「楽天キャッシュで投信積立ってできる?」
「できるだけお得に支払ってポイントをゲットしたい!」
「楽天キャッシュの設定の仕方がわからない…」
このような疑問や悩みを解決する記事です。
2022年6月から投信積立でも楽天キャッシュで、楽天ポイントがもらえるようになりました。
楽天ポイントは使い勝手がよく、楽天サービスを上手に活用すればザクザクポイントがたまるのでうれしいですね。
楽天キャッシュでチャージ設定すれば、あとは毎月自動で積み立てを継続できます。
3万ずつ積み立てれば20年で72,000円相当のポイントです。
夫婦でトータル47万楽天ポイントをゲットしている西山が解説しますね!
筆者のポイント実績
楽天証券は楽天キャッシュ決済で投信積立ができる
楽天証券は毎月コツコツ資産を積み上げる積立投資で、楽天キャッシュでの支払いが利用できます。
楽天キャッシュ決済を利用するメリットは0.5%のポイント還元!
ただしポイントがもらえるチャージ方法は「楽天カードからのチャージ」のみとなっています。
楽天キャッシュの仕組みをキチンと理解して、ポイントを取りこぼさないようにしましょう。
楽天キャッシュとは
楽天キャッシュは、楽天市場・楽天トラベル・ラクマなどのインターネットサービスと、楽天ペイアプリ加盟店などの支払いに利用できるオンライン上の電子マネーです。
楽天キャッシュはいわばオンライン上の「財布」で、 Suicanのようなプリペイドカードと同じくチャージして使います。
通常街中の支払いで楽天キャッシュを使う場合は「楽天ペイ」アプリを使いますが、投信積立で使う場合はアプリをダウンロードする必要ありません。
チャージ方法は6種類ありますが、楽天カードでチャージすると0.5%還元されるのでお得になります。
【チャージ方法】
①楽天カード
②楽天銀行
③ラクマ(フリマアプリ)の売り上げ
④楽天ウォレット
⑤セブン銀行ATM
⑥楽天ギフトカード
200円につき1ポイント還元されるので、30,000円のチャージをすると150ポイント付与されます。
2022年6月19日より楽天キャッシュでの投信つみたてサービスを開始し、つみたてNISAの決済でも使えるんだ。
楽天キャッシュで投信積立の仕組み
楽天キャッシュでの投信積立の仕組みは3スッテプです。
設定を一度済ませば、後は毎月自動で積立できるようになるわ。
投信積立引き落とし日(毎月13~15日)に自動で引き落としされます。
翌月に投資信託の注文買付がおこなわれます。
たとえば10月に投資信託を積み立てる場合は、9月13~15日に楽天キャッシュから引き落としされます。
楽天キャッシュでの投信積立の詳細は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
積立可能額 | 毎月100~50,000円 |
対象口座 | 特定口座、一般口座、一般NISA つみたてNISA |
対象商品 | 積み立て可能な投資信託 |
申し込み締め切り日 | 毎月12日までの積立設定で翌月に買付 |
買い付け日 | 毎月1日から28日で選択可 |
楽天カードの引き落としは毎月27日よ。
クレジットカード引き落とし日に、銀行口座が残高不足になっていないかの確認は必要ね。
オートチャージ(残高キープチャージ設定)で自動で投信積立ができる
楽天キャッシュをオートチャージすれば、証券口座に資金を移動する手間がかかりません。
チャージ設定(残高キープチャージ)しておけば、毎月の積立金額が不足しないように、楽天キャッシュの残高をあらかじめ設定した金額以上にキープしてくれます。
【たとえば】
チャージ設定金額が3万円で、積み立て3万円の場合
13~15日に3万円が引き落としされた後に、3万円になるようにチャージされ、常に設定金額以上になります。
楽天キャッシュを投資信託以外でも使う予定があるなら、設定金額=積立金額ではなく、設定金額は+アルファで設定しておくといいね。
オートチャージの設定をしなくても楽天キャッシュで積み立てはできるわ。
だけどオートチャージ設定をしておけば、投信積立の残高不足を防げるの。
楽天キャッシュで投信積立する4つのメリット
楽天キャッシュで投信積立するとメリットがあります。
- 手間なく入金できる
- 楽天カードからチャージで0.5%の楽天ポイントがもらえる
- 楽天市場でのお買い物がお得になる
- 買付日を自由に選べる
いろいろメリットがあってうれしいわね。
手間なく入金できる
楽天キャッシュで投信積立をすれば、手間なく入金できます。
オートチャージ設定しておけば自動で引き落としされるため、入金の手間は必要なくなります。
投信積立は基本長期運用だから、手間なしにしておくのは大切なんだ。
楽天カードからチャージすると0.5%の楽天ポイントがもらえる
楽天カードからチャージすると、0.5%の楽天ポイントが付与されます。
たとえば3万チャージした場合は、150円分のポイントです。
