「NFTのことを知りたい！」
「NFTの特徴と仕組みを教えてほしい」f
「NFTって儲かるの？」
上記の疑問に答えます。
今話題のNFTに興味を持ったけど「いまいちよくわかっていない」というあなたのために記事を用意しました。
岡実際に250円で買ったNFTの絵が250,500円になりました!
NFTを購入した私の経験をもとに、NFTの特徴と仕組みを解説します。
この記事を読んで、ぜひ参考にしてくださいね。
- NFTとは何か？
- NFTの3つの特徴
- 値上がりするNFTを見極めるコツ
- NFTを始める際の注意点
- NFTの将来性
NFTとは何か？簡単にわかりやすく解説
NFTとはNon-Fungible-Tokenの各頭文字を取った略語で、日本語に直訳すると「非代替性トークン」という意味です。
NFTとは、特定性と希少性が付与されたインターネット上のデータです。
希少性や特定性はブロックチェーンが持つ改ざんやコピーが不可能な特性を利用して付与できます。
たとえばイラストやアート作品などのデジタルデータに、唯一無二の作品であることを証明できます。
次で非代替性トークンの特徴ついて詳しく説明していきますね。
NFTとは？（非代替性トークン）
NFT＝非代替性トークン
非代替性トークンは「取り替えができない唯一無二の証や証明」という意味です。
イメージがしやすいよう、非代替性トークンを分解して説明しますね。
非代替性＝取り替え不可
トークン＝証または証明
たとえば、デジタルイラストは誰でもコピーや量産ができてしまい、どれがオリジナル作品か証明ができません。
しかし、デジタルイラストをNFTにすると唯一無二の証明ができ、所有者を明確にできます。
つまり、コピー品かオリジナル品か見分けがつくのです。
NFT化されたデジタルイラストは、一点物なので特定性と希少性が付与されます。
【FT】代替性トークンとは？
FTはFungible-Tokenの略で、ファンジブル・トークンと読みます。
ファンジブル・トークンは日本語で「代替性トークン」と直訳でき、代替性トークンは「取り換えができる証や証明」という意味です。
たとえば、1ビットコインと1ビットコインはどれも価値が同じで対等に交換ができます。
つまり、ビットコインは代替性があるといえます。
したがって仮想通貨は代替性トークンといえます。
NFTの3つの特徴と2つのできること
ここまで説明した内容をまとめると、NFTには次の3つの特徴があります。
【3つの特徴】
- デジタルデータに唯一無二の証明ができる
- デジタルデータの所有者を明確にできる
- デジタルデータに希少性がつく
NFTは上記の特徴を活かし、次の2つのことができます。
- NFTの作成と出品
- NFTの売買と転売
次で詳しく説明しますね。
NFTは売買ができる
NFTは売買ができ、NFTは投資対象やコレクション目的として売買されています。
NFTの売買は仮想通貨で行い、NFTの人気が高まると価値が上がります。
実際に私は、250円で購入したNFTのイラストデータが250,500円になった経験があり、含み益が1,002倍になりました。
NFTを作成して出品ができる
NFTは誰でも作成して出品できます。
自作イラストや、作曲した音源データもすべてNFT化して出品ができるんです。
データの出品は国内外のNFT専門マーケットサイトで行います。
出品をする際に作品がNFT化されるので、マーケットサイトを通せばだれでもNFTを出品できるのです。
出品すると継続的に利益が入る
またNFTで面白いのは、一度売れた後からも出品者に利益が入る仕組みがある点です。
最初に出品した人、つまりクリエイターは誰かに売ったときに発生する利益と、その後転売されたときの利益が入ってくるのです。
【例】
出品者AさんはBさんに作品を売りました。
その後作品の価値が上がったので、BさんはCさんに作品を売り利益をBさんとAさんが受け取ります。
このように、NFT販売には1次販売時の利益と転売されたときのインセンティブがあり、クリエイターに継続的収入が発生するのです。
NFT出品の手数料はほとんどかからないので、挑戦してみる価値はありますよ！
NFTの用途例
NFTは改ざんとコピーができない特性から下記のような用途に利用できます。
- アート
- イラスト
- 写真
- 音楽
- NFTゲームのキャラクター
- 装備やアイテム
- 会員証
- 契約書
- コンサートチケット
上記は一例で活用の幅は多岐にわたります。
NFTは特定性があるので、実際のイベントチケットとして活用されています。
値上がりするNFTを見極めるコツ
NFTは単純に「かっこいいイラストだから」という理由で購入しても値上がりしません。
値上がりするNFTなのか見極めるコツは、活発的に活動しているNFTプロジェクトを選ぶことです。
なぜなら個人で細々と運営しているプロジェクトより、多くの人が係わっているプロジェクトの方が人気が出るからです。
たとえばテレビCMをしている商品と、していない商品では認知度が違いますし、活発的なプロジェクトには多くの労力や資金が投資されています。
