「FX初心者が失敗する最大の原因はなに?」
「初心者がFXで失敗しないためのコツを知りたい」
このような疑問に答える記事です。
FXで稼いでいる人もいれば、当然失敗してお金を失っている人もいます。
一体どのような理由で失敗しているか気になりませんか?
そこで今回の記事では、FXで失敗した人の体験談や原因を詳しく解説します。
FXで失敗しないためのコツや成功のポイントを紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
人生が終わるほどの失敗談3選
ここではFXで「人生が終わった」とまで感じた人たちの失敗談を紹介します。
どのような失敗からツライ目にあったのかを見てみましょう。
大損で鬱→休職20代で人生終わった気分。。。
経済的不安を少しでも和らげようとFXを始めた、20代の会社員Mさん。
しかしトレードでの大損からうつ状態になったうえ、休職してしまうほど体調を崩し、若くして人生が終わった気になったそうです。
Mさんの失敗の原因は、損切りができずに資金の大半を失い、さらに負けた分を取り戻そうと生活費にまで手を出してしまったことでした。
”FXで損切りをせずにいたところロスカにあい、資産の大半を失いました。
その後は損切りを徹底し、慎重にポジションをとることにしたのですが、それでも損を取り戻そうとすればする程失敗し、更に貯金が減ってしまいました。”
引用元:Yahoo知恵袋
「損をしたくない」「負けを取り返したい」と、ギャンブル的なトレードを繰り返してしまったのでしょう。
ですが、損切りもしない勘に頼ったトレードでは、遅かれ早かれロスカット(強制決済)になる結果を招くと覚えておいてください。
「ちょっと稼げればいいや」のはずが。。。
FXで月収を増やそうとして、逆に借金地獄におちいった人もいます。
負けているのに「絶対取り返せる」という過信から、生活費以上の投資を繰り返してしまったのが原因です。
50万が半月で10万まで減ったにもかかわらず「絶対取り返せる」と自分を過信してどんどん深みにハマり、100万あった貯金が底をついて、更にクレジットカード4枚のキャッシング枠いっぱいまで借りてこのありさまです。
引用元:Yahoo知恵袋
ビキナーズラックで稼げた経験があるために、「いつでも勝てる」と根拠のない自信をもってしまったのでしょう。
しかしこの方に待っていたのは、借金生活という厳しい現実でした。
根拠もないトレードで稼ぎ続けられるほど、FXの世界は甘くないと知っておいてください。
借金してロスカットを回避のはずが自己破産。。。
FX会社より追加の証拠金を求められ、さらに借金をしたうえ、結局自己破産になってしまったケースもあります。
借金をしてでもロスカットを回避しようとして、最終的に返せなくなったことが理由です。
ご依頼者は給与収入だけでは今後が心配ということで投資を行うことにしました。ご依頼者は連続して利益を受けることができました。
そこで,ご依頼者はさらなる利益を目指し,借金をして投資資金を用意し,大きなレバレッジをきかせてFX取引(外国為替証拠金取引)を始めました。
しかし,取引を始めて間もなく,相場は荒れ,ご依頼者が考えていた相場と逆方向に相場は進んでしまいました。
これにより,ご依頼者は大きなレバレッジをかけていたことから,より大きな損害を被り,証券会社からは追加の証拠金(追証)の入金を求められ,さらに借金をすることとなりました。
しかし,ご依頼者は最終的に必要な追証を用意できず,強制決済となり,多額の借金を負うことになってしまいました。
ご依頼者は給料から何とか少しずつ返済してきましたが,もはや返済の継続は困難となり,現在の借金をどうにかできないかと,当事務所に相談に来ることとなりました。
引用元:加藤法律事務所 FXや株式取引(信用取引)で多額の借金を負ってしまったが,自己破産ができた事例
当人にとっては何とか損失を避けようと、わらにもすがる思いだったのは、想像に固くありません。
ですが結果はロスカットで借金だけが残り、最後は自己破産という結末を招いてしまいました。
どのような理由であれ借金をしてまでトレードを続けるのは、破滅への道につながります。
初心者が失敗する原因TOP10
FXってこわい世界だな。。。
初心者が失敗しないためには、失敗原因を知ることから始めよう!