「ちりもつもれば」ではないけれども、年間1,800円になるから一回分のランチになるわね。
チャージ方法を楽天カードにするだけで、0.5%分の楽天ポイントが付与されるのでお得だね。
楽天カードとの併用で最大15万円分がポイント還元の対象に
楽天カードと楽天キャッシュとの併用で最大15万円に対してポイント還元されます。
クレジットカードの決済上限は10万、加えて楽天キャッシュ5万円分の計15万分がポイント付与の対象になるためです。
たとえば楽天カードで10万、楽天キャッシュで5万ずつ積み立てるとしたら、クレカ積み立て付与率が0.5%の場合500ポイント、楽天キャッシュで250ポイントの計750ポイントになります。
楽天市場でのお買い物がお得になる
楽天証券で投資積立すると、楽天市場でのお買い物のポイント還元率が上がります。
ポイント投資も組み合わせれば、SPU(スーパーポイントアップ)+1倍の対象になるからです。
SPUとは
SPUとは、スーパーポイントアッププログラムの略で、楽天市場でのお買い物に応じてポイントアップするプログラムです。
楽天が定めたサービスの達成条件によって倍率が上がる仕組みになっています。
+1倍達成するには、次の条件を満たす必要があります。
- 楽天ポイントコースを設定して、1ポイント以上の利用
- 楽天銀行とのマネーブリッジ設定
- 当月合計30,000円分以上の投資信託購入 +0.5倍
- 当月合計30,000円分以上の米国株式(円貨決済)+0.5倍
たとえば積立金額30,000円のうち、29,999円をキャッシュで払い、1ポイントを楽天ポイントで払うと+0.5倍です。
1円でもポイント払いにすれば、倍率はあがるんだね。
楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジ(連携)すると普通預金の金利アップもするぞ。
買付日を自由に選べる
楽天キャッシュ決済なら買付日を毎月1~28日で任意に選択できるので、買い付け日の制約をうけません。
クレカ決済だと買付日が固定されるので、クレカ決済と楽天キャッシュ決済を併用すると買付日を分散してリスク分散できます。
吹クレカの買付日は積立を始めた時期によって1日か8日に固定されるわ。
楽天キャッシュは任意で買付日を決められる点で、クレカ決済よりも優れているわよ。
クレカ決済の買付日詳細
毎月1日→2021年6月19日以前に楽天カードクレジット決済を利用したユーザー
毎月8日→2021年6月20日以降に楽天カードクレジット決済を初めて利用したユーザー
楽天キャッシュの投信積立のデメリット
楽天キャッシュでの投信積立のデメリットもあるので、見ておきましょう。
- ポイント還元は楽天カードからチャージした場合のみ
- ボーナス設定ができない
- 初回は2カ月分のカード請求されるケースも
デメリットがわかっていれば安心だね。
ポイント還元は楽天カードからチャージした場合のみ
楽天キャッシュへのチャージ方法は6種類ありますが、ポイント還元されるのは楽天カードからチャージした場合のみです。
楽天カードからのチャージだけなので、あらかじめオートチャージを設定しておくと安心です。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージしてポイントゲットしよう。
ボーナス設定ができない
楽天キャッシュ支払いの投信積立はボーナス設定の対象外で、ボーナス月に積立額を増やせません。
ボーナス設定とは
ボーナス設定とは、指定した月に積立額を増やせ、年二回まで設定できます。
楽天キャッシュの場合は、毎月決まった金額を引き落とします。
ボーナス設定ができないのは、楽天キャッシュとクレカ決済ね。
ボーナス設定したい月は、証券口座から引き落としね。
初回は2カ月分のカード請求されるケースも
引き落とし日の関係から初回は2ヶ月分のカードが請求される場合もあります。
積み立て設定とチャージ設定の締め切りは毎月12日で、引き落とし日は13~15日です。
そのため12日より前にチャージした場合は、13日~15日に投信積立を引き落としした後に、不足分を補うため、同日にチャージされます。
1か月に2回分の請求を避けるには、13日以降に積立設定とオートチャージを設定をしましょう。
ただし、投資信託の積み立ては翌々月からになります。
楽天キャッシュを投資信託のみ利用しているならば、チャージした分が翌々月の投資信託に充てられることになるわけだね。
楽天証券で楽天キャッシュ払いで投資積立のやり方【5STEP】
楽天証券で楽天キャッシュ払いの投信積立でする方法を5ステップで紹介します。
まず楽天証券の口座を開設しましょう。
楽天証券の投資信託ページから、積立設定をおこないます。
楽天キャッシュで積立したい投資信託を選択し、「積立注文」をクリックして購入に進みましょう。
おすすめ投資信託はつぎの記事で解説しているぞ!
