「FX自動売買ってどんな仕組み?」
「どのシステムでも儲かるの?」
「初心者でも運用しやすいシステムはどれ?」
こんな悩みを解消できる記事です。
自動売買は取引条件を決めたプログラムを稼働させることで、トレーダーに代わって売買を自動化させる仕組みです。
こんにちは!投資歴3年の岡田です。
私が自動売買を始める時、たくさんの売買ロジック中から何を選べばいいかわからず一度諦めたのを覚えています。
今回はその経験を踏まえて、自動売買の仕組みや儲かる自動売買の見極め方、運用のコツを詳しくお伝えします。
初心者でも収益性の高い自動売買を行う方法がわかり、資金を増やしやすくなりますよ。
- FX自動売買(システムトレード)とは
- 裁量取引との違い
- 用意すべき資金の目安
- FX自動売買システムの種類
- 自動売買の基本用語
- FX自動売買のメリット・デメリット
- 初心者はリピート型かプログラム選択型がオススメ
- 初心者にオススメの自動売買
- 自動売買を選ぶポイント
- 自動売買を行う際の注意点
- 自動売買で利益を上げるコツ
FX自動売買(システムトレード)とは
FX自動売買は売買条件を設定したプログラムを稼働させ、トレーダーに代わって取引を自動化する手法です。
「システムトレード」または「シストレ」と略されることもあります。
自動売買は、チャートを見続けなくても24時間利益を狙ったり、感情を排除してルールに従った運用ができるのが大きなメリットだ!
裁量取引との違い
裁量取引は相場分析から売買の発注まですべて自分で行うスタイルです。
FX自動売買と裁量取引どちらが儲かるかは相場の状況やトレーダーのスキルによって決まります。
ライフスタイルや投資の目的などに合わせて、好みの手法で運用してくださいね。
【裁量取引と自動売買の違い】
要素 | 裁量取引 | 自動売買 |
---|---|---|
特徴 | 相場分析から取引判断、発注まですべて自分で行う | 売買条件を設定したプログラムに取引を自動的に行ってもらう |
通貨ペア | 20~30種類 | 20~30種類 |
取引コスト | スプレッドのみ※一部のFX会社は取引手数料あり | スプレッドに加えて取引手数料がかかるFX会社が多い |
スワップポイント | 通貨ペア・FX会社による | 通貨ペア・FX会社による |
メリット | ・自分の思い通りに取引できる ・相場の状況に応じて柔軟に取引できる ・FXの知識や経験が身につく ・自分のスキル次第で大きく稼げる | ・プロの取引手法をコピーできる ・取引するための時間が少ない ・24時間利益を狙える ・感情に左右されて非合理的な取引をせずに済む |
デメリット | ・取引判断をすべて自分でする必要 ・取引するための時間をとられる ・24時間相場を追うのは難しい ・感情に左右されて非合理的な取引をする恐れ | ・裁量取引より必要な資金が多め ・自動売買の収益性を見極める知識が必要 ・大相場に対応しにくい ・取引を任せるためFXの知識や経験が身につきにくい |
用意すべき資金の目安
FX自動売買は可能なら30万円以上、余裕がある人は100万円は用意しましょう。
iサイクル2取引(外為オンライン)の実績では、次のように30万円未満より100万円以上で運用する口座の方が利益を出しています。
【検証条件】
検証期間:2017年1月1日~2021年4月30日
検証データ:28万件
【iサイクル2取引miniコースの実績】
1万円未満 | 5万円未満 | 10万円未満 | 30万円未満 | 50万円未満 | 100万円未満 | 100万円以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
益比率 | 30.29% | 43.76% | 64.95% | 81.23% | 88.41% | 98.81% | 98.35% |
損比率 | 69.70% | 56.23% | 35.01% | 18.76% | 11.58% | 1.18% | 1.64% |
【iサイクル2取引1万通貨コースの実績】
1万円未満 | 5万円未満 | 10万円未満 | 30万円未満 | 50万円未満 | 100万円未満 | 100万円以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
益比率 | 0% | 26.15% | 28.10% | 42.89% | 51.35% | 75.98% | 88.66% |
損比率 | 0% | 73.84% | 71.89% | 57.10% | 48.64% | 24.01% | 10.25% |
外為オンラインのiサイクル2取引は勝率99.62%を実現!
