「バイナリーオプションってギャンブルなの?」
「なんでバイナリーはギャンブルのイメージが強いの?」
「ギャンブルにしないコツが知りたい」
といった悩みを解消できる記事です。
結論を言うとバイナリーオプションは法的に認められた金融商品(投資)であり、ギャンブルではありません。
ただし、分析や予測をせずに取引するとギャンブルになってしまいます。
こんにちは!トレード歴3年の岡田です。
私も「バイナリーは上がるか下がるかだから50%で勝てるじゃん」と愚かな考えをしていた時期がありました。
バイナリーは分析を基に根拠を持って取引する「投資」ですが、ギャンブルのイメージを持たれているかわいそうな一面もあるんです。
そこで、この記事では、健全な投資なのになぜ「バイナリー = ギャンブル」のイメージがあるのか、さらにギャンブル化しないための対策について詳しく解説します。
最後まで読むと投資を意識した取引ができるようになりますよ。
- バイナリーオプションはギャンブルなのか
- ギャンブルの定義
- ギャンブルのイメージが強い理由
- ギャンブルにしないための4つのコツ
- 日本は規制があるから安心して取引できる
- 金融庁認可で安心!初心者におすすめのバイナリー業者3選
バイナリーオプションはギャンブルなの?
バイナリーオプションはギャンブルではありません。
なぜなら、実際に継続的に利益を出しているトレーダーがいるからです。
下の画像はGMOクリック証券が公表している成績ランキングサイト「トレードアイランド」で、2022年12月バイナリートップ成績であるまあやんさんの利益は+1,304,800円でした。
【まあやんさんの2022年12月の成績】
バイナリーは分析をし勝てる根拠を持って取引すれば、継続して勝てる投資なんです。
しかし、ギャンブルのイメージが強いのも事実だ。
この後なぜ「バイナリー = ギャンブル」の印象があるのか解説しよう。
ギャンブルの定義
広辞苑では、ギャンブル(賭博)とは「金銭や品物などを賭けて勝負を争う遊戯」と定義されています。
一方バイナリーオプションは、金融商品取引法第2条のデリバティブ取引に該当し、法的にも金融商品です。
宝くじや競馬などは金融商品取引法に規定されていないため、バイナリーオプションとは別物になります。
「バイナリーオプション = ギャンブル」のイメージが強い理由
「バイナリーオプション=ギャンブル」のイメージが強い理由は次の3つです。
- 2択を選ぶシンプルな仕組みだから
- 国内規制が適用できない海外業者がいるから
- 投資をギャンブルと考える人がいるから
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
理由① 2択を選ぶシンプルな仕組みだから
判定時刻の為替レートが上がるか下がるかの2択を選ぶというシンプルな仕組みが原因です。
上がる下がるの勝率50%で勝てるという先入観から、勘に頼ったギャンブルトレードをする人がたくさんいます。
バイナリーは相場分析をして「投資」として取り組もう。
理由② 国内規制が適用できない海外業者がいるから
2つ目は規制が適用できない海外業者がいることです。
日本でバイナリーオプションを運営するには、金融庁へ登録し国の規制に従わなければなりません。
しかし、金融庁未登録の海外業者には規制が適用されず、ギャンブル要素の高い業者が多いんです。
100万円を投資して30秒後に勝ったら、数十万円の利益なんだよね!
聞こえはいいが、負けた場合は数秒で100万円を失うリスクが伴う。
さらに負けてもすぐにリベンジできるから、負けを取り戻そうとして最終的に大損するのが典型的な失敗パターンだ。
理由③ 投資をギャンブルと考える人がいるから
そもそも投資に対して否定的な人は「投資=ギャンブル」だと思っています。
投資で損を出す人がいるのは事実ですが、勝てる根拠を持って取引するという過程がギャンブルと違います。
またバイナリーオプションは、資金管理を徹底すれば損失をコントロールできる健全な投資ですよ。
資金管理とは?