決済方法で「楽天キャッシュ(電子マネー)」を選択します。
積立金額、分配金コース、口座の選択、目論見書を確認します。
SPUで倍率をアップする予定なら、オプションでポイント利用設定をしておきましょう。
楽天キャッシュの設定は、楽天Edy株式会社のWEBサイトに移行してからおこないます。
その際、楽天会員IDでログインする必要があります。
楽天クレジットカードを登録した後は、オートチャージする金額の設定です。
再び楽天証券のページにもどり、積立内容に間違いがないか確認しましょう。
翌月から積立が開始されます。
毎月12日で申し込みが締め切られ、同月13~15日に楽天キャッシュから引き落としされるんだ。
楽天キャッシュでの積立注文は、一度注文すると注文の取り消しはできないの。
12日が翌月の締め切り日なので変更する場合は前月の12日までね。
楽天キャッシュ決済するうえでの注意点
メリットとデメリットは分かったけど、他に注意することはあるのかな?
- 「毎日」積み立ての選択不可
- 家族カードは使えない
楽天キャッシュ決済での注意点もおさえておきましょう。
「毎日」積み立ての選択不可
楽天キャッシュで投資信託を買う場合、1~28日の任意の日は選べますが、頻度は「毎日」は選べません。
楽天キャッシュは月ごとで選んだ日付で買付となるわけね。
家族カードは使えない
楽天証券では、家族カードを楽天キャッシュの引き落としカードとして登録するのはNGとしています。
家族カードからのチャージは、贈与とみなされる場合があるためです。
家族カードとは
家族カードとは、クレジットカード契約者である本会員の家族に対して発行されるカードです。
たとえば家族カードの名義が所持者であっても、銀行の引き落とし口座は本会員の名義になります。
【例:専業主婦が家族カードをもっている場合】
家族カードの名義 妻
銀行引き落とし口座 夫
家族カードではなく自分の名義の楽天カードを使おう。
投信積立のクレカ決済と楽天キャッシュ決済の還元率はちがう
楽天カードクレジット決済のポイント還元が一部変更(2023年6月から)になりました。
投資信託をクレカ決済と楽天キャッシュで支払った場合の還元率は異なります。
楽天キャッシュの場合の還元率は一律0.5%ですが、クレカ決済での還元率は代行手数料と楽天カードのランクによってかわってきます。
代行手数料とは
代行手数料とは、投資信託の信託報酬のうち販売会社(楽天証券)に支払われる手数料です。
楽天キャッシュと楽天カードの還元率は次のようになります。
項 目 | 還元率 | ||
---|---|---|---|
楽天キャッシュ | 0.5% | ||
楽天カード | 年率0.4%以上 | 代行手数料1.0% | |
年率0.4%未満 | 代行手数料 楽天プレミアムカード 楽天ゴールドカード 上記以外の楽天カード | 0.75% 0.5% | 1.0%
つみたてNISAで人気のインデックスファンドは、ほとんどが代行手数料0.4%未満なの。
楽天カードでの投信積立なら、カードのグレードによって還元率は0.5~1%と差がでるわけね。
楽天証券の楽天キャッシュの改悪の真相
楽天グループは力を入れているサービスのポイント還元率を強化するため、楽天証券のポイント還元率は頻繁に改定されています。
楽天キャッシュでの投信積立は2022年6月にサービスを開始し、0.5%分のポイント還元でスタートを切りました。
2022年9月にはクレジットカード決済での投信積立の還元率は1%から0.2%に引き下げられています。
この時期は楽天キャッシュで積立するのがポイント効率が良かったんだ。
その後2023年6月から楽天カードのクレカ決済のポイント還元が一部変更され、投資信託の代行手数料とクレジットカードによる0.5~1.0%の還元率となったのです。
2023年9月現在、クレカ決済と上手に組み合わせればお得に積み立てできるの。
どういう風に使い分ければいいのかな?
