FXのスプレッドとは?決め手は狭さ、手数料で損しない【9社比較】

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「スプレッドってなに?」

「スプレッドは狭い方がいいの?」

「スプレッドが狭い会社を使って損したくない」

FXの取引手数料は無料であるケースがほとんど。しかし実際にはスプレッドと呼ばれるコストが発生します

岡田

この記事を書いた投資歴3年の岡田です。

実は、FXをする上で切っても切り離せないのがスプレッドによる手数料なんです。

私自身、FXを始めたての頃に手数料であるスプレッドを気にせずに取引を繰り返して痛い目にあいました。

せっかく投資で勝っていても、手数料負けしてたら笑えないですよね。

この記事を読めばスプレッドの仕組みが理解でき、支払う手数料を抑える方法がわかります。

これからFXを始めるあなたも、損しないFX会社をかしこく選べるようになるので、ぜひ最後までお付き合いください。

この記事でわかること
  • スプレッドは投資家が負担する実質的な手数料。
  • スプレッドは狭い方が支払うコストが低くなる。
  • 会社や取引時間でスプレッドの幅は変わる。

この記事は投資収益の保証または特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資や契約の決定はご自身でご判断ください。

目次

スプレッドとは

スプレッドとは投資家の負担する実質手数料

スプレッドとはFX投資家が取引時に負担する実質的な手数料です。

かずき

取引手数料は無料ってFX会社には書いているよ?

はじめ

確かに取引自体には手数料がかからない。

だけどFXは売値と買値の差を投資家が負担しているんだ

つまり、売値と買値の差をスプレッドと呼び差が狭いほど投資家が負担するコストが少なくなります。

スプレッドとは売値と買値の差

FXのスプレッドは売値と買値の差
かずき

スプレッドが手数料なのはわかったけど、売値と買値ってなんなのさ?

はじめ

FXはドルや円などの通貨をペアにして売買するんだけど、同じ時間でも売値と買値が一緒じゃないんだ。

FXは売値と買値に開きがあり、この差をスプレッドといいます。

売値と買値に差があるのには理由があり、値段に幅を持たすことで、世界中の大量な取引を同時に処理しているのです。

皆さんも「円相場はドルに対して110円50銭から52銭で取引されています」と一度は耳にしているのではないでしょうか?

このニュースで報じている値段の幅がスプレッドなのです。

FX会社によってスプレッド幅は異なる

スプレッドはFX会社が決めており、会社ごとに数値には差があります。

これは、FX会社ごとに提携する金融機関が違うため、得意な通貨に差が出るからです。

例えば米ドル円の取引でも、A社では.0.2銭、B社では0.3銭とスプレッドが異なります。

スプレッドが広い会社を選ぶと無駄な手数料を支払う羽目になるので注意しましょう。

かずき

あっ、こっちの会社はスプレッドが狭い!

はじめ

スプレッドは会社によって原則固定制と変動制の2種類があるぞ。

原則固定のほうが安定した取引ができるのでおすすめだ。

原則固定

その名のとおり、スプレッドは『原則』固定で決められた幅で取引できます。

ただし、『原則』とあるとおり、相場の急変時には提示するスプレッドが広がる場合があります。

固定でのスプレッドをどれだけ提示できたかはFX各社がHPで発表しているのでチェックしておきましょう。

95%以上の提示率があれば信頼してトレードできる水準です。

変動制

変動制スプレッドは幅が固定されておらず、常にスプレッドは変動します。

これは、取引量に合わせてFX会社が柔軟にスプレッドを変動させるからです。

原則固定より安いスプレッドになることもありますが、コストが不安定なためおすすめしません。

通貨ペアによってスプレッドは異なる

FXのスプレッドは取引する通貨ペアで異なります。

取引量が多いメジャーな通貨ほど流通が安定しているのでスプレッドが狭くなります。

日本人になじみの深い「米ドル/円」「ユーロ/円」の通貨ペアはスプレッドが狭いので、初心者におすすめです。

反対にマイナー通貨と言われるメキシコペソやトルコリラ、南アフリカランドはスプレッドが広いので取り扱いには注意しましょう。

【厳選9社比較!】各FX会社のスプレッド一覧

FX会社ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円 
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情報取得日:2024年3月26日
※1 GMOクリック証券のスプレッドは原則固定

スプレッドで実際にかかる手数料は?

スプレッドでかかる費用はいくら?
かずき

ところで一体どれくらいの手数料がかかるの?

