米国株について解決できるお悩み
投資歴18年でFP2級のちょくです。
僕は株式投資を始めて18年目ですが、新NISAを機に米国株への投資を検討しています。
新NISAの成長投資枠は米国株に投資できます。
アメリカは世界最大の経済大国で、右肩上がりに成長を続けているのでおすすめの投資先です。
ただし新NISAで米国株への投資は、配当金に税金がかかるなど注意点がいくつかあります。
この記事では、新NISAに米国株がおすすめの理由や注意点、米国株の始め方などを解説します。
新NISAのつみたて投資のステップアップで、資産を大きく増やせる可能性のある米国株に投資してみませんか?
今すぐ新NISA口座を開設したい方は「新NISAの正しい始め方(SBI証券)・(楽天証券)・(マネックス証券)」も参考にしてくださいね。
著者の利用している三井住友カードとOlive
三井住友カードは10年以上前からずっと利用しています。
Oliveは2023年から利用を始めました。
著者が口座開設している証券会社
- SBI証券
- マネックス証券
- 楽天証券
- 松井証券
- SMBC日興証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 大和証券
- auカブコム証券
- 岡三証券
この記事はあくまでも情報提供を目的としたものであり、その手法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。
本記事に含まれる情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性、完全性、有用性を保証するものではありません。
情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任を負いません。
投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。
新NISAの成長投資枠に米国株がおすすめ理由
新NISAの成長投資枠に米国株がおすすめの理由は3つあります。
- 米国のGDPは世界1位で成長を続ける
- 歴史的にみても米国の株価は右肩上がり
- 米国の人口は増え続ける
米国株がおすすめの理由を確認していきましょう。
米国のGDPは世界1位で成長を続ける
引用|GLOBAL NOTE:世界の名目GDP 国別ランキング・推移(IMF)
2023年11月時点で、米国のGDPはダントツの世界1位です。
中国の成長は鈍化するので、中国が米国を超えることはないといわれています。
(参照|公益社団法人日本経済研究センター:アジア経済中期予測)
GDPとは
しかも米国のGDPは右肩上がりで、今後も成長を続ける見込みです。
引用|GLOBAL NOTE:米国(United States) > 名目GDP(IMF統計)
株価はGDPに比例して動く傾向があるわ。
米国の株価はこれからも上がり続ける可能性が高いんだね。
歴史的にみても米国の株価は右肩上がり
引用|auカブコム証券|日本株と米国株~過去30年の株価の推移は~
過去の値動きを表したチャートから、米国の株価は長い間右肩上がりが続いているのが分かります。
NYダウは1920年頃は約100ドルだったので、2023年11月24日時点(3万5390ドル)で約35.4倍になった計算です。
リーマンショックや、コロナショックなど様々な世界同時株安が起きても復活して、力強く上がり続けています。
NYダウは米国の全体的な値動きを示す株価指数です。
歴史的にみて米国は成長を続けているのが分かるね。
米国の株価指標は3つ
NYダウはニューヨーク証券取引所・ナスダック市場に上場している、米国を代表する30銘柄を対象とする株価指標です。
米国株に投資する際は、3つの株価指標について知っておきましょう。
米国の人口は増え続ける
米国の人口は増え続けており、2050年台に4億人を越えると予測されています。
人口が増えればお金を使う人が増えるので、経済がさらに成長する可能性が高まるのです。
ただし米政府の統計当局が2023年11月9日、米国の人口が将来的に減少する現実的な予測を初めて発表しました。
2080年ピークに達して、減少に転じるそうです。
今から57年後だからしばらくは安心ね。
米国の人口が増加している理由は、多くの移民を受け入れている影響もあります。
人口増加で消費活動が増えるから株価上昇につながるんだね。
新NISAの成長投資枠は年間240万円が上限!
