【カジュアルプレイ向き】RTX4060搭載のおすすめゲーミングPC 性能をわかりやすく解説

2024年9月3日

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この記事では、NVIDIA GeForce RTX4060搭載のゲーミングPCを紹介します。

RTX4060がどんな人に向いているかを解説します。

ゲームがどれだけ快適に遊べるかも詳しく説明しているので、PCを探している方はぜひチェックしてください。

この記事を参考に、気に入ったRTX4060搭載のゲーミングPCを選んでください。

この記事でわかること

RTX4060がどんな人におすすめか
RTX4060Tiがどのぐらいの性能か
RTX4060Ti搭載のおすすめゲーミングPC

先にRTX4060搭載
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目次（見たいところからチェック！）

RTX4060搭載PCがおすすめな人

Palit RTX4060 Dual 本体 — RTX4060 グラフィックボード

フルHDでゲームをしたい人
ゲームがそこそこ快適ならいい人
ゲームのグラフィック設定を低くしてもいい人
予算が16万円前後でゲーミングPCを買いたい人

RTX4060はフルHD（1920×1080）がターゲットです。

気軽にゲームがプレイしたい人に合っています。

特に相性が良いのはフルHDの144Hzモニターで、モニター性能を発揮できるグラボです。

16万円前後で購入できるゲーミングPCが多く、予算を抑えたい人に向いています。

ナオ

2Dゲームやカジュアルプレイヤーにおすすめのグラボです。

RTX4060の基本仕様

RTX4060の仕様をサクッと紹介します。参考として先代のRTX3060の仕様も並べました。

	RTX 4060	RTX 3060
CUDAコア数	3072	3584
ブーストクロック	2460 MHz	1780 MHz
ベースクロック	1830 MHz	1320 MHz
VRAM	8GB GDDR6	12GB GDDR6
メモリスピード	17Gbps	15 Gbps
メモリバス幅	128-bit	192-bit
メモリ帯域幅	272 GB/s	360 GB/s
L2キャッシュ	24MB	3MB
レイトレーシングコア	第3世代	第2世代
Tensorコア	第4世代	第3世代
DLSS	DLSS 3	DLSS 2
ポート	HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3	HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3
最大消費電力	115W	170W
システム電源容量	550W	550W

RTX3060からRTX4060にどのような進化があったかまとめると以下のようになります。

ブーストクロックが38%アップ。
ベースクロックは38%アップ。
VRAM（メモリ）が8GBにダウン。
メモリバス幅が35%ダウン。
メモリ帯域幅は25%ダウン。
L2キャッシュが24MBに増量。
DLSS 3にバージョンアップ。
消費電力が115Wに大幅な省電力化。（RTX3060は170W）

DLSSの詳しい説明は、ここをクリック

DLSS（Deep Learning Super Sampling）は、NVIDIAが開発したAIベースのレンダリング技術です。この技術は、低解像度の画像をAIを使って高解像度に変換し、ゲームのフレームレートを向上させることができます。

DLSSのメリット

高解像度の映像を実現：低解像度でレンダリングした映像をAIが補完し、高解像度の映像を実現します。これにより、より美しいグラフィックを楽しむことができます。
フレームレートの向上：低解像度でレンダリングするため、GPUへの負荷が軽減され、フレームレートが向上します。これにより、よりスムーズなゲームプレイが可能です。
パフォーマンスの最適化：AIがリアルタイムで映像を補完するため、常に最適なパフォーマンスが発揮されます。

DLSSは、特に高解像度でのゲームプレイやリアルタイムレイトレーシングを行う際に効果を発揮し、より高品質な映像と快適なゲーム体験が得られます。

VRAM（メモリ）容量が12GBから8GBにダウンしましたが、フルHDゲームでは8GBで問題なく動作します。

メモリバス幅、帯域幅がダウンしたため、高解像度に弱くなる傾向があります。

そこを補うために、L2キャッシュを3MBから24MBに大幅増量。

クロック数も大幅にアップしたことでフルHD性能は約15%高くなりました。

また、消費電力が55Wも低くなっており、大幅な省電力化を実現しています。

ナオ

RTX3060を、よりフルHDゲームに特化させた感じですね。

RTX4060のゲーム性能

5つのゲームのベンチマークをまとめました。

Apex Legends
FF14 黄金のレガシー
CyberPunk 2077
FORTNITE
Starfield
ストリートファイター6

ナオ

RTX4060はフルHDならそこそこ快適ですよ！

Apex Legends

FPSゲームの中では処理負荷が低めのApex。

公平なベンチマークを取るために、訓練場で約3分間、走る・撃つ・ウルト使用などでフレームレートを計測しました。

設定	フルHD 1920×1080	WQHD 2560×1440	4K 3840×2160
低設定	282 fps (132)	210 fps (79)	109 fps (31)
高設定	192 fps (86)	138 fps (47)	81 fps (23)

