FXの勉強法を徹底解説！FX本30冊読破トレーダーのおすすめ入門書

「FX初心者はどんなことを勉強すればいいの？」
「仕事で忙しいから効率的に勉強したい」
「たくさん勉強すればFXで稼げるようになる？」

こんな悩みにお応えする記事です。

いざFXをはじめようと思っても、何から手を付けていいかわからず困ってしまう人は多いでしょう。

仕事や家事などで忙しい中、効率よく必要な知識を身につけたいですよね。

今回は本やネット、YouTubeやセミナーを駆使して効率的にFXの知識を学ぶ方法を解説します。

この記事を読めば、信頼できる情報源を使った自分に合う勉強方法が見つかりますよ。

FX初心者の勉強の始め方

初心者がFXで失敗しないために、勉強するべきポイントは4つあります。

まずは基礎知識を覚えてから、相場の分析方法を学んでいきましょう。

FXで稼げる2つの仕組み

最初に覚えておきたいのが、FXで稼ぐための2つの仕組みです。

①利益を出す仕組み（為替差益・スワップポイント）
②利益を増やす仕組み（取引通貨量・レバレッジ）

利益を出す仕組み「為替差益」と「スワップポイント」

FXで利益を出すには「為替差益」と「スワップポイント」の2つの方法があります。

為替差益は通貨を「安く買って高く売る」または「高く売って安く買い戻す」ことで利益を出す方法です。

スワップポイントは通貨の金利差を指し、ポジションを日をまたいで保有すると毎日得られる利益です。

利益を増やす仕組み「取引通貨量」と「レバレッジ」

利益を増やすには「取引通貨量を増やす方法」と「レバレッジをかける方法」があります。

取引通貨量を増やす方法の例としては、1円の利幅に対して1000通貨取引だと利益は1000円ですが、取引通貨量を1万通貨に増やせば利益は1万円に増えます。

レバレッジはFX会社の口座に入れた資金（＝証拠金）の最大25倍の金額をトレードできる仕組みです。

レバレッジを使えば10万円を元手に最大250万円の金額をトレードできます。

レバレッジをかけて取引通貨量を増やすほど、勝ったときの利益は大きくなりますが負けたときの損失も大きくなります。

必ず覚えておくべきFXの専門用語

次に取引をするために必要な専門用語を見ていきましょう。

FXの取引コスト「スプレッド」

スプレッドは通貨ペアの売値と買値の差のことです。

取引画面で米ドル円を取引するときに、

（売値）Bid 147.464 / Ask 147.466（買値）

と表示されている場合の差（0.002pips＝0.2銭）がスプレッドです。

トレーダーにとってはスプレッドが広いほどコストが大きくなり、利益が減ります。

取引する2つの通貨「通貨ペア」

通貨ペアはFXでトレードする2つの通貨の組み合わせです。

「米ドル」と「日本円」の通貨ペアは米ドル/円、「ユーロ」と「米ドル」の通貨ペアはユーロ/米ドルとなります。

【主要な通貨ペア】
・米ドル/円
・ユーロ/円
・ポンド/円
・豪ドル/円

【新興国の通貨ペア】
・南アフリカランド/円
・メキシコペソ/円
・トルコリラ/円

口座資金を守る「ロスカット」

ロスカットはポジションの含み損が膨らんで証拠金維持率が一定値を下回ると、それ以上の損失拡大を防ぐために全ポジションが強制的に決済される仕組みです。

ロスカットが執行されると資金の大半を失うので、早めに損切りして含み損の拡大を防ぎましょう。

口座内の証拠金を増やすかポジション保有量を減らせば、証拠金維持率が高くなるのでロスカットされにくくなります。

FX独特の単位「pips」「lot」

pips（ピップス）は通貨の変動幅を示す単位で、1pips＝0.01円＝0.0001ドルです。

さまざまな通貨の変動幅をわかりやすくするために、共通の単位として使われます。

lot（ロット）は取引量を表す単位で、基本的に1lot＝1万通貨ですがFX会社によっては1lot＝1000通貨の場合もあります。

FXではまとまった数量の通貨をトレードするため、桁が大きくなるので計算しやすいようにlotが使われるのです。

4種類の「トレードスタイル」

FXにはトレード期間や利幅によって4つのトレードスタイルがあります。

トレード期間が長いほど取引回数が減る一方で、大きな利幅を狙う傾向があります。

• 空いた時間を有効活用して稼ぎたい人　→　デイトレード
• 将来に向けてスワップポイント（金利）をコツコツ稼ぎたい人　→　長期トレード

など、目的やライフスタイルに合わせてトレードスタイルを選びましょう。

勝率を上げるカギ！テクニカル分析の基本

実際の取引で勝率を上げるカギとなるのがテクニカル分析。

