「iDeCo(イデコ)って公務員はやらない方がいい?」
「iDeCoを始めるメリット・デメリットが知りたい!」
「iDeCoでどれくらい節税になるのか、上限がいくらなのか数字で確認したい!」
このような疑問を解決します。
将来に備えて賢く準備ができるiDeCo。ですが、職業によって加入条件が変わるのが正直ややこしいですよね。
公務員がiDeCoに加入すると、年間28,800円、35年間では100万円以上を節税できます。
iDeCoの公式サイトによると、2023年3月時点でiDeCoに加入している公務員の方は60万人。
公務員の約6人に1人がiDeCoを始めているんですよ!
この記事では、公務員がiDeCoを始めると得られるメリットと、公務員ならではの注意点を徹底解説しています。
メリットとデメリットをしっかりと理解してからiDeCoの加入を検討しましょう。
- 公務員がiDeCoを始めるメリットとデメリット
- iDeCoで節税できる具体的な金額と拠出総額
- 公務員がiDeCoを始める際の手順4ステップ
iDeCoとは
iDeCo(イデコ)とは掛金を運用して老後の資金を自分で準備する私的年金制度です。
iDeCoは掛金や運用益、給付を受けるときに税制上の優遇を受けられるので、働いている現在から老後まで、ずっと節税メリットを受けられます。
- 掛金が全額所得控除される
- 運用益も非課税で再投資される
- 受け取り時に公的年金等控除、または退職所得控除の対象になる
節税効果が高いのがiDeCoの特徴だ。
そんなiDeCoが公務員の注目を集めるようになったのは、公務員の退職金の減少が理由のひとつだぞ。
不足する老後資金をiDeCoで用意するためにも、将来の退職金事情と合わせて確認しておきましょう。
【退職金が減少・・・】iDeCoを活用する公務員が急増
公務員がiDeCoへ加入できるようになったのは2016年の法改正からです。
それまでは公務員の公的年金制度は共済年金があり、現在よりも退職金を多くもらえていたため公務員はiDeCo加入対象外とされていました。
iDeCoが公務員の方に注目を集め出したのは、退職金の減少が理由のひとつです。
年度 | 退職手当(定年)平均支給額 |
---|---|
令和3年 | 2106万 |
令和2年 | 2142万 |
令和元年 | 2090万 |
平成30年 | 2068万 |
平成29年 | 2108万 |
平成28年 | 2167万 |
平成27年 | 2181万 |
平成26年 | 2167万 |
平成25年 | 2294万 |
平成24年 | 2455万 |
平成24年から令和3年までの10年間で300万以上も減っているんだ。
iDeCo公式サイトによりますと、2023年3月時点でiDeCoに加入している公務員の方は60万人です。
全国の公務員総数は333万人なので、公務員の方は約6人に1人がiDeCoを始めている計算になります。
あなたの職場でまわりを見渡せば、1人はiDeCoを活用している人がいるかもしれないわ。
公務員がiDeCoを始める3つのメリット
公務員の方がiDeCoを始めると得られる3つのメリットは以下の3つです。
- 所得控除で所得税を節税できる
- 年金を補って老後も安定した生活が送れる
- 安定して掛金を拠出できる
具体的な節税金額とともに、iDeCoを始めるメリットを解説していきます。
退職金が減る分をiDeCoでしっかりカバーしよう!
所得控除で所得税と住民税を節税できる
iDeCoで拠出した金額は、全額所得控除の対象となります。
iDeCoを活用することで受けられる税制優遇額を以下の条件でシミュレーションしました。
【条件】
・年収600万円
・毎月1万2千円を拠出
・35年間iDeCoに加入
1年間と35年間の節税額を見てみましょう!
活用年数 | iDeCoによる税制優遇額 |
---|---|
1年 | 28,800円 ・所得税軽減額:14,400円 ・住民税軽減額:14,400円 |
35年 | 1,008,000円 ・所得税軽減額:504,000円 ・住民税軽減額:504,000円 |
たとえば年収600万円の公務員の方が、毎月1万2千円を拠出した場合、年間14万4千円を所得から控除されます。
iDeCoで所得控除された時の年間節税額は、所得税と住民税を合わせて28,800円です。
35年間で計算すると100万円以上も節税できるので、節税できた分、老後資金をより多く準備できますね。
年金を補って老後も安定した生活が送れる
iDeCoで年金を補えば、趣味や旅行などの充実した老後生活を送れます。
そもそも、平均的な年金だけではゆとりあるセカンドライフを送るのは不安が残るからです。
貰える年金額は実はそう多くないぞ・・・
平均的な年金は夫婦で22.4万円だ。
令和5年度(月額) | |
---|---|
国民年金 | 66,250円 |
厚生年金※ | 224,482円 |
※平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9万円)で、40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。
毎月の生活費と比べると、少なく感じるね?