さらに外為オンラインのiサイクル2取引では運用資産100万円以上、かつ60日以上の運用をした99.62%の口座で利益が出たと発表されています。
「長期的な運用」で「最適なポジションを立てるための資金」を用意すれば勝率が高まるのがわかりますね。
自動売買で儲けるにはプログラムの選定だけでなく、相場にあった設定で運用するのも大事です。
実績はYouTubeの公式動画で公開されています。時間がある人はそちらもぜひチェックしてみてください。
ただしこれらはあくまで過去の実績であり、100%儲かるとは限りません。
運用資金だけで自動売買の収益性が決まるわけではなく、相場の状況に合う売買ロジックで運用するのが大切です。
FX自動売買システムの種類
FX自動売買システムには3種類あります。
①リピート型
②プログラム選択型
③設定型
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
リピート型
リピート型は事前に設定したレートで売りと買いを繰り返すタイプです。
一定の値幅で上下を繰り返すレンジ相場で利益を出しやすいのが特徴です。
FXでは7割がレンジ相場と言われているので、利益のチャンスが多いメリットがあります。
ただし想定レンジを外れてしまうと利益が出なくなるので、定期的にチャートを見てロジックの設定を見直す必要があります。
【リピート型のおすすめ自動売買】
・iサイクル2取引(外為オンライン)
・みんなのシストレ(みんなのFX)
・トラッキングトレード(FXブロードネット)
プログラム選択型
プログラム選択型は、既存の売買ロジックを使って自動売買を行うタイプです。
FX会社や儲けているトレーダーが作ったロジックを使えば、FXの知識や経験が浅い人でも収益性の高い運用が期待できます。
ただし相場の状況とロジックの相性が合わないと利益が出にくくなるので、相場分析のスキルが必要です。
【プログラム選択型のおすすめ自動売買】
・マイメイト(インヴァスト証券)
・みんなのシストレ(トレイダーズ証券)
プログラム設定型
プログラム設定型は、売買ロジックの設定を自分で行うタイプです。
好きな設定で運用できる反面、利益を上げるには儲かる設定をするためのスキルが求められます。
設定型は裁量取引や自動売買の経験がある中級者以上にオススメです。
【設定型のおすすめ自動売買】
・トライオートFX(インヴァスト証券)
・パートナーズFX(マネーパートナーズ)
覚えるべき自動売買の基本用語
自動売買で押さえておきたい基礎用語は次のとおりです。
- 自動売買アルゴリズム
- 勝率
- プロフィット・ファクター
- 最大ドローダウン
- 取引回数
- 平均損益比(ペイオフレシオ)
- 平均保有期間
- リスクリターン率
- バックテスト・フォワードテスト
ここで登場する指標は自動売買システムの取引実績を見極めるの上でかなり重要となります。
一つの指標だけにとらわれず総合的に儲かるシステムを見極めましょう。
自動売買アルゴリズム
自動売買アルゴリズムは自動売買の取引ルールのことで「売買ロジック」ともいいます。
例えば「米ドル円を140円で買って141円で売るを繰り返す」などです。
ちなみに実際に売買を行うシステムは「自動売買システム」「自動売買プログラム」と呼ばれます。
自動売買プログラムはFX会社によって「EA(エキスパート・アドバイザー)」「ストラテジー」など呼び方が異なるので注意しましょう。
アルゴリズムは「取引ルール」、システムは「システム全体」と考えると覚えやすいわよ。
勝率
勝率は一定期間のすべてのトレード回数のうち、利益が出た割合です。
【勝率の計算式】
利益が出たトレード回数÷全トレード回数×100%