資金管理は計画的に運用資金を管理することです。
バイナリーでは1取引の投資金を決めておくのが一般的です。
バイナリーをギャンブルにしないための4つのコツ
バイナリーオプションをギャンブル化させないコツは次の4つです。
- 勝てる根拠を持つ
- 資金管理を徹底する
- 感情的にならない
- 金融庁認可の国内業者を使う
大切なお金を守りつつ利益を狙うため、必ず実践してくださいね。
勝てる根拠を持つ
ひとつ目は勝てる根拠を持って取引することです。
根拠を持たずに勘で取引するとギャンブルと同じになります。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を勉強して、相場のトレンドを読んで判定時刻の為替レートを予測する手法を身につけましょう。
資金管理を徹底する
2つ目は資金管理の徹底です。
1回の取引で投資する金額を決めておけば、一発逆転を狙って大金を投資する行動を防げますよ。
バイナリーは予測が実現しなかった場合の「損失=投資額」なので、資金管理をしやすいメリットがあります。
1回の投資額を資金全体の2%にすれば50回、1%にすれば100回負けるまで資金がなくならなから安全だ。
感情的にならない
3つ目は感情を抑えて淡々と取引することです。
2択を予測できるシンプルな仕組みのため、感情的になり一発大当たりを狙おうとする人が多いからです。
負けても冷静さを保ち、敗因を検証し改善して勝率を上げましょう。
金融庁認可の国内業者を使う
4つ目は金融庁に登録している国内業者を利用することです。
海外業者は取引画面の改ざんや出金拒否といった詐欺に遭う可能性が高く、金融庁も注意喚起を行っています。
金融庁に認可されていない業者は、日本で口座を開設させて取引をさせる行為自体がそもそも違法です。
「バイナリーオプション取引を提供する側は、原則として国内の金融商品取引業の登録を受けない限り、一般投資家である居住者に対してサービスを提供することはできません。」
「海外無登録バイナリーオプション取引業者の場合は、そもそも居住者の口座を開設させて取引をさせる行為自体が違法です。」
引用元:行政書士トーラス総合法律事務所
日本は規制があるから安心して取引できる
ここでは、国内業者が安心して取引できるまでの経緯と規制内容を解説します。
①日本でバイナリーが規制された経緯
②内閣府令によって公的規制実施
規制の内容を理解すれば国内業者の安全性がわかるので、ぜひチェックしておきましょう。
日本でバイナリーが規制された経緯
バイナリーオプションは2003年ごろに海外で金融商品として確立され、2009年に日本に上陸しました。
しかしシンプルな仕組みでギャンブル性が高く、損失を出す人が続出したため規制が作られました。
特に問題となった仕組みは次の2つでした。
- 短期間、短時間取引
- 総取り
【短期間・短時間取引】とは
・1分後や5分後など短期間先を予測できる
・短時間の予測が外れてもすぐに次の取引ができるため、射幸心をあおりやすい
【総取り】とは
・トレーダーはどの選択肢をしても勝てず、業者の利益にしかならない条件があった
この後実際にどのような規制があるのか解説しますね。
内閣府令によって公的規制実施
【国内の規制前と規制後比較】
規制項目 | 規制前 | 規制後 |
---|---|---|
取引間隔と取引回数 | 1分~の短期取引、取引回数無制限 | 判定時刻の間隔2時間以上、1日の最大取引数12回 |
ペイアウト倍率 | 固定 | 変動制 |
総取り | あり | 禁止 |
途中売却 | 購入後不可 | 購入後でも可能 |
バイナリーオプションの安全性を担保するため、内閣府令によって設けられた規制は上の表の通りです。
それぞれ規制前後を比較して解説します。
短期取引禁止
・最低取引期間(時間)
お客様との取引開始から判定時刻までの期間(時間)は、当面の間、2時間以上とします。
引用元:一般社団法人 金融先物取引業協会 商品性に関するルール
短期取引が禁止され、1回号(1取引)の長さは最低2時間に規制されました。
必ず2時間間隔で取引するわけではなく、回号の途中からも取引できますよ。
【短期取引の規制前後比較】
規制前 | 規制後 |
---|---|
