「FXでの失敗にはどのようなものがあるの?」
「FXで大損した人の体験談が知りたい! 」
「FXの失敗を防ぐ方法はあるの?」
このような悩みに答えます。
どのような人がFXで失敗しているのか気になりませんか?
1,347万円の大損をした、友人の悲惨な体験談を紹介します。。。
他にもこの記事では、奨学金を使い込んだ大学生や一夜にして100万円を失った人の失敗例などを紹介します。
体験談からFXで失敗する原因ベスト5もわかるので、ぜひ反面教師にしてくださいね。
失敗しないための対策や安全にFXを始められるおすすめFX口座も紹介していますよ。
1,347万円!大失敗した体験談
私の友人は、FXで大失敗して1,347万円を失いました。
FXに初めて取り組み、コロナショックによる米ドル円の大暴落で一気に証拠金を失ったそうです。
本人から聞いた情報を詳しく紹介します。
元本1,000万円が1,400万円に!
私の友人の取引手法は、海外の自動売買ソフトによるレンジ相場での売買です。
仲の良い友人から紹介され、簡単そうに見えたので試しに使いました。
売買を始めた頃は元本の50万円が75万円まで増えたため、追加入金を繰り返して最終的な入金額は1,000万円になりました。
証拠金はその後も順調に増え続けて、最高額は1,453万円まで達します。
自動売買とは?
自動売買とは、システムが投資家の代わりに自動で取引をしてくれる投資手法です。
コロナショックで大暴落。。。
順調に思えた矢先、2020年3月のコロナショックによる米ドル円の価格大暴落で状況は一変します。
買いでエントリーしていましたが、価格が戻ってくると考えて損切りせずに取引ポジションを持ち続けていました。
結果は1,374万3,903円のマイナス!
買いで持ち続けたポジションは、全てロスカットになりました。
価格が11円大暴落して、証拠金が耐えられなかったためです。
次の赤枠部分が、実際になくなった金額の合計1,347万円になります。
当時は会社にいても30分に1回チャートを見て、お金が減っていくのを見ていました。
家族や友人からもお金を借りていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
ロスカットとは?
ロスカットとは取引中の含み損をFX会社が強制的に決済し、さらなる損失から投資家を保護する仕組みです。
反省点:損切りは絶対!
反省点は損切りができなかったことです。
なぜなら損切りを実行できていたら、大半の資金は助かっていたためです。
例えば1回の取引における損失額を5%と決めていたら、1,000万円の5%は50万円なので、損切りしても950万円以上は手元に残ったことになります。
後述するが「損切りできない」はFXの失敗原因で第1位なんだ!
損切できない取引は、命取りになるので気をつけましょう。
FX初心者のリアルな失敗3選
さらにFXで失敗する人の典型的な失敗例を3件紹介します。
- 人生終わった人の2chスレへの書き込み
- 奨学金50万円を使い込んだ大学生
- 1日で100万円を失った大学生
人生終わった人の2chスレへの書き込み
2chのスレッドには、合計4,000万円以上の大損をした書き込みがありました。
FXを始めて3,000万円以上をドブに捨てている。たぶん累計マイナス4,000万円を越える。
引用元:ネタ禁止・FXでマジ破産した者たちのスレッド|5ちゃんねる
もう資産もないから破産した。くだらん人生だったよ”
「くだらん人生だったよ」の一言から、人生が終わったような悲壮感が漂っていますね。
破産するほどFXに資産をつぎ込むと、正常な判断ができないことがわかります。
奨学金50万円を使い込んだ大学生
コロナ禍でFXを始めた大学生が手持ちの資金を使い切り、貯金していた奨学金に手を出した失敗談です。
手元のお金は全て証拠金に費やしてしまいましたが、どうしても損失を確定させたくなかった亮太さんは、ついに授業料の支払いのために奨学金を貯めていた口座から50万円を引き出して証拠金に充ててしまいました。しかしそれでも円安は止まらず、ついに強制ロスカットで取引は終了。結局、100万円近い損失を出してしまいました。
このままでは大学の授業料が払えなくなってしまうため、亮太さんは両親に事情を正直に話して、なんとか授業料は工面してもらいました。そしてその後はアルバイトを増やし、少しずつ両親に返済することにしました。
引用元:奨学金50万円を「FX投資」にぶち込んで、「大損失」を出した21歳大学生の末路
ロスカットで損失を確定するのが怖かったのが原因で、さらなる入金をしてしまったようです。
感情が邪魔して、損切りできない事例が多いわ。
1日で100万円を失った大学生
大学生がリスクの高い取引をして、100万円を1日失った失敗例です。
大学生のとき。FXで調子に乗り100万円を1日で失った…視界がグニャっと曲がり、心臓の音が聞こえた。 この経験があるからこそ、今はリスクの低い投資が出来ています!家族を持ったときに大きな失敗は命とりになりますからね。
引用元:Twitter
「調子に乗り」と書いてあるので、レバレッジを大きくかけて取引した失敗例です。
FXは簡単に稼げると勘違いしてしまったパターンですね。
FXで失敗する原因ベスト5
FXはなにが原因で失敗する人が多いの?