例えば100回トレードして40回利益が出た場合の計算は次の通りです。
40回÷100回×100=40%(勝率)
となります。
勝率の高い自動売買は儲かると思いがちですが、勝率が高くても損失が出るケースがあります。
1万円の利益が8回で10万円の損失が2回だと、勝率は80%ですが損益は12万円のマイナスです。
勝率という響きはいいが、勝率だけでプログラムを選ぶのは危険。
次のプロフィット・ファクターを重視するといいぞ。
プロフィット・ファクター
プロフィット・ファクターは期間中の総利益と総損失の割合です。
【プロフィット・ファクターの計算式】
総利益(pips)÷総損失(pips)
例えば総利益が800pipsで総損失が1,000pipsの場合、プロフィット・ファクターは
800pips÷1,000pips=0.8(プロフィット・ファクター)
となります。
利益と損失が同じなら1.0になり、1.0より大きいと収支はプラス、1.0より小さいと収支はマイナスを意味します。
初心者はプロフィット・ファクター1.0以上を目指し、安定してきたら数値が上がるように戦略をアップデートしていこう。
最大ドローダウン
最大ドローダウンは自動売買の稼働期間における資産の最大値と最小値の差です。
例えば期間中の資産の最大値が80万円、最小値が50万円の場合、最大ドローダウンは80万円-50万円=30万円となります。
つまり、最大ドローダウンが大きいほど利益と損失の振れ幅が大きいということです。
よって、最大ドローダウンが小さい自動売買のほうが大損しにくい傾向にあります。
取引回数
取引回数は期間中のトレード回数の合計です。
この回数が多いほど運用成績の信頼性が高くなります。
勝率やプロフィット・ファクターが高くても取引回数が少ない場合、偶然利益が出ただけだったり、含み損のポジションを保有し続けている可能性があります。
取引回数が多くて利益を出している自動売買を選ぶのがポイントです。
平均損益比(ペイオフレシオ)
ペイオフレシオは期間中の平均利益と平均損失の割合で、1回の取引でどのくらい損益が発生するかの指標になります。
【ペイオフレシオの計算式】
平均利益÷平均損失
例えば平均利益が1,200pipsで平均損失が1,000pipsの場合、ペイオフレシオは
1,200pips÷1,000pips=1.2(ペイオフレシオ)
です。
一般的にペイオフレシオが高いほど多くの利益が期待できます。
ペイオフレシオと勝率のバランスがとれた自動売買は、安定して利益を出しすい傾向があるぞ。
平均保有期間
平均保有期間は、ポジションを決済するまでにポジションを保有した期間の平均値です。
損益の大きさと勝ち・負けトレードの平均保有期間を見ると、自動売買の戦略をつかむのに役立ちます。
例えば勝ちトレードの保有期間が長いのに利益が小さい、もしくは負けトレードの保有期間が長いのに損失が小さいと、長期間含み損を抱える可能性が高いです。
逆に勝ちトレードの保有期間が長く利益が大きい場合、トレンドに乗って大きく利益を伸ばす売買ロジックだと考えられます。
リスクリターン率
リスクリターン率は合計損益と最大ドローダウンの割合です。
リスクリターン率が大きいほど、低リスクで大きな利益を得やすい売買ロジックと考えられます。
【リスクリターン率の計算式】
合計損益÷最大ドローダウン
例えば合計損益が60万円で最大ドローダウンが30万円の場合、リスクリターン率は
60万円÷30万円=2.0(リスクリターン率)
FXの自動売買ではリスクリターン率2.0以上が目安となる。
他の指標と同様、できるだけ多くの取引且つ長い期間運用されたリスクリターン率の方が信頼性が高いぞ。