こどもが巣立ったり、生活スタイルが変化するといっても、22万円まで生活を維持するのは難しいんだ。
厚生労働省の「高齢者の生活実態」によりますと、ゆとりある老後を送るのに必要な生活費は月に平均37.8万円もかかります。
旅行や趣味など働いている間にできなかったことを老後の楽しみにするには、差額を埋めるための準備が必要です。
iDeCoで老後生活費の足りない分を補てんして、ゆとりある老後に備えましょう。
安定して掛金を積み立てできる
公務員の方は収入が安定しており、毎月無理することなく掛金を積み立てられます。
iDeCoでコツコツと積み立て、長期の資産形成を活用しやすいのがメリットです。
結婚や育児でライフステージが変化しても、月々1万2千円なら継続しやすいでしょう。
公務員がiDeCoを始める前に知りたい2つのデメリット
iDeCoを始める前に、知っておくべきデメリットが2つあります。
- 60歳まで引き出しできない
- 掛金の上限金額が低い
本当にiDeCoを始めるべきかをこの章でしっかり考えてみましょう。
60歳まで引き出しできない
iDeCoの掛金は60歳まで引き出せないのがデメリットです。
iDeCoの正式名称「確定拠出年金」とあるように、老後の資産形成を目的とした年金制度だからこそ引き出せないのです。
急な出費には対応できないため、貯蓄とiDeCoの掛金は分けて家計管理をしましょう。
公務員は掛金の上限金額が低い
公務員の掛金は月額1万2千円と少なく、将来に備えるには少々物足りない金額です。
公務員の方が35年間iDeCoを継続した場合、積み立て総額は504万円ほどで、ゆとりある老後を迎えるには心もとない金額と感じるかもしれません。
自身のライフプランや資産形成の目標をしっかり立てて、iDeCoだけではなくNISAなど他の方法も検討してシミュレーションしておくことが大切です。
ちなみに、2024年12月1日から公務員の拠出限度額が2万円に引き上げられるんだ。
積み立て金額が増えると、節税面にもプラスになるのよ!
次の章で節税額をシミュレーションしてみたわ。
いくらお得になる?公務員のiDeCo徹底シミュレーション
iDeCoがスゴイのはわかったけど、いったいどれくらいお得になるの?
始める年齢や金額、年収でお得度は変わるわ。
自分に近い条件だとどうなるか、チェックしていきましょう!
公務員がiDeCoを利用した場合の具体的な運用例
公務員の方が受けられる年間の節税額を、年収ごとにシミュレーションしてみましょう。
掛金 | 年収300万 | 年収500万 | 年収700万 |
---|---|---|---|
掛金月5,000円 | 9,000円/年 | 12,000円/年 | 18,000円/年 |
掛金月1.2万円 | 21,600円/年 | 28,800円/年 | 43,200円/年 |
控除額は年収と掛金によって異なり、年収が上がるほど節税効果が高まっているのがわかりますね。
年収が上がると、収める税金も上がる。
だから節税効果も高まるんだ。
【早期がお得!】始める時期の違いをシミュレーション
iDeCoはできるだけ早い時期から始めた方が資産形成に役立ちます。
早くからiDeCoを始めると、資産にどれくらい差が出るのかの具体例を表で確認してみましょう。
【条件】
積立額:月々1.2万円
年利:3%
加入年数(加入年齢) | 積立元本 | 利益 | 元利合計 |
---|---|---|---|
5年(60歳) | 72万円 | 5万円 | 77万円 |
10年(55歳) | 144万円 | 23万円 | 167万円 |
20年(45際) | 288万円 | 105万円 | 393万円 |
30年(35歳) | 432万円 | 267万円 | 699万円 |
35年(30歳) | 504万円 | 385万円 | 889万円 |
iDeCoの掛金を年利3%で運用した場合、5年では利益がたった5万円です。
しかし10年、20年、30年と継続するごとに複利の力で利益は膨れ上がり、35年間の利益は385万円となります。
この表からもわかるように、1万2千円という無理のない金額でも早くから始めた方がより資産を形成でき、老後資金をより多く準備できますよ。
【朗報!】2024年12月から掛金の上限金額が2万円に引き上げ!
公務員のiDeCo利用者に朗報です。
2024年12月1日から、掛金の上限が引き上げられて月額2万円まで拠出できるようになります。
現状の掛金1.2万円と、2万円に引き上げられた場合の差をシミュレーションしてみましょう!