FXで失敗する原因ベスト5は次の通りです。
- 損切りできない
- 損切りのタイミングが早すぎる
- 根拠の薄い取引をする
- レバレッジを大きくかけた取引をする
- 注文後に保有しているポジションを放置する
実際に金融先物取引業協会のアンケートで同様の失敗原因があげられています。
それぞれどのような具体的にみていきましょう。
損切りできない
失敗の原因第1位は、「損切りができない」です。
理由は次の2つです。
【損切りができない理由】
①損失を受け入れたくない感情が邪魔する
②価格が戻るかもしれないという根拠のない期待
例えば含み損が10万円出ている状態をイメージしましょう。
含み損が10万円から12万円に増えれば、損失がより大きくなり受け入れたくない気持ちが勝り損切りができなくなります。
含み損が10万円から8万円に減れば、価格が戻ることでさらに減るかもしれない期待が勝り損切りができません。
「負けたくない」という感情がFX一番の大敵なんだ。
損切りのタイミングが早すぎる
2番目の原因は、「損切りのタイミングが早すぎる」です。
なぜなら、大きく負けたくないと自分のトレードに弱気になってしまうからです。
早く損切りしてしまう行動を「損切貧乏」と呼び、大負けはしないが細かい負けを繰り返しトータルで負ける特徴があります。
損切した直後に思惑通り動き、「損切りしなければよかった」と悔しい思いをする負け方です。
根拠の薄い取引をする
失敗する原因3つ目は、「根拠の薄い取引をすること」です。
なぜなら、チャート分析が十分にできていないため、ギャンブルのような取引になってしまうためです。
例えばテクニカル分析をしない場合、チャート画面を見て「上がりそう」という感覚的な取引になります。
するとエントリー根拠が不明確なので、利確や損切りする位置が決まらずに結局損失を出す可能性が高いのです。
レバレッジを大きくかけた取引をする
失敗する人の4つ目の特徴は、「レバレッジを大きくかけたハイリスクな取引」です。
理由は高いレバレッジをかけると、負けた時の損失が大きくなるためです。
国内FX口座の最大レバレッジ25倍で取引して負けた場合は、損失も25倍になります。
またレバレッジが高いほど、ロスカット執行される可能性が高くなり危険なんです。
レバレッジとは?