バックテスト・フォワードテスト
バックテストは売買ロジックを過去の為替データに当てはめたときの結果、フォワードテストは実際の相場で運用した結果です。
バックテストだと良い結果が出るように売買ロジックを調整できるので、参考程度にとどめましょう。
自動売買の実力はフォワードテストで確認してくださいね。
FX自動売買の3つのメリット
FX自動売買のメリットは次の3つです。
- 24時間自動で取引してくれる
- 一定のルールに従って運用できる
- 初心者でも高度な運用が可能
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
24時間自動で取引してくれる
ひとつ目は24時間取引を自動化できる点です。
寝ている間や仕事中もシステムが稼働し続けるので、常に利益のチャンスを狙えます。
忙しくて取引の時間を確保できない人にもオススメですよ。
一定のルールに従って運用できる
2つ目は一定のルールに従った運用ができる点です。
裁量取引だと「大事な資金を減らしたくない」「大損を確定させたくない」といった感情が邪魔をして損切りが遅れ、ロスカットで大損する恐れがあります。
FX自動売買なら感情が介入しないので、大損を防いで安定した運用ができます。
初心者でも高度な運用が可能
3つ目は初心者でも高度な運用ができる点です。
FX会社や儲けているトレーダーが作ったシステムを使えるからです。
FXの知識や経験がなくても収益性の高い運用が期待できます。
FX自動売買の3つのデメリット
FX自動売買にはデメリットもあります。
- 必ずしも儲かるとは限らない
- 相場の急変に対応できない
- 裁量取引よりコストがかかりやすい
対策と合わせて詳しく見ていきましょう。
必ずしも儲かるとは限らない
FX自動売買は100%儲かるとは限りません。
相場の状況と売買ロジックが合わない場合、利益が出なかったり損失が出る恐れがあります。
損失を完全に防ぐことはできませんが、テクニカル分析で相場の状況を把握すれば収益性アップが狙えます。
相場の急変に対応できない
2つ目は相場の急変に対応できない点です。
自動売買は一定の値幅を想定して作られているので、相場が大きく動いて想定値幅を外れても売買ロジックを自動的に調整する機能がありません。
相場の状況に応じて売買ロジックを自動的に調整するには、AIを使った自動売買を利用しましょう。
裁量取引よりコストがかかりやすい
3つ目は裁量取引よりコストがかかりやすい点です。
裁量取引ではスプレッドのみですが、FX自動売買ではスプレッドとは別に手数料がかかったり、手数料がスプレッドに上乗せされている場合が多いです。
コストが高くても儲かる自動売買は存在するので、コストだけで選ぶのではなく、理想のトレードスタイルを目指しましょう。
初心者はリピート型かプログラム選択型がオススメ
初心者にオススメの自動売買ってどのタイプがいいのかな?
初心者はリピート型かプログラム選択型を選びましょう。
これらは売買ロジックの仕組みや設定が簡単なため、初心者が設定型で自作したロジックより儲かる可能性が高いからです。
興味のある人は無料のデモトレード提供のFX会社で操作性や収益性を体験してみましょう。
※2:数値を算出する期間などの取引条件は各社異なります。
※3:2022年11月の最高平均総合損益である豪ドル/NZドルの月間獲得pips
※4:収益率のデータがないため平均利益を採用しています。
初心者にオススメの自動売買3選
ここでは、これから始める人におすすめなの自動売買取り扱いFX会社を紹介します。
今回は取引実績が高いFX会社の中から、シンプルで使いやすい会社をピックアップしているので、ぜひ参考にしてくださいね!