新NISAは1年間に、つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円まで投資できます。
米国株はつみたて投資枠で投資できないので、成長投資枠を利用しましょう。
新NISAは2つの投資枠を併用できるので、つみたて投資と米国株投資が同時にできます。
2つの投資枠を併用すれば、1年間に360万円まで投資できるんだね。
ただし成長投資枠は1,200万円までしか投資できないから、1,800万円の生涯投資枠を使い切るならつみたて投資枠も使う必要があるわ。
新NISAの米国株投資において、知っておくべき注意点
新NISAの米国株投資において、知っておくべき注意点は3つあります。
米国株へ投資する前に注意点を理解しておくのが大切よ。
配当金に税金がかかる
NISA口座で米国株に投資しても、米国株の配当金は税金がかかります。
新NISAは国内の配当金に対しては非課税ですが、米国では課税されるからです。
日本の税金20.315%はかかりませんが、米国の税金10%は支払うことになります。
ただしNISA口座で投資した米国株の譲渡益は税金がかかりません。
NISA口座で米国ETFに投資しても、配当金から10%税金が引かれるよ。
外国税額控除が利用できない
NISA口座で米国株へ投資して配当金や分配金を受け取ると、外国税額控除は利用できません。
新NISAは日本で税金がかからないため、外国税額控除は適用されないからです。
外国税額控除とは
外国税額控除とは、日本と外国の両方で税金が取られる二重課税を防ぐために作られた制度です。
米国株に投資して、配当金や分配金を受け取ると米国の税金で10%が差し引かれた後、日本の税金で20.315%が差し引かれます。
米国と日本でそれぞれ税金をとられる二重課税にならないように、外国税額控除を申請すれば米国で課税された税金が返ってきます。
米国の税金を非課税にできないので、税金として10%引かれた配当金を受け取ることになります。
日本 | 米国 | 課税率 | |
---|---|---|---|
新NISA | 非課税 | 10% | 10% |
課税口座 | 20.315% | 税額控除で還付 | 20.135% |
新NISAは日本で税金がかからないから、二重課税にならないわ。
課税口座は二重課税されるので、外国税額控除で税金が返ってきます。
損益通算と繰越控除ができない
新NISAで米国株へ投資して出た損失は、損益通算と繰越控除ができません。
NISA口座は利益がでても、利益がなかったとして扱われ税金がかからないように、損をした場合も損はなかったとして扱われるからです。
課税口座なら、投資で損失がでた場合は他の利益と相殺する「損益通算」ができます。
損失を最大3年間繰り越せる「繰越控除」も、課税口座では可能です。
NISA口座は損益通算と繰越控除ができないけど、利益に税金がかからないからお得だよね。
他にも注意点として、米国株へ投資できない証券会社もあるので気をつけてくださいね。
新NISAで米国株に投資するメリット
新NISAで米国株に投資するメリットは3つです。
- 1株から購入できる
- 配当金が年4回もらえる
- 今後も成長の期待できる企業が多い
米国株は投資する魅力があるわ。
1株から購入できる
米国株はほとんどが1株から購入できるので、少額で投資が可能です。
たとえばAppleの株価が190ドルだったら、28,120円(1ドル=148円で計算)でAppleの株主になれます。
日本株は単元株制度を採用しており、100株からしか買えません。
米国株は1株単位で買えるので、新NISAの成長投資枠で金額を調整して使い切りやすいです。
1株でも配当がもらえるし、投資初心者も手を出しやすいね。
配当金が年4回もらえる
米国は年4回配当金を出す企業がたくさんあります。
日本企業は年1~2回配当金を出すのが一般的なので、米国株の配当金は魅力的です。
配当金を増やし続けている企業も多く、たとえばコカ・コーラは61年連続で増配を続けています。
配当を出している株を保有すれば、配当金がもらえるわ。
新NISAの成長投資枠で米国株に投資すれば、配当金は税金として10%引かれるだけなので課税口座よりお得です。
今後も成長の期待できる企業が多い
米国企業はGAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)など、今後も成長の期待できる企業が多くあります。
新技術を生み出したり、IT技術を先導したりするのは米国企業です。