活発なNFTプロジェクトを見つけるための情報収集方法は、主にTwitterやDiscordなどSNSの活用です。
また、気になるNFTプロジェクトのDiscordコミュニティに参加して貢献すれば、優先購入できる確率が増えるので、参加するのも1つの方法です。
NFTを買うときは、売り出し前から活発的に活動しているプロジェクトを選ぶのが重要ですよ。
人気の国内3大NFTプロジェクトを紹介
NFTを購入するなら知っておくべき、日本国内で人気のNFTプロジェクトを3つ紹介します。
下記のNFTプロジェクトは大きく値上がりした成功例です。
・【CNP】CryptoNinja Partners
・【LLAC】Live Like A Cat
・【APP】Aopanda Party
3つのプロジェクトのNFTは出品時150円ほどでしたが、価値が上昇し300,000円以上に値上がりしたNFTもあるんですよ！
上記の3つは後ほど紹介する「OpenSea」というNFTマーケットプレイスで購入ができます。
【CNP】CryptoNinja Partners
【CNP】CryptoNinja Partners（クリプトニンジャパートナーズ）はCNPと呼ばれ、国内1番人気のNFTコレクションです。
CNPは有名インフルエンサーのイケハヤ氏とroad氏が運営に係わっていて、売り出し前から話題になっていたNFTプロジェクトです。
CNPは22,222点発行されていて、それぞれが個別の性質を持っており、ひとつして同じ作品はありません。
CNPの最低価格は2023年4月現在1.0843ETH、日本円で約274,021円です。
CNPはNFTを保有していなくてもプロジェクトに参加でき、プロジェクトの活動に貢献すると関連プロジェクトの優先購入権が貰えるなどの特典があります。
CNPはNinjaDAOというDiscordコミュニティを運営しています。
NinjaDAOは初心者の質問に親切に対応してくれる参加しやすいプロジェクトなので、オススメですよ！
【LLAC】Live Like A Cat
Live Like A CatはLLACと呼ばれ、猫のように自由に生きる「生き方のアップデート」をコンセプトにした22,222体の猫のNFTプロジェクトです。
LLACはインフルエンサーのShuhei氏が立ち上げたプロジェクトで、かわいい猫のデザインを猫森うむ子さんが担当しています。
そして、アドバイザーにCryptoNinja Partnersのイケハヤ氏がついている、国内で人気のNFTです。
LLACの最低価格は2023年4月現在1ETH、日本円で約252,717円です。
LLACはNFTコレクションの他にコミュニティの運営やオリジナルグッズの販売などを行っています。
コミュニティに参加して楽しんでみるのもいいですね。
【APP】Aopanda Party
Aopanda PartyはAPPと呼ばれ「毎日がパーティー！」をコンセプトにした10,000点発行のNFTプロジェクトです。
APPはTik Tokのフォロワーが、81万人いる人気のアニメーターAo Uminoさんが手がけている作品です。
APPの最低価格は2023年4月現在0.319ETH、日本円で約81,678円です。
APPはSNSのアイコンにピッタリの人気のNFTです。
超高額で取引されたNFTを紹介
NFTの中には超高額で取引されるNFTが存在します。
これから紹介するNFTは1,000万円で取引されているNFTや、過去に驚愕の27億円で取引されたNFTなどです。
- CryptoPunks
- Bored Ape Yacht Club（BAYC）
上記の2つを紹介します。
CryptoPunks
CryptoPunksは2017年に9,997点発行されたユニークなキャラクターのNFTです。
CryptoPunksは同じ作品が2つと存在しない、24×24のピクセルアートで作成されています。
CryptoPunksは2017年に無料配布された作品ですが、人気が爆発して＃5822は最高取引額の約27億円で取引された過去があります。
CryptoPunksは9,777点すべて売れていて、もし購入しようと思っても買えず購入できたとして最低でも数億円します。
日本の有名人ではエイベックスの松浦勝人さんが保有しており、TwitterにはCryptoPunksを購入したツイートがあります。
【BAYC】Bored Ape Yacht Club
Bored Ape Yacht Clubは2021年に10,000点発行された、猿の顔をモチーフにしたNFTです。
Bored Ape Yacht Clubも同様に、1つひとつ特徴があり同じ作品は2つとありません。
Bored Ape Yacht Clubは2021年当初、約20,000円ほどでリリースされましたが、人気のため価値が上昇しました。
2023年4月現在の最安値でも1,200万円以上します。
所有している日本の有名人は、松浦勝人さんや関口メンディーさんが所有しています。
NFTコレクションには保有特典がある
NFTは保有しているだけで特典があります。
- NFTプロジェクトの関連サービスが利用できる
