「つみたてNISAと投資信託の違いは?」
「投資信託のつみたて購入とは何が違うの?」
「お得な活用方法を教えて!」
これらの悩みを解決する記事です。
ショート動画で記事の要点を解説!
投資信託は株や債券のおまとめセット商品。
つみたてNISAは非課税制度です。
「つみたてNISA」と「投資信託」2つを使いこなせば、将来の資産形成には大きな差がでます。
この記事では、つみたてNISAと投資信託の違い、活用方法を紹介しています。
人生で100万円以上の差がでる大切な知識なので、しっかり違いをマスターしておきましょう。
つみたてNISAと投資信託の違い
つみたてNISAは運用益が非課税になる制度です。
投資信託は株や債券をまとめたパックをプロに運用してもらう金融商品です。
ふたつの関係は、投資信託という金融商品をつみたてNISAという箱に入れて運用するイメージです。
つみたてNISAを利用して購入した投資信託は、20年間利益が非課税になります。
つみたてNISAは節税制度
つみたてNISAは初心者でも投資で資産形成できるように作られた節税制度です。
政府は国民に「貯蓄から投資へ」動いてもらい、投資の力を借りて将来に備えてほしいと考えています。
そのため、つみたてNISAは「長期・積立・分散」を基本とした、リスクの低い長期投資での資産形成を支える制度になっています。
投資初心者でも将来に備えられる、国が仕組みを整えてくれた節税制度です。
投資信託は金融商品
投資信託は投資家から集めたお金を、運用のプロが株や債券に投資する金融商品です。
投資信託は1つの商品で国内外の株式や債券に手間なく分散して投資できます。
たとえば、MSCI社のオールカントリー指数に連動する投資信託を買えば、全世界47か国に2,900銘柄に一度に投資できます。
投資信託は1つの商品でリスク分散できるので、投資初心者におすすめの金融商品です。
投資信託の3つの特徴
投資信託には大きく3つの特徴があります。
- 少額から投資できる
- 投資信託1つで簡単に分散投資できる
- プロが運用してくれる
1つずつ見ていきましょう。
少額から投資できる
少額で投資ができるのが投資信託の魅力です。
まとまった資金が必要と思われている投資ですが、投資信託なら月々100円から始められます。
(引用:「NISA口座開設・利用状況調査結果」日本証券業協会)
缶コーヒー1本分の資金からでも始められるので、20代も資産形成に取り組みだしており2022年6月時点で99万人がつみたてNISAで投資信託を購入しています。
少額から投資を始めると、リスクとリターンのバランスをじっくり掴めれるね。
ひとつの投資信託で簡単に分散投資できる
投資信託はひとつ購入するだけで簡単に分散投資ができます。
なぜなら国内外の株や債券を複数組み合わせた金融商品だからです。
それぞれ値動きが異なる資産に投資するので、中身の一部が値下がりしても、他の資産が値上がりすれば全体としてはプラスになります。
自分で分散すると手間と時間かかりますが、投資信託ならプロが作った組み合わせセットを簡単に購入できます。
プロが運用してくれる
投資信託はファンドマネージャーと呼ばれるプロが運用しています。
ファンドマネージャーは投資家から集めたお金を市場の動きや運用状況に合わせて、株や債券の売買をしています。
プロに運用を任せるため投資信託を保有している間は、手数料がかかる点には注意が必要です。
手数料を抑えるのが長期運用を成功させる秘訣だ!
信託報酬(手数料)は0.2%以下を目安にしておこう。
手数料は投資信託ごとに異なるので、目論見書を見て確認しておきましょう。
目論見書(もくろみしょ)とは
投資信託の説明書です。
1.ファンドの目的・特色
2.投資のリスク
3.運用実績
4.手続き・手数料など
これらの内容は記載順序が統一されているため、商品の内容を比較しやすくなっています。
目論見書は「交付目論見書」と「請求目論見書」の2つです。
交付目論見書は必ず投資家に公表しなければいけない目論見書で、投資信託の基本的な情報が記載されています。
請求目論見書は投資家から請求された場合に公表する目論見書で、商品の沿革や経理状況など、より詳しい内容が記載されています。
つみたてNISAと投資信託の3つの関係
ここまでの見てきた特徴を踏まえて、つみたてNISAと投資信託の関係を整理していきましょう。
- つみたてNISAで買える投資信託は厳選されている
- 購入額は年間40万円まで
- つみたてNISAの購入方法は毎月つみたてのみ
この3つを押さえれば、つみたてNISAと投資信託の関係はバッチリだ!