まずは以下初心者の失敗原因TOP10を理解して、その後の対策に進みましょう。
- 損切りができない
- なんとなくで取引している
- 感情に左右される
- レバレッジが高すぎる
- ビギナーズラックを過信する
- ポジションを放置してしまう
- 常にトレードしたがる
- いろいろな通貨ペアに手を出す
- 生活費で取引する
- トレードルールがない
損切りができない
損切りができないのは、FX初心者が失敗する1番の原因です。
事実、金融先物取引業協会が実施したアンケートでは、損切りをできなかったことが失敗の原因の第1位でした。
先ほどの失敗談からも、損切りをできなかったことが大きな失敗につながっているのがわかりますよね。
さらにアンケートによると、損失の原因のTOP2も損切りに関連するものです。
損切りを適切に行えば、FXで成功する確率はグッと上がるでしょう。
なんとなくで取引している
なんとなく取引しているのも、失敗する確率が高いパターンになります。
というのも根拠がないトレードでは、安定した勝ちが望めないからです。
金融先物取引業協会のアンケートでも、根拠の薄いトレードを行ってしまったことが、損失原因の第3位となっています。
必ず相場分析を行い、根拠あるトレードを心がけてください。
感情に左右される
感情に任せたトレードも、失敗する原因のひとつといえます。
「負けたくない」「損した分を取り戻す」といった感情でのぞむと、トレードに悪影響を及ぼすからです。
失敗談の例を見ても、「損をしたくない」とか「絶対取り戻せる」といった感情に任せたトレードが、結果的に大きな失敗になっています。
感情に左右されないよう、トレードルールをしっかりと徹底していきましょう。
レバレッジが高すぎる
レバレッジが高くなりすぎないよう注意してください。
なぜならレバレッジが高くなるほど、負けた時の損失も大きくなるからです。
仮にレバレッジが25倍だと勝った時の利益は25倍ですが、負けた時の損失も25倍です。
さらに高レバレッジになるほど、ロスカットのリスクも高まります。
レバレッジは10倍以下を目安にすると安全だぞ!
ビギナーズラックを過信する
FXを始めてすぐに勝てたからといって、過信は禁物です。
というのもFXは初心者でも運で勝ちやすく、自分の実力とは限らないからです。
極論を言えば、FXは上がるか下がるかの2択なので、適当にトレードしても勝つことはあります。
ですが、じゃんけんで永遠に勝ち続けるのが不可能なように、2択を常に当て続けるのは不可能です。
運に頼らず、1つひとつのトレードを真剣にのぞんでください。
ポジションを放置してしまう
大きな失敗につながる要因に、ポジションの放置があります。
ポジションを放置していると、相場の急変動に対応できなくなるからです。
たとえば2022年の日銀による為替介入など、相場はいつ急変動してもおかしくありません。
「自分の思惑どおりに相場が進んでいるから」「レートが戻ってこないと損をするから」と、ポジションを放置していては危険なのです。
常にトレードしたがる
常にトレードしたがる、いわゆる『ポジポジ病』も失敗するパターンといえます。
ポジションを持つのが目的となり、根拠の薄いトレードになっている可能性が高いからです。
1日のうち、トレードチャンスはそう何度も訪れるものではありません。
自分のトレードを振り返り、1日中ポジションを持っていないか確認してみてください。
いろいろな通貨ペアに手を出す
いろいろな通貨ペアに手を出すと、失敗する可能性があります。
なぜなら通貨ペアには、それぞれ特徴があるからです。
たとえば米ドル/円は値動きが穏やかで安定しているのに対し、ポンド/円は値動きが激しいといった具合に。
このように通貨ペアにはそれぞれ特徴があるので、通用する手法も異なってきます。
初心者のうちは、1通貨ペア(オススメは米ドル/円)に絞るといいわ。
生活費で取引する
生活費まで使う取引は、失敗の元です。
大切な生活費に手をだしてしまうと、冷静なトレードができなくなるからです。
なけなしの貯金30万円でトレードを始めてみたと、想像してみてください。
