「新NISAの口座開設はどうするの?」
「口座開設はどこでしたらいい?」
「おすすめ銘柄を買いたいから教えて!」
これらの悩みが解決できます。
新NISAを始めるための口座開設は、投資初心者がつまづきやすいポイントです。
この記事を読めば、新NISAの口座開設をする手順と金融機関や銘柄の選び方が分かります。
投資歴10年目の西山です。投資しやすい口座を求めて、これまで10個以上の証券会社で口座開設しています。
使いやすい金融機関で、投資が始められるようにサポートしますね!
口座開設のお得なキャンペーンもあるので、しっかり利用して現金やポイントをもらいましょう!
【簡単】新NISAの口座開設方法4ステップ
新NISAの口座開設方法は次の4つのステップです。
- 金融機関を選ぶ
- NISA口座開設を申し込み
- 審査
- 開設完了
金融機関選びがいちばん大切だ。
長期間付き合うパートナーだからテキトーに選ぶのはNGだぞ。
金融機関でNISA口座開設を申し込みしましょう。
ネット証券なら手持ちのスマホから24時間申し込みが可能です。
銀行などの窓口がある金融機関は営業時間内に申し込みしましょう。
準備が必要な書類はあるの?
本人確認ができる書類と、マイナンバーが必要になるぞ。
マイナンバーカードがあれば1枚ですむぞ。
口座開設を申し込んだら、金融機関が税務署にNISA口座の重複がないかを確認します。
税務署の審査は通常1~2週間です。
NISA口座の開設待ちの間に、投資先を選んでおくと効率的よ。
税務署の審査で問題なければ、口座開設完了です。
Web申し込みのかたは、メールや金融機関のマイページで口座開設が完了したか確認できます。
郵送で申し込んだ場合は、登録した住所に届く口座開設完了通知を確認しましょう。
口座開設の本人確認はマイナンバーカードがおすすめ
本人確認書類の提出はマイナンバーカードがいちばん手間がかかりません。
マイナンバーカード以外で本人確認をしても、取引を始める前には個人番号(マイナンバー)の提出が必要です。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 印鑑登録証明書
- 住民票の写し、住民票の記載事項証明書
- 在留カードまたは特別永住者証明書
マイナンバーカードなら、他の書類がいらないから楽チンだね。
【スマホでOK】ネット証券なら5分で申し込み
ネット証券なら、今持っているスマホで口座開設ができます。
銀行窓口で待たされることもありません。
会社を休んで口座開設に行かなくてもOK。
手持ちのスマホで24時間いつでも申し込みできますよ。
新NISAの金融機関の選び方
新NISAの口座が開設できる金融機関は、証券会社や銀行があります。
それぞれ、商品ラインナップやポイント還元などに差があるので事前にチェックしておきましょう。
取扱銘柄数は特に注目!
低コストな商品を掴むためにも、ラインナップの充実度合いは必ずチェックしておこう。
新NISAが使える金融機関は1つだけ、最初のパートナー選びが肝心です。
じっくりと吟味してあなたに合ったパートナーを見つけましょう。
金融機関の選び方で押さえておきたいポイントを確認していくぞ!