はじめ

米ドル円だと1ドルあたり0.2銭のスプレッドを提供する会社が多い。

この0.2銭のスプレッドに取引する量をかければ手数料がわかるぞ。

米ドル/円
取引量
スプレッド
(手数料)
100ドル0.2円
1,000ドル2円
10,000ドル20円
100,000ドル200円

実はスプレッドでかかる1回あたりの手数料はそれほど大きくありません。

FX会社はユーザー獲得のためにスプレッドをどんどん狭くしています。

1万ドルの取引をしてもかかる手数料は20円

1万ドルはおよそ140万円(※)の取引ですが、それでも手数料が20円で済むのがFXの魅力の一つです。
(※1ドル=140円として計算)

スプレッドでかかる費用の計算方法

スプレッドでかかる費用は簡単な掛け算で計算できます。

【スプレッドによる手数料計算式】
0.2銭(スプレッド) × 1万ドル(取引量) = 20円(手数料)
※円を含む通貨ペアに限る

銭は日常生活で使うことはありませんが、お金の単位です。

100銭で1円なので、ドル円のスプレッド0.2銭はかなり狭いと言えるでしょう。

銭?PIPS?

あれ?このユーロ/ドルのスプレッドのPIPSってなに?

はじめ

通貨のペアに円が無いときはPIPS(ピップス)を使うんだ。

PIPSは通貨ペアを選ばずに使える単位で、1銭は1PIPSと同じです。

銭は米ドル円やユーロ円などの円を含む通貨ペアで使いPIPSはそれ以外の円を含まない通貨ペアで用います。

かずき

そうか、通貨ペアに円が無いと、スプレッドを銭で表せないんだね。

はじめ

PIPSは通貨ペアを選ばない。だから投資成績を比べるのに便利なので覚えておいて損はないぞ。

スプレッドが原則固定かつ狭い方がいい理由

スプレッドは原則固定で狭い方がいい

スプレッドは原則固定で狭い方が投資家は取引しやすいです。

変動制だと取引のたびにスプレッドが異なり、広がりを毎回確認しなければなりません。

同じ値幅で取引したつもりでも、スプレッドが広がって利益が減ってしまっては資金管理が大変です。

スプレッドは繰り返しかかるコスト、スプレッドが狭いFX会社を選び、より多くの利益を残しましょう。

スプレッドの差で年間コストはいくらかわる?

1回の取引では小さな差でも、繰り返すコストは投資家に重くのしかかります。

取引回数A社B社
スプレッド0.2銭1.0銭
1回20円100円
10回200円1,000円
100回2,000円10,000円
500回10,000円50,000円
1,000回20,000円100,000円
米ドル円1万通貨で取引した場合

表のA社とB社では取引回数が多いほど手数料の差が広がるのがお分かりいただけると思います。

稼いでいる投資家は無駄なコストを支払いません。

手元により多くの利益が残るようにスプレッドの狭いFX会社を選びましょう。

スプレッドが変動する要因や時間帯

原則固定であっても、スプレッドが広がる場合があります。

FXは相対取引なので、自分が売り注文するときに誰かが買ってくれないと取引が成立しません。

そのため、取引が極端に集中したり反対に取引量が極端に少ない場合にはスプレッドを広げないと取引が成立しないのです。

実際にスプレッドが広がるケースは次の3つです。

注意点
  • 重要な経済指標の発表前後
  • 突発的なサプライズ報道や経済イベント
  • 流動性が少ない早朝や年末年始

重要な経済指標の発表時

国の景気の先行きをうらなう経済発表の前後は取引が集中します

例えば世界経済をけん引するアメリカの雇用統計が市場の予測と異なると、一時的に激しい値動きとなり、スプレッドも拡大しやすくなります。

経済指標の発表スケジュールは、FX会社のHPや取引ツールで確認できます。

為替に大きく影響する指標が発表されると相場も荒れ模様になるため、大波に巻き込まれて損しないように初心者のうちは取引を控えましょう。

突発的なサプライズ報道や経済イベント

自然災害やテロ、経済に影響を与える突発的な事件がおこると、市場が混乱してスプレッドが広がります

最近だとコロナウイルス感染拡大によって「コロナショック」が引き起こされ、為替レートが大きく動き、スプレッドにも影響しました。

〇〇ショックと聞くと危なく感じますが、相場が大きく動くときはチャンスにもなります。

突発的な混乱が起きたときは、経済にどれくらい影響するか予測し、損失を抑えてチャンスを掴む準備をしましょう。

流動性が少ない早朝や年末年始など

市場参加者が少ない時間帯は取引量が減少するため、スプレッドが広がります。

日本時間の早朝や、クリスマス年末年始は市場参加者が少ないタイミングでの取引には注意が必要です。

わざわざ手数料を多く払う必要は無いので、そのような時間の取引は控えましょう。

かずき

あれ?今日はなんだか相場が全然動かないなぁ・・・

はじめ

ヨーロッパとアメリカが祝日で取引していないな。休場する国が多いと取引量が減るんだ。

FX会社選びの決め手はスプレッドの狭さだけではない

スプレッド以外のチェックポイント

FX会社を選ぶ際に、スプレッドの狭さだけで決めるのは待ってください。

スプレッド以外にも決め手となる要素が3つあります。

ポイント
  • 約定率 (注文が成立する確率)
  • ツールの使いやすさ (分析、未来予測、カスタマイズ性)
  • スワップポイント (中長期運用でコツコツ稼ぐ)