まずは2種類の分析手法を押さえておきましょう。

通貨の値段は人気が出るほど値上がりし、売る人が多ければ値下がりします

つまり、テクニカル分析で世界中の投資家と同じ予測ができれば勝率を上げやすくなるのです。

テクニカル指標を使った分析

ひとつ目はテクニカル指標（インジケーター）を使った分析手法です。

インジケーターを使えば上昇や下落のサインがわかり、トレードの判断に役立ちます。

インジケーターには相場の方向感がわかる「トレンド系」とレートの過熱度がわかる「オシレーター系」があります。

それぞれ分析するポイントが違うので、組み合わせるとサインの精度がアップして勝率が上がりやすいです。

初心者は移動平均線（トレンド系）とMACD（オシレーター系）の組み合わせが使いやすいですよ。

チャートの形での相場分析

もうひとつはチャートの形から将来の値動きを予測する手法です。

FXには値動きがパターン化しやすいチャートの形状があります。

ダブルトップやヘッドアンドショルダーなど、有名な形を覚えておくと予測に役立ちますよ。

世界情勢から相場を予測するファンダメンタル分析

ファンダメンタルズ分析は世界情勢や経済指標から相場を予測する手法です。

定期的に発表される経済指標と、東日本大震災やコロナショックといった突発的なイベントの2種類があります。

たとえば毎月第一金曜日に発表される米雇用統計は、発表前後に米ドルが数円動くこともある一大イベントです。

事前に経済指標カレンダーなどで発表スケジュールを把握しておき、相場が予想できない指標の発表前後はトレードを控えるのが無難といえます。

FX初心者にオススメの勉強方法3選

ここからは初心者がFXを基礎から学べる勉強方法を3つ紹介します。

自分にあった勉強法を実践してみてくださいね。

本やサイトで勉強する

本は必要な情報が1冊に収まっているので、入門書をひとつ持っておくのがおすすめです。

トレードするときに手元に置いて、わからないことがあればすぐに調べられるようにしておきましょう。

初心者におすすめの本は次の3冊です。

①一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版

　

②めざせ億り人！マンガでわかる最強のFX入門

　

③シンプル岡安盛男のＦＸ攻略バイブル

　

次にサイトで勉強するなら、わかりやすい解説で定評のある下記3つのFX公式サイトをオススメします。

外為オンライン

FX チャート術｜外為オンライン

　

みんなのFX

　

松井証券

YouTubeなどの動画で勉強する

YouTubeなどの動画で勉強するなら、初心者向けのやさしい解説がある下記3チャンネルがオススメです。

FXメガバンク- 投資講座
・初心者のFX勉強法を基礎から丁寧に解説

　

ささっちのトレード大学チャンネル
・現役プロトレーダーの成長を感じた勉強法

　

Dan Takahashi – PostPrime
・直近の国内・海外情勢を毎日紹介してくれるチャンネル

セミナーを受講して勉強する

セミナーを受けて勉強する方法もあります。

有識者から直接学ぶことができ、質疑応答ですぐに疑問を解決できるので、ひとりで学ぶより正しい知識が効率的に身につきます。

FXブロードネットや外為オンラインなど定期的にセミナーを開いているFX会社を利用すれば、無料で信頼できる情報を得られますよ。

学んだ知識はデモトレードで試そう！

勉強した後はデモトレードで取引を試しましょう。

せっかく学んだ知識は、使わなければもったいないです。

実践を体験することで、知識がトレード手法に結びついて利益につながります。

デモトレードはノーリスクで勉強したことを好きなだけ試せる最高の練習環境ですよ。

デモトレード可！初心者におすすめのFX会社3選

まとめ　自分にあった勉強法を見つけてデモで実践しよう

初心者はまずFXの仕組みや専門用語、利益を出す仕組みから学びましょう。

本やサイト、YouTubeや無料セミナーなどから、自分にあった方法で勉強を継続するのが大切です。

最後にもう一度、記事の内容を確認しましょう。

• 初心者はFXの仕組みや専門用語、利益を出す仕組みを学ぶ
• 勝率を上げるにはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析がカギ
• 学んだ知識はデモトレードで試そう

最初から全部覚えようとするとパンクするので、学びと実践を何度も繰り返すのが上達のコツですよ。

デモトレードと勉強を繰り返して、自分のペースで稼ぐ力を鍛えていきましょう。