- NFTプロジェクトの優先購入権がもらえる
詳しく説明していきますね。
NFTプロジェクトの関連サービスが利用できる
NFTは保有しているだけで、そのNFTプロジェクトの関連サービスが利用できます。
上記で紹介したCryptoNinja Partnersの保有者は、CNP OWNERSの加盟店であるレストランやカフェ、雑貨店、宿泊施設などで優待を受けられます。
また、同じプロジェクトのNFTを所有している人達が集う限定イベントに参加可能です。
NFTは売買だけではなく、保有するだけでさまざまな特典が受けられるのは嬉しいですね。
NFTプロジェクトの優先購入権がもらえる
NFTを保有していると、さまざまなNFTプロジェクトの優先購入権がもらえます。
たとえばCryptoNinja PartnersのNFTを保有していると、他のNFTプロジェクトの優先購入権が抽選で配布されました。
【実際に配られたNFTプロジェクトの優先権】
- Live Like A Cat
- Aopanda Party
- CNP Jobs
- Very long CNP
- CNPP
- Crypto Ninja Children
- NounishCNP
- めたばっち
- しきぶちゃんShikibu World
- クノイチ学園
- XANA PENPENZ
上記の優先購入者はいずれも0.001ETH、日本円で約250円ほどで購入ができました。
なかでもLive Like A Catは1ETH以上、Aopanda Partyは0.3ETHほどで取引されています。
2023年4月現在、1ETHは約270,000円なので大きな含み益になりますね。
NFTが購入できる2つの場所と違い
NFTはさまざまな場所で購入でき、大きく分けると国内NFTマーケットプレイスと海外NFTマーケットプレイスで購入できます。
2つのNFTマーケットプレイスの特徴は以下の通りです。
【国内NFTマーケットプレイス】
・購入までの手間が少ない
・NFTの数が少ない
【海外NFTマーケットプレイス】
・購入までのステップが多い
・NFTの数がかなり多い
まずは国内のマーケットプレイスを紹介した後に海外マーケットプレイスをご紹介します。
国内NFTマーケットプレイス
国内NFTマーケットプレイスは仮想通貨取引所が運営している場合が多く、簡単に購入できます。
購入できる取引所は下記の通りです。
- Coincheck NFT（β版）
- AdambyGMO（β版）
- SBINFT
- LINE NFT
- 楽天NFT
- Zaif INO
Coincheckのアカウントを開設すれば、Coincheck NFT（β版）でNFTの売買ができます。
また、先ほど紹介してきたCryptoNinja PartnersやLive Like A Cat、Aopanda Partyの購入をする際の仮想通貨を買えます。
はじめての暗号資産はコインチェック！約500円から購入OK
| 【取引所】 取扱通貨数 | 参考取引高 （24H※1） | 【取引所】 取引手数料 |
| 7種類 | ¥5,791,853,414 | Maker：0〜0.05% Taker：0〜0.1% |
| 【販売所】 取扱通貨数 | レバレッジ取引 （取扱通貨数） | 口座開設 キャンペーン※2 |
19種類 | レバレッジ取引不可 | 10,000円相当の FNCTプレゼント GET |
※1 2023/02/10時点CoinMarketCap調べ
※2 2023/02/26 23:59まで
- 3年連続アプリダウンロード数No.1 ※期間:2019年1月〜2021年12月
- 販売所と取引所あわせて18種類の仮想通貨を取扱い（2022年9月）
- 大手マネックスグループの子会社化による徹底したセキュリティ管理を実現！
コインチェックはBTCやETH、XRPなどを含む全18種類の通貨が500円から購入可能で、少額から購入したい方にオススメです。
とくに取引に使うアプリは国内ダウンロード数No1！取引画面が見やすく操作性が良いので投資初心者からも大人気！
セキュリティが最も高いとされるコールドウォレットと呼ばれるオフライン上での管理を全通貨に導入しており、長期保有でも安心して取引できます。
上記以外にも購入できる国内NFTマーケットプレイスはありますが、この記事ではCoincheck NFT（β版）での買い方を紹介します。
Coincheck NFT(β版)での買い方
Coincheck NFT(β版)は仮想通貨取引所が運営する国内初のNFTマーケットプレイスです。
Coincheck NFT(β版)は2023年4月現在、20種類のNFTコレクションを取り扱っています。
買い方は下記の通りです
1.Coincheckの口座を開設する
2.日本円を入金する
3.ETHを購入する
4.NFTマーケットプレイスにログインする
5.NFTを購入する
購入したNFTは海外マーケットプレイスに出品でき、売買が可能です。
海外NFTマーケットプレイス
NFTの本場である海外NFTマーケットプレイスには多くのNFTが出品されています。