・1分後、5分後を予測できる短期取引が可能 | ・短期取引を禁止 ・取引開始から判定時刻までの期間を2時間以上に設定 |
取引回数の制限
・判定時刻の間隔
原則として、判定時刻の間隔は2時間以上とします。1営業日に設定できる判定時刻の最大数は12回となります。
引用元:一般社団法人 金融先物取引業協会 商品性に関するルール
原則として1営業日に設定できる判定時刻の最大数は12回になりました。
13回以上取引したい人は複数の業者の利用でカバーできます。
【取引回数の規制前後比較】
規制前 | 規制後 |
---|---|
・無制限に取引可能 | ・1営業日の最大取引回数を12回に制限 |
総取り禁止
・いわゆる「総取り」の禁止
会員が、お客様の投資できない価格帯を設けることを禁止します。このため、取扱業者は、バイナリーオプション取引について、買付(ロング)だけでなく、売付(ショート)取引を取り扱うか、その他、業者側が総取りとならない仕組みをもって、バイナリーオプション取引を提供します。
引用元:一般社団法人 金融先物取引業協会 商品性に関するルール
トレーダー側に不利な仕組みだった総取りは禁止されました。
海外業者はこの規制が適用されないため避けるのが賢明です。
【総取りの規制前後比較】
規制前 | 規制後 |
---|---|
・トレーダーがどの選択肢をしても 勝てない条件(総取り)があった | ・総取りは禁止 |
売却できるようになった
・取引期間中の売買・ポジション解消機会の提供
取引の開始時点から判定時刻の直前まで、お客様がいつでも取引できるようにします。取引が成立し、お客様が保有するポジションについて、判定時刻の直前まで、ポジションの解消に応じます。
引用元:一般社団法人 金融先物取引業協会 商品性に関するルール
予測の実現が難しいと判断した場合に、判定時刻になる前に途中売却を可能とする規制です。
これにより損失が投資額全額とならずに済むようになりました。
なお、判定時刻が近づくほど途中売却時の損失が大きくなります。
【途中売却の規制前後比較】
規制前 | 規制後 |
---|---|
・購入後は途中売却不可 | ・判定時刻前の途中売却が可能に ・FXでいう損切りができるようになった |
金融庁認可で安心!初心者におすすめのバイナリー業者3選
初心者におすすめのバイナリーオプションの口座ってどこなの?
国内規制が適用される金融庁に登録されている業者を選ぼう。
今回は金融庁認可の業社の中でもトレーダーへの還元率が高く、分析ツールが優秀なおすすめ国内業者を3社を紹介するぞ。
還元率が重要な理由
還元率は数値が高いほどトレーダーに有利で、100%を超えると顧客への支払いが利益以上となり業者の赤字を意味します。
還元率は公平に運営されているかを判断できる業者の信頼性も計れる指標でもあるのよ!
今回は高還元率の目安である95%以上の3社をピックアップしたので参考にしてくださいね!
【受取総額の割合とは?】
受取総額の割合(還元率)は業者の総売上のうち何%がトレーダーにペイアウトとして支払われたかを示す数値です。
つまり受取総額の割合が高いほどトレーダーにとって有利な業者と言えます。
計算式:総売上 ÷ トレーダーへの支払い額 = 受取総額の割合
国内バイナリー5社還元率の比較表をみる
【外為オプション】GMOクリック証券は還元率95.73%の超優秀な口座!
ペイアウト | 通貨ペア数 | 1日開催数 |
1,000円 (固定) | 5ペア | 10回 |
取引タイプ | 支払い総額に対する 受取総額の割合※1 | デモトレード |
ラダー | 95.73% |
- 投資家への還元率は国内バイナリー業者の中で常にトップ!
- 取引ツールが使いやすく見やすいので初心者もスグに取引できちゃう
- 相場分析には高性能のプラチナチャートが使える
GMOクリック証券が提供するバイナリーオプションが「外為オプション」です。
投資家の支払総額に対する受取総額の割合、つまり還元された割合を示す実績では平均95.73%と常に優秀なバイナリー口座です。
〇×で示される判定画面や3STEPで取引できる操作性が人気です!スマホのブラウザからも取引OK
【IG証券】幅広い戦略が取れる唯一無二のバイナリー口座!