つみたて投資枠の取り扱っている銘柄数が多い
新NISAで買える商品は銀行や証券会社などの金融機関で異なります。
特にネット証券は取扱商品が充実しているので、低コストな商品も数多くラインナップされています。
つみたて投資枠の対象投資信託は銀行が10から20銘柄前後に対し、ネット証券は200銘柄以上の中から選べます。
商品が多ければ、手数料の安い優良銘柄が見つけやすいぞ。
成長投資枠の対象商品が多い
成長投資枠で買える商品も金融機関で異なります。
銀行では投資信託しか買えません。
投資できる商品の種類が多いのは証券会社です。
ネット証券 | 新NISAで買える金融商品 (2024年2月26日時点) |
---|---|
個別株/投資信託 ETF/REIT/IPO | |
個別株/投資信託 ETF/REIT/IPO | |
個別株/投資信託 ETF/REIT/IPO | |
個別株/投資信託 ETF/REIT/IPO | |
個別株/投資信託 ETF/REIT/IPO | |
銀行 | 新NISAで買える金融商品 |
投資信託のみ | |
投資信託のみ | |
投資信託のみ |
銀行で個別の株式が買えない。
証券会社なら、株主優待や配当金狙いの投資が新NISAでできるぞ。
少額投資の取り扱いがある
金融機関が少額からの株取引に対応しているかを確認しましょう。
100株単位で取引するのが個別株投資の基本ですが、1株単位で取引できる金融機関があります。
以前は、取引単位が100株単位だったので1株1,000円でも最低10万円の資金が必要でした。
1株単位での取引(単元未満株取引)に対応している証券会社を利用すれば、1,000円未満から個別株に投資ができます。
最低積立金額が低い
最低積立金額も金融機関で差があります。
ネット証券では100円から、銀行では1,000円からとなっています。
ネット証券は細かく値段を調整できるので、家計の事情などで積立が苦しいときも柔軟に対応ができます。
金額変更もスマホから手続きできるので、投資になれないうちは少額で始められるネット証券がおすすめです。
クレジットカード積立がある
クレカ積立に対応しているかも重要なチェックポイントです。
一部の金融機関が提供するクレカ積立を活用すれば、ポイント還元が受けられて投資効率を上げれます。
たとえば、楽天証券では楽天カードで0.5%のポイント還元があるので、毎月10万円積み立てると年間6,000ポイントもらえます。
金融機関ごとに使えるクレカが決まっているわ。
積立できる上限額にも差があるの。詳細は次の記事でチェックしてね。
口座開設のキャンペーンが充実している
せっかくこれから新NISAを始めるなら、キャンペーンでお得に口座を開設しておきましょう。
各金融機関は新NISAのスタートにあわせて大きなキャンペーンを打ち出しています。
楽天証券やSBI証券はクレカ積立のカード発行でもポイント付与があるので、取りこぼすのはもったいないです。
キャンペーンを利用してお得に口座開設をしたいね!
各社の詳しいキャンペーンはそれぞれの記事を参考にしてね。
新NISAにおすすめの証券会社3選
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無料 | 2600本超 | |
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※1 特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください
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クレジットカード積立投資の還元率も高いので、お得につみたて投資も始められます。
新NISAの口座開設の注意点
新NISAの口座開設で注意すべき点は次の通りです。
- 新NISA口座は1つしか持てない
- 18歳未満は開設できない
- 旧NISA口座があるなら新NISA口座は自動で開設
新NISA口座は1つしか持てない
新NISA口座は1人1つしか持てません。
複数の金融機関で同時に新NISAの利用はできない点を覚えておきましょう。
すでにNISA口座をもっているのに、別の金融機関で申し込むと税務署の審査で落ちてしまいます。
新NISAを使う金融機関を変更するには、口座変更の手続きが必要となります。
最初の金融機関の選択がとても重要だぞ!
18歳未満は開設できない
新NISAは18歳未満だと口座開設できません。
未成年が利用できたジュニアNISAは2023年末をもって廃止されました。
ただし、18歳未満でも通常の証券口座は開設できます。
通常の証券口座だと、収益に税金がかかるから注意してね。
旧NISA口座があるなら新NISA口座は自動開設される
旧NISA口座を持っていたなら、新NISA口座は自動的に開設されます。
特別な手続きは必要なく、旧NISAと同じ金額で積立が継続されます。
新NISAを別の金融機関であらたに申し込むと、税務署の審査で落ちるので気をつけましょう。
まずはつみたて投資枠から使おう
これから投資を始めるなら、まずはつみたて投資枠からの利用がおすすめです。
- 計画的に利用できる
- 購入できる商品が金融庁で厳選されている
- 購入時期が分かれてリスク分散になる
- 長期的に安定した成績になる
- 資産の値動きの感覚がつかめる
つみたて投資枠は、少額から資産形成できるつみたてNISAの流れを受け継いでいます。
初めての運転でいきなりアクセルを踏み込むのは危険だ。
投資も同じ!
徐々に運用額を増やせる積立投資は初心者にピッタリの投資法だぞ。
積立投資で運用する投資信託のポイント
新NISAのつみたて投資枠で投資できる商品は金融庁が厳選した投資信託です。
投資先を選ぶ時の大切なポイントは次の3つです。
- 信託報酬が安い
- 広い地域に投資するのがおすすめ
- 資産総額が多い商品をえらぶ
選ぶ投資信託によっては、将来の収益に大きな差が出るのでポイントをしっかり押さえましょう!