【使い分け】楽天カードと楽天キャッシュでお得にポイントをゲットする方法
併用する場合は、還元率のいい方で支払いを使い分けしましょう。
- 積立額が5万以下の場合は、代行手数料とクレジットカードのグレードで決定
- 積立額が5万を超す場合、クレカ決済を優先
併用すると積み立て枠も10万円になるわね。
積立額が5万円以下の場合は、代行手数料とクレジットカードのグレードで決定
積立額が5万円以下の場合は、代行手数料によってクレカ決済か楽天キャッシュ決済かを決めましょう.。
【例1】代行手数料が0.4%以上の投資信託→楽天クレジットカード決済
【例2】代行手数料が0.4%未満の投資信託
①ゴールドカード、プレミアムカードならクレジットカード決済
②その他のカードなら、楽天キャッシュと楽天カードの還元率は同じ
代行手数料が0.4%未満の投資信託の場合、プレミアムカードとゴールドカードを所持しているならクレカ決済にした方が還元率は高くなります。
またプレミアムカードやゴールドカード以外のカードなら還元率は楽天キャッシュと同じ0.5%です。
積立額が5万を超す場合、クレカ決済を優先
積立額が5万を超す場合は、まず楽天カード決済を優先し、次に楽天キャッシュで併用しましょう。
クレカ決済の方がシンプルで手間がなく、還元率も楽天キャッシュ以上になるケースがあるからです。
代行手数料が0.4%以上の場合は、クレカ決済の還元率はカードランクによらず一律1.0%となり楽天キャッシュの還元率より高くなります。
クレカ決済でまず5万円枠分まで積立設定し、残りを楽天キャッシュで支払うようにしましょう。
2024年の新NISAで楽天クレカ決済と楽天キャッシュで対応できる
楽天証券は新NISAのつみたて投資枠120万円で賢くポイントを貯めるのに向いています。
月々10万円の積立投資を、楽天カードと楽天キャッシュでピッタリ使い切れるからです。
たとえば毎月10万を1年間積み立てた場合、楽天カード(0.5%)と楽天キャッシュ(0.5%)の還元で、6,000円分のポイントが付与されます。
無理して10万の満額をする必要はありませんが、5万円を超える積み立ての場合は賢く併用しましょう。
キャッシュレス決済で10万円を積み立てできるのは楽天証券だけ!
最初に設定すれば、あとは毎月自動でポイントが貯まる仕組みが完成するわよ。
まとめ 楽天キャッシュでポイントをゲットしてお得に投信積立しよう
この記事では楽天キャッシュでの投信積立について解説しました。
最後にこの記事のまとめです。
- 楽天キャッシュの投信積立は、自動で簡単
- クレカから楽天キャッシュにチャージするとポイントが還元されお得
- クレカ決済と楽天キャッシュで還元率は違うので使い分けるといい
支払い方法をかえるだけで、ポイント還元があるので上手に使い分けをしましょう。
設定だけで毎月ポイントが貰える仕組みは使わないと損です!
手間なしでザクザクポイントを貯められますよ。
これから口座開設する方はキャンペーンを活用して、ポイントを取りこぼさないようにしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
楽天証券で楽天キャッシュに関してよくある質問
- 楽天証券の楽天キャッシュで投信積立のやり方
-
投信積立の場合の楽天喝取の引き落としは毎月13~15日のいずれかになります。
- 楽天証券で楽天キャッシュで株が購入できますか?
-
楽天キャッシュを使って楽天証券の投資信託積立が可能ですが、株式は購入できません。
- 天証券口座と楽天銀行口座のしくみと引き落としがわかりません。
-
楽天証券口座と楽天銀行口座を連携させ、マネーブリッジというサービスを利用します。