付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし |
引用|SBI証券:【新NISA】SBI証券なら、米国株式&海外ETFの売買手数料ゼロ!
2024年1月の新NISAでは、条件なしで米国株式個別株及び海外ETFの売買手数料が0円になります。
初心者の方にも人気の円貨決済や、米国株式を積立感覚で買付できる「米国株式・ETF定期買付サービス」も対象です。
新NISAなら米国株式やVTI・VOO・VYMなど海外ETFの手数料も0円なんだね。
新NISAにおける米国株式&海外ETFの売買手数料0円については、各種交付書面等の電子交付への切替は不要です。
「米ドル/円」の為替手数料無料化
引用|SBI証券:「米ドル/円」の為替手数料無料化のお知らせ~”ゼロ革命”第三弾~
SBI証は2023年12月1日(金)より、外国為替(リアルタイム為替)取引における「米ドル/円」の為替手数料が、1米ドルあたり片道25銭から0銭になりました。
為替手数料無料化は、インターネットコースを利用している方が対象です。
米国株や米国ETFへの投資がしやすくなります。
システム対応が完了するまでの当面の間は、キャッシュバックにより実質無料になるわ。
2023年12月4日から、楽天証券も為替手数料が無料になりました。
「ゼロ革命」に関するよくある質問ついて動画で解説があります
引用|SBI証券公式チャンネル:「ゼロ革命」に関するよくあるご質問をご紹介
ゼロ革命で手数料無料が適用されているか確認する方法
SBI証券のゼロ革命で手数料無料が適用されているか確認する方法は下記の通りです。
SBI証券にログインして「口座管理」→「お客さま情報設定・変更」→「お取引情報・口座情報」→「国内株式手数料 無料/有料」 画面で確認しましょう。
簡単に確認できるわ。
「無料」と表示されている場合、国内株式売買手数料無料の対象となります。
僕は上記画面のように早めに設定しました。
無料と表示されていれば、国内株式の売買手数料無料で取引できるよ。
SBI証券がゼロ革命を行った経緯
「ネオ証券化」(国内株式売買手数料無料化)の経緯
時期 | 内容 |
---|---|
2019年12月 | 信用取引の手数料無料化 | 国内ETF全銘柄の
2020年9月 | 大口信用取引 取引手数料無料の適用条件緩和 |
2020年9月 | 「アクティブプラン」売買手数料を1日の約定代金合計額100万円までを無料化 |
2021年3月 | 信用取引大口優遇プログラム達成条件・優遇内容拡充 |
2021年4月 | 25歳以下の国内株式現物手数料実質0円プログラム |
2021年7月 | 「アクティブプラン」現物・信用取引ともに引き下げ |
2021年10月 | S株(単元未満株)の買付手数料をキャッシュバックで実質無料化 |
2022年2月 | 一般信用取引「日計り信用」の買方金利・貸株料を無料化 |
引用|SBI証券:ニュース本文
SBI証券は2019年6月に、オンライン取引における国内株式売買手数料や一部費用の無料化を図る「ネオ証券化」構想を発表しています。
政府が掲げる「貯蓄から投資へ」という方針の一翼を担う方針のようです。
また「ゼロ革命」の意義として、若年層や資産形成層を中心としたすべての顧客の投資に対するハードルを劇的に下げることも挙げられています。
新規で口座開設した人のうち、30代以下が約6割、株式投資未経験者が約9割を占めるなど、若年層や投資初心者の口座開設が増えているそうよ。
SBI証券が手数料を無料化することで、他社間の競争力も高まるね。
ゼロ革命はデメリットがある?
SBI証券のゼロ革命は特にデメリットがありません。
書面をすべて郵送から電子交付に切り替える以外は、利用条件などはないので安心して利用できます。
ただし取引報告書や各種交付書面が紙で欲しい人は、電子交付に切り替えるのがデメリットに感じるかもしれません。
電子交付は見にくいし目によくないという人もいるわ。
電子交付でいい人にとってはメリットしかないよ。
SBI証券のゼロ革命による他社の動向
SBI証券の「ゼロ革命」により、楽天証券では「ゼロコース」が誕生しました。
引用|楽天証券:国内株式取引(現物・信用)「ゼロコース」誕生!