【条件】
・35年間iDeCoに加入
・年利3%で運用
35年間の積立総額 | 利益 | 元利合計 | |
---|---|---|---|
月1.2万円 | 504万円 | 385万円 | 889万円 |
月2万円 | 840万円 | 643万円 | 1,483万円 |
月々たった8千円の違いでも、35年間で300万円以上も金額の差がうまれます。
拠出金額が増えると節税効果も高まり、老後資金をより多く準備できるのです。
公務員のiDeCoのはじめ方4STEP
iDeCoの始め方を4つのステップにわけて解説します。
- 金融機関を決めて書類請求
- 職場に書類を書いてもらう
- 申し込み
- 運用開始
手続きの流れを事前に理解しておくと安心だね。
iDeCoを始めるには、iDeCoを取り扱う金融機関(運営管理期間)を通して掛金を拠出します。
現在160の金融機関がiDeCoを取り扱っているので、その中から金融機関を決めて、iDeCoに加入するための書類を請求しましょう。
金融機関をえらぶ際は以下のポイントにあてはまるかどうかをチェックしてください。
- 商品のラインナップが充実しているか
- 手数料の安さ
- サポートの充実度
商品ラインナップが多く手数料の安さにこだわっているのは大手ネット証券です。口座開設数が多いので、サポートも充実しているのでiDeCoを始めるのにオススメの金融機関です!
金融機関を決めたら、金融機関から入手した「加入申出書」に記入し、必要な書類を添付して金融機関に提出しましょう。
厚生年金の被保険者である公務員の方は、お勤め先に、「事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書」を記入してもらう必要があります。
本人確認書類(運転免許証、健康保険証のコピーなど)と上記で記入した証明書を金融機関に返送し、申し込みを完了します。
iDeCoを統括する国民年金基金連合会で加入資格の審査が行われ、審査が通れば「口座開設のお知らせ」や「ユーザーパスワード・ID」などが金融機関から送られてきます。
口座を開設したら、商品を選んで運用を始めます。
商品選びのポイントは3つあります。
- 手数料の安さ
- 長期運用向きの商品かどうか
- 分散投資されているか
手数料が低く、分散投資されており長期投資向けの商品を選びましょう。
迷った時はインデックスファンドがおすすめよ!
手数料が安く分散されていて、長期目線ではプラスになる可能性が高い商品なの。
公務員におすすめ金融機関3社
iDeCoは始める金融機関によって手数料や取扱商品が違います。
手数料がやすく、魅力的な投資商品が取り揃えられているのはネット証券です。
ネット証券は実店舗が無い分、人件費を抑えられている。
押さえた費用を投資家へ還元してくれているぞ。
今回、特にiDeCoに向いている3社を厳選して紹介していますので、どこでiDeCoを始めるか迷ったらチェックしてくださいね。
業界初のインターネット取引企業!老舗の信頼感「松井証券」
iDeCo | iDeCo 管理手数料 | iDeCo 対象商品 |
無料 | 40本 | |
投資情報 | 少額投資 | つみたてNISA 対象商品 |
動画コンテンツあり | 1株から売買 | 197本 |
- 1918年創業から100年を超える老舗証券会社。
- 長期的に蓄積されたノウハウで、常に新しいサービスを提供
- 初心者向け動画コンテンツが充実!
投資初心者にも嬉しい動画コンテンツ「マネーサテライト」ではじめての投資をサポート。
長い歴史をもつ企業だからこそ、iDeCoの運用も安心して任せられます。
つみたてNISAでも多くの商品が取り揃えられているので、iDeCoからのステップアップもバッチリです!
信託報酬が低いことで有名なeMAXIS SlimシリーズをiDeCoでコンプリートしているのは松井証券だけなのよ。
松井証券 おすすめ投資信託 | 分散地域 | 信託報酬 |
---|---|---|
eMAXIS Slim全世界株 (オール・カントリー) | 全世界47か国 約2,900社 | 0.05775% |
eMAXIS Slim全世界株 (除く日本) | 日本を除く46か国 約2650社 | 0.05775% |
eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) | 全米約500社 | 0.0937% |
初心者からプロまで納得のSBI証券!iDeCoからのステップアップもOK!
iDeCo | iDeCo 管理手数料 | iDeCo 対象商品 |
無料 | 37本 | |
投資情報 | 少額投資 | つみたてNISA 対象商品 |
投資情報 メディアあり | 1株から売買 | 205本 |
- 国内株式の個人取引シェアNo.1の人気口座
- 人気の投資信託「eMAXIS Slimシリーズ」にiDeCoで投資できる!
iDeCoはもちろん、つみたてNISA、少額投資も業界最安水準の手数料!
米国株をはじめとした多彩な投資商品を取りそろえているから、投資チャンスを逃しません。
業界をけん引するトップ企業だから、はじめての資産運用でも安心して使える証券口座です。
総合力が高くバランスのいい証券会社!
iDeCoだけでなく、つみたてNISAや高配当株へステップアップにもおすすめだ!
eMAXIS Slimシリーズでオール・カントリーの取り扱いが無い点には注意しておこう!