たとえばGoogle検索、iPhoneやiPad、WindowsのPCを使う、XやInstagramを見るなど、日常生活はアメリカのサービスであふれています。
米国のサービスは世界中で使われているから、米国が儲かる仕組みになっているんだね。
Amazonの上場時点で100万円投資していたら、2023年11月24日時点で19.56億円になった計算です。
新NISAで米国株に投資するデメリット
新NISAで米国株に投資するデメリットは3つです。
- 為替リスクがある
- 株主優待がない
- 値幅制限がない
米国株への投資はデメリットもあります。
為替リスクがある
課税口座と同じように、新NISAで米国株に投資するときも為替リスクがあります。
円高や円安の影響で、利益が増えたり減ったり損をしたりするからです。
たとえば株価が10ドルの米国株を買う場合、1ドル100円だと1000円必要ですが、1ドル90円だと900円で買えます。
逆に株価が10ドルの米国株を売る場合、1ドル100円だと1000円で売れますが、1ドル90円だと900円で売ることになります。
今は円安だから、米国株を保有している人は資産が増えているね。
為替はプロも予測が難しいから、円高や円安のタイミングを見計らっていると投資のチャンスを逃してしまうわ。
僕は為替リスクは気にせず投資するべきだと考えています。
株主優待がない
米国企業は、日本で人気の株主優待制度がありません。
アメリカでは現金や株価重視の株主が多いので、企業は配当金を増やそうとするからです。
米国企業は株主優待がない分、配当金や未来への投資に充てています。
配当金を年4回出して、株主にしっかり還元してくれているわ。
米国企業はお金で還元するというスタンスだね。
値幅制限がない
米国株には日本株のような、1日に動く株価の幅が決められている値幅制限がありません。
つまり日本株よりも大きく儲かったり、大きく損をしたりする可能性があるということです。
ただしS&P500株価指数などが、すごい勢いで下落した場合はサーキットブレーカーが発動して取引が停止します。
日本株はストップ高やストップ安といって、一定の値幅以上に株価が動くとストップがかかるわ。
米国株は株価が大きく動く場合もあるので注意してください。
米国株と日本株の違いを表で徹底比較
米国株と日本株の違いを下記の通り表にしました。
米国株 | 日本株 | |
---|---|---|
株式コード | アルファベット (ティッカーシンボル) | 4ケタの数字 (証券コード) |
取引単位 | 1株から | 100株から |
取引時間(日本時間) | 【冬時間】 23:30~翌6:00 【夏時間】 22:30~翌5:00 | 【東証】 9:00~11:30、12:30~15:00 【PTS(現物取引)】 8:20~15:30、17:00~翌02:00 |
注文方法 | 指値、成行、返済予約注文 | 逆指値、追跡指値など | 指値、成行、
値幅制限 | なし ※サーキットブレーカー制度有 | あり(ストップ高・ストップ安) |
決算期 | 12月期決算が多い | 3月期決算が多い |
配当回数 | 年4回が多い | 年1回~2回が多い |
株主優待 | なし | ある企業も多い |
来期業績予想 | 発表が少ない | 発表する |
最低購入価格 | 低い(株価×1株) Apple|約28,120円で購入できる ※2023年11月24日時点 | 任天堂|約70万円で購入できる ※2023年11月24日時点 | 高い(株価×100株)
2023年11月29日調査時点
米国株と日本株の大きな違いは、取引単位や配当回数です。
米国株は1株単位で購入できるので、少ない資金で投資が始められます。
日本株は100株単位なので、最低数十万円の資金が必要になる場合が多いです。
また米国企業は日本企業より、配当金を多く出す傾向があります。
ただしAmazonやGoogleなど、成長分野にお金を回す企業は配当金を出さないので注意が必要です。
日本は独自の株主優待があるわ。
日本もSBI証券のS株など、単元未満株で1株から投資できるよ。
【SBI証券】新NISAの成長投資枠で米国株の始め方
①NISA口座を開設する
新NISAの成長投資枠で米国株を購入するには、NISA口座を開設する必要があります。
パソコンで開設する手順を解説するわ。
スマホで開設したい場合は下記記事を見てね。
NISAを始めるために証券口座を開設します。
証券口座の開設がまだの人は、どの証券会社にするか決めましょう。