()内は最低fps

フルHDで平均282fpsと高フレームレートが出せます。

バトル中にテルミットを大量に投げられたり、スモークやウルトが重なる特殊な状況になるとフレームレートは落ち込みますが、通常バトルでは快適にプレイが可能です。

FPSゲームは、フレームレートの高さが勝負に直結するため、グラフィック設定は低くしましょう。

ナオ

Apexは設定を低くしても、ゲーム中の体感はあまり変わらないので、低設定がオススメです！

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FF14 黄金のレガシー

FF14は処理が軽めのMMOゲームです。

フルHDでは、高画質でも「非常に快適」となりました。

15000以上で「非常に快適」

設定	フルHD 1920×1080	WQHD 2560×1440	4K 3840×2160
標準画質	非常に快適 21742 （163fps）	非常に快適 15903 （113fps）	快適 10407 （69fps）
高画質	非常に快適 17434 （130fps）	とても快適 12636 （91fps）	快適 10234 （68fps）

()内は平均fps

RTX 4060はWQHDの標準画質まで「非常に快適」の判定です。

FF14をフルHDでプレイするなら、RTX4060で十分な性能なことがわかります。

ナオ

FF14は軽めのゲームなので、自由に画質調整しましょう。

サイバーパンク2077

PCゲームの中では最重量級のサイバーパンク2077（Ver2.1）。

フレームレートはゲームに実装されているベンチマークで計測しました。

設定	フルHD 1920×1080	WQHD 2560×1440	4K 3840×2160
高	118 fps	81 fps	48 fps
レイトレウルトラ	59 fps	43 fps	28 fps

平均フレームレート

サイバーパンク2077は、60fps出れば快適にプレイできるゲームです。

フルHDは高設定で100fps以上出ていて、とても快適です。

レイトレーシング設定を使うと処理が重たくなるため、平均60fpsを切ってしまいます。

レイトレーシングはカクツキやモタツキが目立ってくるため、高設定までのプレイがおすすめです。

FG（フレームジェネレーション）の結果はここをクリック

RTX4000シリーズで使える、FGをオンにしてフレームレートを計測してみました。

テストはフルHDの高設定。特に処理が重たいシーンを選んでテストをしています。

高設定	平均 80fps
高設定 FGオン	平均 135fps

WQHD解像度でテスト

フレームジェネレーションを使うと、重たいシーンでも100fpsを超えます。

ゲームを滑らかに動かしたいときは、FGをオンにしてください。

ナオ

サイバーパンク2077のレイトレはギラギラして目が痛いので、筆者は高設定でプレイしています。

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FORTNITE

フォートナイト（チャプター5）はDirectX12で計測しました。

設定	フルHD 1920×1080	WQHD 2560×1440	4K 3840×2160
最低	228 fps	205 fps	137 fps
最高	50 fps	33 fps	18 fps

DX12の平均フレームレート

RTX4060で最低設定なら、サクサクプレイが可能です。

ここまでフレームレートが出ていると、フルHDモニターの性能を最大限に発揮できますね。

FORTNITEのDirectX12 最高設定はとても重たいので、設定を下げることをおすすめします。

最低設定がおすすめな理由

FORTNITEのグラフィック設定は最低設定がおすすめです。

設定を低くすることで高いフレームレートが出せ、さらに視認性が上がります。

設定を高くすると草木がリアルになりますが、敵が見えにくくなってしまいます。

プロのeスポーツプレイヤーは最低設定かパフォーマンスモードでプレイされています。

画面のリアルさよりも、敵の見やすさやフレームレートを優先した最低設定でプレイしましょう。

ナオ

FORTNITEは低設定でも違和感なく遊べます。サクサクプレイのためにも、設定を下げることをおすすめします。

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FORTNITEは、バトルの状況やマップによってフレームレートが大きく変化します。また、バージョンアップやドライバーバージョンの影響が大きいため、ここでの結果は参考としてご覧ください。

Starfield

Starfieldは処理が重めのオープンワールドゲームです。

特に処理が重たい、「ニュー・アトランティス」の「MAST地区」でフレームレートを計測しました。

今回はDLSSをオンにして計測しています。

設定	フルHD 1920×1080	WQHD 2560×1440	4K 3840×2160
高	86 fps	82 fps	52 fps
ウルトラ	71 fps	61 fps	41 fps