負けたら生活に支障がでるため、負けられないという思いがより強くなりますよね。
余裕を持って相場にのぞむためにも、取引は余剰資金で行いましょう。
トレードルールがない
トレードルールがないと、失敗する可能性は高くなります。
なぜかというと、ルールがないと感情的なトレードに結びつくからです。
ルールを決めておかなければトレードする基準があいまいになり、勘や感情で決めるようになってしまいます。
感情を排して取引ができるよう、自分だけのトレードルールを作っておきましょう。
FXは稼ぐことよりも損失を抑えることが大事
「まずは生き残れ。儲けるのはそれからだ」とは、世界的な投資家ジョージ・ソロスの有名な格言です。
相場に長く生き残れば、それだけ経験と知識が積み重なり、勝てるトレードルールが作れるのは間違いないでしょう。
相場の世界はいくら勉強してのぞもうとも、初心者がいきなり勝ち続けるほど簡単なものではありません。
プロトレーダーでも長い年月をかけながら、勝てるトレードルールを構築しているものです。
はやく稼ぎたいという気持ちを抑えて、まずは大切な資金を守ることに専念してください。
初心者が失敗しないために実践してほしい7つのコツ
ここではFXで失敗しないために、必ず実践すべき以下7つのコツを紹介します。
- とにかく損切りを徹底する
- 勝てる根拠を持ってトレードする
- 資金管理を徹底する
- 損小利大を徹底する
- トレード記録をとる
- 勝てるトレードルールを作る
- サポートツールを活用する
トレードに取り入れて、失敗する確率をドンドン下げていきましょう。
とにかく損切りを徹底する
損切りを厳守しましょう。
FXで負ける最大の原因が、損切りの失敗だからです。
多くの初心者がわずかな損を嫌がり、結果としてさらに大きな損失を招いています。
損失をコントロールできれば、利益はおのずと残るようになってきます。
ですから最初は損切りを徹底し、長く生き残ることを優先にしてください。
勝てる根拠を持ってトレードする
勝てる根拠がないときは、トレードを控えましょう。
分析による根拠がなければ、それは投資ではなくギャンブルです。
たとえ初心者でも分析が上達してくると、勝てる確率が60・70%と少しずつ上がってきます。
また分析ツールをうまく活用すれば、より精度を高めることも可能です。
少しでも勝てる確率を高めるために、根拠があるときだけトレードするよう心がけてください。
資金管理を徹底する
資金管理は必ず行ってください。
1トレードの損失を抑えられるので、大損するリスクを減らせるからです。
コツコツためた利益や資産の大半を、たった1回の取引で飛ばしてしまうのは、FX初心者がもっともやりがちな失敗パターン。
そして取り戻そうとムキになり、結局ロスカットされるまでがワンセットになっています。
初心者の方におすすめなのは、1トレードの投資金を全投資金の2%にする『2%ルール』。
理論上、50回連続で負けない限り資産はなくなりませんよ。
資金管理とは
取引1回あたりの投資資金や利益額・損失額を管理すること。
損小利大を徹底する
損小利大とは、『損失は小さく、利益は大きく』という考え方です。
1回あたりのトレードで、損失額より利益額の方が大きければ、安定して稼ぎやすくなります。
たとえば、次のケースで比較してみましょう。
Aパターン=1(利益):2(損失)
利益:1回1万円
損失:1回2万円
勝率:60%
Bパターン=2(利益):1(損失)
利益:1回2万円
損失:1回1万円
勝率:40%
Aパターンの勝率は高いですが、トータルでは損してしまいます。
一方でBパターンは、勝率が低くともトータルで利益を残せるのがわかりますよね。
このように損小利大を徹底していれば、高い勝率を維持しなくても稼ぐことが可能です。
トレード記録をとる
トレード記録は必ずとりましょう。
記録を振り返ることで、トレードの良し悪しを分析できるからです。
悪いところは改善し良いところは伸ばすために、以下のポイントを記録するといいですよ。
・取引日時
・通貨ペア