SBI証券でNISA口座を開設する手順で解説します。
公式サイトを開いて「口座開設にすすむ」をクリックしましょう。
以下が重要なポイントです。
- 納税方法の選択は、SBI証券に任せる(特定口座 源泉徴収あり)を選ぶ
源泉徴収ありで開設すれば、確定申告をしなくて済みます。
源泉徴収ありにすると、証券会社があなたの代わりに税金を税務署に納めてくれるわ。
もっと詳しい手続きが見たい人
1.メールアドレス入力
2.メールアドレスの認証コードをチェック
3.認証コードを入力
4.自分の情報を入力
5.ステップ2へ
口座開設する際、NISAに申し込みます。
「NISAに申し込む(無料)」と「新規で開設する」を選択しましょう。
※新NISAになり『つみたてNISAに申し込む(無料)』がなくなりました。
もっと詳しい手続きが見たい人
6.不要なものは申し込まない
7.ポイントを貯めて使いたい人は申し込んでOK
※証券口座を申し込んだ後でも設定することはできます。
8.規約を確認してからチェックを入れる
9.規約を確認してチェックを入れて申し込む
10.ステップ3へ
「ネットで口座開設」か「郵送で口座開設」を選んで申し込みます。
本人確認書類を用意して、ネット上か郵送で手続きをします。
- 運転免許証
- マイナンバーカードか通知カード
これでNISA口座の開設申し込みが完了です。
この後、証券会社から税務署にNISA口座の重複がないか確認があり、審査が完了したらメールが送られてきます。
申込完了画面のユーザーネームとパスワードで、SBI証券にログインしてみましょう。
郵送の場合は書類が送られてくるので返送します。
税務署での確認作業は、1~2週間ほど時間がかかるわ。
②外国株式取引口座を開設する
米国株の取引には、外国株式取引口座の開設が必要です。
SBI証券にログイン後の画面右下「取引・口座開設」の外国株式「開設」をクリックして申請すれば、取引ができるようになります。
口座開設料、口座管理料は無料です。
次は米国株用に資金を準備する方法を2つ解説します。
③米国株用に資金を準備する【3つの方法解説】
メリット | デメリット | |
---|---|---|
円貨決済 | ・証券口座に入金すればすぐ取引できる | 取引のたびに為替手数料がかかる | ・
外貨決済 | ・円貨決済より為替手数料がかからない ・円以外の資産をもてばリスクが減る | ・自分で両替をする必要がある ・売買損益が米ドルで表示 |
米国株を買うためには、「円貨決済」か「外貨決済」で米ドルを準備する必要があります。
円貨決済の場合
「円貨決済」は、株を売買するたびに円と米ドルを両替するやり方です。
証券会社がドルを調達してくれるので、両替する手間がかかりません。
しかし、取引のたびに為替手数料がかかります。
外貨決済の場合
「外貨決済」は、先に円を米ドルに両替し米ドルで米国株を売買する方法です。
自分で両替をする必要がありますが、為替手数料は最初しかかかりません。
SBI新生銀行、または住信SBIネット銀行の外貨預金で保有する外貨の入金が可能です。
入出金手数料は無料で、インターネット上の操作のみで手続きが完了してすぐに取引できるわ。
SBI新生銀行は預金金利が高いところ、住信SBIネット銀行は外貨積立の為替手数料が無料になるのが強みだね。
住信SBIネット銀行とSBI新生銀行を比較
項目 | 住信SBIネット銀行 | SBI新生銀行 |
---|---|---|
米ドル普通預金金利 | 0.5% | 1% |
米ドル/円為替手数料(通常) | 6銭 | 6銭 |
米ドル/円為替手数料(積立) | 無料 | 6銭 |
僕は米国株投資をするなら、為替手数料で損をせず円以外の資産を持てる外貨決済の方がおすすめです。
【重要】2023年12月1日から「米ドル/円」の為替手数料無料化
引用|SBI証券:「米ドル/円」の為替手数料無料化のお知らせ~”ゼロ革命”第三弾~
SBI証は2023年12月1日(金)より、外国為替(リアルタイム為替)取引における「米ドル/円」の為替手数料が、1米ドルあたり片道25銭から0銭になりました。
つまりSBI証券に直接入金して、為替取引で日本円➡米ドルに換えて米国株を買うと手数料がかからないので1番お得です。
為替手数料無料化は、インターネットコースを利用している方が対象になります。
ただし円貨決済では手数料がかかるから気をつけてね。
為替取引のやり方を解説するね。
SBI証券にログインして「外国株式 海外ETF」→「為替取引」をクリックしましょう。