楽天証券のゼロコースは、2023年10月2日(月)約定分から、国内株式の現物および信用取引の取引手数料が無料です。
またマネックス証券でも、下記の通り手数料が無料になります。
引用|マネックス証券:新NISAとは?2024年から始まる新制度について解説!
楽天証券・マネックス証券もSBI証券に追随して手数料が無料です。
新NISAに向けて手数料の引き下げ競争になっているわ。
SBI証券の新NISA積立予約は11月19日開始!
証券会社 | 新NISA積立予約 | カードの種類 |
---|---|---|
2023年11月19日(日)~2023年12月10日(日) | 三井住友カード | |
2023年11月13日(月)~2023年12月12日(火) | 楽天カード | |
新規投信つみたて申し込み期限は2023年12月15日(金)まで | マネックスカード |
2023年11月12日調査時点
SBI証券の「積立予約サービス」は11月19日(日)から開始です。
2024年1月の新NISAで「積立を開始したい」「積立を見直したい」という方は、上記の期間内に積立設定しておきましょう。
現行NISAの積立設定の内容を変更しない場合は変更不要で、投信積立設定が新NISA口座に自動で引き継がれます。
新NISA口座つみたて投資枠での投信積立で、現金とクレカ決済の併用が可能になるわ。
2023年11月19日(日)から、投信積立画面が一本化されて使いやすくなります。
新NISAはSBI証券で成長投資枠も活用しよう
新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」2つの投資枠を併用できます。
つみたて投資枠でつみたて投資をしながら、成長投資枠で高配当株やIPO株なども投資可能です。
新NISAでは成長投資枠も活用して、お金をより増やしましょう。
新NISAの個別銘柄分析には、マネックス証券の銘柄スカウターが神ツールで使いやすいわ。
僕はSBI証券がメイン口座ですが、銘柄スカウターを利用するためにマネックス証券で口座開設しました。
現行NISAを始めると新NISA口座は自動開設される
現行NISAを始めると、新NISA口座は自動開設されるので新たに申し込む必要がありません。
今のうちに現行NISAの口座開設をしておけば、手続きが何もいらなくてスムーズです。
たとえばSBI証券で現行NISAの口座を開設すると、新NISAの口座はSBI証券で開設されます。
年末年始は混み合って口座開設に時間がかかるから、早めに準備するほうがいいわ。
今から口座開設しておけば、新NISAのスタートに乗り遅れる心配がなくなりますよ。
SBI証券のゼロ革命の理解度チェック
内容が理解できたら、下記をクリックしてね。
理解できないところは、記事を読み直してみて!
理解度チェック
- SBI証券の「ゼロ革命」は国内株式の売買手数料が0円になる革命
- 単元未満株も売買手数料が0円
- 売買手数料0円の条件は電子交付に切り替えるだけ
- 2024年からの新NISAで米国株式&海外ETFの売買手数料は0円
- ゼロ革命は基本的にデメリットがない
- 楽天証券・マネックス証券も売買手数料が0円に
- SBI証券の新NISA積立予約は2023年11月13日(月)~2023年12月12日(火)
まとめ
売買手数料0円のゼロ革命で投資をスタートしよう!本記事では、SBI証券のゼロ革命の詳細や、手数料無料の条件や手続きの方法などを解説しました。
最後に内容を整理します。
- SBI証券の「ゼロ革命」は国内株式の売買手数料が0円になる革命
- 売買手数料0円の条件は電子交付に切り替えるだけ
- 2024年からの新NISAで米国株式&海外ETFの売買手数料は0円
SBI証券では、2023年9月30日(土)にゼロ革命が開始して国内株式の売買手数料0円になりました。
売買手数料0円の条件は、電子交付に切り替えるだけなので必ず利用しましょう。
売買手数料0円はこれまでにない斜め上を行く革命なので、お金が増えるペースも加速しますよ。
郵送から電子交付への切り替え忘れがないように気をつけてね。
これからSBI証券で投資を始める人がうらやましいです。
この記事が、あなたがSBI証券のゼロ革命について理解する上で役に立っていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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