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手数料 | 取引単位 | 設定難易度 |
片道20円 (新規と決済それぞれ) | 1,000通貨 (miniコースの場合) | |
実績 (勝率など) | 通貨ペア数 | スマホアプリ |
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良い自動売買口座を選ぶ3つのポイント
自動売買口座を選ぶときのポイントは下記3つです。
- 取引手数料
- 取引単位
- 通貨ペアの種類
損失リスクの軽減や収益性アップにつながるので、ぜひ押さえておきましょう。
取引手数料
ひとつ目は取引手数料です。
FX自動売買はスプレッドに加えて手数料がかかるものがあります。
一般的に自動売買は取引回数が多いので、手数料が高いと得られる利益が減ってしまいます。
ただしコストが高くても儲かる自動売買は存在するので、コストだけで自動売買の性能を判断しないようにしましょう。
取引単位
取引単位も重要です。
自動売買によって最低取引通貨の単位は、1,000通貨や1万通貨など異なります。
1万通貨取引は1,000通貨取引の10倍の資金が必要なので、予算が少ないと取引すらできません。
資金が足りないとチャンスが来てもポジションを保有できなかったり、証拠金維持率が下がってロスカットされやすくなります。
予算を抑えて取引したいなら1,000通貨で取引できるFX会社を選ぼう。
通貨ペアの種類
3つ目は取り扱っている通貨ペアの種類です。
通貨ペアが多いと分散投資ができ、為替変動リスクを抑えられるメリットがあります。
ただし、流通量の少ないマイナーな通貨ペアはスプレッドが広いためコストが高くなり、短期的な急変で損失を出しやすいです。
下に挙げている流通量の多いメジャーな通貨ペアのほうが自動売買で儲けるのに適しています。
【自動売買にオススメのメジャーな通貨ペア】
・米ドル円
・ユーロ円
・ユーロ米ドル
・豪ドル円
・豪ドル米ドル円
・ポンド円
・ポンド米ドル
自動売買を行う際の注意点
FX自動売買の注意点は次の2つです。
- 有料ツールは避ける
- 少額ではじめて収益性を見極める
詐欺やトラブルから大切な資金を守るため、しっかり覚えておきましょう。
有料ツールは避ける
ひとつ目は有料ツールを使わないことです。
理由は、ツール代金をだまし取られたり、儲からないツールを渡される詐欺被害が起きていて、国民生活センターや金融庁も注意を呼びかけています。
有料ツールでも100%儲かる保証はありませんし、無料ツールでも自動売買で儲けている人はたくさんいます。
安心安全に運用するなら金融庁の登録業者が提供する無料ツールを利用しましょう。
少額ではじめて収益性を見極める
もうひとつは1000通貨単位の少額で運用して、自動売買の収益性を見極めることです。
1000通貨単位の取引なら、損失が出ても1万通貨の取引と比べ10分の1で済みます。
儲かるとわかったら取引量を増やして、より多くの利益を狙いましょう。
自動売買で利益を上げるコツ
自動売買で利益を上げるコツは次の2つです。
- 長期目線で運用する
- 定期的に運用状況をチェックする
収益性をアップさせるために、ぜひ覚えておきましょう。
長期目線で運用する
ひとつ目は長期目線で運用する点です。
自動売買は一時的に含み損を抱えやすく、長期で運用すれば利益が出る傾向があります。
1〜2週間で利益が出なくても、たまたま自動売買の設定と合わない相場が来ていただけかもしれません。
自動売買の収益性を判断するには1ヶ月以上は運用しましょう。
外為オンラインのデータでは、運用期間が長いと利益が出た口座の割合が高くなっていますよ。
【運用期間による利益口座の比較】
・30日以上 → 80.95%
・30日未満 → 57.50%
※期間:2022年1月1日~2022年6月30日
参考元「外為オンライン公式」:圧倒的パフォーマンス! 99.62%の勝率達成【ⅰサイクル2取引】2022年上半期取引実績
定期的に運用状況をチェックする
2つ目は定期的に運用状況を確認することです。
自動売買を放置したまま相場の状況と売買ロジックが合わなくなると、利益が出なかったり損失が出る恐れがあります。
利益が出ていなければその自動売買は停止するか、ほかのロジックへの変更を検討しましょう。
リピート型かプログラム選択型で自動売買をはじめてみよう!
FX自動売買(システムトレード)は、売買条件を設定したプログラムを稼働させて取引を自動化する手法です。
初心者には仕組みがシンプルなリピート型か、既存の売買ロジックを選ぶプログラム選択型がはじめやすくてオススメです。
最後にもう一度、内容をおさらいしましょう。
・自動売買ならチャートを見続けなくても利益を24時間利益を狙える
・有識者が作った売買ロジックを使って初心者でも高度な運用が可能
・利益を上げるには相場の状況に合った自動売買を稼働させるのがポイント
・初心者はリピート型かプログラム選択型から始めるのがおすすめ
・リピート型は外為オンラインの「iサイクル2取引」、プログラム選択型はインヴァスト証券の「マイメイト」がおすすめ
はじめは自動売買を稼働させるタイミングや売買ロジックの選択に迷うかもしれません。
しかし利益が出てくると運用が楽しくなってくるので、紹介したポイントを参考に運用してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!