為替取引のページになります。
米ドルの「買付」をクリックします。
注文入力をしましょう。
取引パスワードを入力して「ご注文へ」をクリックします。
内容を確認してよければ、注文発注をしましょう。
システム対応が完了するまでの当面の間は、キャッシュバックにより実質無料になるわ。
2023年12月4日から、楽天証券も為替手数料が無料になりました。
SBI証券の米国株式投資紹介動画です
④ログインして米国株を購入する
外貨建商品取引サイトの「取引」→「米国」を選択すると、注文入力画面が表示されます。
注文を入力していきましょう。
※画面に表示されていませんが、NISA口座で投資する場合は「NISA預り」を選択してください。
僕はつみたてNISAなので、預り区分に「NISA預り」がありませんが、2023年1月からは購入できるようになります。
ティッカーが分からなければ、ティッカー入力欄の右「銘柄検索」から検索できるわ。
入力が終わったら、取引パスワードを入力し「注文確認画面へ」ボタンをクリックしましょう。
内容を確認してよければ、「注文発注」をクリックしましょう。
注文受付画面が表示されて、発注完了です。
米国株の取引きは初心者でも簡単にできます。
3分あれば売買できるよ。
新NISAで米国株投資!マネックス証券の銘柄スカウターは必携
マネックス証券の銘柄スカウターは、無料の日本株・米国株分析ツールです。
マネックス証券で口座を開設して、外国株取引口座を開設すると無料で利用できます。
下記のように米国の企業情報も、簡単にチェックできるので便利です。
また銘柄スカウターは、下記のような内容を分析できます。
- 企業の基礎情報
- 過去10期以上の企業業績
- 3ヶ月ごとの四半期業績の推移
- PERやPBR、配当利回りを最長5年間グラフ表示
- 直近5期の年間配当、12四半期の配当履歴
- 過去10年の業績をスクリーニング
- 決算スケジュールで決算発表予定日を確認
- 気になる銘柄を一覧比較できる銘柄比較機能
- ダウ・ジョーンズ社提供のニュース など
銘柄スカウターのためだけに、マネックス証券で口座開設する価値があります。
米国株の銘柄分析に必須の神ツールだね。
マネックス証券の銘柄スカウター米国株の使い方
マネックス証券の銘柄スカウター米国株の使い方を解説するわ。
マネックス証券で「証券総合取引口座」を開設した上で、「外国株取引口座」を開設します。
いずれもウェブサイト上で開設手続きが可能です。
どちらも口座開設・維持費は無料だから安心してね。
外国株取引口座にログインしましょう。
「TOP」の「銘柄スカウター米国株」をクリックします。
銘柄スカウターが表示され、企業業績、銘柄比較、ランキング等さまざまな機能が使えます。
銘柄スカウター米国株を使えば、英語ができなくても米国株を分析できるわ。
【迷わない】米国株の選び方ポイント3選
米国株の選び方のポイントは3つあります。
- 自分がよく知っている銘柄を選ぶ
- 投資する理由を明確にしておく
- 連続増配を続けている
米国株の選び方はとても大切です。
自分がよく知っている銘柄を選ぶ
株式投資では、自分がよく知っている銘柄を選ぶのが大切です。
投資の神様ウォーレンバフェット氏の名言に、「自分のわからない分野には手を出さない」があります。
どのような商品やサービスが人気で、今後も成長が続きそうなのかを予想できる銘柄にしましょう。
米国企業には身近な銘柄がたくさんあるよ。
投資する会社・経営者のビジョンに共感できる、応援したいという気持ちも大切ね。
投資する理由を明確にしておく
投資したい銘柄が見つかったら、投資する理由を明確にしておく必要があります。
投資する理由が明確であれば、投資した銘柄がどうなったら売るか判断できるからです。
- 経営者のビジョンに共感して投資したが、経営者が交代になった
- 配当金に期待して投資したが、配当金が減らされた
- 営業利益が右肩上がりだったが、成長に陰りが見られ悪化してきた
銘柄を買うのと同じくらい、売る時の基準も明確にしておきましょう。
まずは、なぜその銘柄を買うのかを明確にしておくのが大切なんだね。
連続増配を続けている
米国株の投資先として、連続増配を続けている銘柄をおすすめします。
連続増配を続ける企業は業績が安定して伸びており、配当金が安定して入ってくるからです。
株価が下落して資産が減っても、安定的な配当があれば動じずに保有を続けられます。
参入障壁が高い企業は、安定的に配当金が増えやすいわ。