SBI証券 おすすめ投資信託 | 分散地域 | 信託報酬 |
---|---|---|
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界47か国 約9,000社 | 0.1022% |
eMAXIS Slim全世界株 (除く日本) | 日本を除く46か国 約2650社 | 0.05775% |
eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) | 全米約500社 | 0.0937% |
口座開設数900万超の「楽天証券」!iDeCoも任せていいんデス!
iDeCo | iDeCo 管理手数料 | iDeCo 対象商品 |
無料 | 32本 | |
投資情報 | 少額投資 | つみたてNISA 対象商品 |
日経テレコンの 情報を無料観覧 | 1株から売買 | 194本 |
- 投資しながら楽天ポイントがザクザク貯まる!
- 日経テレコンの情報が無料で手に入る!
- iDeCo、つみたてNISA、少額投資、総合力が高いネット証券!
楽天グループの強みは納得のポイント還元!
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楽天証券 おすすめ投資信託 | 分散地域 | 信託報酬 |
---|---|---|
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 全世界70か国 約3,000社 | 0.0561% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 全米約4,000社 | 0.162% |
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 日本約2,100社 | 0.176% |
おすすめの投資商品や金融機関をもう一歩踏み込んで解説している記事も参考にして選んでね!
iDeCoを始める上で知っておきたい2つの注意点
公務員の方がiDeCoを始める前に、注意するべき点が2つあります。
- 金融機関によって手数料は変わる
- 年末調整で申告が必要になる
iDeCoを始める前につまずきやすい部分なので、しっかりと理解しておきましょう。
金融機関によって手数料は変わる
iDeCoは選ぶ金融機関ごとに手数料が変わるのが特徴です。
事務手数料、資産管理手数料は全金融機関で同じ金額ですが、運営管理手数料だけは金融機関によって金額が異なります。
金融機関選びに失敗すると、30年で10万以上損するぞ。
10万あれば、海外にも行ける。
無駄な手数料は支払わないようにしよう。
運営管理手数料が0円の金融機関もあるので、できるだけ手数料が少ない金融期間を選びましょう。
年末調整で申告が必要になる
iDeCoは年末調整で申告しなければなりません。
申告しないと、税制面での優遇が受けられないからです。
その年の10月下旬ごろに払込証明書がハガキで届くので、捨てずに保管しておきましょう。
まとめ 退職金が減っている公務員こそiDeCoで老後に備えよう
この記事では公務員の方へ、iDeCoを始めるメリットやデメリット、具体的な節税額について解説しました。
iDeCoは年々減少する退職金を補える、使い勝手の良い年金制度です。
節税しながら老後資金をつくれるので、ただ貯蓄するよりも効率的に老後への資金を準備できますよ。
最後にこの記事のまとめです。
- 公務員の退職金は10年で300万円も減少しており、今後も減る可能性がある
- iDeCoの掛金は全額所得控除され、節税できる
- 公務員の掛金限度額は1.2万円。35年間で504万円以上の資産をつくれる
- iDeCoは原則60歳まで引き出せないので、貯蓄と混同してはダメ
- 早く始めれば始めるほど資産形成が加速する
2024年から掛金の上限が2万円になり、ますます老後資金を準備しやすくなります。
iDeCoは早く始めれば始めるほどお得です!
まずはネット証券で資料請求から始めてみてくださいね。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
公務員がiDeCoを始める前に気になる疑問Q&A
- 公務員がiDeCoを始めるには?
-
公務員がiDeCoを始めるには、会社員や自営業、主婦の方と同じく金融機関を選んで書類を請求する必要があります。
- 金融機関を決めて書類請求
- 職場に書類を書いてもらう
- 申し込み
- 運用開始
詳しい始め方は以下で解説しています。
- 公務員のiDeCoの掛金はいくらですか?
-
公務員の方が拠出できる掛金は月額1万2千円です。2024年12月1日から確定拠出年金の拠出限度額が変更され、公務員の方の拠出限度額が月額2万円になります。
- iDeCoで公務員の拠出限度額が引き上げられるのはいつから?
-
iDeCoで公務員の方の拠出限度額が引き上げられるのは2024年の12月1日からです。
- 公務員がiDeCoを始める際の注意点は何ですか?
-
公務員の方がiDeCoを始める際に注意したい点は、60歳まで引き出せない点です。私的年金制度のため、自由に引き出せません。また、公務員は拠出限度額が1万2千円と少ないので、老後資金をiDeCoだけで用意するには不十分と言えます。新NISAを活用して、不足している分を補う方法も検討してみましょう。