いくらスプレッドが狭くても、スムーズに取引できなければチャンスを逃してしまいますよね。

目先の手数料にとらわれずに総合的にFX会社を決めるのが勝利への近道です。

約定率

約定率売買注文を入れたときに、注文が成立する確率です。

チャンスで注文したのに、取引が成立しなければ元も子もありませんよね。

特に売買が集中する経済発表の前後を狙って取引するなら、約定率が高い会社を選ぶと安定した取引ができます。

短い期間での取引を繰り返す取引スタイルを選ぶなら、約定率の高さは外せません。

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ツールの使いやすさ

FXで勝利するためにはツールでの相場分析が欠かせません。

充実した分析ツールを使って、相場の先行きをいち早く予測すればより多くの利益を狙えます。

FX各社は分析やトレンド確認、未来予測など様々なツールを開発しています。

充実したツールで好成績を狙えるならば、少々高い手数料は経費と考えられるでしょう。

中長期運用ならスワップポイント

スワップポイント(金利差)狙いの中長期運用なら、スプレッドの影響は少ないです。

なぜなら、中長期運用は取引する回数が少ないので、スプレッドでのコストの支払いも少なくなるからです。

スワップポイント狙いの投資は、高金利が狙える新興国通貨でのトレードになるので、中・上級者向けの投資法となります。

【厳選】スプレッドの狭いおすすめFX会社3選

かずき

ちょっと情報が増えすぎ・・・結局おすすめのFX会社はどこなの?

はじめ

初心者におすすめの会社を3つに絞ったから、その中から自分に合うのを選ぶといいぞ。

スプレッドの狭さや約定力、ツールの使いすさ、スワップポイントの高さ、これらすべてが高水準なFX会社を紹介します。

解決策として、用途に合わせてFX口座を複数用意すれば、それぞれの会社のいいとこ取りができます。

これから紹介する3社は私たち編集部も実際に利用しているFX会社なので、参考にしてくださいね。

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スプレッドまとめ

スプレッドは投資家が負担する実質的な手数料

取引を繰り返すほどにジワジワと資産に影響するので、スプレッドの狭いFX会社を選ぶのが重要なのがご理解いただけたかと思います。

FX会社をかしこく選んで、不要なコストは最小限に、そして利益を最大限に伸ばしましょう。

最後にスプレッドについておさらいしましょう。

・通貨ペアの売値と買値の差をスプレッドという。
・スプレッドは投資家が負担する
実質的な手数料
・スプレッドは
原則固定で狭いほうがコストを抑えられる
・原則固定でも
流通量によって変動する可能性はある
・FX会社選びは
スプレッドの狭い総合力の高い口座を選ぶ。
・おすすめなのは、GMOクリック証券松井証券のFXGMO外貨の3社

岡田

取引に慣れない初心者のうちは、取引量も少ないので手数料の差もあまり気にならないかもしれません。

ですが、トレードスキルが上達すると取引量や回数も増えるので、支払うコストも増えていきます。

成功している投資家は支払うコストにとても敏感です。

効率的に資産形成するために、スプレッドが狭くて原則固定のFX会社を選んでくださいね。

あなたの投資家ライフを応援しています。

スプレッドに関するQ&A

スプレッドとは何ですか?

スプレッドとはFX取引で投資家が負担する実質的な手数料です。売値と買値の差をスプレッドと呼びます。

例えば、円相場がドルに対して110.50円から110.55円で取引されている場合、5銭がスプレッドとなります。

【詳しくは スプレッドとは で解説しています】

スプレッドが原則固定で狭い方がいい理由は?

変動制では取引のたびにコストが変わってしまい、スプレッドの広がりを毎回確認しないといけません。

原則固定で狭いスプレッドなら、安定してコストを抑えることができます。

【詳しくは スプレッドが原則固定で狭い方がいい理由 で解説しています】

スプレッドの注意点を教えて

原則固定でも、通貨の流通量次第でスプレッドが変動する場合があります。取引する時間帯や突発的なイベントが起きた際には拡大する可能性があるので注意が必要です。

また、スプレッドの狭さだけでFX会社を決めるのは少し待ってください。ツールの使いやすさや取引するスタイルに合わせてFX会社をかしこく選ぶのが効率的な資産運用のカギを握ります。

【詳しくは FX会社選びの決め手はスプレッドの狭さだけではない で解説しています】

この記事を書いた人

海外就職を経てフリーランスとして独立、金融サイトの副編集長のかたわらFXを始めた投資家。
副収入目的で始めたつもりが、読めそうで読めない為替の魅力にどっぷりハマる。
コツコツドカンを経験してからは、資金管理と損切りを徹底し堅実に運用中。
愛用のテクニカル指標は"移動平均線"と"MACD"、これにファンダメンタルズ要因を絡めて日々アップデート中。
編集者としてFXのノウハウを発信しています。

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