つみたてNISAで買える投資信託は厳選されている
つみたてNISAで買える投資信託は金融庁の厳しい基準をクリアした商品だけです。
なぜなら「長期・積立・分散」投資に適した商品しか購入できないからです。
購入時にかかる手数料は無料、信託報酬も低く抑えられるように基準がもうけられているのよ。
具体的にはeMAXIS SILIM全世界株(オールカントリー)なら全世界の先進国や新興国に分散投資されており、信託報酬も0.1144%と安く長期分散投資に向いています。
投資信託は2022年10月末で5,955本ありますが、つみたてNISAで買える投資信託は216本まで厳選されて選びやすくなっています。
購入額は年間40万円まで
つみたてNISAを利用しての投資信託の購入額には上限があります。
非課税枠は年間40万円と決められているからです。
つみたてNISAは少額で無理のないように、リスクを抑えた金額での投資に制限されています。
毎月で計算すると3.3万円が限度額なんだね。
購入方法は毎月つみたて
つみたてNISAでの投資信託の購入方法は、毎月一定金額での積み立てに限定されています。
長期投資でリスクを抑えるためには、購入する時期を分散するのが効果的だからです。
時間を分散する投資手法はドルコスト平均法とよばれており、初心者でも平均的なリターンを狙えます。
投資タイミングを読まずに、毎月コツコツ続けるのがつみたてNISAの特徴です。
つみたてNISAで投資信託を20年運用シミュレーション
つみたてNISAで毎月3.3万円を年利5%で20年間積み立てしたときのケースをシミュレーションしてみましょう。
(引用:りそなアセットマネジメント)
運用益は547万円で、元本と合わせると1,339万円になります。
つみたてNISAを利用すれば、利益に対してかかる税金111万円が非課税になります。
投資信託を買うときは、つみたてNISAを使わないと損するので覚えておいてくださいね。
つみたてNISAでの投資信託の買い方4STEP
まずはNISAをはじめるための証券口座を作りましょう。
貯金なら銀行口座、投資には証券口座が必要です。
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つみたてNISAで購入する商品を選びます。
投資信託の中から将来性のある投資先を見つけましょう。
つみたてNISA枠で投資信託の積立設定をします。
つみたてNISA枠で買わないと非課税にならないから、注意してくださいね。
設定が完了すれば、後は毎月コツコツ積み立てるだけです。
積立日までに投資信託の購入資金を用意しておきましょう。
クレジットカード払いでの積み立てに対応している証券会社もあるよ。
積み立てしながらポイントも貯まってお得だよ!
つみたてNISAにおすすめの証券会社3選
つみたてNISAを始めるなら証券会社選びは大切です。
証券会社によって取り扱っている投資信託の本数に違いがあるからです。
本数が多い証券会社であれば、より手数料の安い投資信託を選べます。
クレジットカード払いにも対応したポイントのたまりやすい証券会社を選べば、より効率的に資産形成できますよ。
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まとめ つみたてNISA制度を利用して投資信託をお得に運用しよう
ここまで、つみたてNISAと投資信託の違いと特徴を解説してきました。
つみたてNISAは長期の資産形成の土台となるので、うまく活用してくださいね。
最後にもう一度、この記事のポイントを復習しておきます。
- つみたてNISAは非課税制度
- 投資信託はプロが運用する金融商品
- つみたてNISAで買える投資信託は厳選されている
- つみたてNISAでの投資信託の購入は、毎月積立だけ
- クレジットカード積立に対応している証券会社がお得
つみたてNISAは本来かかるはずの20.315%の税金が0円になるお得な制度です。
「投資信託を始めてみようかな?」と考えている方は、ぜひつみたてNISAを活用してくださいね。
あなたの投資家として一歩を応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
つみたてNISAと投資信託のよくあるQ&A
- つみたてNISAと投資信託の違いは?
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つみたてNISAは運用益が非課税になる制度。投資信託は株や債券をまとめた金融商品です。
>> つみたてNISAと投資信託の違いを詳しくみる - つみたてNISAと投資信託はどういう関係?
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