・エントリーの根拠
・損切りライン、利益確定ポイント
・結果
・敗因
・気づいたことなどのメモ
面倒なのは間違いありませんが、本気で勝ちたいなら必ず記録をとるべきです。
トレード記録はこの後に解説するトレードルール作りでも必須だから、必ず習慣化しておこう。
勝てるトレードルールを作る
勝てるトレードルールを作るのも、失敗を回避するコツといえます。
安定して勝ち続けるには、勝てるトレードルールが必須だからです。
プロトレーダーは必ず、自身の性格・スタイルにあった独自のトレードルールを持っています。
勘や感情によるトレードを避け、成績を安定させるためにはルール化が不可欠と、経験上知っているからでしょう。
トレードルールを作る際は、先ほど解説したトレード記録を活用するといいですよ。
サポートツールを活用する
サポートツールも積極的に活用していきましょう。
というのも、勝てる根拠が増えるからです。
たとえばヒロセ通商の『さきよみLIONチャート』は、テクニカル分析を自動で行う「シグナルパネル」と、過去のデータから未来の値動きを予想する「さきよみチャート」で、簡単に売買のタイミングがわかります。
仮に売買シグナルが自分の分析と同じ結果なら、トレード根拠に厚みが増しますよね。
必ず予測どおりになるわけではないので、あくまでも分析の補助として使ってください。
実は60.3%のトレーダーが年間損益がプラス
FXで年間損益がプラスになっているトレーダーは、実際のところ結構います。
事実、金融先物取引業協会が実施した調査によると、60.3%のトレーダーが年間で利益をだしていたことが判明しています。
ただし、アンケート回答者の81.4%が投資歴1年以上のため、投資経験が長いほど勝っているのは間違いありません。
勝てないというイメージのあるFXですが、経験を重ねるほど勝ちやすい投資ともいえるでしょう。
失敗したくない人におすすめのFX会社3選
FXで失敗しないためにはどんなFX会社を選べばいいの?
取引ツールが使いやすく、1,000通貨以下の少額取引できる会社がおすすめだ
失敗原因No.1である「損切り」を徹底するために、注文機能の使いやすさは絶対条件です。
さらに少額で取引できると、リスクを抑えながらリアルトレードを経験できおすすめですよ!
今回は上記条件を満たした厳選3社を紹介します!
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まとめ
この記事では、初心者がFXで失敗する理由について解説しました。
失敗する要因には、共通する部分も多いのがわかったでしょう。
記事のまとめです。
・FXで失敗する一番の原因は、損切りができないこと
・初心者の多くが、感情に任せたトレードで失敗する
・FXでは稼ぐことよりも、損失を抑える方が大切
・損切り・資金管理を徹底しよう
・トレード記録をとり、自分だけのトレードルールを作ろう
残念ながら、FXでお金を失ってしまう人がいるのは確かです。
ですが、そういった人たちのほとんどがギャンブル的なトレードを繰り返しています。
FXで失敗しないためにも、この記事で紹介したコツをぜひ実践してください。
面倒でもまじめに取り組めば、成功する確率は格段に上がりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
FX初心者失敗のよくある質問
- FX でなぜ失敗するのか?
-
FXで失敗するのは、感情が影響するからです。
「損をしたくない」「もっと稼ぎたい」などの感情から、損切りができなかったり、高レバレッジで取引したりしてしまうのです。
感情に左右されないために、自分だけのトレードルールは必須といえるでしょう。
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ただしアンケート回答者の81.4%が投資歴1年以上のため、FXは投資経験が長いほど勝ちやすいといえます。
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