これまで紹介してきたすべてのNFTは、海外マーケットプレイスで購入ができます。
下記は海外NFTマーケットプレイスの一部です。
- OpenSea
- Blur
- Rarible
- SuperRare
- LooksRare
- Nifty Gateway
- Magic Eden
上記の中でも日本で人気のOpenSeaを紹介します。
OpenSea
OpenSeaは世界最大級の取引量を誇る人気のNFTマーケットプレイスです。
2023年4月の月間取引量が約350億円で以前と比べ取引量が少なくなってきていますが、活発に取引が行われています。
OpenSeaは前述したCryptoPunksやBored Ape Yacht Club、CryptoNinja Partners、Live Like A Cat、Aopanda PartyもOpenSeaで取引ができます。
またOpenSeaではNFTの売買とNFTの出品がだれでも可能です。
引用元：Dune Dashboard https://dune.com/rchen8/opensea
NFTを始める際の注意点
NFTを始める際に注意点が2つあります。
- 詐欺や盗難に注意する
- NFTで儲けたら税金がかかる
NFT詐欺に遭わないためのポイントや、NFT購入後の税金について解説しますね。
詐欺や盗難に注意する
NFTの市場では詐欺や盗難が多く発生しています。
理由はNFTの取引がブロックチェーン上で行われるからです。
詐欺師はブロックチェーンの特徴である利用者間で行われる直接取引の仕組みを逆手に取ります。
たとえばSNSから公式サイトそっくりな偽サイトに誘導されて取引してしまうケースがあります。
そこで取引をしてしまうと購入のための仮想通貨は返ってきません。
また、偽装されたボタンによって不本意にNFTを譲渡してしまう可能性もあります。
NFTの取引はやり直しができないため、取引が詐欺だった場合犯人の特定ができずNFTを取り返せません。
そのため、取引時はまず詐欺ではないか？と注意を払うのが大切です。
公式サイトのURLなのか必ず確認するのを習慣づけましょう。
NFTで儲けたら税金がかかる
NFTは一定の金額を儲けたら税金がかかる場合があります。
NFTで税金が発生しうるケースを紹介します。
1.NFTを作成して販売した場合
2.購入したNFTを第三者に転売した場合
NFTは税制のルールが細分化されていて難しいです。
確定申告が必要になる場合は税理士に相談しましょう。
また、確定申告のとき困らない為にも一回ごとの取引は記録付けしておくのをオススメします。
こちらの記事も参考にしてください。
NFTの今後の将来性
NFTは将来性に期待ができます。
NFTは現在発展の途中であり、今後多くの用途で活用される可能性があるからです。
たとえば、経済産業省では省内横断組織として「大臣官房Web3.0政策推進室」を設置しました。
経済産業省では、大臣官房に「Web3.0（ウェブ・スリー）政策推進室」を設置し、資金調達・税制・事業体（ビークル）などの事業環境担当課室やコンテンツ・スポーツ・ファッション・アートなどの業種担当課室が一体で、デジタル庁等の関係省庁と協働し、ブロックチェーンを基盤としたWeb3.0に関連する事業環境課題を検討する体制を強化します。
経済産業省：省内横断組織として「大臣官房Web3.0政策推進室」を設置しました
上記の詳細を説明しますね。
NFTや仮想通貨はビジネス的価値が飛躍的に上昇する可能性があります。
したがってポテンシャルとリスクを正確に捉え、関連ビジネスを行う起業家達へのガイドが必要であり、関係府省庁と協力してWeb3.0に関連する事業環境整備に取り組む体制を強化するとしています。
NFTの市場は総務省やデジタル庁、消費者庁も参入してきて、多くの人の関心が集まれば大きな市場になり期待ができます。
NFTのまとめ
本記事ではNFTの仕組みや特徴をわかりやすく解説しました。
流行ってきているNFTについてもう一度ポイントを抑えましょう！
・NFTは「取り替えができない唯一無二の証や証明」という意味
・NFTは売買ができ、作成して出品ができる
・値上がりするNFTを見極めるコツは、活発に活動しているNFTプロジェクトを選ぶ
・NFTは保有特典があり、関連プロジェクトの優先購入権がもらえる
・NFTはコインチェックやOpenSeaから購入ができる
・NFTの市場は詐欺が多いので、必ず公式サイトのリンクからアクセスしよう
NFTはリサーチをすれば大きな含み益を得られます。
ぜひこの機会にNFTを始めてみませんか？
岡最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事があなたの役にたったのなら幸いです。
NFTのよくある質問
- NFTとは何ですか？
-
ブロックチェーン上で発行されるトークンで、デジタルデータに特定性と希少性を付与できます。
- NFTでできることは何ですか？
-
NFTは売買ができます。また、作成をして出品ができます
- 値上がりするNFTを教えてください
-
値上がりするNFTの見極め方は、活発に活動しているNFTプロジェクトを選ぶことです。