レバレッジ(leverage)とは、少ない証拠金で大きな資金を運用できる仕組みです。
注文後に保有しているポジションを放置する
失敗する原因の5つ目は、取引の注文をした後に「ポジションをそのまま放置すること」です。
理由は為替レートが大きく動いた時に対処できないからです。
例えば注目度の高い米雇用統計の発表がある時に、ポジションを放置したとしましょう。
指標発表後に1円以上動くこともあり、気づいた時にはロスカットなんて結果もありえます。
もうFXで失敗しない!対策5選
FXで失敗しないための対策は次の5つです。
- 損切りを徹底する
- 取引前に損切ラインを決めておく
- 根拠を持って取引する
- 証拠金に余裕を持たせる
- 時間に余裕のある時に取引する
損切りを徹底する
FXで失敗しないために、まずは損切りを徹底しましょう。
理由は1回の取引で大損するリスクをなくすためです。
たとえば1回の許容損失額を資金の2%と資金を管理できれば、50連敗しない限り資金がゼロになることはありません。
また、資金管理をすると感情的なギャンブルトレードを抑えたり、適切なレバレッジに設定できたりしますよ。
取引前に損切ラインを決めておく
FXで失敗しないために、損切りラインをあらかじめ決めて取引しましょう。
なぜなら損切ラインを明確に設定できるなら、根拠のある取引をしていることになるためです。
具体的にはテクニカル分析の根拠を多く持つことで、予測の精度を上げられます。
複数の根拠があれば、その分自信を持って損切りの位置を決められますよ。
根拠を持って取引する
具体的な根拠を持って取引を行いましょう。
理由は根拠を持って取引しないと、継続的に勝てないからです。
FXのプロトレーダーは確実な根拠を持って取引することで、継続して勝っています。
プロは自分だけの取引ルールを持っているわ。
何回取引しても同じ判断ができるような手法を確立するのが理想的です。
証拠金に余裕を持たせる
証拠金に余裕を持たせて取引しましょう。
なぜなら証拠金維持率を高く保てるため、ロスカットになるリスクが下がるからです。
具体的には証拠金維持率は250%を目安にしましょう。
証拠金維持率250%はレバレッジに換算すると10倍前後で、リーマンショックや日銀の為替介入などの大規模な価格変動にも耐えられる数値です。
証拠金と証拠金維持率の関係
証拠金とは、取引するためにFX口座へ預け入れる資金です。
取引するために必要な最低限の証拠金を必要証拠金と呼びます。
証拠金維持率とは、投資している純資産のうち必要証拠金として使っている割合を指します。
逆指値注文を活用する
FXで失敗しないために、逆指値注文を活用しましょう。
理由は逆指値注文なら為替レートが確認できなくても、指定レートに達したら自動で決済してくれるためです。
例えば1ドル100円で成行の買い注文を出す場合、99円の売り注文が逆指値注文になります。
つまり逆指値注文は、自分の予測するシナリオと違う方向に動いた時に損切りできる注文方法です。
補足としてOCOやIFDなど他の注文方法も便利なので、活用してみてくださいね。
逆指値注文とは?
逆指値注文は、現在レートから見て不利な方向を指定する注文方法になります。
買い注文なら、現在レートよりも安い価格が逆指値注文です。
売り注文なら、現在レートよりも高い価格が逆指値注文になります。
FXで失敗する確率は39.7%!
FXで失敗する確率は39.7%です。
なぜなら、金融先物取引業協会のアンケートにて次のような結果が出ているためです。
上の表は2018年に実施されたアンケートであり、1年間のFXの損益額を表しています。
損失が出ている場合を失敗と定義して、損失分をすべて合計すると39.7%になります。
ただし当アンケート回答者の81.4%は、次のように投資歴1年以上の投資家です。
上の表はアンケート回答者のFXの取引経験年数を表しており、赤枠内の取引経験年数が1年以上の人は合計で81.4%になります。
逆に言えばFXは1年以上続け経験を積むことで、勝てる可能性が上がるとも言えますね。
少額取引できるおすすめのFX口座
失敗が怖い人におすすめのFX口座ってあるの?
少額取引できる口座がおすすめだぞ!
一部のFX口座は、1通貨(約6円~)や100通貨(約600円~)の少額から始められ、たとえ負けても損失を数円レベルに抑えられます。
特に失敗しやすい初心者は、少額から始められるFX口座で安全に取引しながらスキルを磨くのが安全でおすすめですよ。
少額で取引できるおすすめのFX口座は以下の3社です。
【松井証券のFX】数百万人のトレーダーから信頼される老舗のFX
- 取引通貨単位は【1通貨】100円からスタートOK
- 選べるレバレッジコースで危険な取引を回避!