個別株を選ぶのが難しそうな人は、NYダウやS&P500といった指数に連動するETFもおすすめだよ。
【配当金有】新NISAの成長投資枠におすすめ米国株銘柄の例
新NISAの成長投資枠におすすめ米国株銘柄の例を3つ紹介します。
- ビザ
- S&Pグローバル
- アップル
あくまで参考にしてね。
ビザ
項目 | |
---|---|
株式コード | V |
英文社名 | Visa Inc |
設立年月 | 2007年5月 |
業種 | 工業 |
市場 | NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
決算期 | 9月 |
公式サイト | Visa, a trusted leader in digital payments |
取り扱い証券会社 | SBI証券・マネックス証券・ 楽天証券など |
ビザは世界シェアNo.1のクレジットカード会社です。
2023年9月通期は増収増益で、営業利益率は驚異の64.3%もあります。
2020年に実施した調査によると、日本で利用されたクレジットカードのシェア率はVisaが50.8%です。
(参照|三井住友カード:クレジットカードの国際ブランドとは?世界5大ブランドの特徴を紹介)
全世界におけるカード決済の約半分がVisaといわれているわ。
圧倒的なシェア率なので、参入障壁は高くビジネスモデルは崩れにくいでしょう。
株価が伸びているから配当利回りは低いけど、配当金は増配傾向が続いているよ。
S&Pグローバル
項目 | |
---|---|
株式コード | SPGI |
英文社名 | S&P Global Inc |
設立年月 | 1925年12月 |
業種 | 金融 |
市場 | NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
決算期 | 12月 |
公式サイト | S&P Global Homepage | S&P Global |
取り扱い証券会社 | SBI証券・マネックス証券・ 楽天証券など |
S&Pグローバルは信用格付け、株価指数の算出・提供、投資・資産アドバイザーなどの事業を営む企業です。
信用格付けは簡単に新規参入できる分野ではないので、参入障壁がとても高いといえます。
営業利益率は40%以上と高い水準なので安心です。
S&P500を算出している会社だね。
50年以上連続で配当金を増やしていて、配当王と呼ばれています。
配当王と配当貴族について
25年以上連続で配当金を増やし続けている銘柄を配当貴族、50年以上連続で配当金を増やし続けている銘柄を配当王と呼ぶ。
アップル
項目 | |
---|---|
株式コード | AAPL |
英文社名 | Apple Inc |
設立年月 | 1977年1月 |
業種 | IT・通信 |
市場 | NASDAQ(ナスダック) |
決算期 | 9月 |
公式サイト | www.apple.com |
取り扱い証券会社 | SBI証券・マネックス証券・ 楽天証券など |
アップルは日本人もファンが多い、iPhoneやiPad・Mac・AppleWatchなどを作っている企業です。
投資の神様といわれるウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイは、アップルがポートフォリオの約4割を占めます。
アップルは自社の工場をもたないファブレス企業としても有名です。
アップルはブランディングが非常に強く、低価格の競合製品との差別化が図られているわ。
新しい製品やサービスの開発も期待できます。
新NISAと米国株について理解度チェック
内容が理解できたら、下記をクリックしてね。
理解できないところは、記事を読み直してみて!
理解度チェック
- 米国株の配当金は税金がかかる
- 米国株の譲渡益は税金がかからない
- 外国税額控除が利用できない
- 損失が出ても損益通算と繰越控除ができない
- 米国のGDPは世界1位で成長を続ける
- 歴史的にみても米国の株価は右肩上がり
- 米国の人口は増え続ける
- 米国株は1株から購入できる
- 配当金が年4回もらえる
- 今後も成長の期待できる企業が多い
- 為替リスクがある
- 株主優待がない
- 値幅制限がない
- 米国株用に資金を準備する方法は「円貨決済」と「外貨決済」がある
- 米国株の銘柄分析はマネックス証券の銘柄スカウターが必須
NISA口座で米国株投資ができる!おすすめの証券会社4選
ネット証券の口座開設や維持にはお金がかかるの?