信託報酬が安い
投資信託の保有には信託報酬という手数料がかかります。
信託報酬はランニングコストで投資信託を持っている限りずっとかかる手数料です。
たとえば、信託報酬が1.0%の投資信託に100万円投資して1年間保有すると、1万円の手数料がかかります。
信託報酬の低い商品を選び、ランニングコストを抑えましょう。
信託報酬は0.2%以下が割安の基準よ。
詳しいおすすめの商品は次の記事で紹介しているわ。
広い地域に投資するのがおすすめ
広い地域に分散して投資できる投資信託がおすすめです。
投資先を分散することで株価の変動などリスク軽減になります。
つみたて投資枠で購入できる投資信託は、国内から海外まで主に5つの地域から選べます。
- 国内
- 全世界
- 先進国
- 新興国
- 米国
S&P500は米国企業を代表する約500社に分散投資されている人気の投資信託です。
世界の経済成長に期待するなら、全世界に地域を分散するほうが安定したリターンを狙えます。
投資信託を選ぶ時には、広い地域に投資している商品を選びましょう。
資産総額が多い商品をえらぶ
投資信託を選ぶ時は資産総額100億円を目安にしましょう。
資産総額が多いと投資信託の運用が安定するので、長期運用に最適です。
ここで、人気のあるeMAXIS Slim全米株式S&P500とeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の資産総額を見てみましょう。
- eMAXIS Slim全米株式S&P500:3兆7,800億円超
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー):2兆6,000億円超
eMAXIS Slim全米株式S&P500とeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、資産総額が多いだけでなく信託報酬も0.1%以下です。
長期的に安定した成績になるよう投資信託を選ぶ時は、資産総額もチェックして選びましょう。
初心者におすすめは全世界株式インデックスファンド
結局、投資初心者は何を選べばいいの?
1つの投資信託で全世界に投資できる「全世界株式インデックスファンド」がおすすめだぞ。
全世界株式インデックスファンドは、日本を含む先進国や新興国の大型・中型株3,000~9,000銘柄に分散投資されています。
今話題のインド株などもモチロン含まれているので、今後の世界成長を取りこぼしません。
まずは1年、全世界株で値動きに慣れるのがおすすめよ。
リスクが高いと感じたら、債券などの値動きがマイルドな資産をトッピング。
もっとリターンを高めたいなら、米国への投資割合を増やすといった対策がとれるわ。
まとめ ネット証券で新NISA口座を開設してお得に投資を始めよう
新NISAの口座開設について、証券口座を開設する金融機関選びから手順、おススメの投資先まで徹底解説しました。
この記事の内容のおさらいです。
- 4ステップでできる新NISAの口座開設方法
- 口座開設はマイナンバーカードとスマホで手間いらず
- 新NISA口座は1人1つしか持てないので金融機関選びは慎重に
- 金融機関のおすすめはネット証券
- 初心者におすすめはつみたて投資枠を使った積立投資
- おすすめの投資信託は、信託報酬が安くて世界に分散できている全世界株式インデックスファンド
今はだれもが持っているスマホがあれば、4つのステップで口座開設ができます。
スマホなら家から好きな時間に申し込みができるので、ぜひこの記事を参考に新NISAの口座開設をして投資を始めてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
新NISAの口座開設に関するQ&A
- 新NISAの口座開設をする時のおすすめの金融機関はどこ?
-
新NISAで投資できる銘柄の多い金融機関を選びましょう。
手数料が安くて取り扱っている銘柄数が多いネット証券の楽天証券、SBI証券、マネックス証券がおすすめです。
- 新NISAで口座開設ができたら、どうしたらいい?
-
これから投資を始めるなら、つみたて投資枠を使った積立投資に挑戦してみましょう。
つみたてNISAの流れを受け継いでいるので、初心者にピッタリの投資法です。
- 全世界株式インデックスファンドだったらどの商品を買ってもいい?
-
取り扱っている金融機関によって手数料が違います。
全世界株式インデックスファンドを選ぶ時は、信託報酬が0.2%以下の低コスト銘柄が長期投資に向いています。