- 人気の4通貨ペアは業界最狭スプレッドなので超低コスト
キャンペーン情報詳細
松井証券のFXでは、『新規口座開設 + 取引』で最大100万円をキャッシュバック!!
初心者に松井証券のFXがオススメなのは、トレーダーへのサービスが手厚いからです!
スプレッドが業界最狭水準なのは、世界中の金融機関との深いネットワークを持つ老舗証券会社だからこそ可能!
また、レバレッジは取引コース選択であらかじめ上限を設定できるので、ハイレバレッジな取引を防げてFX初心者にはとっても安心です。
さらにYouTubeを使った投資情報メディア「マネーサテライト」では有名アナリストや芸能人が分かりやすく投資取引を解説してくれています。
【マネーパートナーズ】ドル/円スプレッド0銭!100円から取引可能
スプレッド (米ドル/円) | 通貨ペア数 | 取引通貨単位 |
銭 | 28ペア | 通貨 |
スワップ (米ドル/円) | キャッシュバック | スマホアプリ |
円 | 円 |
- ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円の主要通貨ペアのスプレッドが0銭!(1万通貨まで)
- メキシコペソ/円もスプレッド0銭(3万通貨まで)
- MINKABU FX会社年間ランキング「スプレッド部門」2年連続第1位
- 100通貨からの少額取引可能
マネーパートナーズの最大の特徴はスプレッドの安さで、米ドル/円を含めた主要4通貨ペアのスプレッドが1万通貨以下の取引なら0銭です!
さらに米ドル/円は、1日で市場が一番盛り上がる18:00〜24:00のスプレッドを、取引通貨量の条件なしで原則0銭に設定されています!
また、「かんたんトレナビ」というサポートツールは、過去チャートから未来の値動きを予測したり、テクニカル分析の売買シグナルを知らせてくれる優れものです。
まとめ
FXの失敗談について、実際のリアルな体験談を紹介してきました。
最後におさらいしましょう。
・体験談1,347万円の損失の最大の原因は「損切ができない」だった
・FXで失敗する原因ベスト5は次の通り
①損切りできない
②損切りのタイミングが早すぎる
③根拠の薄い取引
④高レバレッジ
⑤ポジションを放置する
・FXで失敗しないには、損切りの徹底、根拠を持つ、資金に余裕を持ってトレードする
・FXは長く続けてると勝てる可能性が高くなる
・少額取引できるおすすめのFX口座は、松井証券、マネーパートナーズ
1,347万円損失のような大失敗をするのは嫌ですよね?
FXで1番多い失敗例は「損切りできないこと」なので、念頭において取引しましょう!
この記事に書いてある5つの対策を実践すれば、典型的なFXの失敗は避けられますよ。
FXを1年以上続ければ失敗する確率が減ってくるので、まずは少額で取引でFXに慣れていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
FX 失敗に関するよくある質問
- FXの失敗割合は?
-
FXで失敗する確率は39.7%です。
金融先物取引業協会のアンケートにおいて、損失を出している場合を失敗と定義しました。
ただしアンケート回答者の81.4%が投資歴1年以上の投資家になります。
- FXで失敗する理由は何ですか?
-
FXで失敗する理由は5つあります。
①損切りできない
②損切りのタイミングが早すぎる
③根拠の薄い取引をする
④レバレッジを大きくかけた取引をする
⑤通貨ペアと取引時間がバラバラ - FXで勝っている人の割合は?
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金融先物取引業協会のアンケートによると、年間の利益額がプラスの人は全体の60.3%です。
アンケート回答者の81.4%は、1年以上の投資歴がある人です。
FXは1年以上続けると、勝てる可能性が上がってくるとも言えます。
- FXは儲かりますか?
-
FXは儲かります。
なぜなら金融先物取引業協会のアンケートで、利益を出している人は60.3%であるためです。
アンケートに答えた人の81.4%は、投資歴が1年以上になります。