口座開設や維持費は無料なので安心してね。
選んだネット証券は、一生付き合うパートナーになるかもしれません。
自分に合った証券会社かどうか考えて決めましょう。
4社の特徴や良さをそれぞれ紹介するので、参考にしてください。
SBI証券|「米ドル/円」の為替手数料が無料化!初心者も安心
米国株式取扱銘柄 | つみたて投資枠対象商品 | ポイント還元率 | クレカ積立
5,400銘柄超 | 230本 | ※2024年9月10日(火)積立設定締切分まで 2024年10月10日(木)積立設定締切分以降 0%~3.0 % ※年間利用金額に応じて、ポイント付与率が変動する |
専用ツール | 米国株投資におすすめ度 | ポイントの使い道 |
SBI証券 米国株アプリ | iD加盟店やVisaのタッチ決済 ANAマイル Tポイント、dポイント等 |
キャンペーン情報
SBI証券ではキャンペーンを実施中です。
SBI証券の「景品総額 1 億円!? SBI 証券 NISA 応援キャンペーン」は、条件達成をされた方全員にもれなく 2,000 円、抽選で1,000 名様に 500 円相当のデジタルギフト、抽選で現金最大10万円をゲットできます。
他のみんなよりもお得な特典をゲットして、新NISAを始めたい方はキャンペーンを利用しましょう。
詳しくはSBI証券キャンペーンの記事をご覧ください。
SBI証券は米国株も、業界最多水準の取扱銘柄数です。
ゼロ革命で国内株式売買手数料がゼロになり、2024年1月からはじまる新NISAは米国株式&海外ETFの売買手数料がゼロになります。
2023年12月1日から「米ドル/円」の為替手数料も無料化されたので、手数料がかからず米国株投資できてお得です。
SBI証券を利用した人の声
※僕の元同僚や知人に、直接話を聞かせてもらいました。
マネックス証券|ポイント還元率No.1!米国株や中国株の銘柄数が充実
米国株式取扱銘柄 | つみたて投資枠対象商品 | クレカ積立ポイント還元率 |
5,000銘柄超 | 228本 | 5万円以下:1.1% 5万円超過~7万円以下:0.6% 7万円超過~10万円以下:0.2% 最大2.2%になるキャンペーン中 |
専用ツール | 米国株投資におすすめ度 | ポイントの使い道 |
銘柄スカウター米国株 | Amazonギフトカード Pontaポイント WAONポイント Tポイント、dポイント等 |
<2024年以降の主要ネット証券NISA売買手数料比較>
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | 松井証券 | |
---|---|---|---|---|---|
現行NISA口座 での保有分の売却手数料 | 無料! | 一部手数料あり | 不明 | 一部手数料あり | 不明 |
日本株 (現物取引) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
日本株 (単元未満株取引) | 無料 | 無料 (スプレッドあり) | 無料 | 無料 (買付不可・売却のみ) | |
米国株 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
中国株 | ETFのみ無料 (株式は有料) | ETFのみ無料 (株式は有料) | 取扱なし | 取扱なし | |
投資信託 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
引用|マネックス証券:最新情報
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クレカ積立でポイントを効率よく貯めたい方や、米国株投資に興味がある方は、マネックス証券の口座開設を検討してみてくださいね。
マネックス証券は、米国株や中国株の銘柄数が多いので米国株投資をしたい人は、マネックス証券ははずせません。
マネックス証券の新NISA取引は売買手数料がすべて無料になるので、手数料を気にせず投資ができます。
クレカ積立の基本ポイント還元率がNo.1で、クレカ積立の上限が10万円なので積立投資でポイントを効率よく稼ぎたい方には特におすすめです。
NISA口座でのクレカ積立のポイント還元率が最大2.2%にアップ中!
通常のポイント還元率 | 期間中のポイント還元率 | |
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2023年10月以降に マネックス証券のNISA口座を開設した方 | ~50,000円:1.1% 50,001~70,000円:0.6% 70,001~100,000円:0.2% | ~50,000円:1.1% 50,001~70,000円:1.6% 70,001~100,000円:2.0% (通常のポイント還元と合わせて、2.2%) |
2023年9月までに マネックス証券のNISA口座をお持ちの方 | ~50,000円:1.1% 50,001~70,000円:0.6% 70,001~100,000円:0.2% | ~50,000円:0.4% 50,001~70,000円:0.9% 70,001~100,000円:1.3% (通常のポイント還元と合わせて、1.5%) |
マネックス証券では2023年10月以降にNISA口座を開設した場合、クレカ積立のポイント還元率が最大2.2%にアップします。
2023年10月以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は、かなりお得ですね。
新NISAの銘柄を分析するなら、マネックス証券の銘柄スカウターが神ツールで使いやすいわ。
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まとめ
新NISAは米国株に1株から少額投資で始めよう!本記事では、新NISAに米国株がおすすめの理由や注意点、米国株の始め方などを解説しました。
最後に内容を整理します。
- NISA口座で米国株に投資しても配当金は税金がかかる
- 米国株は1株から購入できて少額投資が可能
- 米国では年4回配当金を出す企業が多い
新NISAで米国株への投資は、配当金に税金がかかるなど注意点がいくつかあります。
しかし米国株は年4回配当金がもらえたり、今後も成長の期待できる企業が多かったり魅力的です。
つみたて投資から始めて投資に慣れてきたら、少額から米国株に投資して資産を増やすスピードを加速させませんか?
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この記事が、あなたが新NISAや米国株について理解する上で役に立っていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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