平均フレームレート

Starfieldは、60fps出ていれば快適にプレイできるゲームです。

フルHDでは、高設定で80fps以上とサクサクプレイできます。

ウルトラ設定では平均70fpsとなりましたが、若干画面にモタツキを感じたので、高設定までがおすすめです。

ナオ

RTX4060はStarfieldクラスの重たいゲームでもしっかり遊べます。

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DLSSの詳しい説明は、ここをクリック

DLSSのメリット

高解像度の映像を実現：低解像度でレンダリングした映像をAIが補完し、高解像度の映像を実現します。これにより、より美しいグラフィックを楽しむことができます。
フレームレートの向上：低解像度でレンダリングするため、GPUへの負荷が軽減され、フレームレートが向上します。これにより、よりスムーズなゲームプレイが可能です。
パフォーマンスの最適化：AIがリアルタイムで映像を補完するため、常に最適なパフォーマンスが発揮されます。

ストリートファイター6

ストリートファイター6はベンチマークソフトでの計測と、実際にランクマッチをしてフレームレート計測をしています。

設定	フルHD 1920×1080	WQHD 2560×1440	4K 3840×2160
LOW	60 fps	60 fps	60 fps
HIGHEST	60 fps	60 fps	29 fps

平均フレームレート

4KのHIGHEST（最高設定）以外は60fpsが出せています。

フルHD（LOW設定）でオンラインのランクマッチをしてみましたが、試合中60fpsを切ることはありませんでした。

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StableDiffusion AI画像生成

GPU処理速度に大きな影響があるAI画像生成のStable Diffusionでテストをしました。

画像生成時間の結果はこちら。（バーが短いほど速い）

スクロールできます

512×768の画像生成で約11秒でした。

1024×1536以上の画像では、RTX4060Ti同等の速度が出せます。

VRAMが8GBのため、2048×3072のように巨大な解像度の画像生成はできないので注意が必要です。

RTX4060は、生成AIの入門機としてコスパに優れた性能だと言えます。

大きな解像度の画像生成をするには

RTX4060はVRAMが8BGのため、生成可能サイズは1536×2304までです。

2048×2048ピクセル以上の画像生成をする場合、RTX 4060 はVRAM不足で画像生成できません。

これ以上の大きなサイズの画像生成をするなら、RTX4060Ti 16GB版かRTX4070 SUPER以上が必要になります。

ナオ

これからは、画像や動画でAIが活用されます。快適な環境を準備するには最適のPCですね。

RTX4060搭載のおすすめゲーミングPC

RTX4060搭載のおすすめゲーミングPC一覧です。

どれがいいか迷ったら、ドスパラ人気No2のGALLERIA RM5C-R46をおすすめします。

スクロールできます

メーカー商品名	仕様	備考
ホワイトモデル高コスパ！ NEXTGEAR JG-A5G60 参考価格： 142,500円	CPU：AMD Ryzen 5 4500 CPUクーラー：空冷グラボ：RTX4060（8GB）チップセット：B550 SSD：NVMe 1TB メモリ：DDR4 16GB 電源：750W 80PLUS BRONZE 送料：無料公式サイトを見る	送料無料。
ドスパラ人気 NO2！ GALLERIA RM5C-R46 参考価格： 162,980円	CPU：Core i5-14400F CPUクーラー：空冷グラボ：RTX4060（8GB）チップセット：B760 SSD：NVMe Gen3 500GB メモリ：DDR4 16GB 電源：650W 80PLUS BRONZE その他：マイクラ付き送料：3,300円公式サイトを見る	送料3,300円。沖縄・離島は送料6,600円。
高静音性！ G-GEAR Aim 参考価格： 176,800円	CPU：Core i5-14400F CPUクーラー：空冷グラボ：RTX4060（8GB）チップセット：B760 SSD：NVMe Gen4 1TB メモリ：DDR4 16GB 電源：750W 80PLUS GOLD 送料：2,200円公式サイトを見る >>レビュー記事はこちら	別途送料2,200円。
配線が見えないPC！ STORM K2-144F46 参考価格： 212,000円	CPU：Core i5-14400F CPUクーラー：画像表示機能付き水冷240mm グラボ：RTX4060 チップセット：B760M SSD：NVMe Gen3 1TB メモリ：DDR5 32GB 無線：wifi6、Bluetooth搭載電源：850W 80PLUS GOLD 送料：2,200円公式サイトを見る	別途送料2,200円。