ペイアウト | 通貨ペア数 | 1日開催数 |
10.000円 (※円絡みの通貨ペアの場合) | 7ペア (株・商品含めると計23銘柄) | 12回 |
取引タイプ | 支払い総額に対する 受取総額の割合※1 | デモトレード |
ラダー | 97.47% |
- 選べる権利行使価格は国内最多の20チョイス
- 1日あたり、1回あたりの取引数上限なし
- 通貨ペア以外にも、株価指数や先物など最大23銘柄でもバイナリー取引ができる
- 1,000円以下の少額での取引も可能
IG証券は日本で最長のバイナリーオプション提供実績を誇り、金融庁認可の信頼できる業者です。
特にバイナリーは選択できる権利行使価格が20種類もあるため、他社に比べ幅広い戦略で取引できます。
通貨ペアの他にも株価指数や金、原油の先物など、国内最多23種の銘柄でバイナリーオプションをできるのはIG証券だけです。
また、高性能でありながら直感的に操作できる取引ツールにも定評があり、バイナリーの他にもFX・株・債券など17,000種類以上の銘柄で取引ができます。
【オプトレ!】ラダー取引の還元率の94.34%!国内唯一のレンジ取引あり!
ペイアウト | 通貨ペア数 | 1日開催数 |
1.000円 (固定) | 8ペア | 11回 |
取引タイプ | 支払い総額に対する 受取総額の割合※1 | デモトレード |
ラダー レンジ | 94.48%(ラダー) 93.01%%(レンジ) |
- 1日11回の開催なので効率よく取引回数を増やせる
- レンジ取引の還元率は100%超える月も多い!
- 新機能の「ワイドレンジ」によってヒット判定の可能性を底上げ!
GMO外貨が提供しているバイナリーオプションが「オプトレ!」で、レンジ取引ができる数少ない国内口座です!
レンジ取引の月次実績では受取総額の割合が100%超える月も多く、投資家にとってチャンスの多い口座です。
取引通貨ペアも取引回数も多いので、他社口座と合わせて運用すれば限られた時間の中で取引回数を増やして効率よく稼げます♪
まとめ
バイナリーは勘で取引するギャンブルではなく、資金管理の徹底と根拠を持って取引する健全な投資です。
上記で紹介した「バイナリーをギャンブルにしないための4つのコツ」を守ることで、一発逆転に頼らず安全にペイアウトを狙えるようになりますよ。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
・バイナリーオプションは法的にも認められた投資でありギャンブルとは違う
・感情に任せて勘で取引を繰り返すとギャンブル化してしまう
・根拠のあるトレードと資金管理を徹底しながら国内業者で取引する
バイナリーオプションは相場分析により勝率を50%以上に高められる点がギャンブルと異なります。
資金管理を徹底すれば大損する心配もないので、やり方さえ間違えなければ健全な投資と言えます。
くれぐれも感情に任せて一発逆転を狙わないよう、常に冷静さを保って淡々と取引しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
バイナリーオプション ギャンブルのよくある質問
- バイナリーオプションにおすすめのツールは?
-
ヒロセ通商の「さきよみLIONチャート」がおすすめです。
過去チャートから現行チャートと似た動きを抽出し、未来の為替を予測します。
為替が上がるのか下がるのかを予測するバイナリーとは相性がバッチリですよ!
- バイナリーオプションはなぜもうかる?
-
バイナリーオプションの還元率は95%以上で、宝くじ(約50%)や競馬(約75%)などのギャンブルより優れている点がもうかる理由の一つです。
また、金融庁にも健全な投資として認可を受けています。
- バイナリーオプションの利益はどこから?
-
払戻額(ペイアウト)と購入金額の差額が利益です。
例えば600円で1枚のチケットを購入し、ペイアウトが1,000円だった場合は400円が利益となります。